Yusukeの報告書一覧
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
4年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-04-30
留学種別
交換
1~9件目 / 9件中
2024-04
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1974年 ・学生数 18000 ・設置学部 ABT Applied Business Technology ACTA Activity Assistant ADED Adult Education ADT Architectural Drafting AGRI Agriculture AH Art History ANTH Anthropology ARTS Arts ASTR Astronomy AV Aviation BIO Biology BIOC Biochemistry BISC Business, Industry, Sales, and Communication BSB Bookkeeping for Small Business BUS Business Administration CCP College and Career Preparation CHEM Chemistry CIS Computer Information Systems CIVI Civic Studies CMNS Communications COMP Computing Science COOP Co-operative Education CRIM Criminology/Criminal Justice CSM Critical Analysis and Study Methodology CYC Child and Youth Care DENT Dental Assisting DMFG Digital Manufacturing EAP English for Academic Preparation ECE Early Childhood Education ECON Economics ECP Education and Career Planning EDUC Education ELTR Electronics ENGL English ENGR Engineering ENPH Engineering Physics ENV Environmental Studies ESL English as a Second Language EXCH Exchange Studies FAM Family Child Care FD Fashion Design FILM Film FNST First Nations Studies FREN French GD Graphic Design GDS Global Development Studies GEOG Geography GERM German HALQ Halq'eméylem HCA Health Care Assistant HIST History HLTH Health Related HSC Health Sciences HSER Human Services IDS Interdisciplinary Studies INCS Indo Canadian Studies IPK Indigenous Peoples Knowledge JAPN Japanese JRNL Journalism KIN Kinesiology LAS Latin American Studies LIBT Library and Information Technology LING Linguistics MACS Media and Communication Studies MAND Mandarin MATH Mathematics MBTL Mindfulness-Based Teaching and Learning MC Migration and Citizenship MEDA Media Arts MENN Mennonite Studies MGMT Management MUSC Music NURS Nursing PACS Peace and Conflict Studies PHIL Philosophy PHYS Physics PLAN Planning PLMB Plumbing and Piping PNUR Practical Nursing PORT Portfolio POSC Political Science PR Public Relations PREV Program Evaluation PRLG Paralegal PSYC Psychology PUNJ Punjabi RLST Religious Studies RM Records Management RSS Reading and Study Skills RUSS Russian SJGS Social Justice and Global Stewardship SOC Sociology SOCA Scholarship of Creative Arts SOWK Social Work SPAN Spanish STAT Statistics STT Short Term Training TASK Training in Attitudes, Skills, and Knowledge for the Workplace (TASK) TECH Technology in the Workplace TEFL Teaching English as a Foreign Language TESL Teaching English as a Second Language THEA Theatre UNIV University Studies VA Visual Arts WMST Women's Studies (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) College of Arts、Graphic + Digital Design 人文科学部、グラフィックデザインおよびデジタルデザイン課程 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 基本的には100番台の授業の履修が推奨されますが、Pre-requirement を満たしていれば(KUISで履修済の単位が認定されることもある)200〜300番台も履修可能です。また、稀にですが、インターナショナルオフィスのスタッフに相談したり、取りたい授業の先生に直接メールを送ることで融通してくれたりする場合もあるため、Pre-requirementを満たしていないからといってすぐに諦める必要はないです。なお、1学期目は9単位〜12単位(1クラス平均3単位)の範囲で履修することが推奨されています。授業の難しさによっては、9単位分のクラスのみの履修で、週の授業が少ない場合でも忙しいので、多くても12単位までにするなど取りすぎないように注意しましょう。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 基本的に留学生は、100番台(1年生向けのクラスに与えられる授業番号)であればどんな授業も履修可能です。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学コースも学部コースと並行して履修可能です。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学の雰囲気は、神田外語大学を少し広くしてより自然を豊かにした感じでしょうか。とにかく時間がゆっくりと流れていて、晴れている日は大学の芝生でピクニックしている学生がいたり、犬の散歩をするローカルの子連れ家族がいたりするほどです。身の危険を感じたことはなく、夜間もキャンパス内を警備員の人が巡回しています。留学生の割合ですが、文系の授業は留学生が多い印象で、理系の授業はカナダ人の学生が多い印象です。中でも特にインド人の留学生が多く、インド人の学生がいなかったクラスはないほどでした。留学生の過半数はインド人の学生だったと思います。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 個人的には、留学に行く前でのKUISの学生生活と留学中の学生生活の大変さはそんなに変わらないと感じました。ただ、私のKUISでの学生生活は、学期につき必ず24単位分の授業を履修した上で(最高30単位ほど取っていました)、ほぼ全ての授業でA+を取り、かつアルバイトも最低週3日の1日8時間で入っていたので、相当忙しかったようには思います。それを踏まえた上で、UFVの生活はそんなに変わらない忙しさだったと感じているので、これを忙しいと取るか、そこまでハードではないと取るかは読み手の皆さん次第だと思います。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 私は困り事があった時は、ほぼ毎回インターナショナルオフィスに行っていました。インターナショナルオフィスは交換留学生を含む、海外からの学生を対象として設けられている窓口であるため、留学生に対して親身に相談に乗ってくれます。私の場合は、履修登録に関する相談、MSPというカナダの健康保険の加入方法と支払い方法の問い合わせ、UFVに誤って支払ってしまった費用の返金手続きなど、あらゆるジャンルの困り事を解決してもらいました。もちろん、インターナショナルオフィスで解決できない困り事もありますが、そんな時はどこに行ってどのような手続きを踏めばいいかという説明を丁寧にしてくれるので、困ったらとりあえずインターナショナルオフィスに相談に行くのが良いと思います。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 留学生向けのオリエンテーションや大学寮に住む学生のためのオリエンテーション、また、学部・学科ごとのオリエンテーションもありました。基本的にはそれぞれのオリエンテーションで大学、寮、学科に関する大まかな説明や、覚えておいた方がいい役立ち情報などに関する説明があったと思います。ただ、一番記憶に残っているのは全てのオリエンテーションでフリーミール(主にピザ)が振る舞われ、最初の1、2週間は自炊することなく過ごせたことでしょうか。ピザを食べながら友達を作ることもできますし、UFVに留学した際はできる限り多くのオリエンテーションに出るといいのではないでしょうか。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 秋学期(1学期目)は授業開始の約3ヶ月前、まだ日本にいるときに、冬学期は(2学期目)は 授業開始の約1ヶ月前、まだ秋学期の授業を受けているときに、MyUFVというサイトから履修登録しました。どちらも履修時期になるとUFVからメールが来ますので見逃さないようにしましょう。履修登録は基本的に早い者勝ちであるため、自分の履修時間が始まったらすぐに登録しないと、次の日にはほとんどの授業でwaitlist入りになってしまいます。事前に履修したい授業をセットしておける機能があり、それを利用すれば履修登録開始とともにボタンひとつで複数の授業を一括で履修登録できますのでぜひ活用してみてください。なお、履修の仮登録は好きなだけできるため、多めに取っておいて、後から履修しない授業を落とこともできます(初回授業の週が終わるまでにとらない授業を落とさないと罰金されるので注意してください)。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 元々、全く留学するつもりはありませんでした。ただ、大学3年生になる前に、このまま流されるまま進級していいのだろうかと不安に思い、一度立ち止まりたいと休学を決心しました。それから数ヶ月悩んだのち、親や周りの大人の方のアドバイスもあり留学に行くことを決心しました。ただ、そこで留学に行くことが明確になっただけで、昔から海外には興味があったため、なんとなく留学に行くタイミングを意識していたのだとは思います。 (2) 留学先を選んだ理由 最初は「留学といえばアメリカでしょ」という単純な理由から、漠然とアメリカの協定校に出願しようとしていました。ただ、アメリカは治安がそんなに良くなかったり、円安の影響で留学費用が工面できない可能性があったりと不安要素はいくつかあったというのが正直なところです。ある日カナダのことを少し調べてみたことをきっかけに、不安に思っていたことが全て解消されたのでカナダに留学することを決めました。また、カナダの中でもなぜUFVを選んだかについては、大学寮が一人部屋であったこと(一人部屋が与えられる寮は意外と貴重)、グラフィックデザインの授業も履修できたこと(留学前からwebデザイナーの仕事に興味があった)、何よりも雰囲気が良かったことの3つがありました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) できる限り英語力は上げていった方が最初から留学が楽しめていいと思います。また、もし神田外語大学でも取れる内容の授業と関連した授業をUFVで取ろうと考えているのであれば、できる限り神田外語大学で該当する授業を履修しておくと、それが予備知識となり、UFVでの授業も受けやすくなります。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) その国に留学に行ったことがある人の体験談をブログやVlogなどからたくさん見ておきましょう。現地で気をつけるべきことなどがわかりますし、良い点・悪い点含め、事前にある程度その国の現実を知っておくと、過度な期待を持たずに済み、カルチャーショックを経験しにくくなります。また、費用面で不安がある方は最低でも1年前から奨学金について調べ申し込むのがいいと思います。私は基本的には奨学金と自分の貯金で工面し、足りない分だけ親にお金を借りましたが、もっと早くから動いていればより給付額が多い奨学金に申し込めたと後悔しています。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 基本的には、オリエンテーション中に知り合った友人から交友関係が広がっていきました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 私は基本的にグラフィックデザインの授業をメインで撮っていましたが、それまで全くアート系の経験がなかったにも関わらず、あまり苦労なく取り組めたなという印象でした。仕事になるレベルまでは学べませんでしたが、それでも本の表紙や缶バッチのデザインはできるようになり、これから先、グラフィックデザインについてより深く学ぶための土台はできたと感じています。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) Japanese Culture Clubという日本文化クラブに参加していました。クラブのインスタグラムをフォローし、そこでアナウンスされた日時に合わせて実際にクラブの活動に赴き、気に入ればDMから名前・学籍番号・Eメールアドレスなどの個人情報を送るというのが、加入までの流れです。 また、日本語の語学クラスでのボランティアもしました。加入の際は、日本語クラスを担当する先生のメールアドレスに連絡して(UFVのサイトから教授陣のメールアドレスは調べられます)2人と軽く面談をします。なお、面談とはいえ軽く雑談するだけなので、加入の際には軽い気持ちで行ってみてください。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと Japanese Culture Clubについて:カナダでできた親友の中にはこのクラブで知り合った日本好きなカナダ人もいます。また、現地で正規生として学ぶ日本人学生が代表を務めているのですが、その子にカナダで生活する上で役立つ知恵をたくさん教えてもらいました。 日本語クラスについて:基本的には授業に参加し、授業内アクティビティで現地生の会話の練習相手になるだけです。そこでも何人かと友達になり帰国した今でも連絡をとっています。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 履修したグラフィックデザインの授業全てでA-以上の成績を取れたことです。あるクラスでは私のデザインを高く評価していただき、次の学期から、同じ授業のシラバスに模範例として私の作品を掲載していただきました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 今回の経験から、将来はグラフィックデザイナーとして食べていきたいと考えるようになったため、現在は卒業後グラフィックデザインの学校に進学するためアルバイトでお金を貯めています。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 出願書類の一つに、IELTSやTOEFLなどの英語テストの成績表がありますが、TOEFLは公式の成績表を自宅に送ることができないため、必要書類を準備する際にPDFを取ることができず出願できません。そのため、英語力証明にはIELTSを受けることを強くお勧めします(IELTSは公式な成績表を自宅に郵送することが可能なため)。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) Visa申請の際、銀行の残高証明が必要になります。9月あたりから留学開始の場合はVisaの申請をする時期がちょうどゴールデンウィークと被ってしまい、銀行の残高証明などの公的書類の発行に時間がかかってしまいますので、なるべく早い準備がお勧めです。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) トラベルコという航空券の比較サイトを使用し一番安い航空券を買いました。留学の1ヶ月前には安価な航空券がなくなってしまうため、遅くとも2ヶ月前から様子を見ておき、条件のいい航空券が無くなる前に購入することをお勧めします。日程を変えられる航空券であれば、まだカナダへの渡航日が正式に決まっていなくても後から変えることもできますので、とにかく早めに買いましょう。なお、特に2学期間留学の場合、高確率で帰国日を変更することになるため、航空券の日程を変更するために手数料がいくら必要なのかは要チェックです。 (4) 渡航したルート 行き NRT - YVR (成田/バンクーバー) Air Canada エアカナダ 帰り YVR - NRT(バンクーバー/成田) Air Canada エアカナダ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 私は空港からUberを使い100ドル程かかりました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 私は大学寮に滞在しました。メールにてUFVから案内が来たタイミングで、メールに記載のURLから寮に申し込みました。寮は人気ですぐに埋まるため、案内が出たらすぐに申し込むのがいいと思います。実際、寮に入りたかったが申し込みをしようと思った時にはもう空きがなく、泣く泣く学外で住居を探したという友人も多くいました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 私は2学期間留学だったので、前払い一括で60万程度を日本のクレジットカードで支払いました。寮はルームシェアですが、個人のベッドルームがあり、勉強机とシングルベッド、Wi-Fiルーターが備え付けられていました。リビングルームは共有で、風呂、トイレ、シンク、冷蔵庫、レンジがあります。室内で火が出るものは禁止なのでコンロは使えないのですが、共有キッチンにはオーブンと4つ口のIHコンロがあります。より詳しい内容は、私の過去の留学レポートをご覧ください。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 留学先に行く前は、英語ネイティブのルームメイトに当たればいいなと考えていましたが、留学中唯一ひと息つける寮の部屋は人種や英語力に関わらず、相性がいい人であることに越したことはありません。特に2学期間留学の場合は2学期目からルームメイトを変えることができ、また、その際寮内に気の合う友人がいれば、その人を次のルームメイトに指名することもできます。実際、私の友人の中には2学期目から日本人同士でルームメイトになる申請をしていた人もいました。正直なところ、英語力は自分の努力次第です。割り切って、寮の自室は過ごしやすい場所にすることをお勧めします。なお、何を持っていくべきかに関しては、私の過去の留学レポートに詳しく書いてありますので、そちらを参照してください。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 渡航前: 渡航前にカナダドルを現金で300ドルほど準備しました。私が調べた範囲では、ネット上で事前に購入した分の外貨を自宅まで郵送してくれるサービスが、手数料含め最も安かったです。他の外貨両替サービスとは異なり外貨が手元に届くまで少し時間がかかりますが、余裕を持って外貨を購入すれば心配ありません。 渡航後: 私はカナダでクレジットカードを主に使用していました。VISAのクレジットカード2枚を持っていきましたが、特に問題なく過ごすことができました。ただ、コストコなどマスターカードしか使えない店舗もあるため、欲を言えばマスターカードのクレジットカードも1枚あると安心です。なお、クレジットカードが1枚だけだと予想外の出費(カナダでPCが壊れて新しいものを買う必要があるなど)で限度額を超えてしまう恐れがあるため、最低でも2枚は持っていきましょう。クレジットカードかデビットカードだけあれば基本支払いには困らないカナダですが、ごく稀に現金が必要なときもあります。私の場合は、現金の引き出しに「Sony Bank Wallet」というソニー銀行のデビットカードを使用していました。ソニー銀行は外貨預金ができるネット銀行で、事前に外貨建てしていたカナダドルを現地のATMから引き出すことが可能です。口座にあるカナダドルからそのまま引き出すため、為替手数料がかかりません。前述の通り、渡航前は外貨配達サービスを利用していましたが、渡航後はソニー銀行サイトからカナダドルを事前購入し、それを現地ATMで引き出して現金を用意していました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 海外に慣れている人は現地調達でもいいと思いますが、私は初めての海外だったので渡航前に日本でイエローモバイルという代理店を通してカナダのSIMカードを購入しました。イエローモバイルには、5G通信が使えるプランと、4G通信しか使えないが国際通話・国際テキストが無料のプランがあります。使用しているクレジットカードやデビットカードが急に止まってしまったり、日本の保険会社に連絡する必要があったりと、何かと日本に電話しなければいけない機会が多いため、特に理由がない限りは、国際通話が無料のプランをお勧めします。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内や寮にはもちろん、学外のカフェなどにもほぼ確実にWi-Fiがあります。つながりやすさも抜群です。カナダはWi-Fi大国ですので、そこは心配する必要はないと思います。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 風邪をひいた時も自力で治していたためわかりません。ただ、友人によるとカナダの病院は十中八九長時間待たされるそうなので(友人は夕方に病院に行き、自宅に帰れたのは朝方だったそうです)、予防を徹底し病気にならないのが一番です。 (5) 日本から持っていくべきもの 過去の留学レポートに詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。※そこに書き忘れてしまったのですが、新型コロナウイルス及びインフルエンザの検査キットも持っていくといいと思います。基本もう誰も新型コロナウイルスを気にしていないカナダですが、それでも気にする生徒や先生が一定数いるため、自宅で判別できるキットがあると安心です。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) カナダの中でもアボッツフォードは非常に治安がいいです。ただ、それでも夜出歩くのは危険なため、控えましょう。また、ホームレスが多い国なので、その人たちには声をかけられても無視をする、そもそも目すら合わせないようにするなど注意が必要です。お願いされて、親切心からお金を渡してしまったりすると逆に自らの身を危険に晒すことにつながるため、そこは非情になりましょう。なお、バンクーバーは特にホームレスの数が多く、ヘイスティングストリートという通りは現地の人でも近づかないほど危険な通りです。絶対に近づかないようにしましょう。ただ、基本的に危険なことをしない、危険な場所に近づかない、危険そうな人は無視するなど当たり前なことを徹底すれば全く危険には遭遇しないので、必要以上に心配しないでくださいね! (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 基本的に自炊をしていました。学食は費用が高いのに加え、メニューもハンバーガーなど健康的ではないものが多かったため自炊するに落ち着きました。なお、ミールプランもありますが入学後に加入することもできるため、学食を実際に訪れて様子を直接見てから加入を検討した方がいいと思います。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 渡航前:カナダ留学経験者のブログやVlogを多数見ました。 渡航後:現地でできた友人や先輩学生が教えてくれたり、逆に質問したりしました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 カナダは日本と違い街中にトイレがあまりなく、あっても汚いことが多いです。遠出をするときは、たとえ尿意や便意がきていなくてもなるべくトイレに行けるタイミングで行くようにしましょう。また、街中で綺麗なトイレを見つけた際は場所を覚えておくのがいいと思います。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) KUIS卒業後にUFVに再入学し、グラフィックデザインについてより勉強したいと考えています。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 私は進学に目標が変わったため、就職活動はしませんでした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 今回の留学中にUFVで取った単位は再入学後も有効とのことでした。また、グラフィックデザインの学部に入学する際に、ポートフォリオ(作品集)の提出が求められるのですが、そこに今回の留学中授業で制作した課題を入れていいとのことでしたので、この1年間の成果は主にUFV再入学の際に活用しようと思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 まだ、留学に少し興味があるが、具体的には何も準備をしていない人も多いと思います。しかし、あとで留学に行きたいと気持ちが変わった時のために、大学1年時からできる限りKUISで授業を取りそこでなるべくいい成績を収めること、貯金をしておくこと、英語学習を継続しておくことの3点はやっておきましょう。結局留学しないことになったとしても、授業を早くから多く取っておけば3、4年生で就職活動に専念できますし、英語力もそこで役に立ちます。貯金だって、しておくと卒業旅行で奮発できますよ。要は上記の3点はやっておいて損はないので、将来の選択肢を増やすために早くから取り組んでおきましょう。なお、今留学を悩んでいる人は、上記の3点が不十分だからといって留学を諦める必要は全くないです。人間追い込まれると英語力もすぐ上がりますし、直前で思わぬ人が助けてくれたりします。もし迷っているくらいなら先に留学に申し込んで、行かないという選択肢を潰してしまいましょう。人生意外とどうにかなるものです。最後に、もうすでに留学が決まっているという人は、とにかく難しいことは考えずに全力で留学生活を楽しんでください!
国際コミュニケーション学科 4年 交換
 さて、ついに8ヶ月間書いてきた留学レポートも最後になってしまいました。人生で最も濃い8ヶ月間で、文字通り一瞬で過ぎていったように感じます。実は帰りの飛行機の中でこのレポートを執筆しているのですが、来る時はほとんど聞き取れなかった英語の機内アナウンスが聞き取れるようになっていて、少しは成長できていたのだなと実感できました。空港ではカナダでできたたくさんの友人が見送ってくれ、出国ゲートの手前で最後にみんなとハグをした時はついうるっときてしまい、危うかったです。中にはテストを翌日に控えているにも関わらず来てくれた人もいましたし、私の便の時間に合わせるために眠い目をこすりながら来てくれた人もいました。本当に人に恵まれたカナダ生活だったと思います。個人的に今回のカナダ留学を通して、将来必ず戻ってきてまたカナダで生活すると決心したので寂しさは正直あまり感じなかったのですが、あまりにも幸せなカナダ生活だったので夢から覚めてしまうような感覚がして泣きそうでした。さて、そんなちょっと悲しい雰囲気で始まった今回の留学レポートですが、8ヶ月を通して日本から持ってくればよかったもの、持ってきてよかったもの、はたまた持ってこなくてもよかったもの等複数ありますので、それをお伝えできればと思います。 目次 • 日本から持ってきてよかったもの • 必須ではないが余裕があれば持っていくといいもの • 現地で1週目に買うべきもの • 現地で手に入れられると便利なもの • 持って行くべきでないもの 日本から持ってきてよかったもの <電化製品> ・MacBook /ノートパソコン:ノートパソコンなしで課題をこなすのはほぼ不可能。なお、グラフィックデザインの授業を取りたい人はほぼ確実にMacbookが必要。 ・スマートフォン:カナダ渡航前にカナダのSIMを契約しておくとすぐに使えて便利。国際電話が無料のプランがおすすめ。 ・イヤホン:オンライン授業を受ける可能性もあるため必須。ノイズキャンセリング機能があるものを選ぶと飛行機で快適に過ごせる。また、ルームメイトや隣部屋がうるさい時も便利。 ・延長コード:カナダでは日本のものが使用できる。 ・モバイルバッテリー/各種充電器とコード:現地で調達すると高いため。 <お金関連> ・財布:伸びるフックをつけると盗難の心配が軽減される。 ・クレジットカード: VISAのクレジットカード2枚(1枚だけだと限度額を超える、何かの理由で使えないときに困る等の不便があるため)、マスターカードのクレジットカード1枚(カナダでは基本VISAが主流だが、一部マスターカードのみ受け付けている店もあるため)があると安心。 ・デビットカード:個人的なおすすめは「Sony Bank Wallet」というソニー銀行のデビットカード。 ・現金のカナダドル:カナダはカード決済が主流だが、アボッツフォードからバンクーバーまでのバスに乗るときなど、ごく稀に現金も必要になるため。 ・現金の日本円:日本帰国時に使える現金があると何かあった時のために安心。また、小銭も持っていくと日本円を記念として友人にあげることもできる。 <洋服関係> ・洋服(冬服多めに):洋服は現地で買うべきという人もいるが、実際にそれをしたらお金がいくらあっても足りない。私はスーツケース1つ分丸々洋服で、8ヶ月間新たに買い足すことなく過ごすことができた。また、カナダの洋服はサイズ合わない可能性が大。 ・ダウンジャケット:ダウンジャケットとウルトラライトダウンを重ね着すれば、たとえ日本のものでもカナダの冬に十分対応可能。 ・ウルトラライトダウン:飛行機の中でブランケットの代わりに、ダウンの下に重ね着として、と温度調節に便利。 ・ヒートテック:カナダの冬は冷えるため寒がりの人は絶対に必要。カナダにもユニクロはあるが、非常に高いため日本で買ってからくるのが吉。 ・部屋着:運動着としても着れるものを部屋着として持ってくるとジムにも行けて便利。 ・靴:履きやすくてどんな服にも合いやすい色の靴1つで十分。心配な場合でも2つまで。それ以上はいたずらにスーツケースのスペースを取ってしまう。 ・マフラー:冬寒いため。大きめのものを持っていくとブランケットとしても使用可能。 ・手袋:冬寒いため。 ・ボディバッグ:パスポートや貴重品だけが入る小さいサイズのものがあると、飛行機の中や人混みでも洋服の中に隠せて安心。 ・スリッパ:寮は割り当てられる部屋によって少し汚いところもあるため。 ・サンダル:ビーチサンダル型ではなく、靴下を履いたままでも履けるものが便利。 <文房具関係> ・文房具一式:日本のものが質が良く使いやすい。なお、基本はパソコン1つで完結する課題が多いため、予備はそれぞれの文房具につき1つまでで十分。 ・クリアファイル:カナダにはなぜかクリアファイルがあまりない。 ・ハサミ:意外と使うため、余裕があれば用途に分けて2、3本あってもいい。 ・ホッチキス:袋に入った調味料の封代わりに。 ・セロハンテープ:帰国時のパッキングで液体ものの蓋を閉めたい時など、ごく稀にテープが使いたいタイミングがあるため。 ・のり:カナダののりは使いにくいため。 <スキンケア用品> ・日焼け止め:カナダは日差しがとても強いため。 ・洗顔料:日本のものが非常に質がいい。バンクーバーまで行けば手に入るが値段は日本の2倍〜3倍ほどなので、持ってこられると後々楽になる。 ・化粧水/乳液:やはり日本のものが質が良い。 ・ヘアスプレー:カナダに来るとそんなにおしゃれに気をつかわなくなるため、1本あれば十分。 ・ヘアワックス:同上。 ・洗顔の泡立てネット:日本のものはコンパクトで使いやすい。 <バス用品> ・シャンプー/リンス:1週間分くらいの量はないと到着後にお風呂に入れないため。 ・ハンドソープ:無いと到着後数日間手が洗えないため。 ・歯磨き粉:数日分ないと到着後歯磨きできないため。 ・歯ブラシ:カナダにあるものはヘッドがデカめで口の奥まで入れるのが難しいため。 ・歯ブラシ用コップ:カナダのコップは大きすぎるため不便(折りたためるタイプだとなお良し)。 ・電動シェイバー:カナダで買うのは高いため。 ・ヘアゴム:日本のものが切れにくい。 ・手拭きタオル:無いとカナダ到着当日に手を拭けないため。 ・速乾タオル(体用、顔用、多用途用など数枚):実は毎日タオル類を洗濯することが難しい。しかし、速乾タオルがあれば部屋干しでも雑菌が繁殖しにくく清潔。濡れた傘を部屋で乾かすときに下に敷くなど、吸水シートとしても使える <食器・調理器具> ・紙皿:特に到着後の1週間や、帰国前の1週間は洗い物をするのが難しいため。 ・使い捨てコップ:紙皿と同じ理由。 ・割り箸:紙皿と同じ理由に加え、カナダには割り箸が基本ないため持って行くと同じ日本人学生と食事する際にも使えて便利。 ・調理用ハサミ:食材を切るのが楽になる。瓶の蓋を開けられる機能付きだとなおよし。 ・缶切り:カナダは缶詰が多く缶切り必須。カナダにはつまみを回しながら缶の蓋を開けるタイプの大きいものしかないので、日本の小さい缶切りは使いやすくて便利。 ・フルーツナイフ:個人的にはフルーツナイフがあれば料理には困らなかった(キャベツのカットなどは大変だったが)。 ・レンチンできる炊飯器:レンチンできる炊飯器があると共有キッチンに行かずに、寮の部屋(キッチン無し)でも米が炊けるようになる。深めのタッパでも代用可。 ・卵焼き用の四角いフライパン:卵焼きが作れないため。卵焼きが好きではない人は不要。 ・マグカップ:レンチンすれば水も沸騰させられるため便利。私はタンブラーを持って行ったがレンジで温められないため不便だった。 ・IH対応の小型万能フライパン:焼く、炒める、煮る、炊くなど多用途で使用でき、スーツケースにも入る大きさのものがあると非常に便利。なお、カナダはIHのキッチンが多いため、IHでも使えるかどうかは要確認。 ・スプーン:食事用のもの1本に加え、ティースプーンもあると何かと便利。 ・フォーク:もちろんカナダでも買えるため、たくさんは要らないが1本はあるといい。 ・箸:カナダでは箸はなかなか手に入らないため最低2セットは用意すべき。 ・ナイフ:1本はあるといい。 ・ピーラー:日本のものが切れ味がよく使いやすい。キャベツの千切りもできる幅広のピーラーもあるとなお良し。 ・計量カップ/小さじ/大さじ:日本で使われている単位のものを持ってくると、カナダで料理をするときに日本のレシピサイトに従いやすいため。 ・まな板:肉用、魚用、野菜用で分けると良い。 ・台布巾:私の場合、持っていかなかったばかりにカナダに到着して数日は洗面台周りを拭けず不快だったため。 ・ラップ:カナダのラップは高温で溶けたり、お皿にくっつきにくかったり、箱が脆くうまくカットできなかったりととにかく使いにくい。 ・ポリエチレン手袋:例えばハンバーグのタネを作るときなどに使えて便利。カナダでもゴム手袋は手に入るが、調理用に使う手袋はやはり日本のメーカーが安心。 <食品> ・数日分の米:レンチンできるもの。ちゃんとした米は現地で調達できるため不要。 ・インスタント味噌汁:便利なのはもちろん、ちゃんと味噌汁を作るのは大変なため。 ・出汁の素:味噌汁を作るときに便利だが意外と消費できないため、個包装のスティックを消費できる量ジップロックに入れて持ってくるとスーツケースのスペースも節約できる。 ・インスタントカレー:簡単で美味しい。レンチンできるものでベジタリアン用のものを用意すると検疫にも引っかからず安心。 ・ふりかけ:特に「あかり」などのたらこ、明太子味のふりかけがあると、カナダではなかなか食べられないたらこ/明太子パスタも作れるため便利。 <掃除用品> ・クイックルシート:入居時に掃除できるものがあると便利なため。 ・クイックルワイパー:同上 ・ゴミ袋(中小サイズ):カナダでは小さいサイズのビニール袋が貴重。簡易的なゴミ袋にもなる。 <その他> ・スーツケース:TSAロックのものを用意すること。 ・折り畳み傘:日本のものが安くて、丈夫。 ・ポケットティッシュ/ウェットティッシュ:持ち運べるものはカナダでは貴重。 ・圧縮袋:使いすぎるとむしろかさばる可能性もあるが、ダウンジャケットをスーツケースに入れるときは必須。 ・洗濯ネット:カナダの洗濯機/乾燥機は強いため。パッキングの際には緩衝材としても使える。 ・縫製セット:カナダの洗濯機/乾燥機が強すぎて、特に靴下は穴が空きやすいため。 ・ホッとアイマスク:飛行機の中や寝付けない夜に大活躍。 ・水筒:日本のものがやはり性能がいい。プラスチックの軽いものと保温できるものの2種類を持っていくと便利。 ・絆創膏:日本のものが剥がれにくく便利。 ・体温計:数秒で測れるものがあると便利。 ・乾電池:持って来られる量が決まっているので注意。 ・薬各種:特に頭痛薬、咳止め、のど飴は必須。 ・ブレスケア:まずカナダでは手に入らないことに加え、カナダの料理にはニンニクが入っていることが多いため。 ・トイレットペーパー:1週間分はないとカナダ到着後に非常に困るため。 ・ズボン用ハンガー:ズボンをかけるためというより、バスタオルを部屋干しするため。 ・小物用のハンガー:小さめの洗濯物を干せるのはもちろんのこと、洗濯バサミを取り外せば食材の袋を閉じるのにも使えるため非常に便利。 ・コロコロ:カナダの洗濯機や乾燥機は威力が強く、毛玉がたくさん付くため。 ・チェキ:思い出を写真として持って帰ることができ、非常におすすめ。 必須ではないが余裕があれば持っていくといいもの ・キッチンペーパー:必須ではない。ただ持ってこられれば手拭きにもなる。 ・オリーブオイル:必須ではない。到着直後から料理をしたい人のみ。 ・お酢:バンクーバーまで行けば手に入るため必須ではない。到着直後から料理をしたい人のみ。 ・みりん:バンクーバーまで行けば手に入るため必須ではない。到着直後から料理をしたい人のみ。 ・料理酒:バンクーバーまで行けば手に入るため必須ではない。到着直後から料理をしたい人のみ。 ・白だし:バンクーバーまで行けば手に入るため必須ではない。到着直後から料理をしたい人のみ。 ・醤油:地元のスーパーでも手に入るため必須ではない。到着直後から料理をしたい人のみ。 ・塩:地元のスーパーでも手に入るため必須ではない。到着直後から料理をしたい人のみ。 ・折り紙:UFVでは文化イベントが複数あり、そういった機会に使いやすい。 ・スーツ:就職活動も並行して行いたい場合のみ。 ・就職関連参考書:就職活動も並行して行いたい場合のみ。 現地で1週目に買うべきもの ・大きいサイズのゴミ袋 ・洗剤/柔軟剤 ・食器用洗剤 ・ヘアドライヤー:熱を伴う電化製品は日本とカナダの電圧の違いで発火する危険性もあるため、現地で調達するといい。 ・デスクライト:カナダは日本と比べると全体的にライトの明るさが弱いため、追加のライトは必須。ヘアドライヤー同様発火の危険性があるため現地調達すること。 ・ハンガー:必須ではないが、余裕があればコート用の上等なものを2、3個日本から持っていくと便利。 ・お皿各種;私は大学寮の入寮開始期間初日に到着したため、私と入れ替わりで退去した学生が残していったお古からほとんどの皿を調達した。入寮が遅いと質の良いお古は先に来た人たちに取られてしまうため要注意。 現地で手に入れられると便利なもの ・クイックルシートの本体 ・IH対応フライパン+フタ(ダララマ):上記の小型フライパンでも基本的な料理は十分できるが、本格的に料理するようになったら必要。多少底が深めのものを買えばパスタも茹でることができる。フタはダララマ(カナダ版100円均一)で買えるのでスーパーにある高いものを買う必要なし。 ・ブリタ(浄水器):カナダでは水道水を直接飲むことができる。ただ、水道水直飲みに抵抗がある場合はこれがあると若干飲みやすくなる(ような気がする)。なお、値段はそれほど高くない。 ・エコバッグ:思い出になるため現地調達がおすすめ。 ・トースター:生活の質が格段に向上する三種の神器の1つ。 ・電気ケトル:生活の質が格段に向上する三種の神器の1つ。 ・炊飯器:生活の質が格段に向上する三種の神器の1つ。 持って行くべきでないもの ・英語の参考書:留学中は勉強時間を取るのが難しいため不要。 まとめ  私は今回カナダに来る前まで留学経験どころか海外に旅行に行った経験すらなく、パッキングに1週間もかけてしまいました。また、パッキングが終わった後もしばらくは本当に必要なものを全て入れられただろうかと不安だったのを覚えています。これから留学に来る人の中には私と同じように海外に行ったことがない人もいるのではないでしょうか。今回のレポートで書いた内容はあくまで私が主観的に必要だと感じたものなので、人によっては別のものが必要になるかもしれません。また、訪れる国によっても当然必要なものは変わってくると思います。ただ、私の経験が初めて海外に出る方々の負担を減らせるといいなと思いながらレポートを執筆しました。少しでも参考になれば幸いです。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2024-03
 二学期目に突入してから3ヶ月目となり、日照時間の短さにホームシックになりかけていた年明けと比べるとようやく生活リズムが掴めてきたような気がします。ただ、学期末に向けて課題が増えると同時に忙しさも増しており、つい先日先月分の留学レポートを提出したように感じるにもかかわらず、もう今月分の提出時期なのかと時の流れの速さに驚きを隠せないでいます。逆に言えばそれだけ充実した留学生活を過ごせているのかなとも感じますが、帰国が来月に迫った今、時が止まれば良いのに、1日が48時間あれば良いのにとどうしても願ってしまいます。話は変わりますが、少し前に、日本好きな教授から「日本はもう暖かいらしいね」と聞きました。実はカナダでもだんだんと春の兆しが見えてきており、日照時間はすでとても長いです。夜8時になってもまだ少し明るく感じます。さて、そんなカナダの春の雰囲気を感じながら執筆する今回のレポートでは、私がこれまで約7ヶ月間アボッツフォードに滞在する中で見つけたおすすめの飲食店や娯楽施設についてお伝えしようと思います。 目次 • アボッツフォードにあるおすすめの飲食店について -I am Thai -KOJANSUSHI -sushi box -Two scoops -Banter Ice Cream -Old hand coffee -Koko chicken -Ann Marie’s café -Boardwalk café -Rocko’s Diner (Mission) I Am Thai  <基本情報> • 種別:飲食店(タイ料理) • 価格帯:20ドル〜 • お手洗い:清潔 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で20分  さて、最初に紹介するのはI Am Thaiというタイ料理のレストランです。アボッツフォードで一番気に入っているレストランで、少なくとも月に一度は訪れています。タイ料理レストランとして営業してはいますが、個人的にはタイ料理、中華料理、韓国料理、日本料理が少しずつ混ざったアジアン料理屋さんという印象です。タイ料理を食べたことがなかったため最初は敷居が高かったのですが、味付けは日本人好みのものが多く、一度行ったら病みつきになること間違いありません。またコスパはアボッツフォード内一番と言っても過言ではなく、チップを入れても20ドルほどで済ませることができます(チップを入れて20ドルはカナダでは相当安いです)。量も1人前が通常の2、3人前分ほどと多く、私はたいてい持ち帰って翌日の夜ご飯にしています。しかし、そんな個人的一押しのお店で1つだけ残念なのが、外観が少し古く少し汚い印象があること。何も知らずに行くと多くの人が入るのを躊躇うと思います。もちろん店内はとても綺麗ですので、UFVに留学予定の方はぜひトライしてみてください。 KOJANSUSHI <基本情報> • 種別:飲食店(韓国・日本料理) • 価格帯:20ドル〜 • お手洗い:普通 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で20分  次に紹介するのは、アボッツフォードで2番目にお気に入りのレストラン、KOJANSUSHIです。韓国の方が経営する韓国料理兼日本料理レストランのため、メニューは若干韓国料理の方が多い気がしますが、それでも美味しい日本料理を堪能できます(とはいえやはり少し韓国風、もしくはアメリカ風な日本食ではありますが…)。前に紹介したコスパ最強のI Am Thaiと比べると全体的に値段設定は高めですが、量に関してはKOJANSUSHIも1人前で通常の2、3人前分ほどあります。なお、丼もののメニューやランチタイムのBentoメニューは比較的お手頃価格なので、頼み方次第では出費を抑えられますよ。アボッツフォードで日本食が恋しくなったら、ぜひKOJANSUSHIを訪れてみてはいかがでしょうか。 SUSHI BOX <基本情報> • 種別:飲食店(日本料理) • 価格帯:25ドル〜 • お手洗い:不明 • アクセス:学生寮からバスで10分、徒歩で20分  ふと日本食を食べたいと思い立った時におすすめなのがSUSHIBOXです。価格帯の手頃さや量の多さはKOJANSUSHIに軍配が上がるため、KOJANSUSHIの後に紹介していますが、立地の良さはピカイチです。おそらく大学から徒歩で行ける距離にある飲食店はSUSHIBOXくらいだと思います。基本デリバリー注文が多いようで、お店はあまり混雑しておらず落ち着いて食事を楽しめるのもいい点でした。このお店も韓国の方が経営しているため、日本で食べるお寿司とはやはり若干異なりますが、それでも美味しいですし、何よりも店員さんが優しいです。どうやら家族経営で、オーナーさんとその息子さんらしき方が話しているのをよく見るのですが、その会話も見ていてほっこりします。また、チキンカツはカナダで食べたカツの中で一番肉厚で美味しかったです! 2Scoops <基本情報> • 種別:飲食店(韓国系タピオカカフェ) • 価格帯:6ドル〜 • お手洗い:普通 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で20分  さて、次はアボッツフォードで個人的に1番お気に入りのカフェ、2scoopsを紹介します。韓国系のカフェで、タピオカミルクティーや韓国かき氷、アイスクリームが食べられます。日によって若干変動はしますが営業時間が夜10:00までと、ほとんどのお店が夜9時には閉まってしまうアボッツフォードではとてもありがたい存在です(閉店時間後もバスはありますが、本数は少ないため最終バスは逃さないように気をつけてください)。タピオカミルクティーは基本全種類美味しいですし、韓国かき氷に関しては日本のかき氷よりも好きになってしまいました。また、アイスクリームもこんもり盛って提供してくれるので満足度が高いです。実はこのお店、先ほど紹介したKOJANSUSHIの隣にあるので、KOJANSUSHIで食事をした後の別腹として行けてしまいます。とても幸せな組み合わせではあるのですが、同時にやりすぎるとお財布に多大なダメージを与えてしまうためお気をつけください…。 Banter Ice Cream <基本情報> • 種別:飲食店(アイスクリーム専門店) • 価格帯:10ドル〜 • お手洗い:普通 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で20分  アボッツフォードに留学に来た歴代の先輩方も口を揃えてお勧めするのが、Banter Ice Creamというアイスクリーム専門店です。アイスクリームにはあまり興味がなかった私ですが、ここのアイスだけはハマってしまいました。個人的にガリガリくんのようなシャーベット系のアイスより、サーティワンのキャラメルリボンのような濃厚で甘いねっとり系のアイスが好きなのですが、Banter Ice Creamはまさにそのねっとり系アイスクリームの専門店で高級感のあるフレーバーばかりです。店内も綺麗で、注文前に3回まで好きなフレーバーを味見できるシステムもありとても魅力的なのですが、価格が10ドルほどとお高めなのが玉に瑕。ただ、味は10ドルも納得のクオリティなので、テスト後のご褒美やちょっとしたお祝いにはぴったりのお店だと思います。なお、UFVのチリワックキャンパス近くにも店舗を構えており、そちらの店舗ではとても綺麗な風景を楽しむことが可能です。個人的にはチリワックの店舗も一度は訪れることをお勧めします。 Oldhand Coffee <基本情報> • 種別:飲食店(ローカルカフェ) • 価格帯:6ドル〜 • お手洗い:普通 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で15分  Oldhand Coffeeはローカルのカフェで、ローカルの白人のお客さんが多いお店です。お店の雰囲気がとても洗練されていて、アボッツフォードで最もおしゃれなカフェと言っても過言ではないと思います。店員さんも和気藹々とした雰囲気で働いており、以前少し崩れたラテアートを提供された際「働き始めたばかりだから多めに見てね」と、はにかみながら言われたのですが、失敗を許してもらえる平和な雰囲気もカナダらしくてとても好きでした。私の友人は大学や自宅で勉強するのに飽きたら気分転換にこのカフェを訪れるそうです。本当にリラックスできる場所なので、ほっと一息つきたくなったらOldhand Coffeeはとってもおすすめの場所ですよ。 KOKO Chicken & Snacks <基本情報> • 種別:飲食店(韓国チキン専門店) • 価格帯:20ドル〜 • お手洗い:不明 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で20分  KOKO Chicken & Snacksはアボッツフォードにある韓国チキンのお店の中では個人的に一番美味しいと思っているお店です。韓国チキン特有のザクザク感を持ちながら、サイズが唐揚げほどの小ささなので、パクパク食べられてしまいます。ただ、店舗自体は小さく、イートインスペースも少ないためちょっと奮発してウーバーイーツで注文するのがおすすめです。配達すると少し割高になってしまうのですが、量が適度に多いので友人と割り勘するのが吉だと思います。 Ann Marie’s café <基本情報> • 種別:飲食店(アメリカンダイナー) • 価格帯:25ドル〜 • お手洗い:普通 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で20分  アボッツフォードはアメリカとの国境から車で約10分の場所に位置しており、カナダ人の友人の中にはアメリカの方がガソリン代が安いからと、給油のためだけに国境を越える人もいます。そんなアメリカと目と鼻の先にあるカナダではアメリカのような雰囲気を味わえる場所がいくつかあり、その中でも私のおすすめスポットがAnn Marie’s caféというアメリカンダイナーです。お店の中に一歩足を踏み入れると、外観からは予測できない古き良きアメリカを感じさせるおしゃれな店内が広がっています。特に、そんなアメリカンな雰囲気の中で飲むミルクシェイクは格別です。また、本格的なプーティン(カナダの国民食)もいただくことができます。どこを切り取っても写真映えすること間違いなしなので、訪れる際はカメラの準備を忘れないようにしてくださいね! Boardwalk café <基本情報> • 種別:飲食店(ボードゲームカフェ) • 価格帯:8ドル〜 • お手洗い:普通 • アクセス:学生寮からバスと徒歩で15分  アボッツフォードにあるおすすめの飲食店として最後に紹介するのは、Boardwalk caféです。今まで紹介してきた飲食店とは少し一線を画すこのカフェは、食事を楽しむというよりは店内に大量に用意されたボードゲームを楽しむために作られました。ここで日本人の友人とテストや課題のストレスから逃れるために3時間ほど連続で同じボードゲームを遊んだのはいい思い出です。何の予定も決めずに突然集合したのにも関わらず、大いに盛り上がった夜でした。今振り返るとカナダ留学でのかけがえない思い出の一つです。なお、最後に注意点として、このカフェではテーブルに通された時点で8ドルが滞在費としてチャージされ、食事を頼む際は別途料金がかかります。システムを理解していないと最初は混乱すると思いますが、決して騙されているわけではないのでご安心ください。 Rocko’s Diner (Mission) <基本情報> • 種別:飲食店(アメリカンダイナー) • 価格帯:25ドル〜 • お手洗い:若干汚い • アクセス:Mission(隣町)。バスで1時間ほど。  最後に番外編として、アボッツフォード外にある飲食店も紹介します。留学に興味がある学生の中には、海外ドラマが好きでネットフリックスの作品をよく見る方も多いのではないでしょうか。実はここRocko’s Dinerは、ネットフリックスユーザーなら誰しもが知っているであろうRiverdaleの撮影場所となったアメリカンダイナーです。アボッツフォードの隣町であるミッションは比較的田舎なのですが、それでもこのダイナーだけは常に賑わっています。ドラマのロケ地となっただけに、訪れる人は全員店内を写真に収めようと必死です。かくいう私も写真を撮りまくりましたが…。若干お財布には痛い価格設定ですが、ネットフリックスユーザーはぜひぜひ訪れてみてください! まとめ  留学に来たばかりの頃は、とにかく節約しなければいけないと躍起になっており、せっかくできた友人に食事に誘われても断ることが多かったです。しかし今になって振り返るとすごく勿体無いことをしてしまっていたと思います。なぜなら、勉強からではなく、普段の何気ない会話からでしか学べない色んな人の価値観や、人と交流することでしか得られない経験があるからです。例えば、あるネパール人のクラスメートは自国では兵隊として働かなくてはいけないからカナダに来たと話してくれました。介護の仕事をしていたが日々人の死を見たり、同僚が被介護者の自殺を幇助する事件を経験したりと辛いことが多かったから、今度は先生になりたいと30歳で再び大学に通うカナダ人がいました。日本のアニメが好きで見ていたらいつの間にか日本語を話せるようになったと、いまだに日本語以外話したところを見たことがない韓国人の子も。あるコロンビア人の友人は自国では自分の性的嗜好をカミングアウトできないけど、カナダではみんなに言っているの、と嬉しそうに話してくれました。もちろんお金も大切ですし使いすぎは良くないです。貧乏学生として留学に来る人もいると思います。ただ同時に、もしかすると人生一度きりのかけがえない海外生活になるかもしれません。実際、一緒に来た日本人留学生たちの多くが「もう海外に(長期で)戻ってくることはないと思う」と言っていましたし、中には「勉強だけじゃなくてもっと友人と出かければよかった」とこぼしていた人もいました。これから留学に来る人たちには、今だけしかできない経験を、多少の出費を気にして逃してしまうことだけはしてほしくないです。今回紹介したような飲食店に出かけることを一つのきっかけとして、色んな人の価値観や辿ってきた人生を聞き、また自分も話してあげる、これから留学に来る皆さんが日本に帰る前にそんな経験をできるだけたくさんできることを願っています。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2024-02
 新学期になってはや1ヶ月。カナダに来てからはすでに6ヶ月が経過しましたが、だんだんと留学レポートを書くことにも慣れてきた気がします。とはいえ、今学期は前の学期より課題が多く、その合間を縫って留学レポートを執筆するのはなかなか骨が折れますが…。1月は日照時間が短く気温も0度を下回る日が多くありましたが、2月に入ってからは陽もだんだんと長くなり比較的暖かくなってきました(それでも10度に満たない日がほとんどですが)。春の兆しが段々と出てきたのは寒がりの私にとっては嬉しいことなのですが、同時にだんだんと留学の終わりが近づいてきているのも感じ複雑な思いです。  今月はミッドターム(中間試験期間)がありました。私はグラフィクデザインの授業を多くとっているため試験はなく、その代わり中間レポートや中間課題が多く出されたのですが、課題の提出期限が重なり1週間ほど徹夜生活が続くという地獄を見る羽目に。計画的にできない自分が悪いのですが、留学生活の洗礼を再び受けた気分でした。  さて、今回の留学レポートですが、私が普段カナダでどのように1週間を過ごしているのかについて書いていこうと思います。ずっとUFVでの典型的な生活がどんなものか取り上げたいと思っていたのですが、最近になってようやく生活のリズムが掴めてきたので、今なら書けるかなと思いこのテーマを取り上げました。 目次 • 私の典型的なカナダでの1週間 <私の典型的なカナダでの1週間> *月曜日* 日曜日にその週で終わらなかった課題に夜遅くまで取り組むことが多いため、月曜日は毎回遅めの起床です。早くても10:00、遅いときは12:30に起きることもあります。月曜日の授業は13:00からのため、起きた後急いで顔を洗い、歯を磨き、水筒およびコーヒー(授業中に寝ないため)を用意して授業へ。13:00までにぎりぎり教室に滑り込んだ後は17:00近くまで授業です。授業は4時間ほど続きますが、通しで授業を受け続けるわけではなく、教授が毎回キリのいいタイミングで15分ほどの小休憩を挟んでくれます。朝寝坊してコーヒーを淹れる時間を取れなかった日は、この時間を利用して別棟にあるカフェにコーヒーを買いに行くことも(大学にあるカフェが結構美味しいんです)。また、大抵講義は3時間ほどで終わってしまい、残りの1時間は疑問点を教授に質問したり課題に取り組んだりする時間として提供されるため、その時間内にその週の課題をなるべく終わらせられるよう集中します。そのあとは図書館に場所を変え、授業内に終わらせられなかった課題に引き続き取り組んだり、次の日の予習をしたり、はたまた同時並行で出されている学期を通した大きな課題を少し進めたりと日によって様々なことをします。図書館が閉まる22:00まで勉強したあとは、寮の自室に戻り、作り置きしておいた料理をチンしてから食べ、お風呂に入って就寝です。なお、こう見ると月曜日からだいぶハードなスケジュールをこなしているように見えますが、図書館では友人と雑談しながら課題に取り組んでいるので、そんなにストレスは感じないですよ。むしろ友人と一緒にいたくて図書館で勉強していると言っても過言ではないです。 *火曜日* さて、火曜日の授業は11:30から始まるので月曜日より少し早めに起きなければなりません。毎回10:00くらいには起きて支度をします。火曜日にあるのはコミュニケーションの授業で、グループワークが多いので毎度少し緊張しながら授業に向かっています。月曜日の授業とは異なり、授業は14:20までと3時間弱の比較的優しい授業です。早い時間に帰れる分、火曜日は家事をする日と決めており、15:00くらいに寮に戻るとすぐに床の拭き掃除を始め、トイレ掃除をし、掃除が終わったら次は火曜日〜木曜日/金曜日分の料理を一気に作ってしまいます。私のルームメイトは毎週末実家に帰り火曜日に寮に戻ってくるため、なるべくそれまでに家事を終わらせられるように全集中です。ルームメイトは綺麗好きで、かつ炊飯器などの一部調理器具をシェアしているので、それまでに掃除炊事を終わらせておかないと、部屋が汚いイメージを与えてしまったり、調理器具を使いたいタイミングが被ってしまったりしてちょっと気まずいんですよね。とはいえ、ルームメイトはとっても優しくて、完全に終わらせられなかったとしても怒ったりする人では全くないです。ひと通り家事が終われば、課題に取り組むために再び図書館に戻ります。後の流れは月曜日と同じで、22:00まで滞在した後、寮に戻り1日を終えます。 *水曜日* 水曜日の授業は13:00からなのですが、日本語の語学クラスにボランティアとして参加しているため、それに間に合うよう起きなければいけません。その授業は10:30からで、普段遅めに起床する人間としては非常に苦しい時間帯です。水曜日だけは余裕を持って起きることができず、毎回授業開始の30分前、ひどい時は15分前に起きてしまいます。必要最低限の身支度をして教室にダッシュです。最近は他の授業が忙しくなってきてしまったので、日本語クラスのボランティアはなかなか行けていませんが、時間があるときは朝起きるのが辛くても必ず行くようにしています。日本語のクラスが11:30に終わった後は、一旦寮に戻り、13:00からあるグラフィックデザインの授業までに朝忙しくてできなかったことを済ませます(主にコーヒーを淹れます)。その後13:00〜17:00まで授業を受け、図書館へ。ここからはもうルーティーンワークなので省略しますね。 *木曜日* 木曜日は1週間で授業がある最後の日です。月曜日から水曜日まで授業と課題、家事を頑張って疲れた体に喝を入れ乗り切ります。月曜日と同様、木曜日は13:00〜17:00まで授業があり、その後は図書館に向かいその週に出た課題を。ただ、木曜日の放課後はすでに結構疲れているので、ものすごく集中して課題をやるというよりは、友人と話しながらでもできる作業中心の課題を片付けるようにしています。また、木曜日になると洗濯物がある程度溜まりがちなので、授業後に寮に戻り洗濯機を回すことも多いです。ただ、その時の疲労度合いによって木曜日の放課後は何もしないということもしばしば。カナダに来てから一人暮らしをするようになって、6ヶ月目にしてようやく慣れてきた実感が湧いてきたのですが、無理をしないのが一人暮らしのコツなのかなと感じる今日この頃です。 *金曜日・土曜日* 金曜日、土曜日は決まったルーティーンがありません。授業がないので、特に友人と出かける用事がなければアラームもつけずに寝てしまうほどです。もし早く起きることができれば大学のジムに行くこともありますし、買い物に行ったり、月曜日までの作り置きを用意したりすることもあります。課題が多い週は図書館に向かって再び勉強です。ただ、もちろん家事や勉強ばかりしているわけではなく、ルームメイトと近くのカフェに出かけたり、友人とバンクーバーまで遠出したりすることもよくあります。ちなみに今月はある土曜日に私の誕生日パーティーを開いてもらいました!(画像参照) *日曜日* 1人暮らしを始めてから日曜日は休みの日ではないということを知りました。というのも、日曜日は次の週また良いスタートを切れるように、その週のまだ終わっていない課題を片付けたり、時間がなくてできなかった家事を終わらせたりと意外と忙しいんです。序盤に月曜日は大抵遅く起きると書きましたが、それは日曜日の夜中に課題に取り組むことも多いから。日本では実家暮らしをしていたのですが、日曜日も友人と出かけられていたことはとても贅沢なことだったんだなと気がつきました。親に感謝ですね。 *まとめ* 今回の留学レポートでは、私のカナダでの典型的な1週間について取り上げました。もちろん、上で説明したような1週間を毎回送れるわけではありません。気分が乗らなくて1週間課題に手がつかず、次の週に連続徹夜生活を送り地獄を見たこともあります。ただ、私がどのように時間を使っているのかをお見せすることで、次に留学に来る人の手助けになれたり、よりリアルに留学生活を感じていただけたりするのではないかと思い、今回このテーマを選びました。少しでも楽しんで読んでいただけたら幸いです。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2024-01
 明けましておめでとうございます。私ごとながら、人生で初めての海外で過ごす年越しです。年末、そして年越しの瞬間は同じくカナダに留学に来ている日本人とともに日本食を食べながら過ごしました。お寿司をつつきながらみんなで紅白歌合戦や日本のバラエティ番組を見るという典型的な日本の年越しをしたのですが、久しぶりに日本の雰囲気を楽しんだからか、その後1週間ほどカナダに来てから初めてホームシックのような何かを経験しました。1月3日から新学期が始まったため、ホームシックに苦しみながら履修登録や初回授業に出席する等をこなさなければならず、今までで一番タフな1ヶ月だったと思います。1月上旬は日照時間が非常に短く(例:日の出8:00、日の入り16:30)、加えて天気は曇りか雨がほとんどで陽の光を見る機会が極端に減ったことなどもホームシックを加速させていたかもしれません。念の為、現在は無事ホームシックからも回復し楽しく留学生活を送れていますので、ご心配なさらないでくださいね。2024年はホームシックからのスタートでしたが、新学期も勤勉に、かつ定期的に息抜きを挟みながら駆け抜けていきたいと思います。さて、今回はUFVに留学に来たら確実にお世話になるスーパーについていくつか取り上げたいと思います!   目次 • スーパーについて -Real Canadian Super Store -Walmart -Dollarama -No Frills -FreshCo -Save-On-foods -H MART -T&T -Costco スーパーについて Real Canadian Super Store (スーパーストア) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:学生寮からバスと徒歩で30分 • レジ形態:有人レジ&セルフレジ • カート利用費*:1ドルコイン(現金) • 価格帯:平均的orそれ以上 • 客層:良 • 清潔さ:良 • 品揃え:良 • 日本食の取り扱い:可 • 特徴:新鮮で衛生的な食材が良心的な価格で購入可能 • 総合評価:★★★★☆(3.9/5)  *カナダではスーパーでカートを利用する際、カートの取手にコインを挿入する必要があります。日本の市営ジムのロッカーとシステムは似ており、利用後はコインを回収できますのでご安心ください。    個人的に一番のお気に入りで、最も頻繁に利用するスーパーです。UFVがあるAbbotsfordのダウンタウンエリアに位置しており、大学寮からはバスと徒歩で約30分の距離にあります。特に食材の品揃えが比較的多く(日本のスーパーと比べると少ないですが…)、また状態も新鮮なものが多いです。カナダのスーパーは場所によっては床が汚かったり商品が散乱していたりするのですが、ここはお店全体が清潔に保たれています。また客層も比較的穏やかな人が多い印象です。価格帯は平均的か、もしくは平均以上かもしれませんが、清潔さや客層の良さを考慮すると最も利用しやすいといえるでしょう。日本食の品揃えはあまり良くないですが、それでもいくつか購入可能なものもあります。日本食の取り扱いについては以下に箇条書きでまとめましたのでそちらをご覧ください。ちなみに、パンに関してはスーパーストアが一番安く、品揃えも豊富だと思います。 *スーパーストアで購入可能な日本食* • キューピーマヨネーズ • S&Bとろけるカレー中辛(添付の画像は後述のT&Tにて購入) • ミツカン米酢 • キッコーマン醤油 • わさび • のり • ポッキー • コアラのマーチ • ハイチュー • キットカット • 宇治抹茶 • 緑茶 • 烏龍茶 • 玄米茶 • 日本米 • 椎茸 • にんじん • 大根 • 絹豆腐 • 木綿豆腐 • 梨(ない時期もあり)等 Walmart (ウォルマート) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:学生寮から徒歩とバスで30〜45分(バス乗り換えあり) • レジ形態:有人レジ&セルフレジ • カート利用費:1ドルコイン(現金) • 価格帯:平均的orそれ以下 • 客層:可 • 清潔さ:可 • 品揃え:良 • 日本食の取り扱い:可 • 特徴:生活用品/大容量の消耗品に関してはコスパ良 • 総合評価:★★★☆☆(3.0/5)  海外に興味がある人ならウォルマートというスーパーについて一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。実はこのウォルマート、アボッツフォードにも展開しているんです。大学寮からは徒歩とバスで30〜45分ほどかかります。スーパーストアはバスで乗り換えなしで行けるのに対し、最寄りのウォルマートに行くにはバスを2本乗り継ぐ必要があるので少々不便かもしれません。また時間帯によっては乗り継ぎの際に10分程度待たなくてはならず、特に冬場はこの10分間が結構堪えます。なお、毎週水曜日(曜日は変わる可能性あり)は、大学からウォルマート行きのシャトルバスが無料で利用できます。さて、ここまでの内容では、デメリットが多いのでは?と思われる方が多いかもしれません。しかし、ウォルマートにももちろん利用するメリットはたくさんあり、特に生活用品に関しては他のスーパーよりも安い傾向があります。私の場合は、布団やデスクランプ、ドライヤー、調理器具などに関しては全てウォルマートで調達しました。スーパーストアにも生活用品は売っていますが、少しお高め…。容量が多いタイプの食器用および洗濯洗剤、ボディソープなどの消耗品含め、生活用品に関してはウォルマートに軍配が上がるといえるでしょう。 Dollarama (ダララマ) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:学生寮から徒歩とバスで20分 • レジ形態:有人レジのみ • カート利用費:無料 • 価格帯:1〜5ドルの商品が多い • 客層:可 • 清潔さ:可 • 品揃え:可 • 日本食の取り扱い:- • 特徴:調味料/生活雑貨/小容量の消耗品に関してはコスパ良 • 総合評価:★★★★☆(3.5/5)  次は、カナダに来てから5ヶ月ほどが経つにもかかわらず、いまだにうまく発音ができないお店、ダララマの紹介です。ダララマはいわゆる1ダラーショップ、日本で言うところの100円均一です。1ドル110円の現在は100円均一というより110円(+高税率)均一ですが、精神衛生上そこはあまり気にしないのをお勧めします。そもそも1ダラーショップにもかかわらず1ドルでは買えない商品のほうが多いので、日本の100円均一と同じクオリティを期待するのが間違いなのかもしれません。余談はさておき、ダララマの特徴についてですが、ちょっとした生活雑貨(ハンガーや食器など)はもちろんのこと、小容量の洗剤やウェットティッシュ、基本的な調味料はダララマが一番安いように感じます。私は5ドルほどで手のひらサイズのコショウ瓶を他スーパーから購入しましたが、ダララマでは同じサイズが2ドルで売っていました。塩やツナ缶も同様です。また、留学終盤で調味料や消耗品が切れてしまいそうだが、新しく買うには使い切れるか微妙な時はダララマがその不安を解消してくれるでしょう。すでにスーパーストアでは食材が、ウォルマートでは消耗品が安いことには触れましたが、基本的にそれらでは大きいサイズの消耗品しか売っていませんし、売っていても割高なことが多いです。ダララマでは大容量の消耗品は取り扱っていませんが、その分少量を安価に購入できるため、賢く使うとうまく節約できると思います。 FreshCo (フレシュコ) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:学生寮から徒歩とバスで30分 • レジ形態:有人レジ&セルフレジ • カート利用費*:25セント(現金) • 価格帯:平均以下 • 客層:可 • 清潔さ:可 • 品揃え:可 • 日本食の取り扱い:良 • 特徴:ちょっとした日本食や手頃なサーモンの切り身が購入可能 • 総合評価:★★★☆☆(3.0/5)  フレシュコはAbbotsfordにある小規模なアジアンスーパーです。Abbotsfordにあるスーパーの中では日本食の取り扱いが一番多く、私はちょっとした日本食がほしい時はここを訪れます。実際に、お米やうどんはここで定期的に買っています(ちなみに、カナダで日本米を買いたい時は、パッケージに「Rice for Sushi」や「Sushi Rice」など寿司米であることが表記されているものを選ぶと確実です)。また、インドや中国系の商品ではありますが、鶏ガラスープの素やコンソメスープの素などもここで購入しました。ただ小規模スーパーなので全ての日本食が手に入るわけではありません。あくまで“ちょっとした”日本食を買いたいときに利用しましょう。なお、日本食のほかに、サーモンはフレシュコのコスパが一番いいと思います。スーパーストアでも買えるのですが、少し量が多めかつ値段が高いです。ウォルマートのサーモンはフレシュコより安いですが、皮付きなので調理が少し面倒でした。 *FreshCoで購入可能な日本食* • 日本米 • S&B生わさび • キューピーマヨネーズ • マルカンすし酢 • キッコーマン醤油 • キッコーマン照り焼きソース • ラ王(袋麺) • 冷凍讃岐風うどん等 Save-On-Foods (セーブオンフード) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:学生寮からバスと徒歩で30分 • レジ形態:有人レジ&セルフレジ • カート利用費:1ドル(現金) • 価格帯:通常価格ーお高め(メンバーシップ価格ー平均以上) • 客層:優 • 清潔さ:優 • 品揃え:良 • 日本食の取り扱い:可 • 特徴:アメックスカード利用可能なカナダきっての高級スーパー • 総合評価:★★★★☆(3.5/5)  セーブオンフードは今まで紹介してきたスーパーの中で、最も価格帯が高いです。日本でいう成城石井くらいの高級感でしょうか。値段が高い分、店内の清潔さや客層に関してはピカイチで文句のつけ所がありません。しかしなんといっても価格が高いのがネックで、私は実は数回しか利用したことがないです。ただ、メンバーシップカードを作れば会員限定価格で商品を購入可能ですし(各商品大体1〜2ドルくらい値下げが適用されます)、他のスーパーでは基本使用できないAmerican Expressのクレジットカードで支払いができます。もしアメックスのカードしか持ってきていない場合や、アメックスのカードをどうしても利用したい場合などはセーブオンフードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。 No Frills (ノーフリルズ) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:学生寮から徒歩とバスで20〜30分(バス乗り換えあり) • レジ形態:有人レジ&セルフレジ • カート利用費:1ドル(現金) • 価格帯:安い • 客層:良 • 清潔さ:可 • 品揃え:可 • 日本食の取り扱い:可 • 特徴:新鮮な野菜が安価に手に入る激安スーパー • 総合評価:★★★★☆(3.5/5)  ノーフリルズはスーパーストアの系列店です。品揃えはスーパーストアによく似ていますが、少しバラエティに欠ける気がします。その分、価格帯はスーパーストアよりも安く、ここで紹介しているスーパーの中では最も安いといえるかもしれません。特筆すべき点は、価格が安いのに新鮮な食材が手に入ることです。繰り返しにはなりますが、ここはスーパーストアの系列店であるため、新鮮な野菜で定評のあるスーパーストアの恩恵を存分に受けているのではないでしょうか。なお、アクセスはウォルマートと同じルートを使うため1度バスの乗り換えがあります。先ほども述べましたが、その点にはご注意を。 H MART (エイチマート) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:Lougheed Town Centre駅から徒歩10分* • レジ形態:有人レジ&セルフレジ • カート利用費:不明 • 価格帯:平均的 or それ以下 • 客層:可 • 清潔さ:可 • 品揃え:良 • 日本食の取り扱い:優 • 特徴:日本食を大量に取り扱う韓国系スーパー • 総合評価:★★★★★(4.5/5) *AbbotsfordからLougheedまではバス1時間。片道バス運賃5ドルかかります。  今まではAbbotsford内にあるスーパーを紹介してきましたが、ここからはAbbotsford外にあるスーパーについて紹介します。その1つ目がHマートです。HマートはLougheed Town Centre(ロウフィードタウンセンター)という駅から徒歩10分ほどの距離にある韓国系のスーパーですが、日本食もたくさん取り扱っています。日本のお菓子や食材、調味料はもちろんですが、何よりも薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)が手に入ります。バンクーバーにある日本食スーパーや次に紹介するT&Tを除き、薄切り肉は手に入らないといっても過言ではないかもしれません(あくまで私が知る限りで、ですが)。また、カナダではまず手に入らない日本の四角い食パンやカレーパンも買うことができます。日本食ではないですが個人的にはキムチもおすすめで、韓国のオンマ(韓国語でお母さんという意味)が作る本格キムチが食べられますよ。なお、LougheedまではAbbotsfordから出ている66番バスで1時間ほどかかり、かつ往復で10ドル交通費にかかりますので、バンクーバーを訪れた際についでで色々買うのをお勧めします。以上、アジアンスーパーの中では個人的に一番お気に入りのHマートの紹介でした。 T&T (ティーアンドティー) <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:Vancouver各所* • レジ形態:不明 • カート利用費:不明 • 価格帯:平均的 or それ以上 • 客層:可 • 清潔さ:可 • 品揃え:良 • 日本食の取り扱い:優 • 特徴:ニッチな日本食まで手が届く中国系スーパー • 総合評価:★★★★☆(3.5/5) *場所により変わりますが、バスと電車を乗り継ぎ大体1時間30分〜2時間ほどです。なお、バス片道10ドル+電車賃がかかります。  T&Tは中国系のスーパーです。主にバンクーバー近郊で展開されており、インターネットで「カナダ 日本食」と検索すると真っ先にヒットするのがこのT&Tです。検索で上位になるのも頷けるほど日本食をたくさん扱っており、例えば、ゴボウやレンコン、シソも売っているとの噂です(噂の真相はご自身でお確かめください)。Hマート同様、こちらもバンクーバーに行った際についでで立ち寄るのがいいと思います。 Costco (コストコ) ※Abbotsford内にあり <基本情報> ー 項目:詳細/評価 ー • アクセス:学生寮から徒歩とバスで40分ほど。 • レジ形態:有人レジ&セルフレジ • カート利用費:不明 • 価格帯:平均的 or それ以下 • 客層:可 • 清潔さ:可 • 品揃え:優 • 日本食の取り扱い:可 • 特徴:爆買い不可避、マスターカード携帯必須の業務スーパー • 総合評価:★★★★☆(3.5/5)  コストコは日本でも言わずと知れた有名スーパーです。会員証がないと利用できないので、もしUFVでコストコの会員証を持った友人を作れたらぜひ連れて行ってくれとお願いしてみてください。さて、コストコで買うべきもの及びするべきことですが、トイレットペーパーやキッチンペーパーなど大量に消費するものに関してはやはりコストコサイズで購入できるとお得です。また、コストコには1.5ドルと破格で食べられるホットドッグや特大サイズのアイスクリームがあるのでそれらを食べるのもいい思い出になると思います(画像参照)。なお、コストコの帰りは高い確率でUberが必要になるので交通費も予算に入れておくこと、支払いはマスターカードのクレジットカードかデビットカード、もしくは現金でしかできないことの2点に注意してください。   さて、今回のレポートではカナダに来てからお世話になっているスーパー9選を紹介しました。一見すると、カナダでの大学生活とは全く関係ないように思われるかもしれません。しかし、個人的には、カナダに来てから1からどこで何が買えるのか、どこで買うのが1番安いのか、どう工夫すればより節約できるかなどを把握するのは、ただでさえ慣れない土地や授業で(人によっては一人暮らしも初めてかもしれません)圧倒される中では、非常にストレスであると感じました。今ではもう懐かしいですが、カナダに来た当初はスーパーで買い物をしようにも、そもそもそこまで行くバスの乗り方・降り方がわからない、スーパーに着いた後はどこに何の商品があるのかわからない、それらしき商品を見つけても英語で書かれているためそれが本当に求める商品か確信が持てない、レジで何を聞かれているか聞き取れないなど様々な困難があったのをよく覚えています。おそらくこれからカナダに来る方々も同じような経験をされるでしょう。今回のレポートはそんな方々の負担を少しでも減らしたいと思い執筆しました。楽しんでいただけたら幸いです。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2023-12
 今月(2023年12月)上旬にようやく全ての期末試験・期末課題が終わり、カナダ留学前半が終了しました。長かったようであっという間の3ヶ月でした。課題に追われるばかりの毎日で正直留学を通して自己成長できているのか自覚できずにいますが、ひとまずは1学期をやり切った自分を褒めてあげたいと思います。  さて、今回のレポートでは冬休みをどのようにして過ごしたかについて書いていくのですが、本題に入る前にプチご報告です。今月9日についにカナダで初雪が降りました!ただ例年と比べると今年は温暖なようで、現地の友達によれば本来はもっと雪が降っていてもおかしくないとのことです。実際、雪が降ったのはその1日だけでそれ以降は雨ばかりの日々が続いています。これも温暖化の影響なのでしょうか…。 目次  • バンクーバーでの旅行を振り返って *バンクーバー旅行を振り返って* ・旅行の経緯  カナダ留学1学期目が終了し、待ちに待った冬休みがスタートしました。とはいえ次の学期は年明けすぐの1月3日にスタートしてしまうため2週間ほどの小休暇です。最初は2週間だけなら大学寮で大人しくしていようと考えていましたが、されど2週間。せっかくカナダにいるのだから楽しむべきだと思い直し、12月22日〜28日のバンクーバー旅行を決行しました。 ・宿泊施設について  UFVのキャンパスがあるアボッツフォードは、バンクーバーの中心地からバスで片道2時間強、車で1時間ほどの場所に位置しています。バンクーバーにしか売っていない日本食を買いに行ったり、おしゃれなカフェに行ったりする分には許容できる距離感ですが、1週間ともなるとどこか宿泊できる場所を探す必要があります。そこで、今回私が利用したのはAirbnbです。私はAirbnbを利用した経験がなかったため、予約自体は一緒に旅行に行った中国人の友人がしてくれました。今回利用した宿は1週間で約250ドルし、1泊約40ドルでした(表記はカナダドルです)。日本円にして約4500円と、日本でビジネスホテルに泊まるより安いという破格の金額でした。実際泊まってみても特別綺麗というわけではありませんが、許容レベル。都心まで電車で30分ほどと立地もよく、学生の貧乏旅行としては、まずまずの宿泊先だったのではないかと思います。ただ、置いてある食器が少し汚く、毎食外食かテイクアウトをせざるを得なかったのは痛い出費でした。とはいえ、これから留学に行く人や、留学中でもうすぐ長期休みを控えている方にはAirbnbの利用がおすすめです。日本の宿泊施設の多くが1人当たりの値段が固定であるのに対し、カナダは1部屋に対して費用が固定されているため、大人数で泊まるほど1人当たりの値段が安くなります。とくにAirbnbはホテルに宿泊するより安い場合が多く、また備えつきのキッチンで自炊して食費を浮かせることもできるため、お財布に非常に優しく学生の強い味方です。 ・バンクーバーの観光名所  以下では、今回のバンクーバー旅行で訪れた観光スポットをご紹介します。 -Robson street  バンクーバーを訪れると必ず立ち寄るのがRobson streetです。東京でいう表参道のようなエリアで、おしゃれなカフェから高級ブランドまでさまざまな店が軒を連ねています。カナダでは、クリスマスイブやクリスマスはスーパーを含めほぼ全ての店が閉まってしまい、日本のクリスマスと同じ感覚で街に繰り出しても何もできないのが普通です。しかし、私はそんなクリスマスにRobson streetにあるBreka Bakery & Caféというカフェに行ってクリスマスケーキを食べました!ここはカナダでは珍しい年中無休24時間営業の店で、クリスマスでも営業する貴重なカフェです。店内も綺麗でケーキも比較的日本人が好きな味付けなので、もしカナダで「クリスマスなのにケーキが買えない!」なんてことになったらBreka Bakery & Caféを訪れてみてください。また、カフェ以外にもOOMOMO(カナダ版3コインズ)やKONBINIYA(日本の調味料はここにくれば何でも揃います)など日本製品を取り扱う店やFantacityというカラオケショップ(部屋ごとの料金なので、複数人で行くとお得です)もRobson streetにはあるので、旅行だけでなく留学中のストレス発散として、定期的に通ってみてはいかがでしょうか。 -North Vancouver(画像参照)  個人的にバンクーバーで1番好きなエリアがNorth Vancouverです。North Vancouverに行く手段としては陸路を行くバスか、海を横切るSea busの2つがありますが、後者が断然おすすめです。See busのほうが海を横切るため最短距離でNorth Vancouverにアクセスできるというのもありますが、それ以上にSee busからの眺めや、陸に降り立った時の異世界感がたまりません。また、North Vancouver自体、バンクーバーで最も綺麗なエリアの1つで、そこで海を眺めながら食べたハンバーガーは格別でした。 -Granville island  Granville islandは東京でいう築地や豊洲に近いエリアでしょうか。ここにあるメインの観光名所は市場です。食べ物はもちろんのこと、雑貨やお土産まで揃っています。市場の中にはフードコートのようなスペースもあるため、訪れる際はお財布の紐が緩くならないよう注意してください。 -Richmond  Richmondはバンクーバーの南に位置し、カナダ来る留学生のほとんどが使うバンクーバー国際空港もRichmondにあります。Richmondは中国系移民が多く住むエリアとして知られており、街では至る場所で本格中華を堪能する事が可能です。かくいう私も旅行中にRichmondを訪れ中華料理に舌鼓を打ったのですが、一緒に行った他の友達が全員中国人だったせいか、私まで店員さんから中国語で話しかけられるという事件も起きました。なお、もちろん店員さんは英語でも対応してくれますのでご安心ください。また、中華料理に加えぜひおすすめしたいのが、McArthurGlen Designer Outletというアウトレットモールです。雰囲気は三井アウトレットパークとほぼ変わらないのですが、ディスカウントの程度が日本とは比べものになりません。私はこのアウトレットで元々60ドルした手袋を13ドルほどで購入しました。単純計算で1/4以下です。カナダの高い消費税を考慮すればもっと安いかもしれません。ただ注意していただきたいのが、いつでもこの破格の安値で商品が買えるとは限らないということです。カナダにはBoxing dayという祝日があり、この日を含めた前後数日間は1年で最も値引きセールが盛り上がる期間だといわれています。私が手袋を安く手に入れられたのも、実はこの日にアウトレットを訪れたからでした。カナダは冬の寒さが厳しく、日本から持ってきたジャケットやコートでは事足りなくなるかもしれません。そんなときはBoxing dayやアウトレットモールをうまく利用して、少しでも安く冬支度をしてみてはいかがでしょうか。 -Christmas Market(画像参照)  バンクーバーにあるWaterfront stationの近くで冬に毎年開催されるのがクリスマスマーケケットです。バンクーバーに来たら絶対に行くべきといっても過言ではありません。上でも書いたように、カナダではクリスマスは街がとても静かになります。そんな中で唯一クリスマスの雰囲気を感じられるのがクリスマスマーケットです。ホットパイやターキー、ホットチョコレートなど、クリスマス感満載の食べ物が目白押しですし、ライトアップも非常に綺麗です。カナダに留学に来る学生にはぜひ一度は訪れていただきたいと強く思います。なお、クリスマスマーケット入場には約20ドルのチケットを事前に購入する必要があり、またチケットはすぐに売り切れてしまうため、できるだけ早めに購入するようにしてください。 -Gastown  GastownもまたWaterfront stationの近くに位置する観光名所です。Gastownという名前から町を連想してしまうかもしれませんが、実際は有名なstreetのことを指します。周りに高層ビルが立ち並ぶ中、このエリアだけはパリを彷彿とさせるおしゃれな雰囲気が漂っているため、訪れるとなんだか不思議な感覚に陥るかもしれません。お土産ショップや洋服店が軒を連ねますが、1番の名所は蒸気時計です。Streetの中央にある時計台からは、15分ごとに汽笛と共に蒸気が吹きあげます。とくに毎時間00分(例:15時00分)になったタイミングで鳴る汽笛は他の15分おきの汽笛とは異なり少し長めです。時計台の汽笛を動画に収めたい場合は、00分に合わせていくのがいいのではないでしょうか。なお、時計台の汽笛は実際の時間より1、2分早く鳴ることもあるため注意してください。 -UBC  カナダ国内で入学の難しさが1、2を争い、世界大学ランキングでは東京大学よりはるか上に君臨する、言わずと名の知れた名門校であるThe University of British Columbia(UBC)はバンクーバーの郊外に位置しています。キャンパスの規模は神田外語大学のそれとは比較にならないほど大きく、キャンパス自体が一つの街として機能しています。とても1日では回りきれない大きさです。もし機会があれば訪れてみてほしいのですが、冬は長期休みでキャンパス内の施設にアクセスできなくなってしまうので、秋の間の訪問がおすすめです。 -Metropolitan Mall  カナダでは高級ブランドであるユニクロがあるのがMetropolitan Mallです。日本で買い忘れた洋服や日本のサイズ展開が恋しくなったらぜひここをチェックしてみましょう。また、このモールにはT&Tという中華系スーパーもあり日本食も多く売っているため、どうしてもほしい日本食があるという際はRobson streetのKONBINIYAと併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。  長くなりましたが、以上が個人的にバンクーバーの都市部でおすすめの観光スポットです。カナダ留学もこれから後半戦に入っていきますが、前半での疲れをこの旅行で発散できたように感じました。残りの約3ヶ月も気を抜かずに走り抜けたいと思います。また、来月の留学レポートもためになる内容にしていきたいと思いますので、また見に来ていただけると幸いです。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2023-11
 先月の留学レポートを執筆してから早くも1ヶ月が経ってしまいました。先月の留学レポートではミッドターム(中間テスト)があったことを報告しましたが、それ以降はずっと忙しく、12月初旬から中旬にかけての行われるファイナル(期末テスト)が終わるまでは休めない気がします。とはいえ、ここまで頑張ってきたので最後まで駆け抜けるつもりです。さて、今月のレポートでは以下の目次に従い、今まで書けていなかった大学生活で細々とした事柄について書いていこうと思います。   • クラブ活動に関して • 学校の施設に関して *サークル活動、日本語クラスのボランティアに関して*  私は留学に来る前、果たして友達はできるだろうか、どうしたら友達を作れるのだろうかと悩んでいました。幸いなことに、留学に来てからは比較的多くの友人に恵まれカナダでの生活を楽しんでいます。では、どのように私が友達を作ったのか。それはズバリ、「日本に興味を持っている学生と友達になる」です!具体的には、日本文化サークルと日本語クラスのボランティアをきっかけに友人が多くできました。  まずは、サークル活動から説明します。UFVには、正規生の日本人学生が主体となって運営するJapanese Culture Club(JCC)が存在します。今学期は毎週木曜日の午後4時から1時間ほど活動しており、私はほぼ毎週この活動に参加しています。活動内容が具体的に決まっているわけではないのですが、毎回日本文化にちなんだアクティビティをしています。今学期はカラオケ大会、日本映画鑑賞、俳句大会などを行いました。最初こそ活動の日しか会っていなかった友達も今では活動外でも話す仲になり、さらにその友達の紹介でより交友関係が広がりました。また、カナダで長く生活している日本人学生とのコネクションもできるため、おすすめの先生や穴場の観光名所なども教えてもらえます。これから留学予定の日本人学生には、日本人としての利点を最大限活かすことをお勧めします!  JCCの他に、日本語クラスのボランティアでも友人ができました。UFVでは日本語を学ぶ語学クラスが開講されており、常に日本人学生によるボランティアを募集しています。ボランティアと聞くと少し大仰に聞こえるかもしれませんが、やることは何も難しくありません。都合のいい時間に開講される日本語クラスに参加し、日本語を学習する生徒のスピーキング練習の相手をするだけです。また、あくまでボランティアなのでテスト勉強や課題で忙しい週は休んでも全く問題ありません。クラスで親しくなった友達に授業外でも日本語を教えることもありますが、それをきっかけにもっと仲良くなれるため、面倒だと思わずにこのチャンスを最大限活用しましょう!日本語を教えた代わりに何か奢ってくれたり、逆に相手の母国語を教えてもらえたりするので面白いですよ。  「友達ができなくて辛い」「話しかけてもそっけない対応をされる」など、交友関係について嘆く声を留学の体験談でよく耳にします。しかし、ある意味それは当然のことなのかもしれません。逆の立場で考えた時、つまり日本に来た留学生を例に考えた時、突然彼らから話しかけられても困惑してしまう日本人学生が多いのではないでしょうか。きっと外国人にとっても、日本人留学生の存在はそういうものなのだと思います。実際、3年ほどカナダで生活している日本人学生も、1、2年目は全く(日本に興味がある学生以外の)友人ができなかったと言っていました。多くの人は英語力を原因として考えてしまうかもしれません。確かにそれもある程度は正しいでしょうが、自分を責めてしまう前に、まず日本人であるという武器を使ってみてください。きっと、友人ができるきっかけになると思います。少なくとも私は、JCC、日本語クラスのボランティアを通して数多くの友人を作ることができました。 *学校の施設について*  UFVのアボッツフォードキャンパスに初めて来た時「なんか神田外語大学と似ている」と思いました。キャンパスの規模感であったり、建物の構造であったり、どことなく神田外語大学と似ているのです。街自体は海浜幕張よりずっと田舎なのにも関わらず、不思議でした。とはいえ最初はどこに何があるのか戸惑ったのも事実。ここでは、大学の代表的な施設についてお伝えします(画像参照)。 -International Office (B building 2F)  まずは、留学生御用達のInternational Officeについてです。もし困ったことがあれば、それがなんであれ、とりあえずここに来れば解決すると言っても過言ではないです。留学生であれば誰の相談も親身に乗ってくれます。私自身、履修登録で疑問点があった時や、はたまた人間関係で悩んでしまった時など、ここを訪れて話を聞いてもらいました。もちろん質問内容によってはInternational Officeで対応できないこともありますが、その場合でもどこに行って、誰に相談して、どのようなプロセスを踏めば解決できるのかを事細かく丁寧に教えてくれます。「困ったときのInternational Office」と覚えておいてください。また、International OfficeにはGlobal loungeという留学生同士の談話空間が併設されています。そこでは無料のコーヒーや紅茶、時間帯よっては軽食が提供されているので、お財布事情が厳しい時はここをうまく利用するのも手かもしれません。実際私も、眠い日はここでコーヒーを入れてから授業に向かっています。 -Office of the Register (B building 2F)  履修登録や、授業料の支払いに関する疑問点を解決してくれるのがOffice of the Registerです。Guard meという大学指定保険の支払いもここで行いました(詳しくは1ヶ月目の留学レポート参照)。ここを利用する際は、まずOfficeの入り口にあるタッチパネルからStudent ID(学籍番号)など必要情報を入力し順番待ちする必要があります。順番が来たら、office外にあるモニターに名前が表示されるので、それを見逃さないようにしましょう。ただ、基本的にここを利用する前にInternational Officeに相談することを強くお勧めします。Registration of the officeはあくまで正規の学生を対象とした施設なので、スタッフによっては留学生に適用される特殊なルールなどを把握していないこともあるからです。その点、International Officeは留学生に関わる全般のことを把握しているため、たとえ最終的にRegistration of the Officeに行かなくてはならないとしても「スタッフが留学生の事情を把握してないこともあるから、そうしたらこう説明してね」といったアドバイスをくれます。前述した通り、「困ったときのInternational Office」を忘れないようにしてください。 -Book store(H building1F)  学生寮(H building)の一階にはBook storeがあります。教科書購入は基本的にこのBook Storeで行うため、学期の初めは教科書購入希望の学生たちで長蛇の列ができます。ここで学生証にお金をチャージすることもできます(現金、クレジットカード共に使用可)。また商品は教科書以外にも大学のグッズや文房具が数多く販売されており、水筒やマグカップ、ノートやパーカーなど記念に買っている日本人学生も多くいました。ただ、基本的に文房具は日本のものが質がいいですし、現地で買うにしてもOne Dollar shop(日本でいう100円均一)の方が安いです。また、教科書に関しては、たいてい電子版も販売されていて、紙媒体のものと比べるとその2/3から半分の値段で買えてしまいます。さらに、Facebookでは中古品を学生同士で直接売買するコミュニティがあるらしく、慣れている学生はそちらで安く教科書をゲットしていました。かくいう私は、書き込める紙媒体が好ましく、また、できれば新品が良かったのでどちらも使う機会はありませんでしたが、興味がある学生はぜひぜひ調べてみてください。 -Cafeteria(B building)  ミールプランに入っている学生は必然的に使うことになるのがCafeteriaです。私はミールプランに入っていないので基本的に使わないのですが、それでも課題やテスト勉強で忙しい時は利用しています。基本的にどのメニューも割高で利用するたびに心が痛むCafeteriaですが、比較的コスパよく食べられるメニューも存在するので、3つほど紹介します。 ① 曜日限定バーガー:約6ドル(月曜〜水曜のみ、日替わりで安くなるハンバーガーが存在します) ②ピザ:約3ドル ③マフィン:約2.5ドル これらは値段が比較的安い割に、量が多いのでおすすめです。なお、ピザに関してはすぐに売り切れてしまうので早めの購入が必須です。 -Tim Hortons (G building)  実はほとんどの学生はCafeteriaよりTim Hortons(カナダ版ミスタードーナッツ)を利用します。理由は断然安いからです。ドーナッツは基本的に2、3ドルで買えますし、飲み物もスモールサイズなら同じく2、3ドルで購入できます。Tim Hortonsはミールプランの対象外であるため、なくなくCafeteriaで高い金額を払っている学生をよく見かけますが、個人的には自炊とTim Hortonsの併用がおすすめですよ。 -図書館(G building)  私が最も利用している施設が図書館です。図書館は1階が小声なら話してもいいスペース、2階が話してはいけないスペースと決められています。個人的には、グループ学習をするなら1階で、集中したいなら2階でといった具合で使い分けています。図書館のホームページからstudy room(仕切られた学習スペース)も予約可能です。また、館内にはコピー機も設置されており、館内PCからPDFデータを送信したり、コピー機で書類を読み込んだりすることで利用できます。なお、館内ではモノクロコピーしかできないため、カラーコピーをしたい場合は図書館前の階段を上がった2階にあるComputer Labでする必要があるので注意が必要です。加えて、コピーの際には学生証でコピー代を支払う必要があるため事前のチャージを忘れないようにしましょう(館内には学生証にお金をチャージできる機会が設置されていますが、現金しか利用できません)。 -S building  S Buildingでは頻繁にイベントが開催されています。今学期もクリスマスマーケットや、カラオケナイト、地元のお店が出店するマーケットなど、様々なイベントが開催されました。建物内には、カフェもあるため、Tim Hortonsに飽きたらこちらを利用してもいいかもしれません。料金もそこまで高くないですよ。 -E building  E buildingは体育学生用の施設で、ジムや体育館が併用されています。おそらく多くの大学では無料でジムの利用が可能だと思いますが、UFVは学生であってもお金を払う必要があります。1日だけのお試し利用であれば5.25ドル、1学期間の継続利用であれば45ドルで学期に何度でも利用可能です。なお、大学からバスで30分ほどの距離にAbbotsford Recreation Centerという市営ジムもあり、UFVの学生であれば誰でも無料で利用できるため、そちらを利用している学生も多く見かけます。私は運動が大の苦手なので、おそらくどちらも使う機会は来ないと思いますが… -Shuttle bus  UFVはメインキャンパスであるアボッツフォードキャンパスの他にもいくつかキャンパスを持っています。中でもチリワックキャンパスはアボッツフォードキャンパスに次いで大きなキャンパスなので、学生の中にはチリワックキャンパスの授業を履修する人も多くいます。そして、アボッツフォードキャンパスからチリワックキャンパスを繋ぐのがシャトルバスです。毎朝7時頃から、夜は9時頃までキャンパス間を行き来しています。もちろん無料で利用することができ、S buildingに面した駐車場が停留所です。キャンパス間は片道40分ほどかかりますが、チリワックキャンパスは建物やその周りの景色が非常に綺麗なので、授業がなくてもぜひ訪れてみて欲しいです。私はストレスが溜まった時にあえてチリワックキャンパスまで赴き、景色を見ながらそこの図書館で勉強することで癒されています。なお、チリワックキャンパスの周りには飲食店などはほぼないため、観光スポットしていくのはあまりお勧めしません。 -番外編(C building、D building、K building)  さて、ここまで学生が主に使う学内の施設を紹介してきましたが、ここでは番外編と称して個人的におすすめの勉強スポットを紹介したいと思います。 ① C building C buildingは主にグラフックデザインやメディアアーツを専攻する学生のための施設です。芸術系の学生のための施設だからか、建物自体も洗練されていて、おそらく学内で最も綺麗な建物だと思います。空き教室は自由に使うことができるので、他専攻の学生でも、普段の勉強場所に飽きたら使ってみるといいのではないでしょうか。 ② D building 特にD buildingの3階が綺麗です。D buildingの3階は教授のofficeがあるスペースなのですが、学生が利用できる勉強スペースも設けられています。本来は教授陣が使うスペースということもあり、利用する学生も少ないため穴場の勉強スポットです。 ③ K building キャンパスの一番端にある建物です。噂では、元々高級飲食店だったらしく建物は非常に綺麗です。まだ勉強目的で利用したことはありませんが、ここの空き教室も誰でも利用できるはずなので、近いうちに利用してみたいと思います。利用した際の感想は、次回以降の留学レポートで改めてシェアする予定です。  最後に、施設の利用に関する注意点ですが、図書館以外の施設は基本的に午後4時には閉まってしまいます(建物自体は4時に閉まらないので安心してください)。特に金曜日は営業時間を逃すと、次に利用できる機会が月曜日になってしまいますので気をつけましょう。  さて、今回はサークル活動や大学の施設について説明しました。そろそろ友人と出かけた時の思い出やおすすめの観光地などについても取り上げたいのですが、なかなか大学について執筆したい内容が書き終わらず…。来月はクリスマスやニューイヤーなどイベントが目白押しなので、さすがに友人との思い出をそろそろ綴ろうかと考えています。もし興味があれば、来月もぜひ見にきていただけると嬉しいです。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2023-10
 カナダに来てから、はや2ヶ月が経ちました。今月(10月)はミッドターム(中間テスト)があり、その分慌ただしかったのですが、なんとか乗り越えることができました。だんだんとこちらの生活にも慣れてきて、ようやく学業とプライベートの両立ができるようになってきた気がします。寮での生活にも慣れてきたので、今回のレポートは、寮生活に焦点を当てて書いていきます。 • 気候について • 寮生活について 気候について ・気候&冬服事情  まず、カナダでの気候についてです。ここ2ヶ月過ごしてきて感じたのが、バンクーバー(正確にはアボッツフォード)の気候は札幌の気候と非常に似ているということです。9月中は最高気温が30度近く上がる日もあり、ほとんどの学生が半袖で学内を歩いていますし、夜寮で寝る時は暑過ぎて掛け布団は使わずに寝ていました(寮の自室にはヒーターがあるのみでエアコンはついていないので、想像以上に寝苦しいです)。ただ、湿気が全くないので(カナダ渡航後の1週間は喉がやられてしまったほど)日陰に入ると涼しいです。10月に入ると一気に気温が下がり始め、徐々に紅葉が始まります。そして、11月にはダウンジャケットが必要になる程寒くなるため、早めの冬支度がお勧めです。かくいう私も、10月下旬の時点ですでに上下ともヒートテックを着た上で、アウターにはユニクロのウルトラライトダウンと別のダウンジャケットを重ね着するという荒技に出ています。私は元が寒がりなので極端な例ですが、同じく寒がりの人は日本から冬用の服を多めに持ってくるといいのではないでしょうか。ちなみに、上記のユニクロのウルトラライトダウンとダウンジャケットを併用する方法は、ある程度寒くなってから着ないと逆に暑くなる厚手のダウンジャケット1枚を用意するよりも、着脱によって秋口から真冬まで対応できるため、我ながらお勧めです(ウルトラライトダウンは機内でも体温調節で非常に役立ちました!)。持ってくる洋服は最低限にして足りなければ現地で買えばいいと言う人もいますが、個人的には日本からできるだけ持ってきたほうがいいと思います。円安もあり、冬服に関しては、痛い出費になる可能性も大いにあるので。この記事を書いている時点ではまだ雪は降っていませんが、ルームメイトから早めに冬用のブーツを買った方がいいと言われおり、どうやらバンクーバーでも雪は降るようです。来月以降の留学レポートにて、降雪状況は詳しくお伝えしようと思います。 ・虫事情  さて、カナダを留学先に考えている人の中には、カナダなら虫が少なそうだと思っている人もいるのではないでしょうか。結論から言うと、意外と虫はいます。が、日本とカナダだとよく遭遇する虫の種類が異なるため、虫に対する感じ方は若干違います。例えば、カナダでは主に、ミツバチ(画像参照)、てんとう虫、シルバーフィッシュの3種類が虫の代表格を担っており、日本で定期的に見かける蚊やゴキブリにはまだ一度も出会ったことがありません。ただ、ミツバチ、てんとう虫は想像以上に大量にいるので、その数がちょっと気持ち悪く、シルバーフィッシュに関しては、サイズはダニくらいなのですが、船虫のような見た目をしているため、なんとも不快な気分になります。個人的には日本で見る虫よりは断然マシに感じますが、虫嫌いな友人は寮の自室でこれらを見るたびにあくなき戦いを繰り広げているようです。 寮生活について  カナダの気候の次は、寮での生活について書いていきます。前回の留学レポートでも少し触れましたが、寮に入れる人数には限りがあり申込枠は非常に早く締め切られてしまうため、入寮案内の知らせが来たらできるだけ早く申し込みを完了することをお勧めします。詳しくは、私の先月の留学レポートをご覧ください。 ・コモンキッチン  これからUFVに留学を考えている人の中には、自炊をしようと考えている人も多いのではないでしょうか。そんな方にまずお伝えしたいのがキッチンの利用方法です。まず、寮の自室にはキッチンはついていません。そのため、自炊の際には、寮の1階から3階のコモンルームにある共有キッチンを使う必要があります(最上階4階のコモンルームにはキッチンはありません)。共有キッチンにはIHコンロ、オーブン、食パンを縦に2枚挿入するタイプのトースター、洗剤(スポンジなし)などが備え付けてあり、使用時間は朝8時から夜9時、1階は夜10時までです。また、キッチンを使った後は、引き出しの中にある台布巾を使って掃除することがルールで決められています。なお、調理器具を用意する際にはIH対応のものを選ぶことを忘れないでください。また、キッチン利用のコツですが、夕方から夜は混むので、なるべくお昼にまとめて夜ご飯まで作ってしまうのがお勧めです。 ・ランドリールーム  次に洗濯についてです。洗濯機も自室にはないため、共有のものを使う必要があります。各階にランドリールームがあり、洗濯機、乾燥機の3台ずつが備えられています。洗濯機、乾燥機を1回利用するごとに、各1.5ドルずつ支払う必要があるため、毎回最低3ドルの出費があります。乾燥機に関しては、0.25ドル支払うごとに12分延長することができるため3ドル以上かかることもありますが、目安として、週1、2回洗濯する私は月に18ドルほど洗濯代に支払っています。なお、支払いはランドリールーム入り口横にあるスキャナーに学生証をかざすことで、事前に学生証にチャージした残高から引き落とされるという具合です。たまにチャージするのを忘れていて、洗濯はしたのに乾燥機はかけられない、なんてこともあるので、こまめに残高はチェックしておきましょう。最後に、ランドリー利用の注意点を以下に箇条書きでいくつか紹介します。 • 洗剤、柔軟剤(ちなみに、私はGainという緑のパッケージで有名な洗剤と柔軟剤を使っています)の投入量は、洗濯量に関わらず、付属のフタの1/4程度で十分です。 • 日本とは異なり、洗濯・乾燥モードを自分で選択しなければいけませんが、迷ったら「Perm Press」というボタンを押しておけば間違いないと思います(なお、あくまで自己責任でお願いします)。 • 洗濯・乾燥モードのボタンを押した時点で機械が動き出してしまうため、ボタンを押す前に洗剤の投入などは済ませるようにしてください。(途中キャンセルなどは一切できません!) • 火事を防ぐために、乾燥機を使う前後で必ずフィルターの埃を取り除くようにしましょう(ランドリールームに設置されているペーパータオルで拭き取ると、手を汚さずに埃が落とせますよ)。 • 注意点とは少し異なりますが、アイロンおよびアイロン台を借りることも可能なので、必要であれば寮のフロントデスクに声をかけてみてください。 ・掃除&洗い物(食器)について  自炊、洗濯に続き、掃除および洗い物についてもお話ししたいと思います。掃除、つまり、部屋をいかに清潔に保つかは、ルームメイトとの関係性にも影響する項目ですので、意外と軽視できません。さて、最初に言及しておきたいのですが、寮の部屋には掃除道具は何も用意されていません。では現地で買えばいいのでは?と思われた方もいるのではないでしょうか。しかし、カナダ到着後にすぐに買い物に行くのは意外と難しいです。私の場合は、日本からクイックルシートやウェットシートを持参していたので、最低限部屋を綺麗にしてから、荷物を整頓したり、睡眠したりすることができたのですが、そうでなければ、前の入居者が退去してから私が来るまでに溜まった埃の上で一夜を過ごすことになっていたと思います。綺麗好きの方、潔癖のきらいがあるという人は、マストでウェットシート、プラスアルファでミニちりとりやクイックルシート、クイックルワイパーを持っていくといいと思います。なお、掃除機に関しては寮のフロントデスクで借りることができるようなので、必要に応じてスタッフに声をかけてみてください。また、寮ではルームメイトと週に何回掃除をするか、誰がどこを掃除するかなどを決めるセッションが寮のオリエンテーション期間に提供されます。その機会にしっかりと役割分担しておきましょう。さらに、たまに部屋を綺麗に使っているか、大学スタッフのチェックが入りますので、掃除は定期的にすることを心がけてください。  洗い物についても忘れずに言及したいと思います。先ほど掃除用具は部屋についていないと説明しましたが、洗剤に関しても用意はありません。ただ、これは現地購入で事足りると思います。というのも、最初は自炊する余裕がないため、大抵使い捨てのもので済ませることになるからです。むしろ、気をつけるのは洗剤を買った後です。実は、私自身カナダでお皿を洗ってから気づいたのですが、お皿を伏せて乾かしておけるラックは寮についていません。そのため、日本から布巾や、吸水性が高いタオルなどを持っていくと、それらを敷けば即席の皿置きスペースになるためおすすめです。敷く用のタオルは2枚持って行くと洗い替えできますよ! ・部屋の様子  ここまで家事について説明してきましたが、部屋に何があるか全く説明していなかったので説明します。寮の部屋は、すべてが二人一部屋です。しかし、部屋の中には各自のベッドルームがあるためプライバシーが確保されており(←重要)、共有するのは簡易キッチン、食卓机が置いてあるリビングスペースと、洗面台、トイレ、シャワーがあるバスルームです。部屋の様子はUFVのホームページから調べることができるため、以下では、ホームページには載っていない情報をいくつか箇条書きでお伝えしたいと思います。 • 電子レンジ 電子レンジがすべての部屋に備え付けられていますが、日本のものとは使い方が少し異なります。こちらの電子レンジはデフォルトでワット数が1100Wに設定されているものが多く、低いワット数で使用したい場合は「Power level」というボタンを押してワット数を下げる必要があります。ボタンを押すたびに、「H-9」「H-8」と表示が変化していき、この数字が、デフォルトのワット数を10で割って出た値を何倍したかを表しています。例えば、1100Wがデフォルトの電子レンジで「H-5」まで出力値を下げると、550W(1100W➗10✖️5)で使用することができるという具合です。少しややこしいですが、慣れると意外と使いやすいです。なお、部屋によって電子レンジの機種が異なるため、わからないことがあれば遠慮なく寮のスタッフに相談しましょう。 • 冷蔵庫 冷蔵庫も各部屋に備わっており、上部が冷凍庫、下部が冷蔵庫という日本とは逆の作りになっています。冷蔵庫の使用スペースをルームメイトとどうやって区切るかも、意外とストレスのもとになりますので、適当に決めずにルームメイトとしっかり話し合いましょう。お互いなるべく公平に使えると気分もいいです。 • 寮の部屋の鍵 寮の部屋の鍵には、ベッドルームとシェアスペースを含めたユニット用、ベッドルーム用の2種類があります。ユニットには、扉についているスキャナーに学生証をかざすことで入ることができます(学生証を受け取る手順は先月のレポートを参照してください)。対照的に、出る時はオートロックのため、中に学生証を忘れないよう気をつけてください。ロックアウト(鍵を部屋の中に忘れて入れなくなること)しても、日中は寮のフロントデスクに、夜は大学のセキュリティスタッフに電話すれば開けてくれますが、学期につき5回以上ロックアウトすると罰金が科されるようです。一方で、ベットルームの鍵はアナログな鍵穴式です。しかし、実は開ける時しか鍵は使いません。では閉める時はどうするのかというと、内鍵の突起部分を押し込んだ状態でドアを閉じると鍵をかけることができます。なお、バスルームにも内鍵がついていますが、バスルーム内鍵は、突起部分を横から縦に回すことで鍵をかけることができます。これもまた日本とは逆ですね。 • Wi-Fi 各ベッドルームにWi-Fiが備え付けられており、機械側面に記載のQRコードを読み取るとスムーズに接続できます。 • エアコン&ヒーター エアコンはありません。ヒーターはありますが、そんなに効きは良くないです。火事を防ぐために、外出時はスイッチを切ることを忘れずに。 • 謎の電源ボタン ベッドルームに入ってすぐ横の壁に、部屋の電気をつけるためのスイッチとヒーターのつまみ、そして謎の電源スイッチがあります。謎のスイッチの見た目は部屋の明かりをつけるスイッチを同じなのですが、それをいじったところであかりが消えるわけではないです。では、なんのためにあるのか。実はこの謎のスイッチは、室内にあるいくつかのコンセントの電力供給を断つためにあります。例えば、ヒーターのつまみがオンになっている状態でも、このスイッチを切るとヒーターをオフにすることができます。ヒーターだけでなく他のコンセントも何個か使えなくなるため、使えないコンセントに充電器を差したまま外出しても充電できません。気をつけてください。 ・その他の事項  ここまでである程度基本的なことには言及しましたが、ここでは上記以外の比較的細かい内容について、箇条書きで説明したいと思います。 • ゴミ出し ゴミ出しは決まった時間はなく、寮一階のブックストア横に設けられたスペースに、24時間いつでも捨てることができます。このゴミ置き場を利用する場合は、段ボール以外のゴミは分別する必要はありませんので、全てまとめて捨ててしまって大丈夫です。なお、分別が求められるゴミ箱もあるため、気をつけてください。 • トイレ コモンルームにはトイレもついているため、自室のトイレをルームメイトが使用中の時は、そちらを使いましょう。 • 火災訓練 なんの予告もなく、ある朝突然火災報知器が鳴ります。日本にいると誤作動かな、なんて思ったりしますが、カナダではたとえ誤作動であっても避難行動をとらなければなりませんので、火災報知器がなったら迷わずに外に避難してください。 • 自動販売機 寮一階には自動販売機があります。喉が渇いたり小腹が空いたりしたら利用するのもありかもしれません。ただ、価格が高いので、私は小銭を減らしたい時しか使いません。 • 門限 寮に門限はありません。ただ、夜は危ないのでなるべく外に出ないようにしましょう。 • サイレントアワー 寮にはサイレントアワーと言って、静かにしなければいけない時間帯があります。日曜日から木曜日は夜11時から朝8時、金曜日から土曜日は夜1時から朝9時までに設定されています。 • 寮の滞在期間延長申請について 基本的に、Final exam(期末テスト)が終わってから(期末課題ではないので注意)、24時間以内に寮から出なくてはいけません。ただ、2週間前までの書類提出で、何日か滞在を延長することもできます。また、二学期間留学をする生徒は、同じく書類提出と追加料金の支払い(要確認)で、冬休み期間も寮に滞在することが可能です。逆にいうと、申請をしなければ冬休みは寮から出なければいけなくなるため注意してください。  さて、今回は以上で締めくくりたいと思います。できれば次回からはもう少し、現地でできた友達との思い出など、より留学らしいことについて書きたいと思っているので、もし興味があればぜひまた見にきてください。
国際コミュニケーション学科 4年 交換
2023-09
 ついに今月から念願だったカナダ留学が始まりました。留学レポートを書くことも初めてなので何をかくべきか迷いましたが、今回はカナダで1ヶ月過ごしてみて徐々にわかってきた生活全般の様子を以下の小テーマを通して、お伝えしようと思います。 ・到着前の注意点 ・到着後にやるべきこと ・オリエンテーションに関して ・授業の履修に関して ・保険に関して  私がカナダに来る前に知りたかったことを重点的にまとめました。自分のためというよりは、次にUFVに留学する後輩学生のために書いたので、報告書というよりはブログのような文体になってしまいましたが、カナダ留学に興味がある学生にとって少しでも参考になれば幸いです。 ー 到着前の注意点  まず、カナダに来る前の注意点についてです。カナダに着いてからのことを調べている人は多いと思いますが、カナダに来る前のことは意外と盲点で調べていないなんてことも起こり得ますので、お気をつけください。基本的に気をつけておくべきことは主に以下の3点です。 1. 寮の申し込みは案内が来たらすぐにしましょう。 2. 航空券も入寮日の案内が来たらすぐにしましょう。 3. 日本から複数人で渡航する場合は、Instagramも事前に交換しておきましょう。 4. ミールプランは現地の大学についてからの加入も可能です。  まず1点目に関して、カナダに来てから知り合った同じ日本人の学生で、3人ほどが寮の申し込みが遅かったせいですでに定員に達してしまい、自力で現地の物件やシェアハウスを探さなければいけなかったと言っていました。寮から案内が来てから遅くとも1週間以内に申し込みをしなければ、入寮はできないと考えてもいいと思います。  次に2点目の航空券ですが、特に長期の留学の方で、帰路の日程を変えることが可能なOPENチケットを買う場合は、タイミングを逃すと高いチケットしか無いという状況になりかねません。私のときは、入寮期間が8月25日〜27日と指定されており、その期間で入寮日を事前に予約しなければいけなかったのですが、予約のフォームがシステムのエラーで使うことができず、予約がなかなかできませんでした。ようやく予約を完了し、その日程に合わせて航空券を購入しようとした時にはすでに遅く、安価な航空券は残っていませんでした。入寮日は好きな時間に予約が可能ですし、後から変えることも可能です。入寮日が決まってから航空券の予約をするのではなく、入寮期間の大まかな日程が決まり次第、航空券は買ってしまって大丈夫だと思います。  3点目です。もし複数人で同一の便を使う場合や、現地空港にて他学生と合流予定がある方は、LINEだけでなくInstagramも交換することをお勧めします。私は現地空港で他学生と合流する際に、なぜかLINEを使うことができず(おそらくSIMの関係で)、空港のWi-Fi下で使えるInstagramに助けられました。  最後に、ミールプランについてです。留学を考える学生の多くが考える一度は検討に入れるであろうミールプランですが、端的に言えば、UFVに到着するまで加入する必要はないと思います。というのも、ミールプランは基本的に学内のカフェテリアでしか使えないのですが、そこのメニューは概して高く、無理にミールプランに入るより学内のティムホートン(カナダのミスド的な存在)に行く方がプランよりも安く済むからです。ただ、授業がどれだけ忙しいのか、自炊スキルがどの程度あるかによっても何が最適なのかが変わってきますので、まず、UFVで2週間ほどミールプランなしで生活した上で、加入するかどうかを決めるのがいいと思います。ミールプランに入っていなくても同じメニューは食べられますので。 ー 到着後にやるべきこと   さて、ようやくカナダ到着後についてです。カナダに到着してから(厳密にはUFVに到着してから)することが意外と多いので、以下にまとめます。 • 寮にチェックインする。 • キャンパスカードをもらいに行く。 - キャンパスカードにお金チャージする。*任意 - ミールプランに加入している人はキャンパスカードにプランをチャージする。(ミールプランは後からでも加入可能です) • キャンパスカードにU -Pass証明シールを貼ってもらう。 • 寮のマスターキーを返す。 • インターナショナルオフィスでマンデトリーチェックインする。 • 寮の部屋の状態をチェックして、報告フォームを提出する。 +α 退寮した生徒のお下がりをもらいましょう。  上記の項目を見ていただければUFV到着後にやることは大体わかるかと思いますが、少し足りない部分を補足していきます。  まず、寮にチェックインします。事前に寮から受ける説明では、事前に予約した入寮時間に大幅に遅延する、もしくは早くついてしまう場合には寮に電話しないとペネルティが課せられるということでしたが、実際はそんなに厳しくなかったです。5時間以上時間がずれる場合は連絡した方がいいかもしれません。  チェックインが終われば、次はキャンパスカード、つまり学生証をもらいにいきます。キャンパスカードの受け取りは、寮の目の前にある駐車場を超えて学内のSビルディング内にあるキャンパスカードオフィスでできます。カードを受け取る際に、お金をチャージするか尋ねられます。チャージするかは完全に任意ですが、学内の寮に住む人はいずれチャージする必要が出てきますので、25ドルくらいチャージしておくことをお勧めします。また、首にかけられるカードフォルダーの購入も勧められますが、8ドルと少しお高めですし、寮のスタッフに尋ねれば無料のカードフォルダーをもらうことが可能ですので、わざわざ買う必要はないと思います(私は記念に買いました)。なお、ミールプランに加入している学生は、キャンパスカードを受け取る際に契約した分のミールプラン額をカードにチャージしてしまいましょう。ミールプランはカードにチャージしない限り使えませんので。  ここまででキャンパスカードに関する手続きはほぼ完了ですが、Abbotsford内のバスを無料で使うには、U-passという証明シールを学生証に貼らなければいけません。キャンパスカードオフィスのすぐ近くにSUS(Student Union Society)のオフィスがありますので、併せて、そこでキャンパスカードにU-passを貼ってもらうことも忘れずに。  キャンパスカードの受け取りが終われば、次は、再び寮に戻ります。最初に寮にチェックインした際に各部屋のマスターキーをもらいますが、キャンパスカードが鍵の代わりになるため、マスターキーはこの時点で返却するようにしましょう。  残りのマンデトリーチェックインと部屋の状態報告フォームですが、マンデトリーチェックインはBビルディングにあるインターナショナルオフィスにあるQRコードをiCent(UFVの学生が使っているアプリです)から読み込めば完了できますし、報告フォームに関しても寮のハンドブックから、もしくは、寮から送られてくるメールからダウンロードしたものを記入し、それを添付したメールを寮のスタッフに送信すれば完了です。  長々と書きましたが、意外とUFV到着後にやることが多く、また何をすればいいのかわかっていない、もしくは大学側からちゃんと知らされないこともありますので、少しでも参考になれば幸いです。 +α 寮では、すでに退寮した学生が置いていったお下がりをもらうことができます。私はお皿や計量カップ、ハンガーをもらい非常に重宝しています。中には布団や枕をもらっている学生もいました。基本的に早い者勝ちなので、到着した日に何が残っているのか覗くようにするといいかもしれません。 ー オリエンテーションに関して  大学で開催されるオリエンテーションには、以下のようなものがありました。イベントの様子は写真を参照ください。 • 寮のオリエンテーション週間について(写真あり) • 留学生用イベント • 大学のオリエンテーション(写真あり) • キックバックイベント • 各学部のイベント  各オリエンテーションで何をするかを説明するとキリがなくなってしまうので、省きますが、アドバイスとして、できるだけイベントは参加することをお勧めします!現地の学生と友達になる絶好の機会です。UFVに来る学生はぜひこの機会を活用してください。私自身、「SUS Games Night」という、ボードゲームを介して交流を図るイベントでできた友達と、今も頻繁に交流しています。 ー 授業の履修に関して  ここで少し真面目に、授業の履修に関してお話しします。履修について注意すべき点は以下の通りです。 • 履修登録は基本先着順 • 初回授業の出席は必須 • 授業期間の1週目に履修科目のブラックボードにログインする必要がある • 初回授業に出た後に履修をキャンセルする人も結構多い • 授業期間2週目までは履修のキャンセル可能 • 教授に直接メール送ったら優遇してくれることもある  履修登録期間は、カナダに渡航する前、日本にいる間に始まります。オンラインで履修登録をしますが、基本先着順のため、時差に負けずに眠い目をこすりながら頑張ってください。なお、科目によっては履修条件などがありますが、基本的に一時滞在の留学生には適用されず好きな科目を取れますので、心配せずに登録してしまって大丈夫です。  無事、履修の仮登録が完了すれば、本登録のステップに進みます。本登録の条件は、①初回授業に出席すること、②初回授業がある週に、各履修登録済みコース*のBlackboard(Googleクラスルームみたいなものです)にログインすることの2点です。また、1週目の授業に出席した後に履修をキャンセルしたり、他の授業に変更したりすることも、2週目が終わるまでは追加料金なしで可能です。万が一、変更したい授業が定員に達していても、担当教員に直接メールをすると優遇してくれる可能性もあるため最後まで諦めずに理想の履修を追い求めましょう。  各授業のシラバスが1週目にならないと公開されないこともあり、UFVの授業情報は比較的手に入りにくいです。UFVに留学予定の学生は上記の点を参考に履修登録を考えてみてください。 * UFVでは授業、もしくは、クラスのことを「コース」と呼びます。 ー 保険に関して  今回の留学レポートは、現地で加入する保険の説明で締めくくりたいと思います。現地で加入しなければいけない保険は以下の通りです。 • Guard me(全員加入必須) • MSP/Medical Service Plan(2学期間留学の学生のみ) • SUS student Health & Dental plan(2学期間留学の学生のみ)  前提として、留学期間によって加入すべき保険が異なるため注意してください。  さて、まずGuard meですが、これはUFVが提供する保険で、適用期間は3ヶ月間です。料金は225ドルですが、2学期間留学の学生は70ドルの値引きが適用されるため、支払う前に料金を確認してください。過払いを防ぐためにも、オンライン上ではなく学内のアドミッションオフィスにて料金を支払うことをお勧めします。場合によっては、現地のスタッフですら70ドルの値引きがあることを把握していないことがありますので、なんとか交渉しましょう 。なお、1学期間留学の学生はオンラインで支払ってしまって全く問題ありません。  次に、MSPです。これはBC州から提供される保険です。申し込みはMSPのホームページから可能です(UFVは通さずに自分で申し込みます)。なお、MSPの注意点として、申し込みから保険適用開始まで最大で3ヶ月を要します。つまり、Guard meの適用期間3ヶ月が終わる頃に、MSPの適用期間が始まるという具合です。申し込みが遅れるとGuard meとMSPの適用期間のギャップが広がり、保険無加入の期間が長くなってしまいますので、カナダに到着次第すぐに申し込むようにしましょう。  最後に、SUS student Health & Dental planについてです。この保険に関しては、2学期間の学生は自動で登録され、費用も学費やその他の入学費に含まれていますので、学生が自身ですることは何もありません。保険の中でも、特にSUS student Health & Dental planに関する情報は手に入れにくいですが、ご安心ください。
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