<授業概要>
韓国社会を批判的に理解するとはどういうことか。本講義では、衒学的理論に溺れることなく、同時代の躍動的な生の変化を能動的に認識する社会科学的思考の修養を目標とする。社会科学的思考は社会理論の学習に先立ち、現実に対する知的関心と愛情、不正義と不公正に対する怒りの中で自然と形成されるため、本講義では毎週、特定の主題の社会現象を扱い、個人と社会との関係、国家と世界との関係を批判的に思惟することができるように構成されている。特に、本講義は留学生を対象に開設されたため、韓国社会と文化を多様に理解できるような主題を選定し、些細な日常の風趣の中で社会的な生が構成される過程を批判的に読み解いていけるよう計画した。よって本講座は留学生として韓国社会と文化を深層的に知ることであったり、大学生としてどのような姿勢で勉強しなければならないのか、社会を批判的に理解することがどういうことなのかを学ぶ熱意に答える講義にしようと思う。
<授業目標>
1、批判的で合理的な思考修養
2、社会現象に対する社会科学的文章を書く訓練
3、韓国社会と文化に対する理解の増進
4、班別討論を通して、話すこと、また聞くことの能力の培養
5、自身の人生に対する省察、深化
6、代替的社会と生の展望を模索
<授業形態>
対面
講義授業
<成績>
出席 10%
授業態度 10%
授業感想レポート 50%
韓国旅行日程表 30%
<課題>
授業感想レポート
ー3週間ごとに、授業の内容の中から題を決めて自身の感想をまとめる