いよいよ四月になりテスト期間だった。韓国ではテスト期間が中間、期末と二回に分かれている。元々韓国のテスト期間は「やばい」と聞いていたのでかなり怖かった。小テストもすでに何回か受けていて範囲がかなり広く内容も難しく不完全燃焼で終わってしまったことも影響していた。この頃には先月回でも話したサークルのオーディションも終わりレッスンの日々だった。今回も授業とサークルに焦点を当てていく。まず四月に入ると私生活にはだんだん慣れてくる(友達はできてない)。その面でルームメイトとの関係や寮の仕組みやずっと解決していなかった口座開設の問題はほとんどなくなり、余裕は出てくる。近所のカフェや学校の図書館で勉強するなど外に出る心持ちにいくらかなれた。三月まで寒かった気温もましになり過ごしやすくはなったが、昼と夜の寒暖差で熱を出すこともしばしばだった。そんな中、四月の初めはサークルに定期的に通い始めていた。この新しく移動したサークル(以下ゴプム)では自分と同じパートの先輩が週に一度レッスンとして教えてくれる。更に入部時に書いたアンケートを元に組まれる5〜6人のバンドでの練習もあった。正直、一緒に入った子たちと日本の曲をやる予定だったのに勝手に組まれてしまってモチベーションは低かった。しかし友達を作る良い機会にはなった。初めはものすごく気を使われたし使ったし、言葉がわからなかったり曲の趣味が合わなかったりして苦痛でしかなかった。初心者の子もいるし定期公演まで日がないのに、一番大切な仲間同士のコミュニケーションが欠けていた。 そんなこんなでテスト週間に入ってしまった。テスト週間はほぼ毎日朝方まで勉強していた。図書館には24時間使用可能な自習室があり夜中でも人でいっぱいでロビーにもペダルしてご飯食べている人がたくさんいてかなり賑やかだった。私たちが通う外国語大学もテスト期間は24時間空いており、私たちは主にそこで勉強した。テストは一週間毎日何かしらの教科があった。テストが終わる頃には、心も無になって体もしんどかった。テストのせいで卒業や就職に感する不安がふつふつと湧き上がりテスト後は泣く日もあった。もう二度とテスト期間来て欲しくない。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 300,000 | 30,000円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 300,000 | 30,000円 |
交通費 | 20,000 | 2,000円 |
通信費 | 20,000 | 2,000円 |
食費・その他 | 500,000 | 50,000円 |
合計 | 1,140,000 | 114,000円 |