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留学先大学
留学種別
交換
推薦
私費
交換(ダブルディグリー)
推薦(ダブルディグリー)
報告書年月
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
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2026-03
月次報告書3月分
留学二ヶ月目 授業への適応と交流の広がりを実感した一か月
【① 学校生活と学習面】 3月は、サンパウロ大学での授業が本格的に始まり、留学生活がいよいよ学業中心の段階に入ったと感じる一か月でした。履修している授業では、日本文学、日本文化、ロマンス語、地名学など幅広い分野に触れる機会がありました。どの授業も内容が非常に高度で、特にポルトガル語で専門的な説明を理解することには難しさを感じています。しかし、授業を受ける中で、分からないことがあってもまずは参加し続けることの大切さを実感しました。先生方や周囲の学生が親切に助けてくれる場面も多く、支えられながら少しずつ学習環境に適応しているところです。 また、図書館や自習室を利用して勉強する機会も増え、授業の合間の時間をどのように活用するかについても少しずつ自分なりのリズムができてきました。授業によっては難しさだけでなく、現地の学生の反応や発言の仕方から学べることも多く、語学力だけでなく授業への向き合い方そのものが学びになっています。さらに、お話会のような交流の場では、ポルトガル語での会話が中心になることもあり、負担を感じる一方で、自分の語学力を実践の中で試す貴重な機会にもなりました。ブラジル音楽や映画など、自分一人では触れられない話題について知ることができたことも印象に残っています。 加えて、履修登録についても実際に経験する中で学ぶことがありました。履修登録に関する案内はメールで期限付きで送られてきますが、対応が遅れると不利になる可能性があるため、早めに確認して手続きを進めることが重要だと感じました。特に、人数に限りのある授業もあるため、履修を希望する場合は早めに動くことを勧めたいです。教室の場所や登録方法など、まだ戸惑うこともありますが、その都度周囲の人に助けてもらいながら対応しています。3月は、語学的にも制度的にも簡単ではない環境の中で、まずは通い続けること、参加し続けることの重要性を実感した一か月でした。 【② 生活環境と日常の発見】 今月は、授業と並行して、日常生活そのものにも少しずつ慣れてきたことを感じました。大学内の食堂を継続して利用する中で、これまでとは別の食堂にも行く機会があり、それぞれに雰囲気や特徴があることを知りました。食事は生活の一部であると同時に、留学生活の安心感にもつながっており、学内での重要な居場所の一つになっています。 また、学生生活に必要な仕組みにも少しずつ慣れてきました。特にBUSPは、Butantã駅からUSP間のバスを無料で利用できるカードであり、実際に使うことで通学や移動の負担が軽くなりました。こうした制度を理解し活用できるようになったことで、留学生活が単なる非日常ではなく、自分の生活として少しずつ定着してきていると感じます。 一方で、現地での生活の中では、日本との違いを感じる場面も多くありました。今月は特に雨が非常に多い週があり、短時間で激しく降るスコールのような雨を何度も経験しました。そのため、外出時には折りたたみ傘を常に持っておくことの重要性を強く感じました。天候の変化が急であるため、晴れていても備えておく必要があると実感しています。 さらに、生活上の実務的な面でも、日本とは異なる点が多くありました。スポーツ観戦のチケットを取る際や、ショッピングモールのWi-Fiに接続する際など、CPFの入力を求められる場面があり、生活のさまざまな場面で必要になることを実感しました。そのためブラジルについてからの申請ではなく、ビザ申請と同時にCPFの申請も日本の大使館で済ませて手元に持っておくことを推奨します。また、長距離バスで移動する際にはパスポートのコピーが必要になる場合があるため、渡航前または到着後の早い段階で用意しておくと安心だと感じました。こうした点は実際に生活してみないと分からない部分でもあり、今後留学する人にとても役立つ情報だと思います。 また、Paulista、Liberdade、República、Higienópolis–Mackenzieなどにも足を運び、街ごとの雰囲気の違いや特色を体感することができました。実際に歩いてみることで、サンパウロの都市としての大きさ、多様さ、人々の生活圏の広がりを具体的に感じることができました。コインランドリーの待機スペースに卓球台が置かれているなど、日本ではあまり見られない工夫に驚かされることもあり、こうした些細な違いも現地の生活文化を知るうえで印象に残っています。 【③ 食文化と異文化理解】 3月は、食を通してブラジルや多文化的な環境への理解が深まった一か月でもありました。学食に加えて、アサイー、リングイッサ、フェイジョアーダ、ハンバーガー、ラーメンなど、さまざまな食べ物を体験する機会がありました。日本で知っていた料理や食材でも、現地で味わうことで印象が変わるものも多く、食文化の違いを実感しました。 特に印象に残ったのは、自分の食の好みについて改めて考える機会が多かったことです。ブラジルでは、油を多く使った料理やマヨネーズを使った料理など、日本で普段食べていたものとは異なる感覚の食事に出会うことが多くあります。最初は見た目や味の想像がつかず、戸惑うこともありましたが、実際に食べてみることで新しく知るおいしさもありました。一方で、自分が食べやすいと感じる味や、逆に慣れるのに時間がかかる味もはっきりしてきました。このように、自分の好みを再確認しながら少しずつ現地の食に慣れていく過程そのものが、異文化理解の一つだと感じています。 また、食事の場を通して人とのつながりも広がりました。留学生やUSPの学生、県人会に参加していた方々に誕生日を祝ってもらう機会があり、現地での人の温かさを強く感じました。日本とは少し異なる距離感や表現の仕方に驚くこともありますが、それと同時に、人との関わりを積極的に楽しむ文化の魅力も感じています。こうした交流は、授業では得られない異文化理解につながっていると思います。 【④ 課外活動と現地での体験】 今月は、授業以外にもさまざまな体験を通してブラジルの文化に触れることができました。県人会では、さまざまな方の経験談を聞く機会があり、ブラジルでの生活やこれまでの歩みについて知ることができました。現地で長く生活してきた方々の話には重みがあり、自分の留学生活をどのように過ごしていくべきかを考えるうえで参考になりました。 また、県人会とのつながりを通して、日本語を毎週水曜日に教える活動も継続しています。自分がポルトガル語を学ぶ立場であると同時に、日本語を伝える立場にもなることで、言語教育の難しさや面白さを実感しています。相手に分かりやすく伝えるにはどうすればよいかを考えることは、自分自身の日本語やポルトガル語への理解を深めることにもつながっていると感じます。 さらに、県人会の方にご紹介いただき、ブラジルで働いている日本人の方々と毎週土曜日にテニスをする機会も得ました。大学の授業や留学生同士の交流とはまた異なる形で、現地で生活している方々と関わることができるのはとても貴重だと感じています。こうしたつながりを通して、ブラジルでの生活や働き方についても学んでいきたいです。 さらに、今月はバスケットボール観戦にも行くことができました。現地でバスケットボールを観戦したことがある人が周囲にあまりおらず、情報を自分で集めなければならなかった点は大変でしたが、その分、自分で調べて実際に足を運んだ経験は印象に残っています。興味のある人には、Symplaというアプリからチケットを取る方法が便利だと感じました。私の場合は住んでいる場所から徒歩約30分で会場に行くことができ、しかも無料で観戦できたため、とても魅力的な体験でした。現地のスポーツ文化に触れる機会としても勧められると感じています。 また、サッカーやバスケットボールなどのスポーツ観戦を通して、ブラジルにおけるスポーツの存在感や人々の熱量を肌で感じることができました。観客の反応や会場の一体感には大きな迫力があり、映像で見るのとは異なる現地ならではの体験となりました。スポーツは言語が十分でなくても共有できる文化であり、ブラジル社会を理解する一つの入口であることを実感しました。 【⑤ 総括】 3月は、授業への参加を中心にしながら、大学生活・食文化・都市生活・人との交流など、多方面でブラジルへの理解を深めることができた一か月でした。授業内容は難しく、思うように理解できない場面も多くありますが、その一方で、現地の学生や先生方、留学生の仲間に助けられながら、少しずつ前に進んでいるという実感があります。 また、今月は人との交流の中で学ぶ機会が特に多くありました。授業中の助け合い、食事を共にする時間、交流の場での会話、県人会での経験、日本語を教える活動などを通して、語学力だけではなく、自分から関わろうとする姿勢の大切さを改めて感じました。 4月以降は、授業内容の理解をさらに深めることを目標にしながら、日々の生活の中で得られる学びも大切にしていきたいです。学業、語学、異文化理解のすべてを結びつけながら、より充実した留学生活につなげていきたいと思います。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Sena
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書3月分
「リーヨ!!!三度の飯よりBandejão」ブラジル案内研究入門ⅠA 第二講
やっほー、Leviです。今回もブラジル案内研究入門IAの第二講やっていきます!特にブラジルへ留学、旅行を考えている方に向けて得する情報をこちらから発信しておりますので、もしよければご拝読下さい。 日頃の過ごし方 ・防犯対策編 ・登校編 ・私たちのBandejão 編 ・履修登録編 観光 ・Click Bus編 ・タクシー編 プライベート ・居合道編 ・リオデジャネイロ旅行編 あとがき 【日頃の過ごし方】 (1)防犯対策編 基本は、外出するときは、手ぶらで両手空けたまま過ごすことがベストです。空港周辺やバスターミナル、夜道はリュックを前にして歩くことを強く推奨しますが、日中は悪目立ちする為、ポッケの中のみにすることがブラジル人の中で一般的な過ごし方です。ただし、擦られることは警戒して道路側より内側に歩くことや地下鉄の場合は壁側に背を向けるなど防犯の細かい配慮をすることを強く勧めます。また、アジア人であるため話しかけられる頻度も多い。特に物乞いやキリスト教徒からお祈りを願われたりする場合、冷静に断るか無視することが1番です。中には温厚で話が通じるブラジル人の類もありますが、あくまで現地民にしかその見極めをすることができません。その為、私たちがそのような状況にあった場合は以上のようにすることが賢明です。観光先では子供まで物乞いすることもあるので注意を払いましょう。旅行や長い期間での遠出をするときは服の下にウエストポーチをつけましょう。パスポート、カード類は全てその中に入れて隠すことがベストだと思います。 【サンパウロ大学】 (1)登校編 サンパウロ大学は、学部ごとにキャンパスが分かれており、キャンパス間の移動にバス利用する生徒が多い。大体の日本人留学生、神田生はLetrasのキャンパスを使っている。私はその周辺の他学部を含めた他のキャンパスを含めて家から徒歩15分ほどで登校している。私の家は、2月分に詳細を記載しているので、説明は省きますが、比較的にバスを利用して登校する学生が多い。しかし、バスを利用する際にUSPの学生であれば、Bilhete USPと呼ばれるカードでUSPを経由するバスであればどのバス停からでも無料で利用することができる。ただし、これは初回の留学生オリエンテーションから1ヶ月以上経ってようやくカードが発行されてもらうことができる。私の場合は、留学生向けの授業「Aceptos de Cultura Brasileira」の初回で職員から直接貰えた。 (2)私たちのBandejão 編 USPにはBandejão と呼ばれる食堂があり、一食2レアル(約60円)でその日に決められた献立を食べることができる。また、Feijão や米、サラダは好きなだけ盛ることができるので安くお腹を満たしたいときは非常に理にかなった食堂である。また、Central,Química,Física,PUSPと呼ばれるBandejão が各地でやっており、献立も異なるため比較して楽しむこともできる。ウォーターサーバーやドリンクバーがあるが、ペットボトルで注ぐことが禁止されてあるのでコップか水筒を持参することを推奨する。私は特にEstrogonofe がある日が非常に好ましい。決してすすめてるわけではない。ちなみに、以下のアプリを入れておくと便利なのでおすすめです。 ・e-card usp ・cardápio usp e-cardは電子版の学生証です。図書館や食堂で学生証を用いて出入りする場合はとても手軽です。cardápio uspはBandejão の献立と日程を確認することができ、学生証にチャージした金額も確認できます。 (3)履修登録編 履修登録は授業を始める上で最も手続きが重要であるため、事前に情報を集めておくことを肝に銘じてください。以下にUSPの授業をし始める中でよく使われるものを説明します。 ・Jupiter web (講義検索方法) ・Moodle (Google class room) ・Whats App (連絡用) ・Reservas de Salas da FFLCH (以上の3つを使っても教室が分からなかった場合に使う) まずは、Jupiter webとはUSP学生向けのサイトのことで神田学生でいうUNIPAのようなものです。基本はこちらからUSPの学籍番号と自分で設定したパスワードを用いてログインをします。ログインするために事前にこのサイトでアカウントを作る必要がありますが、ログインできるようになるまで1〜2ヶ月かかるので注意です。しかし、履修科目一覧や主な詳細、評価方法はアカウント作成なしで閲覧できるのでご安心を。アクセス方法は、Jupiter webで検索してそのサイトから入り、左側にあるPúblico という枠からDisciplinaを選択して下さい。Displinaから2つ選択肢がありますが、Busca por Displinasを選んでください。そこからUnidade de ensinoを選ぶと各学部の枠一覧にとぶので、FFLCHを選択していただくとようやくFFLCHの授業一覧を見ることができます。留学生であるので基本はFFLCHの所属になりますが、他学部への履修は可能です。経済学、心理学や生物学など他学部を履修する場合は留学生の措置がないところがほとんどなので、事前に教授に相談しましょう。そして、最も気をつけなければならないといけないのは、今期に実施するかどうかです。はっきり言って、USPはこのような情報はローカルすぎて当てになりません。そのため、現地の学生から情報調達するかJupiter webの教科一覧から調べることしかできません。Jupiter web から調べる場合、以上の過程を行い、科目の説明欄の1番下にあるClique para consultar と書かれているURLから入り、その中に日付けや曜日がなければ、今期は実施しないことを見分けることができます。 次にMoodleは、Google class roomのように扱われますが、基本はPDFや文学の資料を学生へ提供するときに使われるアプリです。授業によりますが、主な日程や内容を知ることができます。私の場合、現在履修しているLiteratura Japonesa Ⅲにこのアプリを活用しています。ないと、そもそも何をしているのか理解することができないので、履修する授業で使われる場合は必ず入れておきましょう。 Whats Appは日常生活でも必需なアプリですが、大学においても重要です。講義の資料、課題、教授の緊急連絡がこのアプリで連絡されますので、履修する講義のグループに入っておいて損はしません。主なグループの入り方は教授に直接聞くか、現地の学生から招待してもらう以外ありませんのでご注意を。ただし、留学生向け授業はGmailから直接招待が来るので例外です。 Reservas de Salas da FFLCHは、いつ、どこでやるのか何も分からないときに使う奥の手です。文字通り、すべての大学中の教室の予約を管理しているサイトであり、学生も勿論閲覧することができます。Reservas de Salas da FFLCH というサイトを検索し、サイトから気になっている授業や教授の名前を入力して検索するとその授業の予約枠を見ることができ、そこから時間や教室が記載されているため、知ることができます。しかし、当日になって、記載されている場所が異なったり、時間が違ったりするため、そのときに臨機応変に対応しなければなりません。どうしようもなくなった場合、留学生向けの職員に相談しましょう。 【観光】 (1)Click Bus編 おそらく、遠出の旅行でもっとも役立つアプリはClick Busです。このアプリはブラジルの高速バスを予約でき、比較的安く購入できます。取締元のバス会社のサイトから直接買うこともできますが、その際は金額を比較してみるといいです。しかし、日本で発行したクレジットカード、デビットカードでは支払いができない可能性があるのでご注意を。 (2)タクシー編 旅行やちょっとした移動でタクシーを利用することがブラジルで多いです。特にUBER、99と言われるアプリを入れておいたほうが楽にタクシーを手配できると思います。UBERが1番使われるアプリです。以前は観光客狙いでUBERに登録されている車と偽物の車をネームプレートやデザインで見分ける必要がありましたが、現在では、運転手名、車種、ネームプレートまで記載されるようになっているので注意を心がけるのみで問題ないと思います。UBERで金額が高いと感じるようであれば99というアプリを利用してみてください。比較的安価で取引ができます。場所によりますが、基本はUBERと99を使い、金額を比較しながら判断して利用することが多いです。そして、タクシーを利用する中で最も注意を払わばければならないのは乗車中にスマホを使うことです。乗車中はスマホはしまっておいてください。主に昼間、夜間同様、停車した時や一方通行中にスマホの光を見かねて盗難されることがあります。私事ですが、過去に友人が同じようなケースで被害にあったことがあります。事前に知っていなければいけないことの一つなので気をつけましょう。万が一やむを得ず、盗難被害にあった場合は素直に明け渡しましょう。安全が確保できた後に、領事館、大使館と現地の警察へ報告をしましょう。警察はインターネットからでも申請はできます。その場合は、Polícia Cvil do Estado de São Paulo というサイトから入れば登録するメールアドレス向けに連絡がまわってきます。最悪のケースにならないように意識できるうちに配慮しましょう。 【プライベート】 (1)居合道編 私は、子供の頃から趣味で居合道という日本刀を用いて型をする武道を長く続けている。ブラジル留学を決めた時からあわよくば新しいコミュニティのきっかけになればと思い、以前から所属や加盟団体について調べていた。入国後にその情報源をもとにLiverdadeにある武道具店へ訪問し、ブラジルで居合道の地域団体はないのかを尋ねた。そこでは、日本では居合道をしている加盟登録者は10万人ほどであるのに対して、ブラジルの居合道人口は、全体で700〜800人ほどの規模であること、サンパウロ州がその中心で全体の5割で組織されている。2月末からブラジル剣道連盟の会長からお誘いのご連絡をいただき、サンパウロ州居合道大会へ観戦をすることができた。予想以上に低段の部、高段の部で全体のレベルの高さや個々の居合道に対する熱心さが伝わり、留学中に稽古をさせていただくことにした。稽古場所は時間や場所の相性もあるので各地の道場へ転々とする形で3月末まで回らせてもらい、4月からようやく所属先が確定した。Pratinigaと呼ばれるサンパウロ州で最も大きな支部であり、方針や環境が非常に合いやすいことからこちらで稽古をすることにした。勿論、留学先のサンパウロ大学にも武道場があるので、自主稽古と折り合いをつけて稽古の継続を語学と交えて試みる。 (2)リオデジャネイロ旅行編 3月末から約1週間ほどイースターと呼ばれるキリスト教の祝日があり、その休日を利用し、日本人留学生仲間とリオデジャネイロ旅行をした。日頃からブラジル人と会話することが常々であったため、個人的な息抜きとリフレッシュになった。以下に観光した箇所を記述するので、もし観光される場合は是非参考にしていただきたい。 ・Praia de Copacabana ・Catedral Metropolitana de São Sebastião ・Fundação Biblioteca Nacional ・Real Gabinete Português de leitura ・Igreja do Santíssimo Sacramento ・Igreja de Nossa Senhora da Candelária ・Museu do amanhã ・Corcovado (Cristo Redentor) ・Pão de açúcar 【あとがき】 語学力に関しては、まだまだ成長の兆しが見れるわけではなない。2ヶ月目を終えて3ヶ月目へ入ろうとしているが、未だに推測して聞き取ること以上にできることはない。自己表現は単語力を身につけて地道に積み重ねる必要がある。個人的に取り入れていることは、とにかく真似してみることである。現地もブラジル人たちのポルトガル語表現やスラング、発音の抑揚を付け焼き刃で実践している。最初は曖昧でも、数を重ねていけば自然に身につけられ、純粋な暗記よりも早く吸収できる。講義中の発言や説明に対してまだ意味を汲み取ることができず、授業の資料を参考にして予測することしかできない。そのような時は、常に周辺の現地学生、友人へ質問するようにしている。聞こうか聞かないか迷った時は、間違いなく聞くことを勧める。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Levi
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書3月分
2ヶ月経つのは早すぎる!!
こんにちは!まほです。 今月もブラジルで自由に楽しく暮らしている私の生活を報告します! 〜通学〜 初月は片道徒歩40分だった大学までの道のりにも慣れて30分かからないぐらいで着けるようになりました。 ぎわぎわまで寝れて幸せ! また、初月は雨が降ると大学までの無料での移動手段が歩きしかない私はすぐ行きたくないなと思ってしまっていましたが、今月はBUSPという学生のためのバスカードを手に入れたので、家から徒歩3分ぐらいの駅からバスに無料で乗れるようになりました。プチ革命です!! しかし、多くの学生が大学に向かう朝の時間は乗れないことが多いです。個人的には、雨の日や学食に行く時にしか使っていないので無問題。 〜授業〜 履修登録は最初やり方が全くわからなくて焦りました。説明もっと欲しかったなあ。しかし、私には優しいブラジル人の友人たちと頼りになる日本人留学生の友人たちがいたので救われました。結果として、日本語の現代文、地名学、日本文学、あとは留学生向けの授業のポルトガル語とブラジル文化の5つの授業を履修しています。ちなみにどの授業も全く理解できません。日常会話と授業で使うポルトガル語は全く違うということを実感します。個人的には、地名学の授業がわからないなりに楽しいです。後悔はもう1個ぐらい授業をとったら良かったなということと英語の授業をとったら良かったなという2点です。難しそうだなと思って辞めてしまった授業もあったけど挑戦すべきだったと思ったのでぜひ皆さんは挑戦してください。 〜食事〜 安いので学食が基本ですが、同じく留学している日本人の友達と食べたことのないご飯やお店に定期的に行って1年間で最高のお店や料理を見つけよう!と決めて週末などたまに外食をしています。今月はハンバーガーを食べるつもりで出掛けて見つけたバルで食べたシュラスコ玉ねぎ入りと友人たちと食べたハンバーガーがすっごく美味しくて記憶に残りました!絶対また行きます。また、コンビニのいろいろなホットスナックにも挑戦してみました。基本的に全部美味しく感じますが、コシーニャというコロッケみたいな料理が特に大好きです。コシーニャの中でもまだ挑戦していない味があるので来月までには全制覇したい!デザートの面で言うとbolo de cenoura 人参のケーキ(ニンジンを使ったパウンドケーキの上にチョコレートみたいな甘い層が乗っているもの)やアイス(アイス一個安くても300円高いと600円ぐらいする)が美味しかったのでおすすめです。ぜひ食べてみてください。 〜衣服と気候〜 先月同様、基本半袖で夏の装いをしていました。しかし先月より雨が多く、折り畳み傘を常に持っておいた方が良いと感じました。数日間は急に寒い日があり、長袖の上着を着て出かけることもありましたが、基本的に朝と夜だけが寒いので中身は半袖をお勧めします。ブラジル人の友人に聞いたところ3月に寒いと感じるのは異常気象によるもので本当はあり得ないそうです。 週末の過ごし方 友人とまだ行ったことのない場所に買い物に行ったりスポーツ観戦に行ったりして過ごしています。 買い物で言うとrepúblicaというところにあるショッピングセンターがアウトレット品も多く学生に少し優しい気がしました。また、景色も劇場などが近くにある場所なのでヨーロッパ風でとても美しいと感じました。散歩してみると楽しいですが少し治安が悪いので2人以上で行くのをお勧めします。 スポーツ観戦は、サッカーとバスケを見に行きました。サッカーはリーグ1位と2位の試合を見に行きました。盛り上がりがすごく熱気に溢れていました。試合を見ていると観客がやじを飛ばしたり日本よりも思っていることを直接伝える人が多く悪口みたいなものも覚えます。ユニフォームを着てみんなで見に行ったのは良い思い出です。バスケは行ったことがない人が多く、少し不安だったのですが堅実なプレーと爆発力があるプレーをするチームの試合でとてもワクワクしました。チケットが無料だったのもありみんな行くべきだと感じました。もっとさまざまなスポーツを留学中に見に行けたら良いなと思っています。 来月の生活も楽しみです。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Maho
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2026-02
月次報告書2月分
留学スタート‼︎
遂に留学が始まりました。2月5日に成田空港からカナダ経由でブラジルに来ました。見送りに来てくれた友人やメッセージをくれた友人たちには非常に感謝しています。私にとっては、初海外、初一人暮らしなのドキドキの始まりです。行きのフライトでは、優しいカナダ人と仲良くなり、1人でのフライトでしたが、楽しかったです。 〜滞在先〜 私は大学からの広告にもあったShareという学生用マンションの4人部屋に住んでいます。今は私含めて3人しか住んでいません。それぞれ個人の部屋があり、キッチン、冷蔵庫、トイレ、シャワーが共有です。4人で共有なので大変かなと思っていましたが、シャワー、トイレは2つずつあるので全く困っていません。同居人は日本人とブラジル人で、日本人と同じ部屋になったのは奇跡だと思っています。このアパートには、入居者が使えるジムとプールもありますが、私はあまり使ったことがありません。使ってみたい!また、ブラジルでは珍しくエアコンも部屋についています。家賃が高いというところが問題ですが、充実しているのではないでしょうか。ここに住んで1ヶ月で起こった問題は、断水する、部屋のカードキーが使えず部屋に入れなくなる、エアコンが壊れる、なぜかドライヤーがコンセントから抜けなくなるでした。そんなこともあるんだ!と笑い飛ばせる人におすすめです。 〜通学〜 サンパウロ大学まではバスもあるのですが、そのうち貰えるカードでUSPの学生は無料でバスを使えるという話を聞いて、バスにお金を使うのが嫌になったので歩いて通っています。電車に乗る必要はなく、歩いて片道40分ぐらい、私は歩くのが好きなので結構楽しめますが、ブラジル人の友人からは、驚かれることが多いです。 〜友人関係〜 以前留学していた先輩方からの紹介のおかげで日本人、ブラジル人両方とも仲良くしてもらっています。 留学生同士で仲良くなることもありフランス、韓国などさまざまな国の友達もできました。ブラジル人は日本語学科の生徒が多く、彼らが日本語がわかるおかげでたくさん助けてもらっています。みんなとご飯を食べるなどちょっとした時間も非常に楽しいです。もっと話せるようになって、もっと仲良くなりたい!!日本に興味がある人も多いので、そのうち日本料理をみんなに振る舞えたら良いなと考えています。 〜食事〜 ブラジルに来てすぐは、外食が多かったです。ピザやハンバーガーなどジャンキーなものを食べたり、友人に連れて行ってもらったときはブラジル料理を食べたりしました。しかし、私の同居人が日本人ということもありすぐに2人で自炊を始めました。日本から持ってきたインスタントも役立ちます。1番は大学の学食で昼も夜も2レアル、約60円で食べれます。強い味方です。ブラジルの食事は日本に比べてハイカロリーなものが多く、すごく美味しいのですが,すぐ太るので気をつけたいと思います。また、ブラジルの日本食にもチャレンジしました。揚げた寿司はクリームチーズが入っていて少し甘めのソースがかかっていました。日本の寿司とはだいぶ違いますが、新たな料理として見れば美味しかったです。もっと、ブラジル風に創作されている物もあるらしいので、ぜひ留学の間に試してみたいです。 〜衣服、気候〜 基本半袖で過ごしました。日差しが強くしんどい日もありますが、個人的には日本の暑い日より暑くない気がします。湿気がないのが大きいのかも知れません。朝は肌寒い日もあり、薄めの上着が必要だったりします。困るのは雨です。雨季なので、突然雨が降ることが多いです。今は、ほぼ半袖しか持っていないので来月あたりには長袖買いに行かなければと感じています。 授業 到着して3日後にはガイダンスがあり、オリエンテーションなどにも参加しました。そこで出会った人たちと友達になれました。月末には履修登録前のお試し授業期間が始まり、少し参加することができました。当たり前ですが、全てポルトガル語で行われるので全く理解できません。理解できなさすぎて退屈さも感じる反面、楽しさや理解できるようになりたいというモチベーションに繋がっているなと感じます。ポルトガル語は上手く使えていませんが、ブラジルでは、困っているとすぐ誰かが助けてくれるので、私は本当に周りのおかげで生活できているなと感じる日々です。来月からは本格的に授業が始まるので、不安ですがもっと頑張りたいです。 〜その他〜 最初の一週間は、1人の時間が多いとホームシックで泣いていましたが、友人が増えるたびになくなり週の終わり頃には元気になりました。私は、時差ぼけがなく、体調を崩すこともほとんどありませんでした。結構稀なタイプらしいです。 週末は買い物をしたり、友人たちとご飯を食べたりと忙しく過ごすことが多かったです。いくつかのショッピングモールにも行って来ました。ハイブランドばかりのモールもあれば、学生でも買い物がしやすいモールもあり面白かったです。 文化経験としては、カーニバルに参加できたのが非常に良かったです。日本で想像していたパレードのタイプのカーニバルに私は行きました。各チームで特色があってワクワクしたのですが、夜7時から朝5時までだったのでとっても疲れました。日本では時間的な意味でもできない経験な気がします。本当は、路上で行うカーニバルにも参加したかったのですが、タイミングがあわず参加できなかったのが少し残念です。ブラジルの物価はあまり日本と変わらない気がします。物によって日本のが安い、ブラジルのが安いがあり面白いです。 来月どんなことが待っているのかわかりませんが、どんなことでも楽しんで毎日を過ごしていきたいです。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Maho
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書2月分
やぁ、ブラジル案内研究入門IAをやるよ
こんにちは、Leviです。私の留学webでは、どの方が読んでも簡単にブラジル留学の準備や現地の過ごし方について必要なことを学べるように以下に記述したい思います。あくまで、私の例なので参考の程までにしていただけると嬉しいです。 【出発前の準備】 (1)ビザ申請編 おそらく、留学前準備で最も苦労することは領事館にビザ申請をすることだと思います。申請を終えられる時期は出発する一ヶ月前が1番多い例です。ビザ申請に必要な書類や主な申請方法は国際戦略部から留学試験後に通達されますが、特に留学試験で留学が決まった後にすぐ進めた方がいい書類を上から順番に個人的な優先順位をつけて説明したいと思います。 ・戸籍謄本(原本)と翻訳された戸籍謄本 ・ビザ申請の控え用紙(インターネット申請) ・無犯罪証明書 ・銀行口座の残高証明書 ・航空券 まず、戸籍謄本(原本)と翻訳された戸籍謄本が最も早く用意できます。戸籍謄本は、郵送、直接市役所に申請をすれば、大抵一週間で終われると思います。注意するべきは翻訳の方です。こちらは翻訳会社に戸籍謄本を送って依頼することがベストです。場所によりますが3000〜4000円程で抑えられると思います。翻訳言語は英語で問題ないです。 次にビザ申請の控え用紙(インターネット申請)です。これはサンパウロ大学の場合、11月辺りまでに入学許可証が学生メールで送られると思います。この入学証明書が届けば、大抵申請控えを作ることができます。二番目に優先を置いてるのは、これが無犯罪証明書の発行に必要な書類だからです。主な申請方法としてはブラジル外務省(Ministério das Relações Exteriores)の公式サイトを検索し、Inicial → Consulado-Geral do Brasil em Nagoia →Todos os serviços →Visa Section →Types of visa - ビザの種類 →日本語 → VITEM IV-学生まで飛ぶ。そこからビザ申請の必要な書類が載っています。その中にビザ申請控え作成のリンクが貼られているのでそこから外国人として申請を進めることができます。ですが、国際戦略部が直接見れるリンクを送ってくれますのでご安心してください。しかし、専門用語用いたポルトガル語がほとんどのため、ブラジル人留学生や専攻の先生方と一緒に進めることを勧めます。また、控え申請の入力時に出国日、入国日は確定するつもりで送って下さい。私の場合は後に変更することが出来ましたが、あまり良好ではなさそうです。完了すれば、PDFが貰えます!保存と印刷しましょう! 無犯罪証明書は、受付と原本の受け取りで自分の住む県警に二回通う必要があります。パスポート、ビザ申請の控え用紙、マイナンバーカード(運転免許証でも可)、予備で入学許可証があれば問題ないと思います。銀行口座の残高証明書は登録してる口座の銀行で発行しましょう。 航空券は、往復で買った方が金額的にもビザ申請の手続きにも比較的にいいと思います。しかし、日程を決めるために帰りが行きの最低十一ヶ月以上先なのですぐに購入することは難しいと思います。私は、十二月初旬に南米国に特化した某旅行会社を先輩方から教えてもらい、約19万円でイタリア経由の往復を買うことが出来ました。なので、旅行会社に依頼することが最も簡単です。 この五つの書類で留学生が発行に出遅れてしまう要因が多いです。そのため、他の書類も視野に入れつつ進めていくと割と余裕を持てられると思います。次に書類が揃った後にどのように領事館に申請するべきかを説明します。 (2)E-consular編 領事館へ全ての書類を持ってビザ申請するには直接面会するための予約が必要です。神田生は東京の五反田にある領事館へ向かわれると思います。その際、E-consularという予約システムを領事館公式サイトからアクセスし、VISTOの項目で必要とされる書類をアップロードして提出してください。その際、書類審査が下りれば、予約時間を決めて面会することが出来ます。しかし、ビザ申請の支払いは現金のみなので注意が必要です。E-consularを利用し、ビザ申請の手続きを進める際、CPF(納税者番号)の申請も並行することをお勧めします。CPFに必要な書類はビザ申請の書類にあるので、同時進行が可能です。そのため、同じ面会日にビザ申請とCPF予約をする日にちを分散せずに済みます。 (3)住居の確保編 住居の確保も非常に重要です。サンパウロ大学の場合、最寄りがButantã駅なのでその周辺にある住居を選ぶ方が多いです。留学生はメールでShare Burantãと呼ばれる学生寮を案内されますが、日本円で月6〜10万円かかります。給付金で補いきれないため、私は、Hospedaria Drika - Butantãと呼ばれるrepública (寮)に住むことにしました。駅や大学まで徒歩圏内なので非常に立地が良いです。また、今まで数多くの神田生が留学の拠点に置いていたので、すぐに連絡を取ることが出来ました。先輩、友人から管理人のWhatsAppの連絡先をいただき、個人チャットで契約を進められたので10月頃には既に終えられました。私の部屋は個人寝室と個人バスルーム、トイレ付き、キッチンと洗濯機シェアで月39000円(1300レアル)になり、選択次第では、これ以上に安くすることもできます、この方法以外でもAir bnbを使い、数日かけて試してから月契約をする場合もあるのでここに限らず、他の住居も調べて自分に合う生活環境を見つけるといいです。 (4)クレジットカード、デビットカード編 現地で暮らすためにクレジットカード、デビットカードは絶対に必要になります。現金の仕送り、引き出しやキャッシング、住居の家賃払い、生活費に使うことに欠かせないです。カードはクレジットカード、デビットカード両方もっていくことをお勧めします。地域によってはカード払いがデビットカードに限られたり、支払いで反応しないことも頻繁にあります。そこで個人的に用意すべきカードをまとめてみました! ・エポスカード(クレジットカード) ・Wise(デビットカード) エポスカードは、どこのブラジルの地域でも反応するくらい非常に便利です。アプリから使用歴を見ることができ、レアル、日本円どちらの通貨からも閲覧可能なので支払い管理に非常に便利です。そして、万が一盗まれたり、紛失した場合にアプリから利用停止の手続きをすぐに終えられるのでとても融通が効きます。再発行もすぐ進められるのでエポスカードが非常に望ましいです。登録費、手続き費は無料なので、手軽に準備を進められますが、留学準備で早めに作っておきましょう。 Wiseはデビットカードで国際銀行を通して送金する必要なく、アプリ、カードを通して海外の銀行で日本円からレアルへ引き落としをすることができます。私の場合は、母と自分用でそれぞれwiseのアカウントを作り、母が私のアカウントへ送金をして、送金されたお金をブラジルでカードを使い銀行で引き落とししています。自分のアカウントのみで完結できなかったのはWiseにお金をチャージするのに三菱UFJ銀行やPayPay銀行の口座に送る必要があるからです。私は、PayPay銀行で送金用で個人口座を作ろうとしましたが審査が通らず、やむを得ず母のWiseアカウントと二つ作りました。PayPay銀行をWiseへ送金に使うのは手数料がかからないことが一番の理由ですが、ゆうちょや他から送金すると、手続きに時間を要するようで最も効率が良いと考えました。ブラジルについてからは、家賃を現金で払うので大学にBanco Santander があるので比較的安全にWiseでお金を引き落としできます。Wiseを海外で引き落とす際は毎月合計3万円までを二回まで手数料無料で済ませることが出来ます。しかし、これらの条件を超えて引き落としをすると3万円を超えた額で引き落とす場合、その金額の⒈75%の手数料、3万円以下で2回目以降であれば固定手数料が70円つくそうです。 【ブラジル到着後やるべきこと】 (1)交通機関編 入国する空港はだいたいグアルーリョス国際空港だと思います。大学最寄りのButantã駅まではバスと電車で約1時間、Uberで直接行くのも良いですが、バスと電車で行くことをお勧めします。空港のターミナルバスは無料なのでそこからグアルーリョス空港駅を目指しましょう。そこから電車でLinha 13という路線でLuz駅まで行き、linha 4で乗り換えてVila Sônia行きに乗ればBitantã駅まで着きことができます。ブラジルの電車は改札口入ってから他の駅の改札出口を出るまで一律⒌4レアルです。大学でカードを発行されるまでは改札口前の窓口で切符を買う必要があるのでご注意を。しかし、ここまで個人で行くことが不安である場合は、現地のブラジル人、留学している日本人の知り合いに迎えにきてもらうことが1番安全です。 (2)携帯電話編 まず、スマートフォンは2台持っていくことを推奨します。日本のSimカード、ブラジルのSimカードをそれぞれ保存しておく為です。出国前に日本で使っているスマホにトリファというアプリでEsimを入国日から1ヶ月分契約しました。ブラジルで電話番号の入手と携帯会社の契約をするまで使えるようにしなければならないです。私の場合は、入国して1週間後に、ブラジル人の友人と共に最寄りのButantã駅から徒歩圏内のShopping Eldoradoというショッピングモールへ向かい、そこでSimカードを買ってからVivoという携帯会社の支店で契約をしてもらいました。店内で片方の使っていないスマートフォンにSimカードを入れてVivo Easyというアプリを入れてそこからようやく契約の選択が出来ます。私は月25GBで1500円ほどの長期契約を選びました。他にもプランは多くあるので選ぶ本人次第だと思います。しかし、契約後、自分のプランの終了期限の確認を忘れずにしてください。場合によりますが、1ヶ月後で終了となる設定が間違えてされていることもありますのでご注意を。また、iPhoneで機種が新しい方だとSimを読み取れなくブラジルの電話番号を作れない場合もあるのでなるべく古い方が良いです。どうしても作れない場合はEsimで契約しましょう。 【おまけ】 (1)語学編 はっきり言って、留学してから他言語で話して上手くなることは大変難しく、道のりは厳しい。私は4年次として一年間留学をこの先していくのだが、3年生の間にMULCのチャットタイムや留学生と話を試みたり、大学職員だったブラジル人に会話レッスンを頼んで週に2、3回3〜40分程で会話の練習をして語学力を磨いた。それでも現地に行っては、何も聞き取れず理解することもできなった。しかし、3年の時に続けていた会話の習慣が身を結んだのか、簡単なポルトガル語のフレーズや単語一個でも表現をすることができたので言いたいことを最低限伝えることができた。おそらく、入国するまでに会話の練習をできてなかったら、現地に着いてから自分の伝えたいことをポルトガル語に置き換える習慣から始めないといけないので大分スタート地点が変わるだろう。そのような意味でこれを読んで、尚且つブラジルへ留学する方は尚更会話の練習を始めていくべきだ。周りは日本語で話していようが、泥臭くて惨めで問題ない。最初は下手で言葉が出ないのは当たり前だからこそ常にポルトガル語で話してみることを試してほしい。会話でなければ使わない単語や表現が沢山あり、授業やテストで学んだことで通じるわけではないからだ。出国1週間前から始めても構わない。とにかく始めることが重要である。また、生活用語の語彙で不安であるなら「いちばんはじめのブラジルポルトガル語単語」という単語帳で勉強すると良い。私は留学生活と並行してこの教材を使っているが、自分の語彙を伸ばすことに非常に役立てている。 (2)観光編 2/5に着いたので、ブラジルのカーニバル週間前に着き、サンパウロ、リオデジャネイロのカーニバルへ参加することができた。カーニバルは基本Bloco da Ruaと呼ばれる無料で参加できる一般道路や広場でやるイベントとDesfireという有料席でサンバのパレードを観覧するイベントがある。Blocoが地域を身近に感じ、場所によっては有名アーティストも来るので醍醐味もあり楽しむことができるが、治安も悪く人も混雑するため盗難防止や多人数で行動することを推奨する。Desfireは有料である分、セキュリティが固いが、Blocoと同じくらい警戒した方が身の為である。パレードは非常に幻想的で行って損することは絶対にない。特にGrupo de especialというパレード週間の中から順位づけられたトップのみで行う日があり、その日のパレードが最も醍醐味である。一生に一度ほどしか行かないブラジルで間違いなく行くべき場所の一つである。 (3)サンパウロ大学編 サンパウロ大学は、南米で最も有名な名門総合大学である。学部が多種多様、学んでいる学生各国から来ており規模がかなり広い。私がサンパウロを選んだのは、家周りの交通機関が便利であること、リオデジャネイロや他州へのアクセスもしやすいこと、日本語専攻で学ぶブラジル人がいたり、先輩や友人のつながりのおかげで現地の学生と交友関係を非常に築きやすいことを考えて留学することに決めた。履修期間はに2/23から始まり、3/10まで授業のお試し期間で自分に合う授業を選ぶことができる。日本人留学生は、日本関連のCultura Japonesa やLíngua Japonesaを選ぶと比較的楽に受けることができるそうである。私の場合は、友人のブラジル人と共にPlojetos de Traduçãoを受けることにした。他科目もまた受講を試みるが、3月分で細かく説明するだろう。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Levi
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書2月分
留学生活の幕開けとサンパウロでの適応
【① 気候・生活環境・交通】 2月5日にブラジル・グァルーリョス空港に到着し、サンパウロでの留学生活が始まりました。到着当日は、現地の大学生や日本人の先輩が空港まで迎えに来てくださり、移動を手伝ってくださいました。重い荷物を持っての移動の中、地下鉄(Metrô)の運賃(5レアル)や飲料水代まで負担していただき、右も左も分からない現地での生活が、多くの方の支えの中で始まったことを実感しました。 生活面では、日本との細かな違いに日々気づきがあります。特に交通面では、歩行者信号に黄色がなく、赤の点滅が実質的に黄色信号に近い役割を果たしているように感じました。切り替わりが早いため、横断時には周囲の車の動きも含めて注意する必要があります。特に Metrô は利用頻度が高いため注意が必要ですが、その一方で、日本とは異なり移動距離にかかわらず運賃がおおむね5レアル(概算で約150円前後)であるため、今後も利用する機会は多いと考えています。 また、気候面では、短時間で激しく雨が降るスコールのような雨を経験し、日本との降り方の違いを実感しました。天候が急に変化することがあるため、外出時には折りたたみ傘を持つなどの備えが重要だと感じています。 また、私が住んでいる Butantã 周辺は生活しやすく、現時点で大きな危険を感じたことはありませんが、日常的な防犯意識の重要性は強く感じています。特に交通機関を利用する際には、不必要に財布や現金を人前で出さないこと、バッグは体の前で持つことなど、基本的な対策を心がけています。 さらに、エスカレーターの右側通行や、街中にコスメショップ・ネイルサロンが多いことから、サンパウロでは美容への関心が高いことも感じました。こうした日常的な違いを通して、現地の生活文化への理解が少しずつ深まっています。 【② 学校生活と手続き】 今月は、サンパウロ大学(USP)での新生活に向けた準備を進める期間となりました。 住居については、USP側から紹介のあった Share Butantã に入居しました。私は1人部屋を利用していますが、2人部屋や4人部屋など複数の部屋タイプがあります。家賃は他の選択肢と比較すると高めではあるものの、エアコンがあることに加え、ジムやプール、コンビニが近く、駅まで徒歩約5分であるなど、生活面での利便性が高いと感じています。 通信環境については、渡航前に Airalo を利用して eSIM を1か月分購入しておいたため、到着直後からスマートフォンを使用することができました。現地でのSIM登録については、到着後約1週間で手続きを行いましたが、言語面や手続き面で難しさがあり、現地の方の助けを借りながら対応しました。到着直後の通信手段を事前に確保しておくことの重要性を実感しました。 説明会の後、学生証を受け取り、学食(Bandejão)の利用を開始しました。Central や Química などの食堂は、食事の場であると同時に学生同士が交流する場でもあり、現地の大学生活の雰囲気に慣れるうえで大きな助けになっています。加えて、費用面でも利用しやすく、朝食は60 centavos(概算で約18円前後)、昼食・夕食は2 reais (概算で約60円前後)で利用できます。節約の観点からも非常に有用であり、今後も継続して活用していきたいと考えています。 また、事務手続きとして連邦警察(Polícia Federal)の予約を行いました。予約日自体は4月末となりましたが、2月中に手数料の支払いが必要であることを確認し、手続きには期限管理が重要であることを学びました。今後も、必要書類や支払い期限を整理しながら、確実に対応していきたいと考えています。なお、この手続きにおいても現地の学生の方々の助けを受けながら進めることができました。 語学面では、大学主催のパノラマツアーや、他国からの留学生との交流会に参加しました。共通言語としてポルトガル語や英語を使って意思疎通を図る中で、伝える難しさを感じる一方、通じたときの達成感も大きく、語学学習への意欲が高まりました。加えて、留学生同士の交流を円滑に進めるうえで、ポルトガル語だけでなく英語力も重要であると実感しました。 さらに、2月はカーニバルの時期であり、カーニバル休暇があることもブラジルの生活リズムを理解するうえで印象的でした。日本の大学生活とは異なる年間行事と休暇のあり方を知る機会となり、学業だけでなく、現地社会の時間の流れや文化行事との関わり方を理解する重要性を感じました。 【③ 私生活と異文化理解】 2月は、サンパウロの多様な文化に触れる機会が多い1か月でした。 食文化では、本場のアサイーを食べる機会があり、日本で食べていたものよりも砂糖の甘みが強く、エネルギーを感じる味だと感じました。また、ブラジル独自のスタイルの SUSHI(クリームチーズや揚げ物を使ったもの)や、定番の軽食である pão de queijo、coxinha も試し、日本との違いを楽しみながら食文化への理解を深めました。 また、ブラジル文化への理解を深める機会として、カーニバル関連行事である Desfile das Campeãs を観覧しました。音楽、衣装、演出の規模の大きさに加え、観客の一体感や熱気から、カーニバルが単なる娯楽ではなく、多くの人々に共有される重要な文化行事であることを実感しました。加えて、会場ではペットボトルのキャップや水筒の持ち込みが認められておらず、入場時に廃棄が必要となるなど、安全管理や運営上のルールが徹底されている点も印象的でした。映像で見るだけでは分からない現地の空気感や運営の実際を体験でき、ブラジル社会への理解を深める貴重な機会となりました。 地域コミュニティとの関わりとしては、県人会の食事会に参加し、日系ブラジル人の方々と交流する機会がありました。さらに、現地で働く方々から、サンパウロでの生活やキャリアに関する話を伺うことができ、留学中の学び方や将来の進路を考えるうえで参考になる時間となりました。 一方で、滞在先での停電や持ち物の破損など、予想外の出来事もありました。しかし、友人が洗濯機のアプリ登録で困っていた際に現地の方が声をかけて助けてくださるなど、周囲の人の親切さに何度も支えられました。こうした経験を通して、言語力だけでなく、困ったときに自分から相談する姿勢の大切さも学びました。 また、県人会とのつながりを通じて、日本語に関心のあるブラジル人の方々に日本語を教える機会もいただきました。今後も継続して関わる予定であり、言語を学ぶ立場だけでなく、伝える立場としても異文化交流に取り組んでいきたいと考えています。 【④ 総括】 2月は、時差への適応から始まり、各種手続きや生活基盤の整備に取り組む1か月でした。慣れない環境の中で戸惑うこともありましたが、多くの人と出会い、食事や交流を重ね、ときにはトラブルを乗り越える中で、サンパウロでの生活に対する自信が少しずつ育ってきたと感じています。 また、カーニバルの時期を現地で経験したことで、ブラジル社会における文化行事の存在感や、人々の生活との結びつきについて、実感を伴って学ぶことができました。 来月からは本格的に授業が始まるため、今月得た経験と周囲への感謝を忘れず、学業・語学学習・異文化交流のすべてに主体的に取り組んでいきたいと思います。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Sena
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-12
留学成果報告書12月分
Obrigada ブラジル
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1934年 ・学生数 約97000人 ・設置学部 哲学、文学、歴史学、社会科学、デザイン学、法学、経済学、出版学、体育とスポーツ学、教育通信学、看護学、舞台芸術学、視覚芸術学、天文学、経営学、建築と都市計画学、ジャーナリズム学、レジャーと観光学、マーケティング学、数学、応用数学、応用ビジネス数学、応用数学と科学計算学、医学、応用獣医学、応用気象学、音楽、栄養学、栄養と代謝学、産科学、海洋学、歯学、教育学、心理学、広告学、化学、国際関係学、広報学、公衆衛生学、情報システム学、作業療法学、テキスタイルとファッション学、観光学、動物科学、統計学、薬学、経済ビジネス学、物理学、計算物理学、医学物理学、理学療法学、言語聴覚療法学、地球科学と環境教育学、地球物理学、地理学、地質学、老年学、環境マネジメント学、公共政策管理学、食品工学、生体システム工学、コンピューター工学、材料工学、材料製造工学、鉱業工学、石油工学、生産工学、電気工学、物理工学、林業工学、機械工学、メカトロニクス工学、冶金工学、海軍工学、化学工学、航空工学、農業工学、環境工学、生物化学工学、土木工学、食品科学、精密科学、物理・生体分子科学、視聴覚学、バイオテクノロジー学、農業科学、数理科学、生物科学、生物医学、会計科学、コンピューターサイエンス学、自然科学、生物医学情報学 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Letras(文学部) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 所属学部以外の授業も履修可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 履修可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか 有料、履修可能。履修しなかったため、費用は不明。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 日本人留学生は他国からの留学生に比べて多いと思います。前期はヨーロッパから、後期は中国からの留学生が多かったです。大学はキャンパスが広く、教室は日本の大学と変わらない大きさでした。 (5) 課題や試験 言語の壁も含めて考えると、負担の大きさはあります。しかし、授業によってはテストでもレポートでもなくプレゼンテーションで最終評価がされたり、持ち込みありのテストもあったりしたので、自分に合った方法の授業を取ればスムーズにいくかもしれません。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 留学生や現地学生、留学生をサポートしてくれる部署など。メールでやり取りしたり、部署へ直接行ったりしました。私の場合、Bilhete Unicoという交通系のカードを作る際に必要な情報の手続きをしてもらいました。 (7) オリエンテーション 学期開始の2週間程前に留学生が集まるオリエンテーションがありました。大学の日程や、学食の案内など様々です。その後、希望者は現地学生とご飯に行ったり遊んだりするというプログラムもありました。 (8) 履修登録 入学許可が下りた時点で、サンパウロ大学から履修希望の提出を求められます。現地到着後、学期開始後に履修登録の期間があります。事前に送る履修希望の内容は特に関係なく、実際に授業を見ながら履修出来ます。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 大学で学んだ知識を国内で活用するのは機会が限られていてもったいないし、ブラジルの文化を知りたいと思ったので留学を決めました。 (2) 留学先を選んだ理由 サンパウロ大学は優秀な大学と聞いていて、留学のタイミングでしかこのようなチャンスは訪れないと思ったからです。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) たくさんポルトガル語を聞いておくことです。読み書きも大事ですが、生活するうえでは聞きとることができないといけないので、ネイティブスピーカーの速さや言い回しに慣れておいたほうがいいです。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 洗濯ネット。ブラジルでも買えますが、ちょっと高くて質もまあまあ。 (5) 留学中の交友関係 授業で話しかけてくれる子や、日本語専攻の学生など。友達の友達なども多いです。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 難しい。日本語で説明されても分からないような内容です。それでも、履修できる分野が幅広いため、自分が興味を持った授業を取れるので楽しめると思います。 (7) 授業外で参加した活動 叔母の通う教会の活動の一環で、ホームレスの方々へのご飯作りや服作りに微力ながら参加しました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと ホームレスの方々の多さ、そのサポートをする人々など、良いところも良くないところも、実際に目で見て現状を知って考えていくきっかけになりました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 知人から頼まれたポルトガル語でのスピーチ。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 1年間で学んだポルトガル語を忘れないように、ポルトガル語での会話の機会を増やしていきながら、さらに専門的な分野のポルトガル語の知識も自主学習やネイティブから学んでいきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 メールでの連絡が多く、こまめにチェックすること。 (2) ビザ申請 ビザではないですが、パスポートなどは油断せずに早めに進めた方がいいです。 (3) 航空券を予約した方法 Lufthansa (4) 渡航したルート 羽田空港発、フランクフルト経由、サンパウロ・グアルーリョス空港着 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 叔父、叔母の車。空港から出ている電車もあります。 (6) 滞在先についての感想、アドバイス エアコンの無い家がほとんどです。熱中症に気を付けてください。虫除けもあると良いです。土足生活なので、サンダルなどあると便利です。ブラジルはビーチサンダルいっぱい売っているので現地調達もおすすめ。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 渡航前に、ある程度換金しました。到着後はクレジットカードを使用し、その後現地で銀行口座を開設しました。 (2) 携帯電話 現地でSIMを契約しました。銀行口座が無いと契約できないので、私は叔母に協力してもらいました。 (3) インターネット 家にあったWi-Fiを使いました。 (4) 医療 何度か病院へかかる機会がありました。無料のところは全般の分野を取り扱うため、いつも人がたくさんいます。専門的なところだと有料ですが、良く対応してもらったので、病院にかかる際は、有料のところもおすすめです。 (5) 日本から持っていくべきもの 使っている薬。変換プラグ。 (6) 治安状況 どの場所も、夜に出歩くのは危ないと言われています。日中でも、携帯をかばんにしまうなどのことに気をつけていました。 (7) 食事 学食は50円くらいで、学生証にお金をチャージして入り口で払います。外食は1回で大体1000円前後になります。 (8) 情報の入手 大学の情報は友人伝えで知ることが多かったです。休みの日などはインスタグラムで知ったイベントに行くこともありました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 住んでいくうちに慣れていくとは思いますが、サンパウロの人たちは日本人に慣れているので、ブラジル人が合わせてくれたことも色々ありました。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 未定。 (2) 現地での就職活動や進学準備 就職活動はそこまで進みませんでしたが、出来る範囲で興味を持った分野の検索などをしました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか ポルトガル語やブラジル留学というマイナーなことを経験したことを強みとしてアピールしていきたいです。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 私の留学体験を記してきましたが、私が20年間生きてきた経験から見たブラジルと、あなたが今まで生きて経験したことを踏まえて見るブラジルは大きく違うと思います。読んだり聞いたりするだけでは味わえないブラジルをぜひ楽しんでください。そしていつか、あなたの報告書を読んで、私と違う観点から見たブラジルを発見できることを楽しみにしています。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Cassia
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
留学成果報告書12月分
ブラジル・サンパウロ留学まとめ🇧🇷
約1年間のブラジル・サンパウロ留学のまとめの報告書になります。 項目によっては月次の報告書に詳しく書いてある場合もあるため、そちらも併せても活用していただければ幸いです。 【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1934年 ・学生数 約97000人 ・設置学部 哲学、文学、歴史学、社会科学、デザイン学、法学、経済学、出版学、体育とスポーツ学、教育通信学、看護学、舞台芸術学、視覚芸術学、天文学、経営学、建築と都市計画学、ジャーナリズム学、レジャーと観光学、マーケティング学、数学、応用数学、応用ビジネス数学、応用数学と科学計算学、医学、応用獣医学、応用気象学、音楽、栄養学、栄養と代謝学、産科学、海洋学、歯学、教育学、心理学、広告学、化学、国際関係学、広報学、公衆衛生学、情報システム学、作業療法学、テキスタイルとファッション学、観光学、動物科学、統計学、薬学、経済ビジネス学、物理学、計算物理学、医学物理学、理学療法学、言語聴覚療法学、地球科学と環境教育学、地球物理学、地理学、地質学、老年学、環境マネジメント学、公共政策管理学、食品工学、生体システム工学、コンピューター工学、材料工学、材料製造工学、鉱業工学、石油工学、生産工学、電気工学、物理工学、林業工学、機械工学、メカトロニクス工学、冶金工学、海軍工学、化学工学、航空工学、農業工学、環境工学、生物化学工学、土木工学、食品科学、精密科学、物理・生体分子科学、視聴覚学、バイオテクノロジー学、農業科学、数理科学、生物科学、生物医学、会計科学、コンピューターサイエンス学、自然科学、生物医学情報学 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 文学部(Letras)、地理学部(Geografia) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 基本的に留学生をはじめとし、全学生に履修の制限はなく、学部問わずほとんどの授業を履修することができる。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 可能であるが、履修のためには担当講師の許可、CCINT(国際戦略部のような機関)への申請が必要である。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか 留学生用のポルトガル語の授業が有料であるが提供されている。レベルが分かれており、自分のレベルに合わせて選択が可能である。自分は履修していないため、履修したい場合は他の留学生の報告書を参考にしてみてほしい。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 自分が所属したLetras(文学部)や地理学部(Geografia)は、基本的には少人数の授業が多い。遅刻・早退などは特に評価の対象としては見られず、授業の途中でコーヒーや軽食を買いに行く人も稀ではない。しかし、ブラジルの大学生は学習意欲が高く、どの授業でも学生による発言が多くみられる。サンパウロには世界最大級の日系コミュニティがある影響からか、日系人や日本人留学生の人数も多い。 (5) 課題や試験 授業と同様に、テストや課題もポルトガル語である上にレベルが高いため、留学生にとってはとても難しい。しかし基本的には授業同様、留学生に対しては配慮や救済措置があるため、そこまで単位取得の可否を普段から気にする心配はないと思う。実際にCultura Japoneesa(日本文化)の授業ではテスト中の辞書の使用が許可されたりと、多くの授業で相談次第ではこのような対応をとってもらえるため、難しいと思った場合は担当講師に相談しよう。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困った時には、CCINTに行くようにしていた。CCINTとは、神田外語大学でいうところの国際戦略部にあたるもの。主に留学生のサポートを行ってくれる職員の方々がおり、何かわからないことがあればCCINTに質問に行けば大抵のことは解決する。先ほども述べた通り、最初のRNMの申請なども手伝ってくれるため、うまく活用しよう。 (7) オリエンテーション サンパウロ大学では留学生のためのオリエンテーションが開催される。同じ学期から留学を開始するいろいろな国からの留学生と交流できる最初のチャンスで、USPのキャンパス内のツアー・初めての学食・学内施設の説明などが含まれている。また、この延長でサンパウロ市内の施設の案内、RNMの申請援助などをしてもらうことができるため、参加することをおすすめする。このオリエンテーションはINGLOBAという学生団体が運営してくれており、この団体のイベントに参加することでさまざまな経験ができるかも。オリエンテーションは学期開始の約2週間前に行われるため、参加したい場合はオリエンテーションの日程を確認し、学期開始より早めにブラジルに到着するといいだろう。 (8) 履修登録 留学生の履修登録は現地の学生とは異なり、最初に2週間程度の授業のお試し期間が存在する。この期間に興味のある授業に参加し、最終的な履修を決める。どれだけ興味を持っていても内容理解に苦しむ授業がほとんどであるため、特に1学期目は優しい先生・留学生への配慮がある先生の授業や、日本語専攻の授業をとり現地の学生に助けを求めるのがおすすめ。留学生は基本的に、担当の先生の許可があればどの学部の授業でも参加が可能である。実際に自分も、後期にGeografia(地理学)の授業を履修した。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 私は小学生から行っていたサッカーの影響で、中学生・高校生の頃からブラジル人サッカー選手の通訳に興味を持ち、大学でのポルトガル語の学習を決意していた。実際に通訳になるため、現地ブラジルでの学習に大学入学当初から興味を持っていた。そのため、自身が所属しているブラジル・ポルトガル語専攻の交換留学制度を活用し、今回、留学が実現した。 (2) 留学先を選んだ理由 正直なところ、サンパウロを留学先に選んだ決定的な理由はない。強いて言えば、参考にしていた先輩がサンパウロに留学していたことが挙げられる。ブラジルであればどこでもよいと思うほど、大きなこだわりはなかった。しかし、自分の一番の留学の理由であるサッカーの観点から見ると、サンパウロ市には伝統的で有名なサッカーチームが3つあり、スタジアムでの観戦が頻繁にできたため、個人的には一番サンパウロが良かったのかと思う。自分のようにサッカーに興味を持ち留学する場合は、他の留学先ではそう頻繁に現地に足を運ぶことができないと思うので、サンパウロへの留学を強くおすすめする。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 語学面では、Mulcでのネイティブの先生方、留学生との会話練習をし留学に備えていた。しかし現地の人々の会話スピードは想像よりもはるかに早く、最初のうちはほとんど理解できなかったため、練習が足りなかったと反省している。また、ポルトガル語の単語が理解できなかった時に英語で説明してくれる人がたまにいるが、SALCでの勉強を怠っていたためあまり英語も理解できず、困るシーンもちらほらあった。留学をする予定の人は、ポルトガル語はもちろん、英語の学習も同時に進めるのがおすすめ。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) ・CPF ブラジルの納税者番号と呼ばれるもの。自分は当初、ブラジル人だけが所有する番号かと思い申請を忘れてしまったが、領事館でのビザ申請のタイミングで同時に発行が可能であるとのことだった。この番号はネットでの買い物やサッカーの観戦チケットなど、ありとあらゆる場面で必要となるので、発行まで何かと不便なことが多かった。忘れずに申請しよう。ただ、ブラジルに到着後、インターネットで申請・発行が可能なため、もし忘れてしまった人は自分の例が参考になればと思う(CPFに関しては、月次の報告書でも書いています)。 ・予防接種 ブラジルに渡航するための予防接種は任意になっている上、推奨されているワクチンの種類が多く値段もかなりするため、保護者との相談が必要。自分は念の為、打てるワクチンは全て打ってから渡航した(黄熱病、破傷風、A・B型肝炎、狂犬病)。しかし、ブラジルでは無料で予防接種を行える医療機関などがあるため、金銭面で迷う人は現地で打つのも一つの選択としてありかなと思う。サンパウロでは、黄熱病、破傷風、肝炎、狂犬病など、ほぼ全ての予防接種ができる機関があり、無料で打てるものが多い。 (5) 留学中の交友関係 ・日本語専攻、友人作り サンパウロ大学の文学部(Letras)には日本語専攻があり、主に日本人留学生はこの専攻のブラジル人と交流する場面が多い。彼らは授業の手助けはもちろん、一緒に学食に行ったり、休日に遊びに行くことも多い。やはりアニメや漫画に興味を持っている人が多いため、予備知識があると溶け込みやすいかも。しかし、自分のようにそれらに全く興味のない人でももちろん仲良く接してくれるため、それらの点でサンパウロは友達が早くできやすいのかなと思う。 ・話会 話会とは、サンパウロ大学の日本語専攻の学生が有志で行っている、週一回の日本語での会話の練習会。主に日本語専攻の人が参加者の大半を占めているが、他の学部の生徒もちらほら。留学生も普段助けてもらうことが多いため、この会に参加し、逆にブラジル人たちの日本語の練習の手伝いをしている。会の後に一緒に学食に行き、さらに仲良くなる機会があるため、より彼らとの仲を深めるためにもおすすめ。 ・日本人留学生 サンパウロ大学は多くの日本の大学と協定を結んでおり、他大学からの日本人留学生が毎年多く来ている。ブラジル人と仲良くなりポルトガル語を上達させるのはもちろんだが、地球の裏側で日本人と出会うということはなかなか無い機会だと思う。普段の学校に関する相談や助け合いだけでなく、プライベートでも様々な思い出を作ったりと、同じ言語を学習している仲間と濃い1年間を過ごし、仲良くなることができる。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと サンパウロ大学はブラジル内ではもちろん、ラテンアメリカの中でも最難関の部類に入るため、とにかく授業が難しいと言ったのが全体的な感想である。日本語や日本に関する授業は予備知識があるはずなので、1学期目の慣らしのための履修はかなりおすすめ。ただ、全世界から留学生が多く来ているからか、全体を通して留学生へ配慮がかなり充実しており、一部の特に難しい授業を除いてほとんどの授業は単位を取得できると思う。心配な人は、1学期目には同じ留学生の友達やブラジル人の友人と一緒の授業をとり、助けを求められるようにするといいだろう。ただ、2学期に必ずしも1学期と同じ授業があるわけではないため、注意が必要。 (7) 授業外で参加した活動 ・留学生の会 留学生の会とは、日本人留学生がブラジルで働いている駐在員の方々と交流し、主に留学生の進路相談やキャリア形成の手助けをお願いする会である。半年に一回、味の素の駐在員の方にご協力いただき、会を開いている。サンパウロには世界最大級の日本人・日系人コミュニティがあるため、多くの社会人・駐在員の方が暮らしている。時差などの影響でブラジルでの就職活動の幅が限られている中、このような機会を得られたことはとても有意義だと感じている。この留学生の会は、サンパウロ大学の学生が中心になって計画されるが、他の大学に留学している留学生も参加可能である。しかし、駐在員の方々との交流やお食事会、準備などに携わりたいと考える人はサンパウロを選ぶのがおすすめ。 ・ボランティア サンパウロにはほとんどの都道府県の県人会というものが存在し、多くの日本に関するイベントが行われている。上記した味の素の駐在員の方は埼玉県人会の会長も務めていらっしゃり、留学生は埼玉県人会のイベントやボランティアに参加させていただけることが多い。ボランティアに参加することで多くの日本人・日系人の方と仲良くなったり、県人会のお食事会に呼んでいただけたりもするので、とてもいい経験ができると思う。 ・駐在員の方々との交流 県人会の他にも、留学生の会などで知り合った駐在員の方々に別のコミュニティにご招待いただけることも。サンパウロでは、テニスやサッカーが好きな方々が集まり週末にそれらのスポーツを行っている。自分はタイミングが合わずあまり参加できなかったが、こちらもとても有意義なものになると思う。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと サンパウロではブラジル人との交流はもちろん、ボランティアなどで日本の駐在員の方、日系人と知り合えるところが主な特徴として挙げられる。さまざまなルーツを持ってブラジルに住んでいらっしゃる方と関わることで、世界最大級の日系人・日本人コミュニティの一部が垣間見え、とても興味深いと思う。自身のサンパウロでの生活ではありがたいことに、基本的に週末には予定が埋まっているということが多かったため、勉強面以外でも充実度が高いのではないかと思う。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学を通して、開始前よりはるかに語学力が上がったことは間違いない。日常の会話などはほとんど差し支えなく理解でき、流暢とまではいかないが、相手に理解してもらえるくらいのレベルで話せるようにはなったと感じている。しかしそれが自分の目標であったかと言われればそうではなく、正直、理想からは程遠いというのが実感である。特に話す能力においては日々苦戦を強いられる。ブラジル人の話すスピードが早くなるとやはり理解が難しく、語彙や知識量を留学中に十分に伸ばすことができなかったのが反省点である。 私生活の面では、知らない人との関わり方が上手くなったと思う。ブラジルでは一度会ってしまえばすぐアミーゴ(Amigo)、友達になるくらい、人との関わり方が日本とまるで違う。そんな環境の中で1年近く生活できたことで、交友関係の広め方も上手くなったのではないかと自負している。また、ブラジル、特にサンパウロにはさまざまなルーツを持つ人が混在するため、他の国よりもアジア人への差別が少なく、分け隔てなく接してくれる人が多い印象を持っている。いまだに差別などが色々なところで蔓延っている中で、このような考え方は尊重していくべきなのではないかと痛感した。おkのように、異文化に触れていく中で、さまざまな人の生き方への考え方が広まったと感じている。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 自分のポルトガル語のどの能力を見ても一人前とは言い難く、まだまだ学習が必要であると自覚している。予定では卒業まであと1年が残されているため、この1年間で更なる語学力向上を目指していく。また、時間やメンタル面を考慮しつつ、英語をはじめとした他の言語の習得にも務めていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 学内での選抜試験の結果が分かった後に、留学先大学への出願手続きが必要である。基本的に個人情報などを送り、学籍準備を留学先の大学に処理してもらう手続きのみなので、そこまで難しいことはない。稀に性別や名前の表記を誤って学生証などを作られてしまうことがあるので、修正が必要な時に備え、早めに準備をするのが無難である。この出願の段階で履修登録を行うが、本当の履修登録は学期開始2週間後にあるため、この段階では興味のある授業を複数選ぶ程度に留めておいて問題ない。派遣先への手続きは、国際戦略部の指示に従い準備を進めた。 (2) ビザ申請 海外に渡航し長期滞在するにあたり、ビザの申請・取得が必要である。大学の国際戦略部によるオリエンテーションの資料を参考にビザ申請のための必要な書類を集め、在日ブラジル総領事館に申請しに行かなければならない。領事館は受付可能時間や予約の関係で想定より取得が遅れてしまう可能性があるため、早め早めの書類の用意、申請をすすめる。ビザ発行が遅くなると、予定より出国を遅めなければいけなくなるケースも少なくないため、注意。 (3) 航空券を予約した方法 飛行機のチケットは時期時が近くなると値段が高騰するため、こちらも早めに買うのがいいと思う。アメリカなど、トランジットだけでも入国が難しい国は避け、ヨーロッパ経由で安い航空券を探した。乗り継ぎ時間は国や航空会社によって異なるが、3時間ほどあれば十分だと思う。スカイスキャナーやブッキングドットコムなどのサイトを比較し、安いものを選んだ。また、治安のことを考え、夕方、夜に到着する便は避けて購入した。 (4) 渡航したルート 往路:東京国際空港(HND)→フランクフルト・アム・マイン空港(FRA)→サン・パウロ・グアルーリョス・アンドレ・フランコ・モントーロ知事国際空港(GRU) 復路:サン・パウロ・グアルーリョス・アンドレ・フランコ・モントーロ知事国際空港(GRU)→フランクフルト・アム・マイン空港(FRA)→東京国際空港(HND) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 多くの人は空港に到着後、Uber(タクシー)で住居まで移動する。空港付近は特に治安が悪いため、スーツケースを持っている時などはお金が少しかかってしまってもUberを使うようにしよう。現地に慣れてからは、Metrô(地下鉄)やCPTM(鉄道)を使ってグアルーリョス国際空港まで行くことができる。自分は一緒にきた友人の親戚が自分のことも車で自宅まで送ってくださった。 (6) 滞在先住居を探した方法 自分はAirbnbやFacebookなどでは住居を探さず、先輩が住んでいた住居にそのまま入れ替わりで入居することにした。 (7) 滞在先住居についての詳細 ほぼ何も確認せずに居住を決めたが、P1(Portão1と呼ばれる大学の門)と駅の中間に位置しており、それぞれ駅までは徒歩10分、大学の文学部の建物までは15〜20分ほどと、アクセスも申し分なかった。自分の住んだRepública(シェアハウス)には2種類の部屋(ノーマル:シャワー・トイレは共用/スイート:シャワー・トイレ・小さい冷蔵庫が部屋内に完備)があり、それぞれ月950レアル/1250レアル(約28000円/37000円)。自分は衛生面、利便性を考えスイートを選んだ。スイートのトイレは週に一回ほど、掃除担当の人が清掃を行ってくれるため、寝室の掃除のみで済む点も良かったと思う。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス 自分の住んでいた地域(P1付近)は比較的人通りも多く安全といわれているが、P3の近くやVila Indianaと呼ばれる地域は治安が悪いといわれている上、駅までバスに乗る必要があるため、P1の近くがおすすめ。P1近くのRepúblicaは人気で枠が埋まっていることもよくあるため、早めに現地の日本人留学生やブラジルにいる友人に相談し、大家さんの連絡先をもらうなどして空き部屋を確保しておくのがいいと思う。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 ・クレジットカード ブラジルではキャッシュレス決済の導入が進んでいるため、基本的に現金は使わずクレジットなどのカードでの支払いが多い。飲食店はもちろん、道で売っているちょっとしたお菓子などでもカード決済が可能なところがほとんどといった印象。そのため、クレジットカードの用意は必須。ごく稀にスキミングの被害が起こったり、カード会社によっては海外利用による利用停止が起こってしまうこともあるため、念の為2〜3枚用意しておくと安心だろう。ATMでのキャッシング機能がついているカードもあればなお安心だろう。 ・Wise Wiseは、換金所に行かずに貨幣を換金できるアプリ。今回の留学で円→レアル(ブラジル貨幣)に換金する際に使用していた。日本円を日本の口座からWiseのアプリ内に振り込み、このアプリ内でレアルに変換しブラジルの銀行口座に送金されるというシステム。もちろん他の手段と同様に換金手数料はかかってしまうものの、ネット内で完結する点でおすすめ。このアプリはブラジルの銀行口座を作った後の送金の作業はもちろん、Wiseのデビットカードを用いてブラジル内のSantander銀行のATMで現金の引き下ろしができるので、カードの作成もおすすめ。こちらのカードはアカウント作成時に自動で発行されるわけではなく、アプリ内で自身での申請が必要なため注意。海外からの郵送で届くまで時間がかかるので、余裕を持って作るといい。また、Wiseのアカウント作成の際にはマイナンバーカードでの認証操作が必要になるため、もし日本での作成を忘れブラジルで行う場合は、忘れずにマイナンバーカードを持っていこう。 ・銀行口座、Pix 留学生も、現地の銀行口座の開設が可能である。こちらは前の項目でも書いた通り、RNM(外国人身分証明書)の発行後に申請が可能である。主に、留学生はBanco do Brasil(ブラジル銀行)、もしくはNubankを選んでいる人が多い印象。Banco do Brasilは実店舗を持っているため、店舗での口座開設、窓口での相談、手数料無料での現金の引き下ろしなどが特徴である。Nubankはデジタル銀行で実店舗を持たず、ネット上で口座開設が完結することが主な特徴である。それぞれ特徴はあるものの優劣はあまりなく、好みなどで簡単に決めてしまってもあまり問題はないと思う。異なる銀行間でもPixのやり取りは可能である。Pixとは、月次の報告書でも説明した通り、銀行口座アプリ内の機能であるキャッシュレス決済のこと。店での支払いとしての使用はもちろん、友達との割り勘や精算にも活用できる。基本的にどのレストランでもカード支払いでの割り勘も可能だが、かなりこの機能が活躍する場面が多い印象。 (2) 携帯電話 着いてからしばらくは日本で事前に購入したeSIMのデータ通信で携帯を使っていたが、1年間の使用を続けるとコストがかかってしまうため、現地の通信会社での契約が必要である。ブラジルにはVivo, Claro, TIMという大手3社があるが、私は友人の親戚にお願いし、Claroで代理契約をしてもらった。外国人の新しく発行したCPFでは契約が結べないこともある上、当時自分はCPFの番号をまだ持っていなかったため、代理契約をお願いした。他の日本人留学生は、他の2社で自分で契約できていた人もいるので、自分で携帯会社の店舗に行ってみたり、ブラジル人の友人などに聞いてみるのがおすすめ。 (3) インターネット 基本的に大学と住居にWi-Fiが備えられており、通信速度も申し分なかった。携帯の通信は月に25GB使える契約だったため、外では4G/5G通信を使っていた。 (4) 医療 ブラジルにはSUS(Sistema Único de Saúde)と呼ばれる無料の公共医療保険制度が存在し、ブラジル国籍を有していなくともこのサービスを受けることができる。また、サンパウロ大学内にもHospital Universitário da Universidade de São Paulo (HU/USP)と呼ばれる病院があったり、東洋人街であるLiberdadeには日本語での対応可能な日系病院があるとか。私は幸いなことに、どの病院にもお世話になることなく留学を終えることができたため、万が一病院の情報が必要になった時には他の留学生の報告書を参考にしてみてほしい。 (5) 日本から持っていくべきもの ブラジルで入手困難なものは日本から持って行ったほうがいい。個人的に持ってきて良かったと思うものは、 【折り畳み傘(日本製の方が質が高い)、クレジットカード(海外利用が停止される可能性があるため複数枚)、Wiseカード、電子レンジで炊飯可能な100均の容器、常備薬1年分、旅行の際に持ち運べる小さいシャンプー・ボディソープなどの容器(ブラジルであまり見たことがない)】 などが挙げられる。このほかにも人によって必需品は変わると思うが、基本的なものはサンパウロであればDAISOやLiberdadeがあるため買い揃えられると思う。ただ、どれも値段が高いため、荷物に余裕がある場合はなるべく買い揃えて来るほうが良い。 (6) 治安状況 日本に比べてかなり治安が悪いとされているため、渡航前にセキュリティポーチ・偽携帯・偽財布を用意した。セキュリティポーチとは、服の下に隠すポーチで、カードや現金、パスポートの持ち出しの際に使う。偽携帯は自分が以前使っていた古い機種を用意、偽財布は100円、200円ほどで買える安いものに少しの現金を入れ、それぞれ持ち歩いていた。結果、セキュリティポーチはお腹が蒸れてしまうため着いて3日も立たないうちに使用をやめてしまったが、財布と携帯は1年間を通してお守り代わりに基本ずっと持ち歩いていた。他にも、友人の中ではスキミング防止のクレジットカードケースなどを使っている人もいたが、いずれも日本の100円ショップなどで買い揃えるため、おすすめ。最悪、サンパウロにはDAISOがあるため、値段は日本のものより高くなってしまうが現地での調達もできるかもしれない。また、在外公館からのメールで法人被害などを随時確認し、その地域には近づかないようにするなど、自分なりの治安・防犯対策を講じていた。しかし、常に怯えながら生活するのは辛く、むしろカモだと思われかねないため、現地人と同じように振る舞うのもいいかもしれない。 (7) 食事 Bandejãoとは、大学内の学食の総称。文学部のあるCampus Capitalというキャンパス内にはCentral, Química, Física, Prefeituraの4つがあり、価格は2レアル(約50〜60円)。自炊するよりもはるかに安く食事を済ませることができるため、キャンパスの近くに住む留学生は昼・晩ともにBandejãoで済ませてから帰宅することが多い。朝ごはんも50センターボス(13~15円)で提供されているため、1限のある日などはとても便利。それぞれの場所で毎食・毎日メニューが異なるため、食べたいものに応じて行く場所を変えることも可能。休日や学食が閉まっている日は友人と外食に行くことが多かった。外食・レストランの相場は日本とそれほど変わらないか、少し高めといった印象。 (8) 情報の入手 留学の情報については歴代の先輩の留学報告書、サンパウロやブラジル、その他諸々の情報についてはWhatsAppやInstagramなどのソーシャルメディアでそれぞれ情報収集を行なっていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 ・サッカー ブラジルの娯楽として外せないのがサッカー。サンパウロ市内にSão Paulo(サンパウロFC)、Corinthians(コリンチャンス)、Palmeiras(パルメイラス)と呼ばれる主要な3つのチームが拠点を置いている。サンパウロに留学する留学生は、この3つから好きなチームを決めることが多い。その中でも、大学内ではSão PauloとCorinthiansの人気が高く、São Paulino/São Paulina(サンパウロFCのファン)か Corinthiano/Corinthiana(コリンチャンスのファン)になれば安全といったところ。自分は個人的な理由からPalmeirense(Palmeirasのファン)になり、たまにバッシングを受けることも。しかしPalmeirasもファンは多いので、最終判断は自分次第でいいと思う。どのチームのスタジアムも熱狂に包まれ、なかなか日本のサッカーとは雰囲気が異なるため、ブラジル留学をした際には一回は経験してみてほしい。しかし、サッカーに熱狂的なブラジルだからこそ、サッカーが原因での喧嘩、暴行事件などが起こるのも事実。特に自分が行ったサンパウロFC対パルメイラスの試合では、アウェーのパルメイラスのファンは入場不可だったにも関わらず試合を観戦していたPalmeirenseがパルメイラスのゴールの際に喜び、応援チームがパルメイラスであることがわかってしまった。それを見た周りのサンパウロFCのファンは怒り、その人を殴ったり蹴りつけたりする始末に。当事者が規律を破ったことで起こった事件とはいえ、このように危険と隣り合わせになる場面も。2024年には別のチームの試合で死亡事故が起こるなど、常に危険が潜んでいる。そんな危険がありつつ、熱狂と感動に包まれるのも事実。自分は現地での観戦を20試合以上経験したが、身に危険が及ぶことはなかった。単純にサッカーとしてだけではなく、留学の思い出の1つになることは間違いないと思うので、ブラジルに留学した際はぜひ。ここ最近ではネイマールやチアゴシウバ、フッキなどのブラジル人はもちろん、メンフィスデパイやジョルジーニョ、サウールといった海外の有名選手もブラジルリーグでプレーしているので注目。 また、ブラジル人は日常的にサッカーのユニフォームを着ていることが多い。これは日本と違い、道端などで個人が販売している安いユニフォームが出回っていることも大きく起因していると思う。公式のユニフォームが15,000〜20,000円する中、それらのインフォーマルなユニフォームは安いもので1,500円ほどで買える。サッカー文化が浸透している国ならではの商売であり、みんながうまく活用している。またその中で、ブラジル代表の黄色いユニフォームは特別な意味を持っており、ブラジル人がきていると政治において右翼・保守派であることを意味するとされている。外国人である私たちには特に影響はないが、覚えておくと役立つ日が来るかもしれない。このようなサッカーと政治の関わりが多く存在するため、ブラジルに来た際にはこの2つのつながりを勉強してみると面白いと思う。 ・地下鉄 サンパウロ市内には多くの地下鉄の路線が通っており、ほとんどの場所は地下鉄を乗り継いでアクセスすることができる。日本の電車などの料金システムとは異なり、全線、全区間乗り換え含め一律料金で乗ることができる。一般料金は2025年12月時点で5.2レアル、学生料金は半額の2.6レアル。ただし、学生料金はBilhete Únicoと呼ばれる交通系ICカードの利用時のみ有効なので、最初のうちは一般料金の支払いが必要。Pixやデビットカードがまだない場合は現金でチケットを買う必要があるため(一部路線でクレジットカードでの入場の導入開始)、電車や地下鉄に乗る場合は現金を用意しよう。また、2026年の1月頃からの値上げのニュースが出ていたため、料金は随時確認が必要。 ・バス バスも一律料金になっており、2025年12月現在で5レアル。こちらもBilhete Únicoができるまでは現金での乗車になり、地下鉄の切符売り場よりお釣りの用意が少ないため、なるべく料金をピッタリ用意するのがおすすめ。バスの大きな特徴としては、毎週日曜日が無料になること。一見とても便利に見えるが、何本、どれだけ乗っても無料のため多くの人が利用する。また、道が混んでいることで予定時刻からズレることはもちろん、バス自体が来ないこともしばしば。結局地下鉄での移動に切り替えることも多いので、その時と場合によって判断しよう。また、日本のバスのような停車駅の車内アナウンスなどはないため、Cobrador(支払い場所の職員の方)やGoogleマップなどを参考に下りる位置を自分で確認しなければならない。 ・Uber、 99 Uberは、ブラジルでも使えるタクシー配車アプリ。フードデリバリーとはアプリが異なるため注意。ブラジルでは比較的安くタクシーを利用することができるため、電車・バスではアクセスが面倒な場所に行く時や、夜中で歩くのが危ないと思った時などに使うことが多い。99も同様、タクシーの配車アプリ。時間や場所など、状況によってはどちらかのアプリの方が値段が安かったりするため、どちらも入れておくと便利。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 日本への帰国後、在外公館派遣員の試験を受ける予定である。同時に自分の理想のキャリアに合わせ一般企業への就職活動を行う。派遣員の試験に合格した場合は、2年間ブラジルなどのポルトガル語圏の国での勤務を行いたいと考えている。結果が思ったようにいかない場合は、一般企業への就職、もしくは来年度での在外公館派遣員の採用試験の再挑戦を考えている。 (2) 現地での就職活動や進学準備 時差などの関係で、現地での就職活動は難しく、自分はほとんど何もしていない。強いていえば、駐在員の方々に留学生の会などでアドバイスをもらったことぐらい。帰国後、少しでも早く活動を開始できるよう、2学期目終了後に少し準備を進めるようにしていた。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 結論から言えば、確実に留学はした方がいい、というのが自分の意見である。自分の身の回りにいる留学経験者の中で、留学したことを後悔している人はいないと思う。自分もその1人で、現地で学習したことにおいて後悔したことは一つもない。MULCでの学習も役に立つものばかりだったが、やはり日本での学習と現地での学習には差があるというのが自分の正直な感想。語学面では、現地に行くことで表現やスラング、文化や風習を肌で感じることができる。語学面以外でも、一人暮らしや海外での生活で人間的に成長できると感じている。中でも、自分が留学したサンパウロは日本人が住みやすい、留学しやすい環境が整っていると思う。料理や文化、人々など、日本人に馴染みのあるものが多いため、日本が恋しくなった時、Saudade(サウダージ)を感じた時も乗り越えやすいと思う。治安は悪いとされているが、住んでしまえばそこまで危険を感じることはない。もちろん油断したら窃盗などに遭うリスクはあるが、防犯対策をしっかりしたり、あたかも現地の人々のように堂々としていればすれば特に問題はない。今までの先輩方が無事に帰ってきているのも裏付けになるかもしれない。きっとブラジルで忘れられない思い出がいっぱいできるはず。ブラジル最高です。ぜひあなたも。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Haruki / João
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書12月分
学校最終月、さようならブラジル
留学生活ラストスパート! 週末 12月初めには授業も終わり、学校へ行くことも少なくなりました。ブラジルは夏なので海へ出かけたり、サンパウロ州内を旅行したりしました。特に行けて嬉しかったのは、サントスです。日帰りだったので全てではないですが、私のルーツである日本人の移民に深いつながりのある場所に行くことができて良かったです。 夏のクリスマス。街はイルミネーションやクリスマスツリーで装飾されていても、暑くてクリスマス感を感じずに終わった、という印象でした。スーパーマーケットには、パネトーニが並び、その光景が一番好きです。 気候 この数カ月、気候については「暑い」としか書いていませんが、12月も暑いです。私は、ブラジルに行ってからだいぶ服装が変わり、特に夏はブラジル人になりきった格好で歩いています。 食事 たまに恋しくなってお寿司を食べたりもします。中華料理も韓国料理も充実しているサンパウロでは、特に困ることはありませんでした。ケーキやプリンなどのスイーツは家で作ることが多かったです。お店のケーキはかなり甘めなので。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Cassia
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
留学成果報告書12月分
サンパウロ留学総括編
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1934 年 ・学生数 約97000人 ・設置学部 哲学、文学、歴史学、社会科学、デザイン学、法学、経済学、出版学、体育とスポーツ学、教育通信学、看護学、舞台芸術学、視覚芸術学、天文学、経営学、建築と都市計画学、ジャーナリズム学、レジャーと観光学、マーケティング学、数学、応用数学、応用ビジネス数学、応用数学と科学計算学、医学、応用獣医学、応用気象学、音楽、栄養学、栄養と代謝学、産科学、海洋学、歯学、教育学、心理学、広告学、化学、国際関係学、広報学、公衆衛生学、情報システム学、作業療法学、テキスタイルとファッション学、観光学、動物科学、統計学、薬学、経済ビジネス学、物理学、計算物理学、医学物理学、理学療法学、言語聴覚療法学、地球科学と環境教育学、地球物理学、地理学、地質学、老年学、環境マネジメント学、公共政策管理学、食品工学、生体システム工学、コンピューター工学、材料工学、材料製造工学、鉱業工学、石油工学、生産工学、電気工学、物理工学、林業工学、機械工学、メカトロニクス工学、冶金工学、海軍工学、化学工学、航空工学、農業工学、環境工学、生物化学工学、土木工学、食品科学、精密科学、物理・生体分子科学、視聴覚学、バイオテクノロジー学、農業科学、数理科学、生物科学、生物医学、会計科学、コンピューターサイエンス学、自然科学、生物医学情報学 ・その他 サンパウロ大学は、ブラジル最大規模を誇る総合大学であり、ラテンアメリカでも最難関の大学の一つとされている。サンパウロ州内に8つのキャンパスを有し、33の学部および研究所を擁する。公立大学であるため、授業料は無料。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) ・哲学・人文・人間科学部(FFLCH):文学部(Letras)、地理学部(Geografia) ・国際関係学部(IRI) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 基本的に、留学生はほぼすべての授業を履修することが可能である。ただし、FFLCH以外の学部の授業を履修する場合には、事前に担当教授へ留学生の受講が認められるかどうかを確認する必要がある。また、留学生の受け入れ人数は、原則として各授業につき5名までと制限されている。そのため、履修登録はできるだけ早めに行うことが望ましい。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 基本的に可能であるが、担当の教員に直接確認することを推奨する。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか 有料だが、履修可能である。本講座は、A1・B1・C1(上級者向け)といったレベル別にポルトガル語のクラスが編成されている。私はC1レベルを履修し、約3か月間(週に1回)受講した。受講申込時には、156レアルを銀行で直接支払う必要がある。授業初日には専用のテキストが配布される。前期にも履修を希望したが、定員に達していたため受講できず、後期に改めて履修した。そのため、募集案内が開始されたら、できるだけ早く申し込むことが望ましい。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 サンパウロ大学(以下USP)は、ラテンアメリカを代表する名門総合大学である。ブラジル国内各地から優秀な学生が集まり、学問水準の高さと研究力において高い評価を受けている。キャンパスは非常に広大で、自然に囲まれた開放的な環境が特徴である。敷地内にはUSP専用のバスが運行しており、大学自体が一つの「街」のような構造になっている。また、USPが運営する博物館も複数存在し、日常的に歴史や文化に触れられる点も大きな魅力である。留学生も非常に多く、ラテンアメリカ諸国をはじめ、世界各地から多くの学生が集まっている。特にフランス人や中国人の学生が多く見られる。後期は私を含めて10名の日本人学生が在籍しており、日本人にとっても決して珍しい環境ではない。さらに、学部によって留学生の出身地域に特徴が見られる。例えば、FFLCHはアジア出身の学生が比較的多く、ECAやFAUなどその他の学部ではヨーロッパやラテンアメリカ出身の学生が多い傾向にある。 (5) 課題や試験 授業内容や担当教員によって異なるが、私が履修していた授業では課題が頻繁に出されることはなかった。しかし、KUISと比較すると、全体的な学習負担は圧倒的に大きいと感じた。成績評価は、基本的に出席率・中間試験・期末試験の結果を総合して算出される。特に授業内容の復習は非常に負担が大きく、理解を深めるためには相当な時間を要した。筆記試験では辞書の使用が認められる場合もあるが、試験内容は現地学生と同等の難易度で実施されることもある。一方で、担当教員によっては採点基準が比較的柔軟であったり、通常の課題提出を課さず最終レポートのみで評価が行われたりするなど、評価方法には一定の差が見られた。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 私は大学側のサポートを積極的に利用する機会があまりなかったため、詳細について述べることは難しいが、留学生向けにはCCINTという部署が設置されている。これはKUISでいう国際戦略部に相当する機関であり、主に留学生対応を担当している。留学当初、polícia federalにおいてRNM申請の予約を行う際には、この部署からサポートを受けた。一方で、担当者が実質的に一名で多くの業務を担っているため、メールの返信に時間を要する場合もあった。数日経っても返信がない場合には、再度連絡を取ることが望ましい。特に緊急性の高い案件については、直接オフィスを訪問することが有効であると感じた。困ったことが生じた際には、まずCCINTに相談することを推奨する。 (7) オリエンテーション 学期開始前には、IN GLOBAという学生団体が留学生向けに大学説明会やキャンパスツアーをはじめとする各種イベントを企画している。そのため、留学生同士が交流を深める機会は十分にあるといえる。イベントは大学内にとどまらず、大学外で開催される交流会もあるほか、学期終了時には留学生向けのお別れ会も実施される。こうした活動を通じて、学期初期の段階から人間関係を築くことが可能である。私自身も、IN GLOBAで活動しているブラジル人学生数人と親しくなり、大学生活に関するさまざまな情報を得ることができた。イベントに参加することで、留学生同士だけでなく現地学生との交流も広がるため、機会があれば参加することを勧めたい。 (8) 履修登録 留学生は、授業開始日から2週間、興味のある授業を自由に見学することができる。同じ講義を継続して受講し検討することも可能であり、複数の授業を比較することもできる。この期間中に、担当教授へ留学生の履修が可能かどうかを確認しておくことが望ましい。また、課題量や評価方法について不安がある場合には、辞書の使用可否なども含めて事前に質問しておくことが重要である。見学期間内に履修希望科目を整理し、履修登録日にオンライン上で申請を行う。履修登録期間は2日間と短い。さらに、原則として各授業につき留学生は5名までという制限があり、基本的には先着順であるため注意が必要である。ただし、定員を超えた場合でも、担当教授やCCINTに相談し許可を得られれば履修が認められる場合もある。不明点や問題が生じた場合には、CCINTへ相談することが適切である。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 もともと大学に入学した当初から、いつか留学をしたいと考えていた。切磋琢磨しながら勉強し、実際に留学へ挑戦していく先輩や同級生の姿を見て、自分も現地に行き、自分の目でブラジルを見てみたいと思うようになった。そして、机上の知識だけでなく、現地でしか得られない経験をしたいという思いが強くなり、留学を決断した。 (2) 留学先を選んだ理由 私がブラジル・ポルトガル語専攻を志望したのは、ブラジルと日本のつながりに関心を持ったことがきっかけである。特にサンパウロには多くの日系人が暮らし、日本文化も根付いていることから、その歴史的・文化的背景を現地で体験し、自分の目で確かめたいと考えた。また、過去の移民の歴史だけでなく、現在における両国の関係についても深く学びたいと考えるようになった。さらに、ラテンアメリカで最難関といわれるサンパウロ大学という、多様で優秀な学生が集まる環境の中で刺激を受けながら学び、視野を広げたいと考え、留学を志望した。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 学習面で最も大切だと感じたのは、MULCに積極的に通うことである。MULCに通っていれば、語学力の基礎づくりはほぼ準備できると思う。私は1年生の頃はよく通っていたが、部活動やアルバイトが忙しくなり、2年生以降はあまり行かなくなってしまった。今振り返ると、もっと継続して利用すればよかったと感じている。MULCでは、チャットタイムなどブラジル人の先生や留学生と気軽に交流できる機会がある。忙しいとは思うが、「週に〇回は行く」といった目標を立てて継続することが大切だと思う。幸い、私はブラジル人留学生との交流があったため、日常的にポルトガル語を教えてもらう機会があり、それは大きな助けになった。 また、基礎を固めることの重要性も強く感じた。文法や基本表現をしっかり理解していれば、多少語彙が不足していても言い換えで対応できる。授業で扱う文法事項をその都度きちんと理解しておくことが大切である。さらに、留学先ではレポート課題などで本を読む機会が多い。私はもともと日本語でも読書があまり得意ではなかったため、長文を読むことに苦労した。日本にいるうちから読書の習慣をつけておけば、よりスムーズに対応できたのではないかと感じている。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) サンパウロ大学に留学する場合、基本的に住居は各自で探す必要がある。そのため、渡航前からFacebook上の学生向け物件コミュニティに参加し、条件に合う物件を継続的に探していた。住居選びは留学生活の質に大きく影響するため、立地や治安、大学までの距離などを十分に検討したうえで、早めに決定することが望ましい。また、すでに留学している先輩学生と連絡を取り、実際の住環境について相談することも参考になる。 私はもともと一人暮らしをしていたので、留学中も特に大きな不安はなかった。ただ、一人暮らしの経験がない人は、料理や掃除など、日常生活に必要な一通りの家事をあらかじめ練習しておくと安心だと思う。普段から少しでも家事に取り組んでおけば、現地での生活もよりスムーズに始められると感じた。 (5) 留学中の交友関係 日本人留学生は、現地の日本語専攻の学生と自然に交流が生まれやすい。共通の話題が多く、日本語とポルトガル語を教え合うことができる点も大きな魅力である。ひとりと親しくなることで人間関係が広がり、交友関係が次第に拡大していく傾向が見られる。また、現地で出会う他大学の日本人留学生とも関係を深めることができるため、日本人留学生と現地の日本語専攻の学生を中心とした中規模のコミュニティが形成されることもある。さらに、大学外での活動に参加することも交流の幅を広げる契機となった。例えば、県人会主催のイベントやボランティアでの活動を通じて知り合ったブラジル人学生と親しくなり、学外で交流する機会もあった。こうした学外での交流は、USP内とは異なる人間関係や文化的経験を得る貴重な機会となった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと USPの授業は、入退室が比較的自由である。遅刻してくる学生や、授業の途中で退出する学生も珍しくなく、休憩時間以外にコーヒーを買いに行く姿も見られる。出席は紙のリストに署名する形式で、毎回授業中に回覧される。学期初めは、留学生の名前がまだ名簿に記載されていないことがあるため、自分で追記する必要がある。また、各授業ごとにWhatsAppのグループが作られており、休講の連絡や出席リストの確認などはそこで共有される。ブラジルではストライキなどの影響で急遽休講になることもあるため、授業開始後は同じ授業を履修しているブラジル人学生に声をかけ、グループに参加しておくことが望ましい。日本の授業と比較すると、USPの学生は非常に発言が活発である。多くの学生が積極的に手を挙げて質問し、異なる意見があれば率直に述べる。教員が問いかけを行うと、必ず誰かが応答するという印象を受けた。この主体的な姿勢は強く印象に残り、自身も見習うべきだと感じた。さらに、授業中に学生団体が教室へ入り、抗議活動やイベントの告知を行うこともある。こうした光景は日本の大学ではあまり見られないものであり、印象的だった。 留学中、実際に授業を受けてみると、当初は内容がほとんど理解できないことも多かった。教員によっては出身地の影響により聞き慣れないポルトガル語の発音を用いることがあり、中にはヨーロッパ・ポルトガル語に近い発音で話す教員もいたため、聞き取りそのものに慣れる必要があった。基本的に授業資料はMoodle上で事前に確認できるため、あらかじめ目を通して背景知識を身につけておくことが重要である。しかし、予習をしていても毎回内容を完全に理解できるわけではなかった。留学当初は、授業中に分からない単語をひたすら書き留めていたが、それだけでは内容理解には十分結びつかず、効率的とは言えなかった。むしろ細かな語彙にこだわりすぎず、まずは授業全体の流れや主張の大枠を把握することを意識するほうが効果的であった。理解できなかった箇所は、授業後に資料を読み返したり、一緒に履修している友人に確認したりすることで徐々に補うことができた。次第に耳が慣れ、専門用語にも親しむようになると、議論の内容を追えるようになった。最初は不安を感じることも多いが、継続して授業に向き合うことで確実に理解度は向上していくと実感した。 (7) 授業外で参加した活動 ・ボランティア 留学中、留学生の会を通じて知り合った駐在員の方との出会いをきっかけに、県人会の活動に関わる機会を得た。7月に開催される日本祭り・いいもの展における通訳やボランティア活動、さらにブラジル人に日本語を教えるボランティアなど、大学外での貴重な経験を積むことができた。 ・フラメンコ KUIS在学中は部活動でフラメンコに取り組んでいた。留学中に訪れたスペイン料理店で偶然フラメンコのショーを鑑賞し、出演していたプロのダンサーと交流する機会があった。その後、彼女が運営するレッスンに約2か月間参加した。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと こうしたボランティア活動や学外での経験を通して、大学内だけでは得られない視点や人間関係の広がりを実感した。異なる立場や背景をもつ人々と関わる中で、自分の価値観を相対化する機会が増え、柔軟に物事を捉える姿勢の重要性を学んだ。また、日本文化を外側から説明する経験は、自国について改めて深く考える契機にもなった。同時期に留学していた友人の中には、USPのバスケットボール部やカヌー部に所属している人もいた。団体によって活動の忙しさは異なるため、まずは見学や体験に参加して、自分に合うかどうかを確認することが大切である。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学を通して、まず大きく成長したと感じているのは、やはりポルトガル語の能力、特に「話す力」である。授業や日常生活の中で積極的に会話を重ねることで、以前よりも自信を持って自分の考えを伝えられるようになった。ブラジル人の友人の話し方や表現をよく観察し、実際に使ってみることで、自然な言い回しも少しずつ身につけることができた。最初は自分の会話力に自信がなかったが、「完璧でなくても、まずは話すことが大切だ」と気づき、多くの友人を作りながら積極的にポルトガル語を使うことを心がけた。 また、自分の意見をはっきりと言葉にする力も身についた。日本では周囲に合わせ、自分の意見を強く主張しない場面もあったが、ブラジルでは自分の考えを述べることが求められる場面が多い。実際に、多くのブラジル人が自分の意見を明確に伝えている。その姿勢に刺激を受ける中で、私自身も自分の考えを持ち、それを言葉にして伝えることの大切さを学んだ。さらに、異なる文化の中で生活したことで、自分自身について深く考える機会にもなった。自分は何を大切にしているのか、将来どのような道に進みたいのかを改めて見つめ直すことができた点も、留学で得た大きな成果である。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 留学中は実践的な会話練習に重点を置いていたため、文法や語彙の習得に十分取り組むことができなかった。その結果、日常会話には対応できるレベルに達したが長文を書くことには依然として苦手意識がある。今後は、文章を書く練習にも積極的に取り組んでいきたいと考えている。また、留学中に多くの留学生と出会ったことも大きな刺激となった。もともとKUISでスペイン語を1年間履修していたが、現在は基礎的な内容しか覚えていないため、改めて学び直したいと感じている。さらに、英語の学習を継続することはもちろんのこと、フランス語やイタリア語など、新たな言語にも挑戦したいという意欲が高まった。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 大学側が定める期日までに必要書類を提出すれば特に問題は生じないが、私は提出が期限直前となり、余裕のない状況で手続きを進めることになった。円滑に準備を進めるためにも、時間に余裕をもって対応することを強く勧めたい。 (2) ビザ申請 ビザの申請から受け取りまでに要する期間は時期によって異なるが、私の場合は約5日で受け取ることができた。私は片道航空券のみでビザを申請することができたが、往復航空券を用意しておいたほうが、より円滑に手続きが進む可能性がある。また、申請時に必要書類が不足していたため、領事館を再訪問することになった。結果的に渡航直前にビザを受け取ることとなり、余裕のないスケジュールとなってしまった。さらに、CPF(ブラジルの納税者番号)はビザ申請時に同時に手続きを行うことを勧めたい。私は住民票を移していなかったため、必要な手続きやパスポートの更新のために授業を休み、平日に地元へ戻って警察署や市役所で手続きを行う必要があった。以上の経験から、留学が決まったら早めに必要書類や行政手続きを確認し、余裕をもって準備を進めることが重要であると感じた。また、不測の帰省に備えて、体調管理や授業の欠席日数にも十分注意する必要がある。 (3) 航空券を予約した方法 海外滞在の経験がなかったため、当初は旅行代理店に相談した。その後、スカイスキャナーを用いて各航空会社の料金や経路を比較し、最終的には信頼性の高いエミレーツ航空をオンラインで予約した。 (4) 渡航したルート 往路:成田空港→ドバイ空港→グアルーリョス空港 復路:グアルーリョス空港→ボレ空港(エチオピア)→成田空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 留学前に、USPから「Ifriends」と呼ばれるサポーター制度の案内があり、申し込みを行った。しかし、サンパウロ到着まで特に連絡はなかった。到着時刻が夜間であったため、当日は空港近くのホテルに一泊した。翌朝、当時すでに留学していた同級生が迎えに来てくれ、その後Uberを利用して滞在先へ向かった。なお、Uberは事前にアプリをダウンロードし、利用できる状態にしておくことを推奨する。空港からホテルへ移動する際、空港出口付近でタクシーの利用を強く勧められることがあるが、高額な料金を請求される可能性もあるため、十分注意が必要である。 (6) 滞在先住居を探した方法 最初はFacebookのコミュニティを通じて学生用の物件を探していたがなかなか見つからず、現地の大学がメールでおすすめしていた物件にした。時間もなかったため、当時留学していた同級生に仲介してもらい、契約した。 (7) 滞在先住居についての詳細 滞在先住居:Share Butantã 部屋のタイプは主に4種類ある。 ・2人でキッチン・浴室を共用する部屋(仕切りなし) ・2人でキッチン・浴室を共用する部屋(個室ではないが仕切りあり) ・4人でキッチン・浴室を共用する個室ありの部屋 ・1人で住める部屋 私は4人で共有する住居を選び、社会人のブラジル人男性2名と学生のブラジル人女性1名とともに生活していた。キッチン(冷蔵庫、冷凍庫、IHコンロ、電子レンジ付き)は広く、シャワールームも2室備えられていた。これらは共用スペースであり、各自には寝室を含む個室が与えられていた。 私が入居する前から他の3名が居住していたため、調理器具などは既に揃っており、それらを共有して使用していた。また、建物全体の共用設備として、乾燥機付き洗濯機(有料)、プール、ジム、シュハスカリーア、自習室、シアタールーム、小規模の無人売店などが備えられていた。建物自体は比較的新しく清潔であったが、豪雨の際には停電が発生することがあり、ひどい場合には断水も経験した。居住者の多くはUSPの学生で、留学生の入居者も少なくなかった。設備面では、エアコンの定期的なメンテナンスも行われていた。支払い方法は基本的にクレジットカード決済であったが、友達はうまく手続きができず、銀行振込で毎回対応していた。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス 停電や断水には悩まされることもあったが、駅から徒歩約3分という立地に加え、USP行きのバス停も近く、交通の利便性は高かった。また、入居者が多いため友人を作りやすい環境であった点も特徴である。さらに、Portariaや顔認証システムが導入されており、セキュリティ面では比較的安心感があった。一方で、複数人で生活する場合は、あらかじめ掃除当番などのルールを決めておくことが望ましい。私たちは週ごとに共用部分の清掃とゴミ出しの当番を決めていたが、生活習慣の違いから管理が十分に行き届かないこともあり、留学生活後半には当番制度が形骸化してしまうこともあった。 なお、報告書にも記載した通り、私自身はShareの利用をあまり勧めない。家賃が比較的高額であることに加え、断水や停電といったトラブルが頻繁に発生したためである。より安定した住環境の選択肢は他にも存在する。例えば、友人の韓国人留学生はCaza Nozに居住していた。設備やサービス内容はShareと類似しているものの、断水や停電といったトラブルは比較的少なかったと聞いている。そのため、住居選択の際にはCaza Nozも有力な選択肢の一つとなり得る。なお、こちらの住居についても、留学前にUSPから案内が送付される。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 クレジットカード2枚とデビットカード1枚を持参した。現地での現金引き出しはSantanderのATMを利用していた。USP内には銀行支店やATMが設置されているため、安全面を考慮すると学内で手続きを行うほうが比較的安心である。なお、事前にWISEのカードを日本で作成しておくことも有効な選択肢の一つであると考えられる。私は利用していないため詳細については述べられないが、他の留学生の報告書を参考にするとよいだろう。 (2) 携帯電話 ・携帯電話について 万が一盗難に遭った場合に備え、予備のスマートフォンも持参した。日本ではスマートフォンをチェーンやストラップで首から下げて持ち歩く人も多いが、そのような持ち方は周囲から目立ちやすく、盗難の標的となる可能性がある。そのため、現地では過度に目立つ携帯方法は避けることが望ましい。ただし、カーニバルなど大勢の人が密集する場面では、スマートフォンを衣服の内側に入れ、首から下げて外から見えないようにする方法は、防犯対策の一つとして役立つと感じた。 ・SIMについて 飛行機の乗り継ぎ時やサンパウロ到着直後からインターネットを利用できるよう、14日間対応のahamoの海外データ通信サービスを利用していた。サンパウロ到着後は、同じUSPに留学している友人の親戚のブラジル人の方に付き添ってもらい、ショッピングモール内にあるClaroでSIMカードを契約した。 (3) インターネット キャンパス内や私が滞在していたShareでは、基本的にインターネットは利用できるものの、接続が不安定なことが多かった。また、地下鉄や長距離バスなどの移動中は、インターネットに繋がりにくい場面もあった。 (4) 医療 北東部へ旅行する際、黄熱病のワクチンを接種していなかったため、ButantãにあるSUS(公立病院)で接種を受けた。SUSでは無料で接種できるため、普段は混雑していると現地のブラジル人の友人から聞いていたが、私が訪れたときはたまたま空いており、約30分ほどで処置が完了した。もし渡航前にワクチン接種が済んでいなかった場合でも、現地で無料で接種できるため、渡航前には最低限必要なワクチンだけ日本で済ませておくと安心である。 (5) 日本から持っていくべきもの ・パーカーなどの冬服 サンパウロの冬は予想以上に寒く、パーカーなどの長袖は必須である。ただし、半袖も含めて大量に服を持参すると、帰国時に処分せざるを得ない場合がある。私の場合、帰国前に何着かを友人のブラジル人に譲った。そのため、服は必要最低限にとどめ、足りない場合は現地で購入する方が効率的である。 ・日本のサブスクリプションの解約・停止 日本のアカウントのままだと、現地限定のアプリをダウンロードできない場合がある。アカウントの国設定を変更するには、すべてのサブスクリプションを一度解約する必要があり、解約が反映されるまでに約1か月かかる。そのため、入国の少なくとも1か月前には解約手続きを行っておくことをお勧めする。こうしておくと、メトロ利用時に現金でチケットを購入する手間が省けるほか、マクドナルドなど現地の飲食店でアプリクーポンも利用可能になる。 ・常備薬(1年分) 日本から持参した薬が切れたため現地で購入して服用したが、ブラジルの薬は成分や効き方が強く、私の体には合わなかった。そのため、日本からは必要な薬を十分な量、余裕をもって持参することが望ましい。 ・虫刺され跡を治す薬 ブラジルでビーチを訪れた際、蚊以外の虫に刺され、1週間以上かゆみが続いた。帰国後も跡が残っていたため、虫刺され跡を治す薬は持参しておくと安心だと感じた。なお、現地では虫刺され用の薬や虫除けも入手でき、効果の強いものが揃っているため、個人的にはあえて日本から持っていく必要はないと考える。 (6) 治安状況 普段はできるだけ日が沈む前に帰宅するようにしていた。やむを得ず夜遅くなる場合は、複数人で行動することが望ましい。特に治安の悪いエリアでは、日中でも友人と複数人で外出することが安全策となる。実際、Paulista周辺では、目の前で知らない人がスマートフォンを盗まれそうになる場面に2、3回遭遇した。典型的なケースとしては、スマートフォンを手に持ったまま外を歩いているところを、バイクに乗った人に奪われそうになる状況がある。現地の友人から聞いた話では、バス利用時も注意が必要である。乗車中、グループの一人が話しかけてきたり、支払いで手間取っている隙に、後ろの人物がスマートフォンや財布を盗むことがある。常に周囲に注意を払い、危機管理意識を持つことが重要である。 サンパウロだけでなく、リオデジャネイロ などの大都市圏でも治安が悪い地域が多いため、大使館や領事館から発信される邦人被害情報を確認し、どの地域が危険なのか、またどのような犯罪に注意すべきかを事前に把握していた。 ・旅行に行くときに気をつけてほしいこと 私は旅行に行く際、SNSで治安に関する情報を調べた。ポルトガル語、英語、スペイン語のいずれであっても、旅先の地名を検索するだけでさまざまな情報が得られる。私は主にTikTokを利用して、旅先の治安を含めた情報収集を行った。一般的に、どの州や市でもセントロは治安が悪いことが多いため、日中に限らず1人で絶対に歩かないようにしている。これは旅行先でも同様である。また、観光地ではぼったくりの被害に遭うケースもある。例えば、Salvadorでは、観光客に白い模様のボディペイントを勝手に施そうとする人がいる。これはアフロ・ブラジル文化に由来する宗教的・伝統的な身体装飾を観光向けに商業化した行為であり、塗られた後に高額な料金を請求されることが多い。かなりしつこく勧誘されるため、はっきりと断ることが重要である。 (7) 食事 一限の授業がある日は、朝からbandejãoを利用していた。昼食や夕食も同様にbandejãoで済ませることが多かったが、日本食が恋しくなった際には、Liberdadeで外食をしたり、Butantãにあるすき家を利用したりすることもあった。しかし、外食をすると一回あたり1,000円を超えることが多いため、節約のために自炊をすることも多かった。毎日bandejãoを利用していると飽きてしまうため、自炊は気分転換にもなっていた。 (8) 情報の入手 留学前は、当時すでに留学していた同級生から、現地の生活や大学に関する情報を得ていた。実際に現地で生活を始めてからは、ブラジル人の友人を通じて日常生活や大学周辺の情報を収集していた。また、授業に関する連絡は、各授業ごとに作成されている WhatsAppのグループを通じて行われており、そこから最新情報を確認していた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 どんな場面でも挨拶や謝罪、感謝をきちんと伝えることを心がけた。スーパーやUberを利用する際も同じである。例えば、Uberで待ち合わせに少し遅れそうなときは、事前にチャットで連絡を入れるようにしていた。また、車に乗るときに挨拶をし、遅れた場合は一言謝るだけで、運転手の対応が柔らかくなることも多かった。Uberは「最大4人まで」と表示されているが、何も連絡せずに4人で呼ぶと、到着後に断られることもある。特に、助手席に乗客を座らせたくない運転手もいるため、4人で利用する場合は事前に確認したほうがよいと感じた。また、ジェスチャーにも注意が必要である。日本では写真を撮る際にピースサインをすることが一般的だが、ブラジルでは地域によってはギャングを連想させるポーズと受け取られることがある。実際に、サルバドールを旅行した際、現地の人から注意を受けたことがあり、それ以来あまりしないようにしている。サンパウロではピースをして写真を撮る人を見かけることもあるが、基本的には控えたほうが無難だと感じた。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 就職先はまだ具体的には決まっていないが、これまでに身につけたポルトガル語力を生かせる仕事に就きたいと考えている。将来的には、ブラジルをはじめとするポルトガル語圏と関わりのある企業で働き、海外赴任にも挑戦したい。その目標に向けて、今後本格的に就職活動に取り組んでいく予定である。あわせて、在外公館派遣制度にも挑戦したいと考えている。現地で実際に働きながら日本と海外をつなぐ役割を担うことで、より実践的な経験を積み、自身の視野や能力をさらに高めたい。 (2) 現地での就職活動や進学準備 忙しさを理由に、就職活動についてはほとんど何もできていなかった。実際、ブラジルからオンラインで就職活動を行うとなると時差の問題もあり、難しさを感じていたのも事実である。しかし、留学中であっても自己分析をしたり、企業について調べたりすることは十分にできたはずだと感じている。そうした準備の時間をより有効に使えたのではないかと、今になって少し後悔している。 一方で、留学中には駐在員の方々とお話しする機会も多く、その際に就職活動や将来の進路について相談することができた。そうした経験は、自分の将来を考えるうえで貴重な機会であったと感じている。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 将来考えている進路の実現に向けて、帰国後もポルトガル語の学習を継続し、留学生活で培った力を自分の強みとして今後に生かしていきたい。ただ、日本ではブラジルに留学していた頃と比べてポルトガル語を話す機会が減ってしまうのも事実である。そのため、ボランティア活動に参加したり、ブラジル人が多く住んでいる地域を訪れたりしながら、実際にポルトガル語を使う機会を積極的に作っていきたいと考えている。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 迷ったり、不安になったりするのは、誰にでもあることです。でも、学生の今だからこそ、失敗を恐れず挑戦できるチャンスがあります。海外でしか味わえない経験や、触れられない文化、人との出会いは、きっと自分の視野を広げてくれます。費用や手続きのことで悩む人も多いですが、奨学金や支援制度は意外とたくさんあります。少し勇気を出して一歩踏み出してみれば、世界は思っている以上に広く、あなたの人生はもっと自由で豊かになるはずです。 ・4年次での留学を考えている方へ 私は2年生のとき、自分のポルトガル語の実力がまだ十分ではないと感じ、留学試験に挑戦せずに3年次を過ごしました。しかしその1年間、留学に行っている同期の姿を見て、とても後悔をしました。留学は費用もかかり、決して簡単に決断できるものではありません。それでも、実際に留学を経験した今、もしあのまま挑戦せずに大学生活を終えていたならば、もっと後悔だけが残っていたと思います。 4年次での留学には、就職活動との両立という不安もあります。しかし、就職活動の開始が遅れること自体は、必ずしも悪いことではないと考えています。むしろ、現地での経験を通して培った力は、大きな強みになります。また、留学中であっても自己分析や企業研究を進めることは十分に可能です。 もし4年次での留学を迷っている人がいるならば、まずは試験に挑戦するという選択肢を前向きに考えてほしいです。目の前にある挑戦の機会を、不安だけを理由に手放してしまうのはとてももったいないことです。挑戦することでしか見えない景色や、出会えない人がいます。その経験は、これからの人生において大きな財産になると私は実感しています。
ブラジル連邦共和国
UNIVERSIDADE DE SAO PAULO
Josy
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
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