-真夏のクリスマス!- 人生初となる、真夏のクリスマスは、友達の家族がいる、ubá(ウバ)というジュイスから2時間半ほどの小さな町で過ごすことになった。この町の特徴は一言で言うと、とにかく蒸し暑い。地形的に山々に囲まれ、風通りが悪いため、暑い空気のたまり場となり、町全体がじとじととした暑さで包まれていると言った感じである。 ブラジルのクリスマスは、家族、親戚で集まって過ごすことが一般的には多いらしく、友達の家族は、30人とかなり大人数が1つの家に集まっていた。また、カトリック教徒が最も多いブラジルでは、クリスマは非常に重要な行事として位置づけされている。 クリスマス・イブは朝から、みんなで準備を行い、夜9時ごろから、ホームパーティーのような感じで、ご飯を食べながら、みんなでプレゼント交換などのゲームをしなが和気あいあいと、家族の時間を過ごし、楽しいかった。25日クリスマス当日、日付が変わる夜中の0時の3分ほど前になると、みんなで和となり、お祈りの言葉を唱えていた。お祈りが終わり、25日になると”feliz natal!”と言いながら、家族の一人一人とハグをして、イエス・キリストの生誕を祝った。 私が参加させてもらった、友達の家族はカトリックの信仰が厚い家族で、ブラジル宗教文化的には、かなり伝統的なブラジルのクリスマスを経験することができたのではと思う。また、家族ではない私を、こういった家族団らんの場に、混ざらせてくれることがとても嬉しく、ブラジルらしいなぁっと思った。 - ビーチで年越し!- 年越しは、ビーチを求め、友達たちと旅行も兼ねて、友達の一人の家があるEspírito Santo(エスピリト・サント州)のvila velha (ヴィラ・ヴェーリャ)という町で過ごした。この町はかなり古い建築物が残っていたりと、歴史的な町であると同時に、海岸沿いには、多くのマンションが立ち並び、オシャレな印象を受けた。 ジュイスからヴィラ・ヴェーリャまでは、車でおよそ10時間と長旅となった。友達の一人が車を出してくれ、一人で運転をしてくれた(感謝でしかない)。途中リオ・デ・ジャネイロ州を通過し、休憩を挟みながら、無事に到着することができた。 ブラジルの年越しは、クリスマスと比べるとそこまでの重要性は高くなく、過ごし方も、家族、友達、恋人などと旅行に行ったり、ホームパーティーを開いたりと、各々が過ごしたいように、年越しを迎えるという感じのようだ。その中でも、ビーチのある場所では、年越しに合わせて花火が打ち上がたり、音楽ライブなどが行われるので、ビーチの赴く人は多いようだ。 年越し当日は、夜10時頃からceia(セイア)といって、(本来は真夜中の0時から始まる)、クリスマスにも行われる、伝統的な食事を取り、お腹を満たし、11時半頃になると、みんなでビーチに移動を開始し、その時を待った。ビーチには白い服を着た人が溢れており、これは、年越しのときに身につける色によって、平和、お金、希望、愛など、それぞれの意味をもつとされるブラジルの一つの文化である。白はその中でも、一番多く身につけられる伝統的な色であり、平和の意味があるあらしい。 1月1日に日付が変わると、海には花火が打ち上げられ、ビーチには"feliz ano novo!!!"という歓声が上がった。私も友達たちと共に新年を祝った。 年越し後は、数日ほど、友達宅に泊まらせてもらいながら、ヴィラ・ヴェーリャを観光し、満喫した。 写真左:ビーチで年越し 写真右:ceia セイア
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 700 | 20,897円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 0 | 0円 |
通信費 | 27 | 806円 |
食費・その他 | 635.29 | 18,966円 |
合計 | 1,362.29 | 40,669円 |