この講座は、外国人学生を対象に、韓国社会全般に対して様々なテーマを持って講義する科目である。韓国社会は非常に短い時間の間に近代化、産業化、民主化の過程を経て、急速に変化、発展した。G11国家であり、世界経済大国に躍り出た韓国だが、いくつかの社会的な問題と葛藤が現れている。圧縮社会、急い社会、リスク社会で表現されるほど韓国社会は、20世紀以降、非常に高速で、急速にそして予測不可能に変化してきた。短い時間の間に近代的な階級の構成と解体、分裂、対立、葛藤があった産業構造も農村中心の社会で、知識基盤社会、情報化社会への移行という急激な変化を経験した。そのような過程の中で、南北の間のシステムの対立と葛藤、韓国戦争を経験し、世代間の葛藤も深刻化した。産業化、民主化を外形的に達成したかもしれませんが、内部的には不平等、疎外、貧困、社会的排除、差別、構造、および国家的暴力、犯罪、自殺、腐敗、各種事件や事故などが頻繁に発生している。
この講座は、そのような韓国社会の様々な社会的現象を論文、書籍、新聞などの資料を活用して理解しようとする。