報告書一覧
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2025-10
月次報告書10月分
10月
アジア言語学科 3年 交換
月次報告書10月分
Tá Bom?
新しい月が始まったな、なんてことを考えていると、気づいた頃には1ヶ月が終わりかけています。留学が終わるまではまだ3ヶ月ありますが、テストや年末で忙しくなることを考え、帰国の準備を少しずつ始めています。あんなに長かったはずの留学も、帰国後のことを考えなくてはならないフェーズに突入しており辛いです。 〈気候〉  全くといっていいほど気温に変化がありません。夏に向かっているはずなのに、一日中半袖で過ごせる日はまだありません。それどころか10月中旬は寒い日が多く、長袖で過ごすことが多かったです。ジュイスでは強風が吹くことは滅多にないのですが、先ほど述べた期間は風が強い日が多かったです。毎日のように海風が吹く千葉で育った私ですが、「強風が吹くなんて珍しい」と感じてしまうということはブラジルに染まってしまった証拠かもしれません。 〈授業〉  ある授業で、AIを用いて行う宿題が課されました。この課題で驚いたところは、内容の9割以上をAIに任せる点でした。日本では、AIに対して否定的な立場を示す人が多いと感じます。実際、生徒が課題をAIで行って提出し、その是非が問われているような内容の記事を多く目にします。私も課題を行う際、AIに助けてもらうことは多々ありますが、ここまでAIに任せっきりにしたことはなかったためとても新鮮な経験でした。 *ブラジルでAIの使用が完全に肯定されているわけではありません。もちろん否定的な人もいます。 〈食事〉  普段の月と変わらないため、軽くブラジルの食事について話します。街を歩いていると食品を扱っている店を多く見かけるのですが、その中で多いのが ・Lanchonete(軽食屋) ・Açougue(肉屋) の二つです。Lanchoneteはコンビニとパン屋を足して2で割ったようなお店です。名前の通りPastelやCoxinhaといったブラジルの代表的な軽食が買えるほか、菓子パン、惣菜パン、ケーキ、プリンなど色々なものが売られています。またペットボトルや缶の飲料、スナック菓子、乳製品なども売られており何かと勝手がいいお店です。スーパーに比べると割高ですが、大学までの道のりにあるため利用することが多いです。Açougueは量り売りの肉屋です。肉に限った話ではなく、ブラジルでは量り売りのものがとにかく多いです。野菜、フルーツ、パンなど様々なものが、〇〇レアル/1kg の表記で売られています。日本では〇〇円/1個で売られていることが多いため、規格が厳しく出荷できずに廃棄されてしまうといった問題を抱えています。一方量り売りではこのような問題を気にする必要がないため、様々な形やサイズの商品を見かけます。野菜やフルーツの値段が安いのは、こういった理由が関係しているのかもしれません。話が少し外れてしまったので肉屋の話に戻ります。ブラジルで肉を買うときは、店員さんに 鶏肉/豚肉/牛肉の 〇〇(部位)を ××g 欲しいといえば商品を受け取ることができます。それをレジに持っていけば支払いができます。その場で切ってくれるため、(生姜焼き用に)薄切りにしてほしい、(ステーキ用に)厚切りにしてほしい、(ハンバーグ用に)挽肉にしてほしいなど大体の要望には答えてくれます。ただ多くのブラジル人は適当なので、頼んだ量より多かったり少なかったりしても、Tá Bom?(これで大丈夫?)といって渡してきます。ブラジルらしさが溢れた日常の一コマです。  ブラジルでたくさんの大切な人に出会いました。彼らに感謝の気持ちを忘れず、共に過ごせる時間を大切にしていきたいです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書10月分
新しい経験とタイの文化
10月は9月に比べて生活にも慣れてきたので、まだ行ったことのない場所に遊びに行ったり、大学内の新しいコミュニティーに参加してみたりなど一歩前進した日々を送れたと感じています。 新しい経験に楽しさを感じる一方で環境の変化に体がついていけず一時体調不良を起こし、先生や友人に相談し病院に連れて行ってもらうこともありました。私にとって人に助けを求めることは少しハードルが高いことなので自分の状態を相談するときには緊張しましたがみんながすぐに助けてくれた事実は留学生活を継続する上で非常に心強く感じられるありがたい経験でした。 そして、10月はビザの継続申請にも行きました。私は生徒一人のため先生が一緒に来てくださりビザ申請を手伝ってくださるのですが、待ち時間が長く、書類は通っても既にその日分の対応窓口の予約が埋まってるのでまた別日に来てくださいと伝えられもう一度訪問することになりました。オンライン申請などができないためビザの取得は大変だなと感じました。 また、タイでは10月24日にシリキット王太后陛下(現国王のお母様)が崩御されました(亡くなられた)。タイでは、職業などにもよりますが1年間喪に服す期間に入るため、大学では先生が黒い服を着ていたり、街中で追悼の映像が流れていたり、予定されていたイベントが中止または縮小されたりなど、生活に変化がありました。タイについて3年半勉強してきましたが新しく知ることだったので、タイの文化に敬意を持って過ごすことが大切だと改めて感じました。
アジア言語学科 4年 推薦
月次報告書10月分
アルゼンチン留学8ヶ月目
アルゼンチンに来てから8ヶ月が経ち、今回の留学は残り2ヶ月となってしまいました。10月は気温が穏やかで晴れの日が多く、最も過ごしやすいと感じました。これまでたくさんのことを経験させてもらいましたが、残りの期間でもやり残したことがないようにいろんなことに挑戦したいです。  ⚪︎学校 今月は英語の授業のテストがありました。このテストで6割以上の成績を収めることができれば合格ですが、残念ながら惜しくも点数が足りませんでした。英語の長文をスペイン語で要約するという問題で、出題される単語や文章のレベルが高く感じました。来月に再度受験することが可能なのでしっかり対策し、また、辞書を持ち込むことも可能なので、次回は辞書を用意して臨みたいと思います。 ⚪︎日常生活 今月初旬にブエノス・アイレスで開催された"Festival de la Milanesa"(ミラネーサ祭り)というイベントに行きました。ミラネーサはアルゼンチンのソウルフードで、主材料やトッピング、調理法などによって様々な種類があり、今回のイベントではアルゼンチンで人気のお店がたくさん出店していました。 また、今月は寮内で住民による決起集会とアサードも行いました。 ⚪︎ニュース 10月に日本では自民党総裁選や新内閣の組閣といったイベントがありましたが、アルゼンチンでは同月、国会議員中間選挙が行われ、ハビエル・ミレイ大統領率いる与党が大勝したそうです。この勝利によって、国家支出の削減及び経済の規制緩和といった政策が進み、また、アメリカのドナルド・トランプ大統領による対アルゼンチン支援策の実行が徐々に確実性を増しました。 ミレイ政権の行う政策によって財政赤字が大幅に軽減され、インフレ大抑制という米トランプ大統領が賞賛するほどの事を成しましたが、その一方で労働者の失業や、公共サービスの崩壊、購買力の低下など多くの深刻な問題が発生しています。このような問題が国民の反発を生み、大規模なストライキや過激なデモ活動が行われています。私がアルゼンチンで留学生活を送る中で、たびたびストライキやデモ活動を目にします。私が主に目にしたのは、学生や学校教員によるストライキと、労働組合によるゼネストでした。特に、ブエノス・アイレスで行われる活動は大規模で暴力的なものもあります。私が住んでいるラ・プラタ市内でも月に1、2回ほど定期的にストライキがあります。アルゼンチンを訪れる際は、こうした活動を行っている集団にはむやみに近づかないことを強くお勧めします。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
留学8ヶ月目が終了した。天気の悪い日も比較的多かった10月は気持ちもあまり乗り切らないこともしばしば。今月も少しでも有益な情報を残せるよう、振り返ろうと思う。 ・気候 先にも言った通り、今月は気候が不安定だった。曇りや雨の日が多かったり、気温の寒暖差が大きかったりしたため、周りに体調を崩す人もちらほら。幸いにも自分は体調を崩すことなく過ごすことができた。残りもなるべく多くの時間を有意義に過ごせるように体調管理に努めたい。サンパウロは一年中、1日ごとの気温の変化が大きいことが多いため、毎日の天気予報の確認は必須。 雨の日は洗濯物もあまり乾かない。特にデニムなどは2、3日干したままでようやく乾くほど。ありがたいことに住んでいる住居には屋根付きの洗濯物を干すスペースがあるため、そこに放置すれば問題なく乾燥させることができる。 ・大学 今学期の授業はあまり日常的には課題が出されないが、今月は日本文化の授業で中間テストがあった。前学期同様、Cultura Japonesa(日本文化)の授業は1つの小さい課題、個人で行う中間テスト、そしてグループでの期末テストで成績が判断される。留学生は前学期同様に辞書の使用が許可されているので、テスト対策さえしていれば問題ない。今回の中間テストも先生の評価が良かったため、ひとまず安心。 ・友人関係 いつものことながら、基本は日本人留学生、現地の日本語専攻のブラジル人と過ごしている。彼らは学校での昼食や夕食、空きコマの時間などはもちろんのこと、土日などの祝日にも遊びなどに誘ってくれるためとても感謝している。 ・交通・通学・移動 ブラジルの夜行バスはかなり後ろに座席を倒せるものが多いため、日本のものより旅行の際に使用することが多い。リオなども、サンパウロからだと6時間ほどで行けてしまうため、自分も重宝している。バス内にはトイレがあったり、レストランにすらない無料の水が置いてあることがほとんど。なぜバスだけ水が無料なのか意味がわからないが、いつもありがたくもらっている。 ・金銭 基本的には引き続き、現地の銀行のデビットカードやPixでの支払いがほとんど。それらが不具合で使えない時などのみ、日本から持ってきたクレジットカードを使っている。Banco do Brasilのデビットカードは、どうやら少額であればクレジット機能も使えるらしく、家に少額の請求が届いた。不正利用ではなく、リオで地下鉄に乗った際の料金だった。どうやら請求の明細に記載されているPixのQRコードでも支払いができるらしいが、自分は念の為何の支払いなのか確認をしたかったため、大学内の店舗窓口で支払った。 ・休日 今月も、可能な限りサッカー観戦、主にPalmeirasの試合に足を運んだ。今月の中旬には、リオに行き、Flamengo(フラメンゴ)とPalmeiras(パルメイラス)の試合を見にいくことができた。ブラジル国内リーグの1、2位直接対決だったこともあり、リオデジャネイロのMaracanãスタジアムは大盛り上がり。Palmeirasを応援していたが、結果は3−2でフラメンゴが勝利。勝ち点差はほとんどなくなりリーグ終盤戦へ突入。最後までこの2チームから目が離せない。 Palmeirasの応援をしているが、この日はFlamengoのユニフォームを着て、ホームチームサポーターになりきりスタジアムに向かった。ブラジルでは国民的スポーツであるサッカーに熱を注いでいる人が異常なほど多い。熱く盛り上がる一方で、時には死亡事故が起こるほどサポーター同士の喧嘩が頻発する。当初Palmeirasのユニフォームを着ていこうとしていたところ、サッカーに詳しいブラジル人の友人から全力で止められた。アウェーサポーターは相手のスタジアムに乗り込んでいる状態となり、時に暴力を振るわれたりなどもあるらしい。ここブラジルでは冗談が冗談で済まない可能性があるため、もし現地でのサッカー観戦、特にライバル同士などの試合観戦を考えている人は予習が必須だろう。 ・まとめ 今月も無事に過ごすことができた。今月の下旬にはリオデジャネイロの犯罪組織と警察の対立が起こったりと、各所で事件、事故がちらほら起きている。最後まで気を抜かず、安全に過ごしていきたい。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
留学生活が始まり早くも2か月が過ぎました。私は半年(4か月間)のみの留学なので、 ちょうど半分が終わったことになります。ジャカルタでの生活にすっかり慣れましたが、「自分はインドネシアで何もしていない」と落ち込む日も多くありました。やはり田舎と違い外国人が珍しくないため、日本と同じように何かしらきっかけがないと深く話してくれない人も多く、既に出来上がっているコミュニティに入りにくいと感じることもあります。少しずつ友人は増えてきてはいますが、心が満たされない日々が続いています。 そして、やることがあることの有難みを感じるようになりました。自由な時間が多いことは一見幸せなようで、実は不自由さを感じることもあります。やるべきことの合間に自分のやりたい事が出来ることが、私の幸せなのだと感じました。 思うような結果を残せない日々ではありますが、留学が終わった時にいい留学生活だったと思えるようにこれからも頑張りたいと思います。 ・授業   今月から担当の先生が忙しくなるとのことで、週によって授業の時間帯や生徒の数が変わりました。午前の授業では、Kuisの生徒と二人の授業で記事を読み、自分の言葉で要約する練習をしています。また、学期末に行うプレゼンテーションの準備も始めました。 午後の授業では、駐在員の奥様方と一緒に授業を受けています。とても親切で明るい方々ばかりで和気あいあいと楽しい雰囲気です。この授業では、主に文法の勉強しており、日本の授業ではいまいち掴めていなかった文法の理解がより深まりました。 ・週末の過ごし方 神田外語大学のマルクで知り合ったインドネシア人の友人とその仲間と一緒に2回まねきねこに行きました。日本の曲が好きな人が多く、最近流行っている曲やMr.children、欅坂、乃木坂など懐かしの曲、そしてインドネシアの曲を一緒に歌い、有意義な時間を過ごせました。 また、日本語学校のボランティアで知り合った日本人の方に誘われ、「lagu-lagu会」という日本人が集まるイベントにも参加しました。駐在員の方達と交流しながら、インドネシアの曲も歌うなどカラオケ尽くしの一か月でした。昔の日本の曲やインドネシアの曲を多く知るきっかけになり、もっと歌えるようになりたいと思いました。  インドネシア人の友人とBlok Mへ遊びに行きました。Blok Mは日本人街として有名で多くの日本食レストランやスーパー、市場がありとてもにぎやかな街でした。私たちはインドネシア料理を食べ、カフェで会話を楽しみました。帰りには日本食が多く売っているスーパーPAPAYAに立ち寄り、焼き芋や大福を食べながら帰りました。 ・食事  インドネシア料理は油・塩・唐辛子を多く使う料理が多いので、時間がある時は自分で料理するようにしています。近くのモールのスーパーでは、ほうれん草、オクラ、鶏肉、日本米などが安く売っているので、愛用しています。やはり自分で作る日本料理はやはり落ち着きます。インドネシア料理では摂りにくい栄養を補えるという点でも嬉しいです。 ・気候 本格的に雨季に入ったなと感じました。午前中は雲一つない快晴でも、夕方から夜にかけて突然豪雨がおそいかかってきます。私は、ぼんやりしているので、図書館やカフェで夕方くらいまで過ごしてしまい、帰ろうと思った頃に豪雨が始まり、なかなか家に帰れない日が多くありました。  気温はほとんど変わらず、半袖半ズボンが心地いいといった感じです。 ・余談   ジャカルタは「渋滞の街」として有名です。実際、昼から夜まで非常に混んでいます。渋滞を少しでも減らすために「奇数・偶数ルール」という交通規制があります。これは車のナンバープレートの末尾の数字によって通行できる日が決まるというものです。たとえば、ある日は奇数ナンバーの車のみ、翌日は偶数ナンバーの車のみ通行可能という仕組みです。そのため、お金持ちの人は車を2台所有していることもあります。しかし、このようなルールがあっても渋滞は完全には解消されず、日本の高速道路の渋滞のような状態が続いています。車と車の間にバイクが詰まっており、隙間なく走行しています。 救急車両が通ろうと避けられる場所がないので、緊急車両の意味を成してない状況をよく目にします。 自分は昔からインドネシアに関心があり、いつかインドネシアに貢献できるような人間になりたいと思っていました。今回の留学で今までと違う視線でインドネシアを見てきました。また若いインドネシア人と会話をしてきました。インドネシアについて知れば知るほどどこに力を入れればインドネシアがよりいい国になるのかが、わからなくなってきました。インドネシア人の若者の思い描く国にするには、すべてを変えなくてはならないと感じています。若者の多くが自分の国が好きではないと答えます。見えている部分だけを改修しても土台が変わらないとすぐにダメになってしまいます。  自分の人生も同様に土台作りをしっかりしないと大人になってから後悔するなと改めて感じました。大学生のうちにしかできないこと考え実践していこうと思います 来週はポジションな内容を書けるように頑張りますッ!!
早いもので、留学生活もあっという間に折り返し地点を迎えました!初めの頃は長く感じていた一日も、今では驚くほど早く過ぎていき、ジャカルタでの生活にだんだんと順応しているのを感じます。同時に、残りの2ヶ月間をより充実したものにしなければという思いも強くなりました。 🥑 食事 朝はヨーグルトやバナナ、お昼はkantinや大学の近くのモールのレストラン、もしくはカフェで済ませています。今月はずっと胃腸の調子が悪く、インドネシア料理をあまり受け付けなかったので夜は食べなかったり、自炊して食べることが多かったです。 📖 授業 先月は、神田の学生2人で受けている授業が中心でしたが、今月からは新しいスケジュールになりました。 月・水は午後から、火・木は午前中に、それぞれ駐在の方々の授業に混ざって受けています。月・水の授業では文法を中心に学び、火・木の授業ではニュース記事を読んで内容を理解する練習をしています。金曜日は先生と一緒に、12月初旬に行うプレゼンの準備を進めています。毎日新しい単語がたくさん出てくるので、語彙力がどんどん増えていくのを実感していて、とても楽しいです。 🛋️ 週末の過ごし方 上旬は友人と外出したりすることが多かったのですが、中旬ごろに腰を痛めて歩けなくなってしまったので、後半は家にいることが多かったです。もう少しアクティブに動きたかったのですが、腰を痛めてしまったのと週末は休みたいという気持ちが勝ってしまい、家で課題などを終わらせていました。 月末には、母がジャカルタに遊びに来てくれたので、一緒に「Pasar Santa」という市場を訪れました。その中にある “dunia kopi” という、世界中のコーヒー豆を取り扱うお店に行きました。店内では、自分で好きな豆を選び、試飲して、気に入った豆を店員さんに伝えると、その場で挽いてもらえるという仕組みになっています。コーヒーが好きな母と私にとっては最高の空間で幸せでした。最終的に30袋ほど購入して約6,000円。あまりの安さに驚きました!またぜひ訪れたいと思います。 👥 友人関係 日本語ボランティアで仲良くなった子達や、違うキャンパスの友人と出かけることがほとんどです。インドネシア人を見ていると、みんな何事にも一生懸命で熱心なので、私も頑張らないとなと感じます。 🍁 気候・服装 10月に入ってから急に天気が変わり、雨が降る日が増えました。今まで聞いたことがないほど大きな雷が鳴り続けることもあり、天気がとても不安定です。そのせいか、毎日少し体調が優れない日が続いています。笑 熱帯の気候にも慣れてきたのか、最近は逆に室内の冷房がとても寒く感じるようになりました。そのため、上着はいつも持ち歩くようにしています。 私は秋と冬が大好きなので、いつもなら涼しい空気や食べ物、紅葉などから季節を感じられるのですが、 インドネシアでは一年中暑く、なかなか秋を感じることができません。想像以上に、四季がない生活は少ししんどくて、季節の移り変わりがある日本の良さを改めて実感しています。その代わり、部屋では少し厚着をしたり、秋っぽい音楽を聴いたりして、少しでも日本の秋の雰囲気を楽しむようにしています。 🕌 文化体験 駐在の方々に誘っていただき、バティックトゥリスというインドネシアの伝統的なろうけつ染め体験をしてきました。布に好きな絵を描き、溶かした蝋でなぞって、染色するというものです。バンダナくらいの大きさのバティックを作ったのですが、とても可愛くできて満足です✨ 東南アジア最大と言われているイスティクラルモスクと向かい側にあるジャカルタ大聖堂(カトリック教会)を訪れました。モスクと教会は道を挟んで向かい合うように建っていて、どちらも内部を見学することができました。イスティクラルモスクはその規模の大きさに圧倒されるほどで、内部は荘厳な雰囲気に包まれていました。中では、コーランを読んだり礼拝をしたりと、ムスリムの方々が思い思いに過ごしている姿が見られました。床にはお祈りのための四角いマスが描かれた絨毯が敷かれ、男女でエリアが分かれています。さらに中庭も一人ひとりが入って祈るためのマスで区切られており、その整然とした様子にとても驚きました。中庭からはジャカルタ大聖堂も望むことができ、二つの宗教施設が隣り合って存在している光景に感動しました。インドネシアにはイスラム教徒だけでなく、キリスト教徒やヒンドゥー教徒など、さまざまな宗教の人々が暮らしています。イスティクラルモスクとジャカルタ大聖堂は友好関係にあり、見ることはできませんでしたが、両施設をつなぐトンネルもあるそうです。モスクと教会の関係は、お互いの宗教を尊重する姿勢の象徴だと感じました。二つの建物を訪れて改めて、インドネシアは多民族・多宗教国家であり、さまざまな価値観を持つ人々が共存している国だと実感しました。そして、インドネシアの人々が外国人に対してとても親切なのは、こうした多様な文化の中で互いを受け入れる心が自然と育まれているからなのかもしれないと感じました。 ☕️ 振り返って 今月はインドネシアならではの体験が沢山でき、とても楽しい1ヶ月でした! 一方で、2ヶ月間ジャカルタで生活してみて、就職活動に関する悩みも増えてきました。留学前は「インドネシアで働きたい!」という気持ちが強かったのですが、実際に生活していく中で、自分に合うもの・合わないものがはっきりしてきて、今は改めて一から考え直しているところです。もし留学を選ばずにいたら、きっとそのままインドネシアで働く道を選んでいたと思うので、今回の留学を通してもう一度自分と向き合い、就活について考えるきっかけを得られたのは本当によかったと感じています。 残りの2ヶ月で、できる経験は沢山して後悔のないように1日を過ごしたいと思います。
月次報告書10月分
10月 【留学3ヶ月目】
今月もあっという間の1ヶ月でした。 まだ3ヶ月目が終了したばかりではありますが、月日が経つに連れて時間の経過がどんどん早くなっているような気がします。 【授業】 中間テストも終わりようやく休めると思っていたのですが、中間試験後から授業の難易度が上がりむしろ、さらに忙しくなった気がします。特に水曜日に履修しているタイの児童文学の授業では課題が増えたり、読解を行う本の内容が難しいものになったり、毎週どんどんレベルが上がっていくので、ヒーヒーいいながら必死になんとか受けています。果たして、期末試験まで体力とメンタルが保つのかどうか....なんとか頑張るしかありません 【ビザ更新(再び)】 先月TM30という書類を忘れていたので、今月再度イミグレーションに向かいました。5時には家を出て、5時40分ほどには着き、そこから整理番号を受け取りました。私の番号が呼ばれたのは16時30分くらいで、手続き後にパスポートの返却待ちもあったので全てが完了したのは17時40分くらいだったと思います。大体、12時間ほど待っていたことになります。忍耐力必須 【生活】 先月は試験勉強で家に篭りがちだった分、今月は外出多めでした。友人にカフェや買い物に連れて行ってもらったり、友人を連れて推しのイベントに行ったり、時には1人でカフェに行って作業したりする日もありました。タイでの一人暮らしにも流石に慣れてきて、生活のルーティン的なものも定まってきた気がします。 留学中は、本当にあっという間に時間が過ぎていってしまいます。 あと1ヶ月ほどすれば、前期も終了なので後悔のないように勉強も日常も全力で取り組めたらいいな、と思います。
アジア言語学科 3年 交換
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