留学成果報告書 2023-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-06-30
留学種別
交換
総括編
漢陽大学ERICAキャンパスについて

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1939年 ・学生数 13964名 ・設置学部 9学部 50学科 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 国際文化大学(学部) 韓国言語文学科 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 韓国言語文学科の授業、国際文化大学の授業なら可能、その他の学部は建物が違うので難しいと思う。 教養授業はほぼ全て可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 上記の通り ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 学校からメールで案内が来る 2023年から有料 2つのコースがある 初級…夜、中・上級…平日の午前 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学のキャンパスが大きいので人が多い。サークルも多い方だと思った。 交換留学生は200人程、その他の留学生を合わせたらもっと多い。中国人留学生が多いことで有名。ソウルではないので日本人はほぼいない。私の知っている限り5人程度。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) プレゼンの課題が多い。韓国語で発表する力を養える。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 国際チームという部署は留学生専用の場所なので、直接行って相談もできるし、メールでもできる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 3/1に授業開始で、オリエンテーションは2日前くらいにあった。2/27,28頃、対面 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) オンラインで先着順 日本にいる時にする(2/14前後) 学年によって登録する日にちが違く、他の学科や教養は最後にみんな同じ日に登録するが、定員に空きがある授業しか取れない。留学生なのでどうしても取りたい授業があれば、取れなかった時点で早めに教授にメールすると許可してくれることもある。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 韓国で現地の韓国語、現地でしか体験できない文化があると思うので、よりリアルな韓国を知りたかったから。授業も神田外語大学で学んでいたことと似ていたが、現地の先生から言語学について学んでみたかったから。 (2) 留学先を選んだ理由 漢陽大学エリカキャンパスは、実務型人材を養成するというのがあり、積極的にチャレンジする人が多いイメージがあったから。日本人が少なく自分を成長させるチャンスだと思うから。ソウルだと神田外語大学の友人がおり頼ってしまいそうだったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) スピーキングは留学生活で伸びるので、文法、単語をできるだけ覚えると、初めのぎこちない会話も伝わりやすい、理解してもらえると思った。 語彙力をもっと増やしておけばよかった。欧米圏の留学生も多く英語がもっとできたらよかった。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) したことというよりかは、留学先の学校からメールがたくさん来たり、期限のある提出物もとても多いので計画的に進める力、スケジュール管理能力が必要になってくる。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 初めての授業で後ろに座っていた韓国人の女の子に話しかけたことがきっかけ。その子が明るい性格で友達も多くサークルの部長だったのでサークルにも入ることにした。そこで友達を紹介してくれたり、サークルで友好関係を広げていった。先生や友人のご両親にも会ってご飯に行って、自分より年齢の高い人とも関わる機会ができた。韓国は紹介文化(人脈)があるので1人と知り合えば沢山友人を作ることができると思う。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと レベルの高い教授が多かった。専攻科目は厳しく、発表や課題が大変だった。韓国語の文法論や発音学について深く学ぶことができた。教養科目がチームで発表や座学がほとんどで専攻科目程重い課題はなかった。 授業で日本人とは違う教育、考え方をしているので韓国人の立場になって、又はもっと広い視野を持って勉強できたので考え方や世界が広がったと思う。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ダンスサークルとギターサークルに所属した。学期初めに学生福祉館という建物の前で全てのサークルが気軽に聞ける説明会のようなブースを開いている。そこで行きたいサークルを見つけて申し込みをする。そこで迷っているサークルはとりあえず申し込みをして、後から詳しい話を聞けるのでその時辞退しても良い。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 韓国のサークル文化を体験できた。韓国人の人たちが自分も同じように扱ってくれたり、興味を持って沢山話しかけてくれたおかげで友人が沢山できた。発表会や学園祭での披露もあったのでそれにむけてチームで毎日練習してとても仲良くなれた。大学なので授業の人よりもサークルの人に方が仲良くなりやすかった。昼食夕食を共にすることも、打ち上げやMTなどのイベントも多くて楽しかった。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 自分で挑戦する力がついた。日本人もほぼおらず、頼れる人もいなかったので自分から行動することが成長できるチャンスだと思い、最初の授業で韓国人の女の子に話しかけたり、2つのサークルにも入って多くの人間関係を築けた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 日本に帰って来ると圧倒的に韓国語を使う機会が減るので、仲良くなった子と定期的に話したり、連絡を取ったりして、韓国語を使う努力をしていきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 提出書類が多いが、一つひとつこなす。事情があって提出が遅れる書類はメールをすれば、理解していただけた。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) もし、申請書類に不足があったら再度訪れなければならないので、しっかり確認して行った。証明写真の背景が普段よく使うものと違い白なので、注意する。 1,2週間程度、現在は許可されたビザをオンラインで見れるので取りに行く必要がなくなった。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) アシアナ航空の公式サイト (4) 渡航したルート 成田空港ー仁川空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) バスでの出迎えサービスがあったが、一度行ったことがある場所なので、地下鉄で行った。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 学校から案内メールが来た。寮の申し込みは1月にあり、案内メールにやり方と申し込みサイトがある。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 申し込んだら確認メールが来るのでお支払い期間に一括払い。海外にお金を送るわけなので、学校から案内が来た特殊なサイトで送った。日本のクレジットカードで支払い可能。 設備は、ベッド(マットレスのみあり)、机、棚、エアコン、ヒーター、シャワールーム、トイレ、コンセント スッポンや掃除用具はフロアごとにある。給水器もフロアごとにあるので、水筒があれば水は買わなくても大丈夫だった。洗濯機と乾燥機は1階に大きな部屋にある(これは男女共用)女子寮は5,10,15階にあった。ジム、食堂(お店2つ)、カフェ、チキン屋、コンビニ、大きな宅配ボックスがある。卓球やバトミントンをする場所やハンモックなどがある休憩室、自習室がある。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 思ったよりも綺麗。収納は多い。コンセントの形が違うので変換プラグが必須。ドライヤーは電圧が強いので日本製品を変換プラグで使うより、韓国で買う方が良い。 2人部屋で、韓国人となることはない。外国人は外国人だけのフロアがあるので、文化の違いを理解しながら生活する。ルームメイトともコミュニケーションをすることが大切だと学んだ。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) ほぼカードで2枚持って行った。一つは学校で案内があったmasterカードを申し込んで生活費は母に毎月振り込んでもらって使っていた。もう一つは元々日本で使っていたvisaカードを海外で使えるように設定した。そこには日本でバイトで貯めたお金を入れて娯楽に使っていた。masterもvisaもほとんど使える。 現金が必要な場面は、交通カードに入金する時と洗濯機を使う時のみ。空港で5〜10万円韓国ウォンに変えていたので少しずつ入金していた。それでも足りない場合はmasterとvisaの下ろせるATMで下ろした。 また、韓国で銀行口座も作り、そのカードも使った。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) aah! education というサイトで申し込んだ。日本にいる時に電話番号を知れるので韓国に提出する書類に韓国の電話番号が必要なことが多いので便利だった。韓国で低速になると不安だと思ったので制限なしプランにした。そのまま使っているiPhoneのsimフリーにして、行く前に携帯会社に行って休止手続きをした。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内Wi-Fiあり、どこでも繋がりやすい。飲食店やカフェにも当たり前のようにある。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 何回か行った。私はソウルではないので日本語対応の病院がなく、韓国語で話した。保険は日本で入り、韓国では入っていないので毎回お金かかるが大丈夫か聞かれた。救急病院も行き、一回の診察に3万円程かかって驚いた。帰国して保険会社にいくら帰ってくるか問い合わせ中。 (5) 日本から持っていくべきもの 日本の生理用品、変換プラグ (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 良い。学校やカフェで荷物を置いて外に出ても大丈夫、ほとんどの韓国人がそうしていた。しかし、私は不安だったのでできるだけ持ち歩いた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 寮はキッチンがあるが、コロナで使えなかったため、学食か外食。学食は400円〜500円、テスト期間に100円の朝ごはんが食べられる。学校周辺の飲食店は800円前後が多い。カフェもアメリカーノは200円〜400円。基本学校内は外より少し安い。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) インスタや韓国の情報提供をしているサイト (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 みんなせっかちなのでゆっくりできない。車が速く、危険 しかし、一度仲良くなった人を家族のように接してくれるので、お節介なほどなんでも教えてくれたり、お世話してくれる。そういった部分がむしろありがたかった。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就活中、言語を使う仕事をしたい。空港やホテルを主に受けています。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 韓国で就職もしてみたいが、まずは日本で就職を考えていたのでオンライン説明会や韓国企業の話などを聞いていた。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 現地の韓国人の方の特徴や性格を直接見て経験したので、韓国人のお客様がいらっしゃった際には寄り添ったサービスをしていきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学は不安が付き物ですが、私も海外に行くこと自体も初めてで一人暮らしもしたことがありませんでした。こんな私でも韓国で沢山の友人を作り、成長もできたし自信もついて、何よりいい思い出ができました。留学は「恐れずに挑戦すること」が、留学先で過ごす日々に変化をもたらすと思います。何も変化がなくただただ1日を過ごすのはもったいないです!両親や先生方のおかげということも忘れずに、こんな機会は二度とないと思って、思いっきり挑戦して楽しんでください!

留学費用
韓国 ウォン
0.1104円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 95,000 10,488円
通信費 0 0円
食費・その他 2,170,000 239,568円
小計 2,265,000 250,056円
航空券
80,000
保険
65,000
ビザ関連費用
3,000
その他
250,000
合計 648,056 円