月次報告書 2020-02
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-07-31
留学種別
交換
生活編
乗り物博物館を見学しました

月初めに、一年生の研修以来約2年ぶりにマランを旅行しました。お世話になった家族がインドネシア料理のレストランを開業していたこと等、2年という年月の長さを実感すると共に、気に入っていた屋台のサテ(ピーナッツソースで焼いた鳥串)に舌鼓を打ち、変わらない町の様子に安心しました。現地の大学を卒業し、既に社会人になった知人の仕事終わりを待つ間に、日本人4名で「乗り物博物館」へ行きました。乗り物博物館のコンセプトは「新旧の乗り物展示を通してインドネシアの文化・歴史に触れられるエンターテインメント施設」と聞いていましたが、実際には若者向けのフォトスポットとしての要素が多かったです。とはいえ、写真を撮ることが好きなメンバーだったので、大満足でした。車の種類も各国の銘柄が揃っており、60年製の日本車も展示されています。特に多く写真を撮ったのは世界のミニチュアコーナーで、イギリスのパブやアメリカの有名雑誌の表紙の中に入れるコーナーで撮った写真を何枚かソーシャルメディアに投稿したところ、インドネシア人の友人からも「行ってみたい!」とコメントがありました。入場料もKITAS(外国人一時滞在許可証)を別室で提示すると割引してもらえ、500円前後で入場できるので、来年以降の留学生におすすめしたいです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.007円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 2,500,000 17,500円
水道光熱費 0円
学費・教材費 500,000 3,500円
交通費 400,000 2,800円
通信費 200,000 1,400円
食費・その他 3,500,000 24,500円
合計 7,100,000 49,700円
授業編
Berbicara
スピーキング
語学(地域言語)
600分
自然災害の(原因)と(結果)を調査し、担当講師との一対一の対話を通して、スピーチ原稿を一枚作成することが今回の中間試験でした。日本にはあまり馴染みのない洪水ですが、インドネシアでは、特に雨季に「降水量増加(原因)による河川の氾濫(結果)」や、「ごみの不法投棄(原因)による下水処理機能の低下(結果)」に伴う洪水被害が頻発しており、「身近な自然災害を論理的に説明できるようになる」ことも今回の単元目標の一つでした。
membaca
読解
語学(地域言語)
600分
中間試験では、私たちが日常的に使用している配車サービス会社の創業者に関する文章を読み、正誤を選ぶ問題が出題されました。本学での読解問題は主担当の先生がネット上の記事から文章を引用しているらしく、同創立者は現在インドネシア政府の教育大臣であることからも、クラスの知人によると「既に知っている知識で半分くらいは解けた」とのことでした。文章自体の難易度としても、先学期と比較すると易化したようです。
menulis
記述
語学(地域言語)
600分
授業内では日本の引き籠り問題の啓発動画を視聴し、引きこもりや汚職といった「社会問題の現状と解決方法」を論じました。今単元では5W1Hに則った論理的な文章作成が求められ、中間試験は「自分が興味を持った社会問題を一つ挙げ、現状と解決策を表せ」という設問で構成されていました。私はみだりな餌付けによる猫の過剰繁殖を論じました。
menyimak
リスニング
語学(地域言語)
600分
中間試験では「新型ウイルスの現状・原因・予防」という三段構成の動画を視聴し、空欄補充する問題が出ました。新型ウイルスは2020年2月当時インドネシア国内の患者は発見されておらず、中国の武漢でのみ問題視されていた感染症でした。まだ患者数自体が僅かだった時期に作成された動画だったため、信頼度の高い情報も少なく、「聴解はできたけれど個人的に読んだ記事と真偽が一致しない」という設問外の問題が生じた試験でした。