学生12247の報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
留学期間
2023-02-01 ~ 2023-08-31
留学種別
交換
1~8件目 / 8件中
2023-08
留学成果報告書8月分
留学まとめ
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1957 年 ・学生数 22000人 ・設置学部 28学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) khoa Việt Nam học /ベトナム語学科 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 大学に併設するベトナム語学科が提供する授業を受けることができる。 レベルごとの教科書があり授業は教科書に沿って進められる。またその教科書の内容にリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの項目が含まれている。そのためレベルに合わせた授業をとることはできても技能別に授業をとることはできない。 授業はレベルに加えて更に、グループクラス/プライベートクラス、インテンシブクラス/レギュラークラス、更に時間帯によって授業の形態を選択することができる。尚、グループクラスは5人以上受講者が集まらないとそのクラスは開講されない。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか なし (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 クラスは10人未満の少人数クラスだった。留学生や日本人学生、社会人の方が混じったクラスであったが、クラスによってその割合は様々だった。 留学生は韓国人が多かった。日本人の留学生は神田外語の学生に加え、他の大学からの学生も少々いた。韓国人と日本人以外の国籍の留学生は見なかった。社会人の方の国籍はアジア圏から欧州まで様々で、仕事のない時間に勉強しに来ていた。 大学の雰囲気として、夕方には大学でダンスや歌の練習をする学生が多くはつらつとしていた。しかし授業のみではベトナム人学生と関わる時間はなかった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 教師によって課題の有無があるが、主に授業の予習やライティングの課題が出された。試験はコース終了後に行われる。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 特にないが、授業の登録や教科書の購入、ベトナム語能力試験はベトナム語学科のオフィスに行って手続きを行った。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) なし (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航後、ベトナム語学科のオフィスに行って登録を行う。交換留学の場合はその旨を伝える。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由  発音の難しいベトナム語を確実に身につけるために、留学を通して生きたベトナム語に触れ、実践的にベトナム語を使用していきたいと思った為。また、ベトナム人とベトナム語で会話をする際、ベトナム語の発音が悪く上手く伝えることができなかったり、聞き取れなかったりすることがある為、留学中を通して、積極的にベトナム語でコミュニケーションを取り、発音の改善や表現を沢山覚え、ベトナム語で意思疎通ができるようにしていきたいと思った為。ベトナム語を初めて2年目になった時、留学なしでは学習時間や学習内容において、卒業までに自分が求めているベトナム語語学能力に到達しないのではないかと思ったため。 (2) 留学先を選んだ理由  以前短期オンライン研修を受けた時、この大学の授業プログラムに参加したため。また、クラスを自分で選択することができるという柔軟性があるため。加えて、前期からの留学が可能であったため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面)  単語数を増やすため、今まで学習したものを復習した。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 大学を通して紹介してもらった滞在先に連絡を取った。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 大学で毎週日曜日に行われている東日クラブ(日本語クラブ)で交友関係が広がった。クラブには日本語を勉強している学生や実習生として行く(行った)方、日本に在住経験がある方、ベトナム在住の日本人など、日本にルーツのある人たちが参加し、多い時には100人以上集まった。 またベトナムのよさこいチームでの交友関係もできた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと この大学で使われている教科書は、神田外語のベトナム語基礎の授業で2年生の時に使われているもののリニューアルバージョンなので、初めての現地での授業も難易度のギャップが小さく、自分に適したレベルの授業を受けることができた。そのため既出新出の文法語彙が対応しており学習しやすかった。2年生までの授業の延長という感じであった。また、毎日2時間~4時間のベトナム人講師による授業だったため、ベトナム語に触れる時間がぐっと増え充実した学習環境だった。 授業で学んだことは、新出の語彙や文法に加え、方言による発音の違いや、口語、文語表現、教科書の内容に関連するベトナムの文化や観光、実態についても教わることができた。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 人文大学で毎週日曜日に開催される東日クラブに参加した。登録は不要で、Facebook及びInstagramで毎週の予定を確認することができる。 また、よさこいチームにも参加した。南部のよさこいチームが出演する祭りを見に行った際に声を掛けたら次回の演舞に参加しないかと誘われた。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 授業のみでは、ベトナム人講師以外でベトナム人との関わりがなかったので、これらの活動を通してベトナム人と交友関係を作ることができた。授業で講師が話す言葉は理解できるのに、実際にベトナム人とベトナム語の会話をするとなると全く聞き取れず、スムーズに会話できないのが現実だった。しかし、略語や方言、かわいい感じの表現による言葉の変化などを解説してもらったり、ゆっくり話してもらうことで、口語表現にも慣れることができた。また、授業ではしっかりと理解することができなかった箇所を教えてもらったり、逆に日本語に関する質問をベトナム語で教えたりするなど、友達でありながら、お互いの言語パートナーとして良い関係を築くことができた。 更に、東日クラブの参加者とは反対に、よさこいチームのメンバーは日本語や英語がほとんど分からない人が多かったので、ベトナム語のみがコミュニケーションをとる手段であった。そのため、何としてでも相手の話すことを理解しようという気でリスニング力や、自分の力でしっかりと伝えようとすることでスピーキング力も鍛えられた。自分の知らない訛りによる発音の違いによって、超初歩的な単語も全く分からず初めはなんでこんなにわからないんだろうと焦る以前に疑問にしか思わなかったが、何回も言ってもらったり、テキストに書いてもらったり、違う表現に言い換えてもらったり、、またその発音の違いを東日クラブの子に後で解説してもらったりし、徐々にメンバーとコミュニケーションをとるコツを掴めるようになった。わからないのは自分の語彙不足なのか、ただ聞き取れていないのかもわからないポンコツ状態だったが、本当に優しいメンバーのおかげでコミュニケーションをとることができ、良い思い出もつくることができた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学を決意した目的の一つである、「発音の改善」が実感できたこと。ベトナム人と話した時にかけられる言葉が、ベトナム人と話してるみたい!とか、本当に日本人なの?ベトナム人かと思った、といった誉め言葉が日に日に多くなったことを感じたから。南部弁だけれど、自分の思っていた発音と若干違った細かな発音の違いなどをを真似して意識していったことが良い結果につながったのではないかなと感じた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 留学を通してベトナム語能力は大きく成長したとは感じるものの、ベトナム語能力試験で問われる四技能、ニュース番組や記事などの理解力、ベトナム人とのスムーズな会話はまだまだであるのが現実。その為、教科書を復習したり、ベトナム語のニュース番組や記事を定期的に見たり、ベトナム人とメッセージや電話をしたりすることで、さらにベトナム語能力を向上させていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 提出書類の準備は連絡が来次第準備をはじめ早めに終わらせた方が良い。申請して取り寄せなければならない書類がいくつかあったのだが、受取までに日にちを要したり、土日祝に営業していないとさらに長引いたりするので、余裕がなかった。特に前期留学(2月出発)に多いのかもしれないのだが、交換留学の試験の結果が出てすぐ留学準備が始まり締め切りは短く、中間試験が多い時期とも重なり、その時私は履修もかなり多めに取っていたので、平日8時17時の間に機関に行かなければならないという、限られた時間の中で準備を進めなければならないことが本当に大変だった。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) まず、人文大学から神田外語を通して送られる学生ビザの申請書類があるのだが、それがなかなか届かなかった。国際戦略部に適宜確認をとりつつ、連絡を待った。結局届いたのは出発の1,2週間前。。書類を受け取り、ビザ申請に行ったのだがテト休暇明けだったので、大使館はごった返していた。営業開始時間に行ったにもかかわらず、ビザを受け取って帰ったのは夜だった。大使館の室内は満員状態で、時間が経つごとに人の数は増えていった。最初はあった列も整理券も使い物にならずごちゃごちゃでどんどん後から来た人に抜かれたので、結局は受付までたどり着けるように割り切って割り込みし割り込まれないようにし、自分で受付までのルートを確保してようやく申請することができた。しかし、半年留学だったので、シングルビザ6か月のつもりでいたのだが、確認したら留学期間は2月から8月までの7か月で1年間分の値段を、加えてマルチビザを申請されたのでさらにその値段を払うことになるというハプニングが起こった。多めにお金を持って行っておいてよかった。申請ができたのは正午を過ぎた頃だった。 ありがたいことにビザを即日発行してもらうことができたのだが、受取時間は知らされなかった。同じ日に申請に行っていた友人は17時に受け取れると聞いたとのことで私もその時間に大使館に戻ったが、その後3時間くらい待ってようやく受け取れた。大使館の営業時間を数時間過ぎても手続きを続けてくれたのは本当にありがたかった。即日発行してもらえたことはよかったが、時間に余裕があればテト休暇明けに行くのは避けた方がよい。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) ベトナム航空を利用した。丁度テトのクーポンコードが使えたのでぎりぎりで予約してもとても安く乗ることができた。公式サイトから予約した。 (4) 渡航したルート 成田空港からホーチミンのタンソンニャット空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) タクシーで大家さんの指定する場所まで向かった。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学を通して先輩学生が前学期利用していた大家さんを紹介してもらった。Facebookから、Messengerというアプリを通して2月から8月まで利用できるかどうか連絡した。連絡先は大家さん個人のアカウントになるが、FacebookでNguyễn Thị Kim Phượng と検索すると大家さんと直接連絡を取ることができると思う。 トゥードゥック市に東南アジア最大と言われる安くて大規模な学生寮があるのだが大学からの案内はなく、更に私は正規の学生ではなかったのでおそらく利用することはできなかったと思う。噂によると一か月家賃は180,000ドン~(1100円くらい)。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 費用の支払いは、毎月月初に家賃、先月までの電気代、水道代、洗濯代を合わせた値段を現金で支払った。部屋はワンルームとサニタリー(シャワー、洗面所、トイレ)。 扇風機二台(天井と普通の一台ずつ)、エアコン一台、冷凍庫付き冷蔵庫、炊飯器、湯沸かしポット、食器、棚、全身鏡付きクローゼット、セミダブルベット。※キッチンなし ゴミはほぼ毎日回収、トイレ周りの掃除は時々ある。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) お湯だけで食べれるご飯やレトルト食品、粉末スープなどがあると良い。虫(主に蚊、アリ、ダニ、G)撃退グッツ類もあると良い。大体は現地でそろえることができる。洗濯は、自分のペースですることができないので、持ってきたり、買ったりして、ある程度持っていないと服が足りなくなる。もしくは洗剤を買って手洗いし、部屋で乾かしたりするなどする必要がある。 大家さんからよく果物をいただいた。また料理を作ってくれることがある。 雨季に入ると一気に虫が増えた。ベトナムでは部屋に、アリ、ダニ、ヤモリがいることは許容のうちで、普通Gもでる。しかし幸運なことに、最上階の5階(ホーチミンの数え方では4階)だったせいか部屋でgに遭遇することは一度もなかった!!!!!アリやダニに関する撃退グッツは持っていなかったが、地道に潰していったり、綺麗に掃除することでしばらくいなくなる。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) クレジットカードは、エポスカード(VISA)とキャッシュパスポートプラチナ(Mastercard)、イオンクレジット(JCB)の三枚を持って行った。 クレジットカードが使えるお店では積極的にカード払いをした。主にお店で利用したのはエポスカード。購入すると即時に通知が来るので、支払いできたのかどうかの確認や、不正利用されていないかがすぐに確認でき、安心できるのでよかった。積極的にカード払いをしたのは、お金を引き出すとなると手数料が一度に1000円くらいトータルでとられてしまうから。現金を極力引き出さないようにするために、現金払いを避けた。ローカルなお店ではクレジットカードは使えないことが多い。しかしベトナムでは電子マネーが普及しており、現地の人はほとんど電子決済だった。その支払い方法は主にMOMOというアプリか、銀行のQRコードを使った決済で、ローカルなお店にも、個人のお金のやり取りにも使われている。私の場合、MOMOのアプリにクレジットカード情報を入力しても認証不可だったので、アプリは利用できなかった。私の友人では、半年留学でもベトナムの銀行口座を開設している子がいたので、興味があれば口座開設してキャッシュレス決済するのもありだと思う。 現金の引き出しは、スキミング対策として、入金式の(銀行口座に直結していない)キャッシュカードプラチナを利用した。利用金額が限られているので、もし不正利用されても被害を最小限に抑えられるため、ATMでお金を引き出す際に利用した。また、ベトナムのATMのほとんどは引き出し限度額が3,000,000ドン⁽約18,000円⁾なので、家賃や生活費のために何度もATMに行かなければならない。1か所CityBank(UOB)の最大6,000,000ドンまで引き落とせるATMがレタントン通りにあり利用していたのだが、途中で無くなってしまった。 送金については、クレジットカードにつながっている銀行口座への送金と、キャッシュカードプラチナへの送金を行った。携帯番号が変わったせいで、日本の銀行のSMS通知が受けられず、送金に初めは苦戦しました。更に、携帯番号を変更するために親に協力してもらい、銀行に電話番号変更の書類を提出しようとしたのだが、ベトナムの携帯番号は10桁しかなく変更が不可だったので、親の携帯番号に変更し、送金するたびに親と連絡を取り合って送金を手伝ってもらった。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 空港で少し両替をした後に、空港で売っているSIMを買った。その数日後に携帯ショップ(Vittel)に行き、6か月分のSIMを購入。(180日間で120GB、720,000ドン(1日4GB)) 最後の一か月分が足りなかったので、切れた時に再びVittelに行き、30日間で45GB、120,000ドン(1日1,5GB)のSIMを購入。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 住居は無料Wi-Fi。大学内のWi-Fiは使い物にならなかったので、モバイルデータ通信を利用した。iphonとiPadのインターネット共有が携帯会社の関係で利用できなかったため、大学内でiPadやパソコンでの作業が難しかった。一方で、カフェや飲食店のほとんどはFreeWi-Fiがあった。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) コロナにかかった時、加入した海外保険が利用できる医療機関を探し受診した。病院は日本人医師がいて日本語対応が可能なところを選んだ。DYMメディカルセンターベトナムに掛ったが、コロナだったので、オンライン診療をし、薬は家まで届けてもらった。薬と一緒に保険の書類も受け取り、治った後で病院に記入したその書類を提出した。 対応は、病院と電話や、LINEアプリを利用してやり取りをした。受け付けはおそらく日本語ができるベトナム人の方で、対応は丁寧だった。予定より30分くらい遅れての診察だったが、医師は日本人の方で、スムーズに診察してもらえた。オンラインだったので家から出ることはなくとても楽だった。保険会社側に全額負担してもらったので、お金に関する心配はなかった。料金は病院が保険会社に直接請求するため支払うことはなかった。 療養期間中の食事は、家にあるストックを食べたり、デリバリーをしたりして、不自由なく過ごすことができた。よく食べて、よく寝ることを意識して生活し、一週間も休んだが、病状が悪化することはなかったので良かった。 (5) 日本から持っていくべきもの 先ほども書いた、虫対策類、レトルト食品や粉スープに加え、水に流せるティッシュやクレジットカード、両替用の現金もあると良い。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 治安は良かった。ただ、スマホを不用心に持ったり自分の目の届かない場所のポケットに入れたりすることは避けた。リュックのポケットにスマホを入れていたら、バスを降りるときにスマホを掏られた友達がいた。降りるときに数人に押され、バスを降りたらAirPodの音が切れて、スマホを取られたことに気が付いたそう。 ATMでキャッシングをしたタイミングでか、カードを不正利用されてしまった友達もいた。そのため、暗証番号を入力するときに指を隠したり、カードの利用履歴を随時確認したり、銀行直結のクレジットカードでは極力お金を引き出さないようにしたり、一度利用したATMで問題がなければそのATMを使い続けるようにしたりして、スキミング対策を行った。 夜帰りが遅くなってしまったときはバイクタクシーを使うことをお勧めする。 治安に関して極度に心配する必要はないが、何かあってからでは遅いということを念頭に置いておいた方が良い。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) キッチンがなかったので、毎食ほぼ外食だった。家や大学の近くには飲食店がたくさんあった。学食は一食45,000ドン(約270円)くらいだがあまり利用しなかった。バインミーは15,000ドン(約90円)~45,000ドンくらい、バインセオは60,000ドン(約360円)~110,000ドン(約660円)くらいだった。その他のベトナム料理は30,000ドン(約180円)~60,000ドンで食べることができた。日本食もバリエーションが豊富で、大学から徒歩10分くらいのところには美味しい日本料理店が集まる区域があり、値段は日本で食べるのと同じくらいで食べられる。韓国料理店も豊富。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) ウェブサイト、Facebook、Instagram、友達に聞くなど。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 日本文化とベトナム文化(南部)は似通っているので、あまり注意する必要なし。 しかし、ベトナムの交通事情に関しては問題だらけなので注意した方がいい。ラッシュ時は特に、歩道もバイクだらけになる。また、一方通行道路の歩道も、逆走したいバイクが歩道を走ってくる。雨の時はバイクの事故やスリップが多いので注意。飲酒運転する人も多いので週末の夜出歩くときは注意した方がいい。そして大体の交差点はバイクの右折が常にOKなので渡るときは注意する。歩行者優先の日本とは異なり、バス、車のほとんどは止まってくれないので注意する。バイクはよけてくるのでよく見て進んで渡る。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) マイナビやリクナビなどの就活サイトで公開されている企業の紹介動画やリアルタイムのイベントに数回参加した。他にはSPI対策やTOEICIPの受験をした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 未定 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学して良かった!というのが留学を終えた今の気持ちです。留学は本当に大きな決断ですし、いざその時を迎えるとなると不安しかないかもしれません。しかし、自分の目標を達成するためには今ある機会を逃してはいけないと考えています。私の場合は発音や表現を覚えてベトナム語をしっかりと使える言語にするという目標があります。その目標を達成するためには、より多くの時間ベトナム語に触れ、現地で生活をし、知り合いも沢山増やすことが必要であると考え留学を決意しました。 実際にベトナム語力は授業や現地での生活、友人との会話などを通じて向上しました。留学で得られた語学力が向上した成果は言うまでもなく嬉しいです。 学習面以外で留学して良かった点を一つ上げるならば、授業やクラブのおかげで現地での人脈が広がったということです。ベトナム人の友人も沢山できました。ですがそれだけでなく、ベトナムにいるベトナム人以外の方々との出会いは、私の将来に多様な選択肢を与えてくれました。ベトナムでお仕事をしたり、インターンをしたりするというのは実際どうなのか、様々な業界や職種の面から知ることができました。 留学は語学力向上に繋がるだけでなく、新しい友人や考え方を得ることができました。 ベトナムそして海外も初めてでしたが、予想以上に良い経験ができ満足しています。この文章を最後まで見てくださった留学を考えている方の参考になればうれしく思います。また、よい留学ができますように。最後まで読んでくださりありがとうございました。
月次報告書8月分
留学最終月
 今月は留学最終月だったため、なるべく空いているときは友達に会ったり、カフェや散歩、また行きたいなと思っていたお店にもう一度行くなどベトナムでの生活や言語に触れる時間をたくさん作りました。ホーチミンでの生活はとっくに慣れてしまっていましたが、今月は特に外にいる時間や人と関わる時間が多かった為か、ベトナム人の習慣や食べ物について初めて知るこよともありました。例えばベトナムは夜でも賑やかな印象があったのですが、平日の夕食後カフェに寄ってみたら、夕方5時ころはがらがらだったカフェも、夜9時頃には外の席で楽しそうにおしゃべりする若者で賑わっていて、仕事や学校終わりに友人とカフェに行く習慣があるのかと新たな発見がありました。  また、今月はハノイにも滞在しました。ハノイとホーチミンは、同じ国でありながら、食文化、言語、性格までにも違いがあると聞いていましたが、実際に行ってみて、それらの違いを体験することができ本当に興味深かったです。特に言語については、使われる単語や発音の違いを意識して会話していました。しかしハノイで聞くベトナム語は南部弁との発音の違いだけでなく、アクセントがはっきりしているなという印象や、北部と南部で発音の違いが特にないと言われている子音も若干の違いを感じたりと、ベトナム語の奥深さを感じました。日本には様々な出身地のベトナム人がいるので、帰国してベトナム人とまた話す機会があれば、いろいろな地域の発音の特徴や違いを探ってみたいなと思いました。 画像はランブータン畑に友達と行った時のものと、お気に入りのお店のチェーとプリンです。
2023-07
月次報告書7月分
南国で過ごす夏
 今月は意外にも涼しく快適でした。スコールが大体一日に一回あるのですが、そのほとんどは午後の授業中に降り始め、帰るころには止んでいます。また、スコールのおかげでとても涼しくなり、エアコンも扇風機もつけずに寝ることもありました。今月は、ハノイや東京よりも涼しかったです。しかし、この雨3秒でもあたると全身ずぶぬれになってしまい、傘は全く頼りにならないので、あまり出かけませんでした。  月初は夏休みが2週間だけあったので旅行に行きました。大家さん一族が毎年バスを一台貸切って日帰り旅行をしているそうなのですが、私も誘ってもらい、同行させてもらいました。ホーチミン市から一番近い海水浴場があるブンタウ省に行きました。ベトナム人からよく、ブンタウの海はそんなにきれいじゃないよ(ニャチャンやダナンなど、より綺麗で有名なビーチリゾートがあるので)と聞いていたので、あまり期待せずに行ったのですが、、砂浜に足を踏み入れた瞬間、さらさらな砂に感動しました(笑)今まで行った海の中でだんとつで綺麗でよかったです。波も穏やかで海水は透き通っていて、ゴミや貝などの異物もなく快適に海水浴を満喫することができました。砂浜ではサッカーを楽しむおじちゃん達もいて、ほっこりすると同時にベトナム人らしいなあとも感じました。私は親族でもベトナム人でもないので、この旅行に誘われたときは不安しかなかったのですが、大家さんの親族の方にも優しくしていただき、お話をしたり遊んだりとブンタウの日帰り旅行を楽しむことができました。
2023-06
 今月もスコールが何度も降りましたが、目の前の建物が見えなくなるほどの雨量には毎度驚かされます。雨が降っているときには、バイクが滑ったり、前をよく見ないで運転する人がいたり、目の前で事故を見たりとゾッとする経験を何度もしたので、気を付けて歩くようにしています。  週末は友人とメコン川ツアーに参加しました。メコンデルタは肥沃な土地を持つことで有名ですが、ミトーには田園風景が、メコンデルタの中州にはジャックフルーツやマンゴー、ココナッツ、バナナなどのフルーツの木が生えているのを実際に見ることができました。天候に恵まれ、静かな川でしたジャングルクルーズは何もかも忘れられました。(一枚目の画像)  また、別の週にクラブ活動の発表があったので、カントー市にも行きました。練習やお祭りの他に、メンバーがベトナム料理屋に連れて行ってくれて、よりローカルなベトナムを知ることができ、とても充実しました。また、カントー市は水上マーケットが有名だったので、朝から船に乗ってマーケットを堪能しました。片手で華麗に皆船を操っていたり、船同士ロープで括り付けて商売していたり、船が家になっていたりと活気ある水上マーケットは圧巻でした。(二枚目の画像)
2023-05
ベトナムでよさこいチームに入り、今月は日系企業のイベントのオープニングに参加しました。そのチームには3月ごろから入っていたのですが、チームの本拠地がホーチミン市ではなくカントー市だったのもあり全然練習できず、当日に初めて合わせました。初めて会ったメンバーも多いので、コミュニケーションをとろうとしたのですが、私はたどたどしいベトナム語を話す上に、ネイティブスピードの南部弁ベトナム語が全く聞き取れませんでした。そんな私に対して、優しく何度も言い換えたりゆっくり話たりしてコミュニケーションをとってくれたので嬉しかったです。本番前の練習では、前で踊って!センターね!と重要ポジションを拒否する間もなく任されました。戸惑い、不安、緊張が一気に押し寄せましたが、ふらっと入ってきた日本人への信頼さと寛容さに驚きと嬉しさを感じました。アウェー感を抱くのではないかと心配していた演舞でしたが、最終的にはチームの一員として踊り切ることができ、良い思い出になりました。また、このイベントを通して、ベトナムと日本のつながりを実際に体感でき、とても貴重な経験になりました。 画像は練習終わりに近くのお祭りで配布されていたアイスをサイゴンにいるメンバーと食べるところです。
2023-04
月次報告書4月分
悲願の留学も折り返し地点
 今まで雨の気配が全くなかったホーチミンではスコールが時々降るようになり、乾季から雨季へ季節がうつりかわっているのを感じています。季節の変わり目で体調を崩さないように気をつけていきたいです。。。と言っても今月はコロナにかかってしまいました。なので近くに保険が使えて日本人医師がいる病院を見つけて診てもらいました。療養中はオンライン診療で薬を家に届けてもらったり、安価で容易にデリバリーを頼めたりしたので一人暮らしでも特に困ることがなかったのは本当に良かったです。一週間後には授業に出れるようになり、さらに数日たてば病気だったことを忘れるくらい元通りになりました!  そして、今月末からベトナムは数日連休に入ったのでフエへ世界遺産を見に行きました。グエン朝王宮は雅で本当に美しく、きれいに残っている建造物からは過去の栄華の様子を、戦争などにより破壊されている場所からも王宮が存在してきた時代を感じることができ、とても刺激的な経験となりました。ホーチミンでは滅多に見ないフエ名物、Bún bò Huế、Bánh bèo、 Bánh bột lọc、Bánh nậm、Bánh khoái、Bánh ram ít、cà phê muối...などを食べることができて幸せでした。南部の料理は「辛い」とよく言われているのですが全くそんなことはなかったのが不思議に感じました。そのことに納得できるくらいベトナムのいろいろな箇所に行ってベトナムをより深く知りたいなと思いました。
2023-03
月次報告書3月分
日常
 留学生活にはすっかり慣れて、人間関係、金銭感覚、土地勘などに困ることはもう無くなりました。しかし、ただでさえ暑いのに、日に日に暑くなっていくホーチミン。めっちゃ暑い!と言うといつも7月が一番暑いよとベトナム人に言われます。。。目上の人には使ってはいけないスラング、ヤバい、クソ暑い、というベトナム語を覚えました。  最近は1時間以上ずっとバスに乗って田舎の方へ行くことにはまっています。空気がきれいで物価も安く、よりベトナムらしさを感じられるからです。バス代は学生だと一律3000ドン、日本円で20円以下ととても安いのでよく使っています。  日曜日には毎週午前中に日本語クラブへ行き、午後は勉強道具を持ってその参加者たちと予習、復習、会話などをすることがルーティン化してきました。ベトナム語を教わったり、日本語を教えたり、お互いに助け合いながら勉強できることがとても楽しいです。また、学生から年配の方まで様々な人がいるので話していて本当に楽しいです。会話の時私は積極的にベトナム語で話しますが、ベトナム人の友達も積極的に日本語で会話するのでそこはちょっと面白いと思います。ここで感じたのは人脈が広がるとその分誘い誘われ経験が増えるということです。いろいろな活動に参加したり、クラブで多くの人と話して留学生活をより豊かにしたいと感じた一か月でした。
2023-02
1~8件目 / 8件中