先日の「ベトナム文化基礎」の授業にて、ベトナム文化の考え方の元となっているÂm Dương Ngũ Hành(陰陽五行)について学びました。 陰陽五行とは、「Âm(陰)とDương(陽)」と「五行 Hỏa (火), Thủy (水), Mộc (木), Kim (金), Thổ (土)」という要素に分けられる考え方、思想のことです。中国からベトナムに輸入された思想で、食べ物や生活、医学まで影響を与えているそうです。日本文化にも、陰陽師やおせち、一部の占いなどでその考え方が残っているそうです。 簡単に説明すると「陰」と「陽」は反対の存在ですが、それらの要素をバランスよく保つべきという考え方や、「五行」の中の要素でもバランスや相性の良いものと悪いものがあり、それらを意識して生活したり、文化を構築していく考え方です。 例えば、自分の体調が悪い(陰)時には、(陽)の性質があるお粥を食べるべき。 家族は子供(陽)と祖父祖母(陰)と父母(陰と陽の間の存在)で構成されている。 また、結婚するときには相手の五行属性と自分自身の五行属性の相性を気にするようです。 なぜ陰陽五行の授業を紹介したかというと、今月はまさに「陰」と「陽」の月だったからです。 今月の初めには休みを利用して友人とタイとマレーシアに行きました。(陽)しかし、ベトナムに戻ってきた直後にインフルエンザにかかり 39度の熱が出て、中間テストを受けられませんでした。(陰)その後、フーコックに行きました。(陽)しかし、乾季に入ったからか、謎の咳がずっと止まらなくなりました。(陰)その後、以前から予定していたベトナム国内に旅行に行きました。(陽)しかし、なにもない場所で転んで両腕から出血しました。(陰) 旅行に行ったり、インフルになったり、陰と陽を行ったり来たりの激動の1ヶ月でした。ただ、結果的に本当に陰と陽のバランスが取れていて驚きました。 留学生活残り2ヶ月程ですが、無事に日本に帰ることができるように頑張りたいと思います。 写真は全ての元凶の陰陽五行の授業と「陽」最高潮のフーコックです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 10,000,000 | 61,000円 |
水道光熱費 | 1,500,000 | 9,150円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 8,000,000 | 48,800円 |
通信費 | 0 | 0円 |
食費・その他 | 8,000,000 | 48,800円 |
合計 | 27,500,000 | 167,750円 |