日本文学1
<プログラム>
散文に特化した日本近代文学の代表作を紹介すること。明治維新後の文学を通時的に研究し、19世紀半ばから20世紀初頭までの近代期の文学作品について考察する。
1) 明治時代(1868~1912年)の主な文学作品を概観する。
2) 西洋思想とその文学が主に西欧文学作品の翻訳を通じて紹介された時代に、広大な日本文学の伝統を促進した日本におけるいわゆる「ロマン主義」「リアリズム」などの主要な文学潮流を研究する。
3)代表的な作家・作品の選定:夏目漱石、森鴎外、与謝野晶子、樋口一葉
<授業日程、内容>
3/15 - 明治時代(1868-1912)、大正時代(1912-1926)主な著者と作品
3/22 - ブラジルへの日本移民
3/29 - 夏目漱石(1867~1916)~坊っちゃん(1906)~パート1
4/12 - 坊っちゃん(1906年)-パート2
4/19 - 森鴎外(1862~1922)-カズイスチカ(1911年)
4/26 - 樋口一葉(1872~1896)- わかれ道(1895)
5/03 - 与謝野晶子(1876~1942)- みだれ髪(1901)
5/10 - 谷崎潤一郎(1886~1965)- 刺青(1910)- パート1
5/17 - 刺青(1910)-その5
5/24 - 芥川龍之介(1892-1927)-鼻(1916)-パート1
5/31 - 鼻(1916)-パート2
6/07 - 川端康成(1889-1972)-水月(1953)-パート1
6/14 - 水月(1953)-パート2
6/21 - 大宰相(1909-1948)-『女学生』(1939年)
6/28 - 詩(俳諧・自由詩)
7/05 - 評価