報告書一覧
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留学種別
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2025-06
私の留学生活もいよいよ終盤を迎えました。今月で二学期間の留学(厳密には授業が終わったのみで帰国まで約3週間残っている)が終わると思うと本当にここまで長かったな〜と実感しました。大学の授業も今月で二学期目が終わりということで期末試験やプレゼン、期末レポートや授業のリフレクション、更に授業内のテーマを用いたミニエッセイなどを行ったので、かなり忙しかったです。それらのタスクを終えればあとは成績表受け取るのを待つだけです。授業終わり私とクラスメイト達と授業の担当教師たちでお別れ会のようなパーティーも行いました。私と同じタイミングで来た他の日本人留学生たちもそろそろ学期が終わって帰国すると言っていたので、本当に長いようで短い時間を過ごしました。 食事に関しては今月で初めて行ったレストランの料理を食べることが時折ありました。気候は日中が気温30度になるほどに温暖で、薄着で外出しても問題ありませんでしたが、下旬頃になると雷雨が続いていました。またときどき停電が起こりましたが、すぐに電気が回復しました。後は帰国日まで何のアクシデントやトラブルに巻き込まれることなく過ごすのみです。帰国後に自分自身に『本当にお疲れ様‼︎』と言ってみたいほど充実した留学生活に出来たと感じました。
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-05
月次報告書5月分
充実!
5月は、学びと体験の両面で非常に充実した一か月となった。授業で学んだ内容を日常生活の中で実際に使う機会が増え、中国語の表現力や語彙力の向上を実感している。特に、教室外での会話練習を意識的に取り入れるようになり、中国人の学生や地域の人々との交流を積極的に行ったことで、自然な言い回しや発音のニュアンスをより深く理解できるようになった。滞在先、食事、通学、クラス、課外活動は5月と変わらない。気候は30℃を超える炎天下の日もあれば,大雨が降る日もある。 また、新たに中国語の教材を購入し、自主学習にも力を入れた。授業で扱う内容に加え、自分の苦手分野を補強する形で文法や読解に取り組み、よりバランスの取れた言語力を目指している。購入した教材は難易度がやや高めではあったが、その分読みごたえがあり、学習意欲の向上にもつながった。 加えて、5月は多くの文化体験もすることができた。上海自然博物館や上海野生動物園、东方明珠塔、水族館など、上海を代表する観光地を訪れたことで、中国の自然や都市の発展、動植物に関する知識を深めると同時に、中国文化への理解も一層深まった。また、留学期間中に漢服を着る目標も達成できた。実際に現地に足を運び、見て、聞いて、体験することの大切さを改めて感じた。
アジア言語学科 3年 私費
四ヶ月目です。今月もサッカーをしたり、公園に遊びに行ったりしましたが、特にご飯に関する報告がたくさんあります。私の滞在している寮では土曜日と日曜日はご飯を自分たちで用意する必要があり、また平日もたまに自分で作る必要があります。今月は先月手に入れた調味料を使い肉じゃがや親子丼などの日本の味を再現したり、アルゼンチン料理のエンパナーダをみんなで作ったりしました。このエンパナーダという料理は餃子と形が似ているのですが、すでに火の通っているタネを生地で包んで焼くので、餃子よりも少し難しかったです。ひだの閉じ方も異なっていて、最初はギョーザみたいなエンパナーダになってしまいましたが、最後は少しだけ上達しました。 また五月の初めには "Semana del Alfajor"というアルゼンチンでよく食べられているお菓子アルファホールの週間があり、寮の友達とどのアルファホールが一番美味しいかを決めるトーナメントを行いました。柔らかいもの、硬いもの、チョコ、ホワイトチョコ、ナッツ、オレオ味…色々な種類のアルファホールをこの一日で食べました。 今月もブエノスアイレスに行ってきました。今回は前回とは違うエリアで、日本食レストランと中華街に行きました。日本食レストランの一回には日本の調味料や飲み物が販売されており、インスタントのうどんを買いました。レストランにはカツカレーや餃子、麻婆豆腐などがありましたが、私は豚骨ラーメンを注文しました。これまでの留学生活でカップラーメンは食べていましたが、久しぶりの日本のラーメンの味は美味しかったです。また、中華街には中国のものだけでなく韓国や日本っぽいものもたくさんあり、見ていて面白かったです。 五月の終盤には寮の友達の誕生日会に招待してもらい、少し遠出をしました。誕生日会ではアサードやチョリ、エンパナーダを食べたり、みんなでサッカーをして遊びました。とても楽しかったです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書5月分
留学3ヶ月目
アルゼンチンに来てから3ヶ月が経ち、もうすぐで今回の留学の1/3が終了してしまいます。正直、日本にいる時よりもアルゼンチンにいる方がなぜか時間の流れを早く感じています。残りの留学生活は後悔のないよう心がけて過ごしたいと思います。 ⚪︎気候 5月の季節は秋と冬の間くらいで、下旬になると気温が急に下がっていき早朝は息が白くなり始めました。寮の個人部屋にはエアコンやストーブがないので、真冬になるのが怖いです。季節の境目だからということもあり少し体調を崩してしまいましたが、熱いマテを飲んだら回復しました。私は夏服や春・秋服を多く持ってきてしまったので、もっと冬服も荷物に入れておけばよかったと思いました。 ⚪︎学校 学校にはもうすっかり慣れてきましたが英語の授業はまだとても難しく感じています。英語の授業は講義形式でテキストは英語ですが説明や発言は全てスペイン語でしなければならないので、たくさんメモを取りながら食らいついて毎授業受けています。スペイン語の授業は少人数なのでやり易く、授業の後半にミニゲームを行ったりしています。授業終わりには学校の食堂でクラスメイトたちとコーヒーを飲みながらおしゃべりして過ごすなど、充実した学校生活を送ることができています。 ⚪︎生活 今月も寮の友達と一緒にブエノス・アイレスを観光し、今回はバスではなく電車で行きました。電車内は物売り屋さんや楽器を演奏している人、歌を歌っている人などがいて日本とは違いとても賑やかで驚きました。しかしながら、車内や駅構内ではスマホや財布のスリが多いらしく、十分な注意が必要とのことです。 今回は日本製のものが売られているスーパーで買い物をし、その店の中にある日本食屋さんでラーメンを食べることができました。他にもカツカレーや唐揚げなどのメニューがありますが、値段は安くはないです。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書5月分
ブラジルのご飯
留学が開始してからあっという間に2ヶ月が経過した。到着してすぐの頃にストレスとなっていた文化の違いや言語の壁も、ようやく受け入れることができ、ブラジルでの生活に慣れてきた。と感じているのは気のせいかもしれない。先月はメンタルはボロボロだったが、体調は全く問題がなかった。しかしメンタルが回復した今月は、体調面がやや不安定だった。後述するのだが、気温の変化がとにかく大きい。このせいで体が対応できず風邪を引いてしまったり、朝起きても体の疲れが取れていないことが多々あった。他にも、「浴槽につかることができない」「一つの授業が4時間ぶっ通し」などといった日本にいた頃とは違う生活スタイルが、知らず知らずのうちにストレスになっていたのかもしれない。 〈食事〉  基本的に平日の朝は、大学に行く途中の八百屋でりんごかバナナを買って食べながら通学している。昼と夜は大学の学食で済ませている。外食するよりも出費を抑えられる上、バランスの良い食事を摂ることができる。学食はバイキング形式のような形で、一枚の大きなお皿に好きなだけ盛ることができる。米、豆、野菜は取り放題である。しかし、メインのタンパク質(肉や魚)は取り過ぎを防ぐために、食堂の方がその場にいて規定量をよそってくれる。この食生活のおかげもあってか、日本を出発する頃と比べて体重が5kg近く減少した。しかし決して食べている物の『量』が減っているわけではなく、単純に『質』があがったからだと思う。思い返せば日本にいた頃、家に帰れば母が作ったバランスの良い食事を摂ることができたはずなのに、友人との時間を優先してしまった。一時期、授業終わりは毎日のように友人とファミレス、居酒屋、ラーメン屋に行っていた。そんな食生活と比べれば、痩せるのも当然だ。母には感謝の気持ちと同時に申し訳なさでいっぱいだ。と、こんなに学食のことを褒めているものの、実は最近学食の食事に嫌気がさしてきている。毎日変わり映えのないメニューなうえに、決して美味しいとは言い難い。日本にいた頃、バイトと学校の調理実習以外で包丁を握らなかった私が自炊を始めるレベルだ。今月は調味料を調達したり、食べたいもの優先で食材を集めたりで出費が重なってしまったので、来月からはコストを抑えたうえで美味しい食事を作れるようにしたい。 〈気候〉  私が通う大学や家があるサン・ペドロ地区は、標高約900mのところに位置している。その影響もあり、1日の寒暖差がかなり激しい。今の季節は「晩秋」といったところか。そのため日が出ていない朝晩はかなり冷え込む。薄い長袖のTシャツだけでは肌寒いと感じるレベルだ。一方で日が出てくると、半袖でも暑いと感じるまで気温が上がる。家を出るとき、かなり服装に迷う。半袖で出かければ、家に帰る頃にはかなり気温が下がっており、半袖で家を出たことを後悔する。一方で長袖で出かければ、日中かなり汗ばみ、長袖で家を出たことを後悔する。脱ぎ着しやすいパーカーやフーディーがあればベストなのだが、正直私はブラジルの寒さをなめていたためそのようなものを持ってきていなかった。1、2枚現地で購入することを検討している。 〈移動〉  先月はUberでタクシーを呼んでいたが、今月はバイクを呼ぶことが増えた。値段がタクシーの半分か、それ以下だからだ。しかし荷物が多いときや夜遅いときは、タクシーを呼んでいる。本来であれば、さらに安いバスで移動できればベストなのだが、予定時刻に到着しないことが多々ある。それを逆算して家を出るのが面倒なので、時間に余裕があるとき以外は使っていない。ただ、日曜はバスに無料で乗ることができるため、積極的に利用している。 〈授業〉  今月から本格的に授業が始まった。言語系の授業は難易度がそれほど高くないため苦労していないが、講義系の授業はとにかく大変だ。現地の学生に混ざって専門的な分野を学習するため、授業についていくのはほぼ不可能に近い。今現在、授業時間内では2〜3割程度理解するのが限界だ。ただ幸いなことに、別日に時間を設けて授業内容の復習を手伝ってくれる友人ができた。さらに授業で使ったスライドもグーグルクラスルームを通じて配布されるため、これも利用しながらなんとか内容を理解している。 〈休日〉  ジュイスには、これといった商業施設や観光地はない。そのため友人と「遊びに行こう!」となることは正直あまりない。しかし昼から夕方にかけてレストランやバーに集まり、お酒を飲んでいる人が多い。私も大学内で新たな知り合いができるたびに、このような場に招待していただくのだが、いざ行ってみると片手にビール、片手にタバコを持ち、音楽にあわせて騒いでいるだけのことが多い。私自身タバコを吸わないので、その場の雰囲気に馴染むことができない。さらに中にはタバコ以外のものを吸っている人もおり、勧められることもある(もちろんブラジルでも違法です)。そのため誘っていただいても、一回きりの関係で終わってしまうことが多い。ブラジル人特有の心の近さに助けられることもあれば、困らされることもあり、人間関係の難しさを感じている。 大学内、大学外ともに過ごし方に慣れてきた3ヶ月目、もう「まだブラジルに慣れてなくて、、、」とは言い訳のできないフェーズに入ってきました。何をすべきなのか今一度生活習慣を見直し、来月は充実した1ヶ月にします。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
月次報告書5月分
5月!
今までの月よりは休みの日が少なく、学校と家の往復が多かった。今までより特別なことが少なかったが、そんな平穏だった月なりにまとめようと思う。 ・気候 秋への移行が進み冷える日が多くなって気がした。と感じたのも束の間、振り返ってみれば昼間は25℃を超える日が多かった。また、夜は冷えると言いつつも自分は暑がりなため、持ち運んでいた上着を使わず一日中半袖でいる日がほとんどだった。しかし、雨は乾季への移行の影響で減ってきた印象。夏のようなスコールはなかった。晴れた日は洗濯物の乾きも早く、半袖だと洗濯時のかさも増さないため、いけるところまで半袖生活を続けようと思う。 ・大学 やはり今月もまだ、授業内容の全てを理解することは難しい。授業で使われる言葉は,専門的な予備知識ありきの単語などもあるため、聞き取りもなかなかに苦しむ。USPの学生は英語もできる人がほとんどなため、なかなかにメンタルをえぐられたりやるせない気持ちになることがある。しかし、ブラジル1番のレベルである大学であるUSPの学生に対抗することがまず無謀であると気付き、ある程度割り切って取り組むことにした。留学先で精神的に追い込まれたくないので、自分自身と相談しつつ頑張りたい。 その一方で、Aspactos da Cultura Brasileira(ブラジルの文化の側面)では嬉しいこともあった。各週異なるテーマの授業が行われるこの授業。今月の3週目のテーマはブラジルサッカーの歴史についてだった。自分はサッカーが大好きであるため、食い入るように先生の説明を聞いていた。自分の関心のあるテーマだったこともあり、ブラジル人の中でもなかなかに話すスピードの速い担当講師の方の話をかなり理解することができた。ブラジルのサッカーは長い歴史を持ち、それに政治などが付随してかなり複雑になっている。ブラジルに来たからにはこの授業内容に留まらず、より知識を深めていきたい。 また、今月に入り、初めてテストを受けた。Cultura Japonesa(日本文化)の授業で中間テストがあったため、授業内で使用したスライドを中心にテスト対策をした。日本文化と言いつつも、授業内容は日本史に近い印象。内容のレベル自体はそこまで複雑ではないと思う。このテストでは留学生の辞書の使用が許可されていたため、問題文中のわからない単語は調べることができた。この授業では学期末にもう一度テストが控えているため、復習を計画的にやっていこうと思う。 ・友人関係 今月も日本語専攻のブラジル人や日本人留学生と時間を過ごすことが多かった。日本語専攻の人たちと関わることで、お互いの言語の勉強の助け合いができるためいい関係性が築けていると思う。最近は仲が深まりおふざけも増えてきた印象がある。その中でもブラジル感を一番感じるのはPiada(ジョーク)やParavrão(暴言、罵りの言葉)だ。日本では絶対に口にしないような失礼で汚い言葉を、ブラジル人は息をするようにすぐ口にするので、嫌でも覚える。しかし、これらも現地でブラジル人と関わることでしか吸収できない知識であるため、自分では言わないにしても覚える価値はありそう。 また、日本語専攻のブラジル人に誘ってもらい、ブラジルで初めてサッカーをした。正確にはフットサルの規模で少人数で行ったが、久しぶりにボールが蹴れてとても楽しかった。USPには様々なスポーツができるCEPE USPという施設があるため、そこで無料で体を動かすことができる。これからも有効活用していきたい。余談だが、ブラジルではチーム分けをする際、片方のチームがビブスを着用するのではなく上裸になることで区別する。今回いきなり上裸チームになったが、ブラジルらしさを体験できてとても良かった。 さらに今月の末にはサンパウロで、なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)対ブラジル代表の試合を見に行った。正直なところ、今までは男子サッカーより迫力がなく面白くないというイメージを持っていたため、今回の試合も行くかどうかすら迷っていた。しかしそんな気持ちは一切なくなるほど楽しかった。サンパウロに住んでいるが、多くの日本人がいることに少し違和感を感じた。自分たち日本人留学生はブラジル人の友人と一緒に見に行ったので席はブラジル側だった。周りがブラジル人だらけなので、日本での試合とまるで違う応援スタイルがとても面白かった。ブラジルのサッカーで吸収することができるエネルギーがあるので、定期的に見にいきたい。 他にも、サンパウロ市内の美術館であるMASP、以前テレビで紹介されていた大学内の人体解剖学の博物館、ラテンアメリカ最大の観覧車、サンパウロの遊園地など、様々な場所に友人たちと遊びに行った。美術館などは特定の曜日が無料になること多く、気軽に足を運べるのでおすすめ。 ・通学、交通、移動 まだBilhete Únicoが作れていないため引き続き現金で支払っている。銀行口座がなくWiseでの引き落としに手数料がかかってしまうため現金をあまり使いたくないが、もう少しの辛抱。ちなみに、地下鉄のBilheteria(チケット売り場)で1枚5.2レアルのチケットを買う際、100レアルなどの大きい金額を出すとかなり嫌な顔をされる。しつこく20センターボス(0.2レアル)はないかなどと聞かれるが、ずっとないと言い続ければ対応してくれる。これは余分な出費を出さずにお金を崩したい時などにも一つの手になるので覚えておいてもいいかも。しかし、バスの場合、本当にお釣りが用意できないケースもあるので、5レアル(サンパウロ市内のバスの料金)は持っていたほうがいいかもしれない。 ・食事 今月はおそらく、これまでで1番Bandejãoにお世話になったと思う。ほとんどの平日の昼と夜をそれぞれ2レアルで済ませたことでかなり節約になった。休暇で旅行に行くことが多いので、できるところで節約していきたい。休日は友人たちと出かけることが多いので、そのまま外食で済ませている。 自炊は全くと言っていいほどしていない。家で何か作るとしても、パスタを茹でて買ったパスタソースをかけて食べるくらい。自分でも自炊のしなさに驚くが、Bandejãoと友人たちのおかげでこれで済んでしまっている。すき家の日本米を5kg購入したので、これからは時間がある時に自炊しようと思う。 ・金銭 まだRNM(外国人登録)が終わっっていないためブラジルの銀行口座が作れていない。基本的にクレジットカードで支払いをしているが、クレジットカードは最終的に日本円での請求になるため、請求日のレートの上下が大きく関わってしまう。ブラジルの銀行を作りレアルが安いときに入金し、デビットカードで支払えるようになれば少し安く支払うことができると思う。おそらく来月の上旬に受け取りが完了するので、首を長くして待とうと思う。 また、今月の末、ついにCPFを取得した。二月の報告書に書いたが、自分は在日本ブラジル総領事館で出国前に事前に取得できるCPF(マイナンバーのようなもの)の発行を忘れ、この番号を持たないままブラジルに到着し早3ヶ月が経っていた。サッカーの試合や飛行機のチケットの購入時など、何かとないと不便だったのでやっと取れて安心した。インターネットの特定のサイトでオンライン申請書類、パスポート顔写真、RNM番号(RNMは申請時に番号の控えが先にもらえる)などを送れば、特別どこへも行かずネットで番号受け取りまで完結した。日本で発行してから出国するのがベストだが、忘れてしまった際には自分の例を参考にしてみるといいかも。 ・休日 今月は長期休みがなかったのであまり遠出はしていない。地下鉄で移動し買い物に行ったりご飯を食べたりが多かった。ありがたいことに遊びに誘ってくれたり、買い物に付き合って食える友人がいるので1日退屈することがあまりない。今月特に印象に残ったのは、日本人留学生の大学院生の先輩宅で行ったChurrasco(ブラジルの焼肉、BBQのようなもの)だ。4月末から5月頭にかけて発症していた風邪の病み上がりに誘ってもらったが、そんなことも忘れるくらい美味しく、元気が出た。 また、今月末にはVilada Culturalと呼ばれる、二日間にまたがり開催されるフェスタに行った。自分は日曜日の夜の最後のコンサートのみ参加したが、そこで思わぬ出来事が。自分たち日本人に興味を持ち話しかけてくれた酔っ払いのおじさんがいた。最初はただの酒に酔ったおじさんかと思ったが、後に自分からPCCのメンバーであることをカミングアウトしてきた。PCCとは、サンパウロでとても名高い大規模な犯罪組織で、殺人や窃盗、マリファナの密売などを行っているとても危ない集団。そのうちの一人であると伝えられた時には正直驚いた。ちょうど留学前にテレビの特集でPCCを取り上げられていたため気をつけてはいたが、まさか本当に遭遇するとは予想だにしていなかった。幸いにも、ただ自分たちと話したかっただけで何も盗られなかったが、このような公の大きなイベントは楽しい分危険も潜んでいるため、今回のことを機により一層警戒しておきたい。 ・まとめ ひとまず今月も無事にブラジルでの生活を送ることができた。来月でほぼ1学期の授業が終わる。それに合わせてレポートなどの課題の期限が迫ってくるため、計画的に進めようと思う。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
美しい街、セビージャでは、Feria de Sevilla が開催されていました。開催期間中はフラメンコドレスを着た人々が街中を歩き、馬車も普段以上におめかしをして走っていました。きっと中世と全く同じ光景を見ていると思うと趣深く感じました。 〈大学〉  いよいよ、大学の授業期間が終わってしまいました。後期は、本当に授業が難しくて、毎日大変でした。どんなに予習をしても復習をしても授業が分からず、友人の手助けがなければ、途中で心が折れていたかもしれません。友人曰く、ネイティブでもかなり大変だったらしく、ああよく乗り切ったなと思います。実は、小テストの点数がかなり低かったので、単位を落としている可能性が高いです。でも、評価のことは一旦忘れて、やり切った自分を褒めてあげたいです。あとは、6月と7月にテストを受けるのみです。来月は、授業がなく暇な時間は多いですが、その分、テスト勉強に費やせたらと思っています。   〈滞在先〉   虫が大量発生しています。コバエと蚊、ブヨが主なメンバーです。特に、コバエは数が多く1匹、2匹いるというレベルではありません。家に常に10匹くらいいます。視界で黒いのがチラチラ鬱陶しいので、毎日5匹くらい殺しますが、キリがありません。もう私は、立派なコバエハンターです。蚊やブヨはたまに見かけます。寝ている間にプーンと耳元で音がして安眠を邪魔されたり、ブヨに刺され足が腫れたりしていて事態は深刻です。  リビングの窓が網戸もないのに全開なので、それで入ってきちゃうのかな?と思っています。正直、網戸がないので、私は窓をできるだけ開けたくないのですが、ルームメイトはお構いなしなので、そこは異文化だと思い妥協しています。自分の部屋用に虫防御スプレーを買いました。  また、私の部屋の電気が壊れて、たまにチカチカしてました。大家さんには連絡しているのですが、忙しいみたいで対処できず、、自分で交換するよと言ったのですが、状態を見たいのでそのままにと言われ、とりあえず電気を嵌め直してみたりしてみました。数時間に一度チカチカする程度なので、まあ、たまに目が痛いですが、許容範囲です。 〈生活〉  今月はFeria de Sevilla にいってきました。フラメンコのおばさまが、フラメンコドレスを貸してくれるという話でしたが、急用ができたらしく、mantoncillo と呼ばれるショールを自分で用意し、ワンピースの上からマントをつけ、頭に花をつけて参加しました。急遽用意したにしてはなかなかそれっぽくできて、楽しめました。また、フェリアで飲まれるお酒rebujito(レブヒート)にも挑戦しました。シェリー酒を炭酸飲料で割ったカクテルだそうで、すごく飲みやすかったです。マントをつけ、レブヒートを飲み、フェリアを楽しむ私は、完全にsevillana(セビリアの女性)でした。  久しぶりに、ベトナム人のお姉さんに会えました!約1ヶ月ぶりです。お姉さんとお姉さんのルームメイトのスペイン人の子と3人で中華火鍋を食べに行きました。スペイン人の子は、お姉さんが前に紹介してくれて遊ぶのは2回目です。2人ともとても優しくて、すごく楽しかったです。 〈食事〉  いよいよ、あと2ヶ月程度しか留学期間が残っていないので、スペインらしいものをよく食べるようにしています。例えば、fuetと呼ばれるカタルーニャ地方発祥の白カビがついたサラミは、私のお気に入りです。あとは、オリーブ漬けにしてあるオリーブの実を瓶で買ってちょこちょこ食べたり、友人と出かけた際には、友人のおすすめスペイン料理を食べたりしています。solomillo al whiskyという、お肉料理は、友人曰く、アンダルシアの料理らしく、とても美味しいです。あと、私が個人的に好きなのは、carrillada というお肉料理です。デザートにおすすめなのはメルカドーナに売っている小さいサイズのチーズケーキです。これがとんでもなく美味しいです。ぜひ、機会があれば食べてみてください。 〈節約〉  ダイエットが順調で、比例するように節約も順調にできています。無駄なものを買わないことは、シンプルですが見落としがちなダイエットと節約のためのライフハックですね。私がよく食べるのは、塩とオリーブをかけたパスタです。夜ご飯が食べたくなったら基本このパスタを食べていますが、とてもコスパが良いので気に入っています。健康面に関しては、目をそらしています。とりあえず全然元気です。 〈気候〉  5月の中旬頃から完全に夏になりました。中旬までは意外と涼しく、最高気温25度程度でしたが、中旬以降は最高気温30度が連日続き、かなり暑かったです。中旬以降についに半袖を解禁しました。ただ、朝と夕方や日陰などはかなり涼しいので、上着は必ず持ち歩いています。ただ、家の中は話が別です。家の中はもはやサウナです。セビリアの家の構造は生きるのに適していません。冬はありえないほど家の中が寒く、今はありえないほど家の中が暑いです。毎晩暑くて寝苦しいです。基本的に、エアコンが各部屋にない家が多く、気温調整ができません。 〈観光〉  今月は、アンダルシアを旅してきました。コルドバと、グラナダです。セビリアからはバスか、電車で行けますが、私は節約のためにバスで行きました。セビリアからコルドバまではバスで2時間ほどです。コルドバのメスキータ、グラナダのアルハンブラなど、アンダルシアの有名どころを巡ることができました。 いよいよ、5月が終わってしまいました。1ヶ月まるまるスペインで過ごすことができるのは、来月が最後です。悔いのないよう、やりたいことは全部やりつくして、全力で残された日々を楽しんでいきます!
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書5月分
留学9ヶ月目
 10ヶ月の留学生活の中でも特に濃すぎる5月でした。とにかく予定がぎゅうぎゅう詰めで忙しく、そのうち倒れるんじゃないかと思っていたら本当に倒れてしまった5月です。  5月20日に学校で行われた“Upacara Kebangkitan Nasional“の式典に合唱サークルから参加させていただきました。朝の6時に集合し、学校の正門の前で歌いました。朝、外で歌うのは清々しくとても気持ちよかったです。無事式典の方は上手くいったのですが、帰宅後、私の体調に異常が出てきました。前日の夜も5時から9時までぶっ通しで合唱の練習をしていたので、疲れが少し出てきてしまっているだけだろうと思っていました。  しかし、次の日に熱がさらに高くなっていたため病院に行き、検査を受けました。なんとインフルエンザにかかってしまったのです。お医者さんからインフルエンザと言われた時はもうびっくり仰天でした。インフルエンザなんて冬にかかるものだと思い込んでいたため、真夏の国にいる私は無縁だと思っていたのに。。その日は点滴を打ち、薬を大量にもらい、食料を買い占め帰宅し寝ました。  自宅療養期間が5日で復帰できたのがプレゼン前日。1学期も最終プレゼン前日まで寝込んでいたので、私はそういう運命なのだなと素直に受け入れました。とにかく5日間の自宅療養期間は辛く、熱はすぐ上がるし、鼻詰まりがひどく、かといって口呼吸にしても喉が痛いし、倦怠感で動けないし、食欲もあまりないしで本当に留学生活の中で1番しんどくて時間の経過がとにかく早く感じました。それでも、物資を部屋の前まで届けてくれる友達や、心配のメッセージを送ってくれる友達に救われていました。  そしてプレゼン当日。プレゼン前日には学校に行けて練習を先生とする機会もあったのですが、とにかく喋り続けるのが困難な状況でした。最後まで喋り切れるのか、練習時間も少ない中成功するのかなど沢山の不安を抱えたまま挑んだ最終プレゼンとなりました。最後やってやるぞ!楽しんで話そう!という気持ちで臨んだので、緊張は全くしなかったのですが、プレゼンの途中からから鼻水と咳が止まらなくなって、先生にお水を持ってきてもらったりもしました。先生の温かいサポートと聞いてくれている方々からの応援もあり、なんとか最後まで自分の伝えたかったことを届けることができました。体調が良かったら、もっといいプレゼンができたのかなとか思ったりもしますが、これまで一生懸命頑張ってきた自分に花丸をつけてあげたいです。  プレゼンの後には歌も披露しました。曲は「Aku cinta dia」で私の大好きな曲です。先生たちやお客さんと盛り上がれて楽しかったです。ちなみに、歌うときはお腹から声を出しているからなのかは分かりませんが、全く咳が出て来ず、プレゼンの時もその調子で頼むよと思ってしまいました。  最終プレゼンが終わったことで一気に帰国する時が近づいているということを実感しました。やり残したことがないように、最後の最後まで楽しみたいと思います。
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