月次報告書 2019-11
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-06-30
留学種別
交換
生活編
リア外国語大学 11月編

11月は本格的な雨季に切り替わり、朝方、夕方、夜中と時間を選ばず大雨が降ることが多くなってきました。インドネシアの天気予報はあまり当てにならず、雲の状況や気温の変化、空気のにおいなどで雨が降るか降らないかが少しずつ分かるようになってきました。11月初めには、雨季の寒暖差によるものかジャカルタに来て初めて本格的に体調を崩しました。しかしすぐに良くなり、中旬にはJAPAN FOUNDATIONの主催で行われたJAPAN FILM FESTIVALにボランティアスタッフとして参加しました。役割としては日本人来場者の対応・案内でした。新しい友達や関係を築くことができて非常にいい経験になりました。さらに課外授業の一環として、ジャカルタウォーキングツアーというのがあり、国立博物館、銀行博物館、ワヤン博物館の三つの博物館を回り、オランダ占領時代の街並みが残るコタトゥア(古い街)と呼ばれる地域へ行きました。6人の留学生と数人のスタッフで行った小さな旅行でしたが忘れられない思い出のひとつです。10日には無事21歳の誕生日を迎えることができました。日本にいる友達からも沢山のメッセージが届いて、日本のみんながまた少し恋しくなってしまいました。他には今月から本格的にジムに通い始めたのと、iPhoneを道で悪い落とし方で落としてしまい、電源はつくもののスクリーンが反応せず使用できなくなってしまいました。修理の申請をしたのですが費用が11万円程度するとのことだったので、代わりにサムスン製の格安のスマートフォンを新しく購入することになりました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.0077円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 2,500,000 19,250円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 750,000 5,775円
通信費 100,000 770円
食費・その他 5,000,000 38,500円
合計 8,350,000 64,295円
授業編
Berbicara
スピーキング
語学(地域言語)
600分
教科書に沿って行われる授業。中間テスト後は、「相談・値引き交渉」などの日常生活に沿ったトピックではなく、偉人の人生や昔話などを「語る」スキルを高めることを授業の目的としていた。教科書に記載されているインドネシアの偉人の伝記を読んだ後、私たちが日本の偉人について調べて簡単なメモを作り、他の生徒の前で発表した。さらにインドネシアの昔話を声に出して読んだりして発音やアクセントの練習を行った。日本にもあるように、昔話などを読むときの独特のアクセントや読み方がインドネシアにもあり、その練習が楽しくもあり苦労もした。
membaca
読解
語学(地域言語)
600分
教科書に沿って行われる授業。災害や政治的なニュースの記事を読んだり、昔話やインドネシアの伝記を読んだ。災害に関しては日本の東日本大震災がメイントピックとして扱われていた。インドネシアも大地震や津波の多い国にもかかわらず、津波のことを「TSUNAMI」と表現しており、それだけ東日本大震災時のあの大津波は世界にショックを与えたのだなと改めて実感した。教科書を進めれば進めるほど新しい語句や表現が出てくるため、授業に追いつくのが精いっぱいではあるのだが、クラスが少人数であるため先生たちも質問のためにたくさんの時間を割いてくれる。ゆったりとした授業である。
menulis
記述
語学(地域言語)
600分
教科書に沿って行われる授業。トピックのひとつにニュースリポートがあり、日本であった最近のニュースまたは出来事をインドネシア語でレポートにまとめた。さらには日本の偉人・有名人についても文章を作った。私はトピックとしてインドネシアでも大人気の嵐を選んだ。「5W1H」の情報をきちんと一つの文章の中に組み込む練習をした。先生らもどの情報が欠けていているかなど評価をきちんとしてくれるので分かりやすい。
menyimak
リスニング
語学(地域言語)
600分
教科書に沿って行われる授業。トピックのひとつにインドネシアの昔話があり、先生がYouTubeから探してきた動画を音声のみで内容を読み取るという授業があった。言い回しやアクセントが日本同様非常に独特で、聞き取るのに苦労した。昔話になると普段の日常会話では出てこないような単語が多く出てきた。
Menulis.Paragraf
英語ライティング
語学(英語)
400分
指定の教科書に沿って行われる授業。今月は中間テストが実施された。内容はほとんど授業に沿ったものであった。ライティングの授業のため、基本的に文章を考えたり書いたりするものが多いが、内容に適した文章を選ぶといった問題も出された。
Membaca Teks Akademik
アカデミック英語リーディング
語学(英語)
1000分
指定の教科書に沿って行われる授業。今月はライティングの授業と同じく中間テストが実施された。テストの内容は基本的に授業に沿ったものだったが、内容は異なるため文章をひたすら読むというよりかは、読み方を体の中に染み込ませることが高得点のカギを握る。