【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1990年 ・学生数 900人程度 ・設置学部 語学堂の為なし ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 韓国語課程 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか なし (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 日本人は全体の3〜4割 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 毎日の課題があった。中間と期末考査がある。きちんと毎日出席していれば難しくない。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 日本人留学生担当者がいる。LINEもあるのですぐに相談できる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 新入生オリエンテーション(日本人のみ)があり、授業の説明や外国人登録証の手続き、韓国での生活の注意点などの説明を受けた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 語学堂のため履修登録なし 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 自分の語学力を伸ばすため (2) 留学先を選んだ理由 駅から近く、ソウルのどこにも行きやすく周りが学生街で栄えている点 日本人留学生が多すぎない点 授業が4技能満遍なく行われる点 交換留学では建国大学はなかったため (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 渡航前にTOPIKを受けておけばよかった (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 韓国はクレジットカード社会なので韓国の口座ができるまでは日本のクレジットカードを使う必要がる。日本のだと手数料やレートにより実際の金額よりも多く請求されるため海外向けのクレジットカードを作った方が良い。また滞在中に現金が必要な場合は韓国の銀行のATMで日本の口座から韓国ウォンを引き出せるが、VISA PLUSに対応している日本の銀行のキャッシュカードが必要な為あらかじめ作っておいた方が良い。韓国の銀行口座ができた後も、日本の口座からそのキャッシュカードでウォンを現金でおろし韓国の口座に入金してデビットカードとして韓国発行のカードを使って生活していた。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 語学堂は全員外国人の生徒なので、同じクラスになったり、友達の紹介で交友関係は広まった。ここまで色んな国、年齢もバラバラの人たちと出会うことができるのは語学堂の良さだと思う。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業は少人数制のレベルごとなので先生と生徒、生徒同士の距離はとても近い。1日の授業で4技能全て満遍なく行われるのでとても良かった。自然と韓国語に慣れて身につく。文法や語彙はもちろん韓国の文化や生活も授業内の内容で学ぶことができる。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) トウミ制度:先生から参加するか聞かれるのでその時に希望する形 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 建国大学の語学堂の生徒と建国大学に通う韓国人がペアになり、一緒に勉強したり、お出掛けをしたりして韓国の生活の手助けをしてもらうという制度に参加した。語学堂では韓国人はいないので、この制度に参加することで韓国人と関わる機会が増えた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 語学力、特にスピーキング (10) 今後どのような学習を継続していきたいか この留学で培った語学力を日本に帰ってきても劣らないように日々韓国語を使う。読み、書きはもちろん、動画やドラマで聞く力をより伸ばし、話す力は留学中に出会った友達と通話したり、マルクで韓国人の方と話す機会を作る。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 私費留学だったので全て自分でやる必要があった。私は留学を決めたのが急だったこともあり留学エージェントを使って語学堂の申請や滞在先住居の用意などをやってもらった。実際、エージェントを使わずに自分で語学堂に申請した友達もいたが、提出書類もアポスティーユなどという特別な手続きが必要だったため自ら全て準備するのは大変だったと思う。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 今はどうか分からないが、私がビザを申請するときは領事館の一日の受付枠が決まっており先着順だったことに加え、コロナも収まり始めて留学者が増えていたのでその枠を取るのが大変だった。また語学堂側から入学許可証が届かないとビザ申請ができないので、ビザ発行にかかる時間を考えてもギリギリの申請になってとても焦った。 また語学堂の友達に聞いた話だが、名古屋の領事館は対応に時間がかかることが多いらしく、友達はビザを取ることができなかった。地元がその対象区域の方は気をつけてほしい。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 大韓航空の公式アプリ (4) 渡航したルート 羽田国際空港から金浦国際空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) エージェントの方で出迎えサービスはあったが、韓国には何度か訪れて慣れているので利用しなかった。 荷物が大量だったので空港から直接家までタクシーで移動した。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 留学エージェントが所持しているアパートの一室を借りた。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) エージェントに留学費用は一括して払ったので毎月の家賃の支払いはなかった。電子レンジ、洗濯機、テレビ、Wi-Fi、炊飯器、ベット等は元々揃っていた。メンテナンスも特に問題なく快適に過ごせた。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 韓国の家は湿度が篭りやすい作りなので特に梅雨から夏場はカビに気をつけた方が良い。除湿機を置いたりこまめに換気すると良い。コンセントや電圧も違うので対応したものを持っていく。日本食が恋しくなるので必須! 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 韓国はクレジットカード社会なので韓国の口座ができるまでは日本のクレジットカードを使う必要がる。日本のだと手数料やレートにより実際の金額よりも多く請求されるため海外向けのクレジットカードを作った方が良い。また滞在中に現金が必要な場合は韓国の銀行のATMで日本の口座から韓国ウォンを引き出せるが、VISA PLUSに対応している日本の銀行のキャッシュカードが必要な為あらかじめ作っておいた方が良い。韓国の銀行口座ができた後も、日本の口座からそのキャッシュカードでウォンを現金でおろし韓国の口座に入金してデビットカードとして韓国発行のカードを使って生活していた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) あらかじめ日本で半年間eSIMの契約をした。韓国では外国人登録証ができるとネットショッピングができるようになるが、電話番号の個人認証も契約した会社でやってくれた。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 韓国はどこにでもWi-Fiがあるのでとても便利だった。地下鉄でもカフェでもWi-Fiが使えた。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 大学病院が大学の隣にあるので、相談すれば留学生も通訳さんをつけて診察を受けることができる。 (5) 日本から持っていくべきもの 日本で普段飲んでいる薬、辛い食べ物が多いので胃薬など、春は黄砂がひどいのでアレルギー薬 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 私が帰国する直前に韓国で通り魔事件が連続で発生し、その流れに便乗し通り魔予告が多発した。随時X(旧Twitter)で情報収集をした。友達同士で連絡を取り合ったり、夜遅くなる前に解散した。 また近頃の日韓政治の影響や歴史的な記念日にはデモや集会が行われるので、政治的な建物の近くや日本大使館には近づかない。在留届を提出していれば随時デモの開催予定連絡がメールで来るので確認していた。歴史的記念日に公共機関を使う時はできるだけ日本人だとバレないように日本人の友達とは韓国語で会話したりして気をつけた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 朝食は基本食べないので何もしていない。語学堂がお昼に終わるので、友達と近くのご飯屋さんに行ったり、学食に行ったりしていた。1人の時は近くのスーパーやコンビニ、出前などをした。夜は家で自炊をしたり買って食べたり、誰かとご飯に行ったりしていた。学食は500円くらい。外食だと600円以上はした。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 基本的にSNS。友達と共有したり教えてもらったりした。先生から教えてもらうこともあった。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 韓国は上下関係が厳しいのでお酒の場での作法や、人にものを渡すときの作法、目上の人と関わる時は気をつけた方が良い。基本的に日本と同じような感じ。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 帰国後にインターンに参加できるようにエントリーをしたり、留学先で出会った日本人の先輩から話を聞いたり、参考書をもらったりした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか この経験から学んだこと気づいたこと、語学力を最大限活かしたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 私は、交換留学ではなく私費留学をしました。韓国語専攻での私費留学は珍しく、私の前に私費留学をした先輩は何年も前だったそうです。情報も少なく、急に留学を決めたこともあり何をすればいいのかも分からない状態でしたがエージェントの助けもあり、無事に留学を終えることができました。学部留学ではなく語学堂での語学留学でしたが、個人的には語学堂にして正解だったなと思います。認定条件さえ合えば自由に留学先を選択できること、語学を集中して学べること、そして語学堂でしか出会えない人たちとの出会いは一生の財産になりました。 もし、交換留学に行けなかった人、留学先にこだわりがある人、休学はしたくないけど留学に行きたい人、そんな人たちに向けて私費留学はとても良い制度だと思います。留学を目指すのなら早めの行動をお勧めします!
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 5,600,000 | 622,160円 |
水道光熱費 | 260,000 | 28,886円 |
学費・教材費 | 70,000 | 7,777円 |
交通費 | 220,000 | 24,442円 |
通信費 | 400,000 | 44,440円 |
食費・その他 | 6,030,000 | 669,933円 |
小計 | 12,580,000 | 1,397,638円 |
航空券 |
70,000
円
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保険 |
50,000
円
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ビザ関連費用 |
10,000
円
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その他 |
0
円
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合計 | 1,527,638 円 |
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