前期は、ポルトガル語の理解力を優先して、言語系の授業を履修していたが、今期はよりブラジル社会を学ぶために、歴史と宗教に関する授業を履修した。それにより、授業理解の難易度はグッと増したが、同時に新しい興味関心や、気づきもあった。特に宗教科学という学問に、興味を持つようになった。 宗教という話題に関して、以前から関心はあったものの、そこまで深く学習したことはなかった。また常に宗教というワードに対して、先入観があり、それがあまり良いイメージではなかったからこそ、どこか躊躇していた。そして、この先入観は、宗教を学問として、研究している人たちに対しても、同じようにあり、また、そういった人たちは、信仰心が強く、私がそんな彼らと学習することは不適切なのではと、考えていた。しかしながら、実際に授業を受け、クラスを観察していると、私の想像とはかなり違うということが、最近わかった。 履修した授業はキリスト教の起源に関するものと、ブラジルに存在する宗教に関する2つで、どちらも、宗教科学と呼ばれる学問に分類される。この宗教科学と呼ばれる学問では、簡単に言うと「神は存在するのか、否か」ということを、研究するのではなく、広い意味では「なぜ、宗教という現象がおこるのか」ということを研究している。そのため、この分野で、研究する人たちは、宗教を、より批判的な目線で観察しているのである。(ここで言う批判的とは、宗教を悪く言ったりするという意味ではない) つまり、宗教科学という学問は、私が持っていた先入観とは、ある意味、真逆の世界であったということである。この気付きは、個人的にかなり大きく、また新たな学問に対して、関心を持つきっかけになった。 写真:話の趣旨とは関係全然関係ないけど 左:chupi chupi 学校の食堂前で売られてる、アイス的なもの3.75~4.00 reais。地域によって呼び名が違うらしい。 右:自炊したfeijão。最近になって現地の食事を作ることが一番安く、おいしく自炊できるのかもしれないと、思い、豆を煮るだけでできるfeijãoに挑戦した。結構うまくいったので、3日分くらい作り置きして、主に学食がやってないときに食べている。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
---|---|---|
家賃 | 700 | 21,320円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 31.1 | 947円 |
通信費 | 48.93 | 1,490円 |
食費・その他 | 379 | 11,543円 |
合計 | 1,159.03 | 35,300円 |