新しくあった人と、初めて会話するとき、うれしいことに、ポルトガル語上手だね」といってもらえるときがあるのだが、そこで興味深いことに気づいた。 褒め言葉で「ブラジル人より、ポルトガル語上手だよ」という風に言われた。それも、一回ではなく、何回か違うひとから言われた。初めて言われたときは、面白い冗談(まぁ冗談ではあるんだけど)だなと思っただけだったが、複数人から同じような文句を聞き、少し疑問?興味をもった。 これは、もしかしたら、ポルトガル語文法のルールが難しいことが理由かもしれない。 友達に、大学以前(小学校〜高校にあたる)のポルトガル語の授業(日本でいう国語の授業)について聞くと、どうやら文法についてかなり学習するらしい。例えば、彼らも動詞の活用を覚えたりするらしい。私の記憶だと、国語の授業で、文法を扱う回はあったものの、そこまでディープに学習した記憶はない。 また、SNSなどでも、ポルトガル語話者向けの、文法事項を紹介しているステーションをいくつも見かけた。 私個人の感覚だと、日本ではこのような現象をあまり見たことがない気がする。 また、外国人のためのポルトガル語 - 多文化主義という授業で、ブラジルにおけるポルトガル語=公用語の特徴について扱った回で、ブラジル人の心のなかには、自分たちのポルトガル語は間違っているという潜在意識が常にあるということを先生がいっていた。これは、ポルトガル語は、ポルトガル(国)によって持ち込まれた言語であり、正しいポルトガル語はポルトガル(国)で使われているものだ、というアイデアから来ているらしい。(一方で、ポルトガルのポルトガル語は、ポルトガルじゃない、ブラジルのポルトガル語が本当のポルトガル語だ!みたいなこともよく、ブラジル人から聞く笑) 「ブラジル人より、ポルトガル語上手だよ」という冗談の裏には、こういったポルトガル語の特徴や、歴史的背景があるのかもしれないと、ちょっと思ったりした。 写真(今回の話の趣旨とは全然関係ないけど) 右:バス停からの風景 左:近所の野良犬
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 700 | 20,593円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 82 | 2,412円 |
通信費 | 67 | 1,971円 |
食費・その他 | 372 | 10,944円 |
合計 | 1,221 | 35,920円 |