【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1961年 ・学生数 約7,000人 ・設置学部 (1) Art and Design (2) Business (3) Music (4) Hospitality (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Business (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 語学コース週6回、ビジネスコース週5回の計11回 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか できない ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか できる ビジネスコースの授業がない時間に語学コースの授業を受けるため、語学コースの授業には多少遅れが生じる。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 新学期と同時に3週間だけ日本の学生が集団で短期留学に来たが、それ以外は日本人学生はいなかった。他国からの留学生はいたが、コースが異なるため交流する機会はなかった。ホストファミリーによると、コロナ前は留学生が多く、学校ももっと賑やかだったそうだが、実際には学生はあまり多くなく、留学生もほとんど見かけることは無かった。 (5) 課題や試験 1学期間に3回レポート提出があったため、すぐに課題に追われ忙しかった。しかし、教師からのサポートが厚く、授業内に1対1で添削をしてくれたり、授業外でもすぐにメールを返信してくれるため不安はなかった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか コース毎に担当の先生を紹介されるため、メールやオフィス訪問によって相談が可能。私自身は担任の教師に相談していたため利用はしなかった。メンタルヘルス専門の窓口や留学生専門の窓口もあり、留学の資金の相談でよく利用していた。 (7) オリエンテーション 各授業の初回授業で授業内容や評価方法、課題内容の説明を受けた。 (8) 履修登録 留学担当の教師に事前に決められており、オリエンテーションの日に今後のスケジュールについて知らされた。大学のパンフレットには、相談しながら選択できると記載されていたため、履修登録の点に対してはショックを受けた。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 留学を目標にKUISに入ったため、就職活動が始まる前に目標を達成したいと思ったから。また、自分の語学力に対して自信をつけ、友人や家族に胸を張ってKUIS生であることを伝えたかったから。 (2) 留学先を選んだ理由 日本人のいない国で自分の力を試したかったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 基本のことではあるが、IELTSの勉強をして出願前までに基準点をとる必要がある。また、KUIS内の施設を利用してネイティブの先生と英語で会話する機会を増やした。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) ホストファミリーと同居とは言っても、自分で料理をしたり洗濯をしたりと、自立した生活を送るため、実家暮らしの人は一人暮らしができるスキルを身につけた方が良い。料理ができると、ホストファミリーや現地の友達に日本料理を振る舞うことが出来るため喜ばれる。 (5) 留学中の交友関係 語学のクラスに日本に興味のあるクラスメイトがいて話しかけてくれたことをきっかけに仲良くなった。また、11月に開催された留学生コミュニティに参加し、他の国から来た留学生と知り合い仲良くなった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと ビジネスコースでは、リーダーシップや市場の動きなど、将来役立つ基本的なことから、このコースでしか学ぶことの出来ない知識を得ることができ、常識レベルが上がったように感じる。将来管理職に就きたいと考えており、チームで仕事する上でマネジメントを学ぶことは重要なので、学べてよかったと感じる。 (7) 授業外で参加した活動 なし (8) 留学で達成した最も大きなこと リスニングとスピーキングの能力が明らかに改善された。自分の言葉にすることを恐れずに、伝えるのに時間がかかったとしても伝えることを諦めなかった。その結果、互いの関係が深まりさらに充実した留学生活となった。より深いコミュニケーションが相手の価値観の理解にも繋がり、新しい考え方や文化を知ることが出来た。また、学習計画から家事、そしてメンタルコントロールなど、自己管理ができるようになり、人間として成長できた。 (9 )今後どのような学習を継続していきたいか 留学を通して実際に自分の言葉で英語にすることが大切だと感じたため、話すことを中心とした学習を継続していきたい。英語の動画や映画を見ながらシャドーイングをしたり、大学の施設を利用したりして英語で会話する機会がなくならないようにしていにたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 志望理由や留学に対する意気込みを記載して提出 (2) ビザ申請 なし (3) 航空券を予約した方法 渡航日の約2ヶ月前にスカイチケットで購入 (4) 渡航したルート 成田空港→チューリッヒ空港→エジンバラ空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 大学にタクシーの送迎を依頼し、エジンバラ空港でタクシードライバーに出迎えられ、住居までタクシーで向かった。 (6) 滞在先住居を探した方法 ホストファミリーは学校側からの紹介で、趣味や住所などが記載されたメールが届いた。こちらの承認を確認してからの契約だったため、希望に沿って変更可能。ホストファミリーが家を留守にする期間があったため、2つ目のホストファミリーは相談しながら、学校からの距離や人柄など条件の良い素敵な方を紹介してくれた。 (7) 滞在先住居についての詳細 1部屋貸してくれ、勉強机やベッド、棚など十分な家具があった。洗濯機も貸してくれ、冷蔵庫も空いていれば自由に使用できた。費用の支払いは、毎月学校から請求書が来るので指定された口座に入金して学校を通して行った。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス 空気が澄んでいるので早起きして散歩するのがおすすめ。近くに観光に適した街があるので週末はバスで観光していた。平日は勉強に時間を充て、放課後は課題に取り組んでいた。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 レートを見ながらATMで少しずつ現金を引き出し、クレジットカードと現金を使い分けていた。しかし、街を観光する時に海外のウェブサイトだとカードにロックがかかるため、毎回日本でロック解除を依頼するのが不便だった。 (2) 携帯電話 現地到着翌日、ホストマザーと携帯ショップに行きSIMカードを購入した。WiFIのない場所ではあまり携帯を使わないことを伝え、安くて簡単に契約を更新できるものを提案してもらった。 (3) インターネット キャンパス内では接続に困ることは無かった。住居では自分の部屋にいると繋がらないことがよくあった。 (4) 医療 1度も医療機関を利用しなかった。 (5) 日本から持っていくべきもの 日本食がかなり少ないため、日本の調味料やインスタント食品(味噌汁等)を持っていくと良い。また、10月以降は冷え込むため、カイロや手袋、暖かいパジャマ等の防寒グッズは必須。 (6) 治安状況 スコットランドは治安が良く、危険を感じる瞬間は1度もなかった。もちろん夜は1人で出歩かない方がよいが、近くのスーパーに買い物をするくらいであれば、明るい道を選んで出歩くことができるほど穏やかな街だった。狭い道では向かいから来た歩行者が道を譲ってくれたり、道を譲るとお礼を言ってくれるほど温かい人が多い。 (7) 食事 ホストファミリーからの食事の提供 ①平日土日3食 ②平日夜・土日昼夜 ③無し の3択を提示され、②を選択した。そのため、平日の昼は大学の食堂で購入またはお弁当を持参した。大学の学食はワンプレートで4.3ポンド、スープのみで1.5ポンド、その他サンドイッチ等は約3.2ポンドだった。土日は友人と外食することもあったが、約12~20ポンドだった。 (8) 情報の入手 渡航前は様々なウェブサイトで情報収集をした。渡航後は、友人や教師との会話を通して情報収集をした。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 日曜日は教会に行く習慣があるようで、日曜日はほとんどのお店が閉まっていたのが最初は衝撃的でした。食べ物は小麦が多く、スコットランドは日本食レストランがほとんどないため、食が合わないと厳しいです。日本からインスタント食品や持ち込み可能な調味料を持っていくことをおすすめします。また、ほとんどの現地人がタバコを吸っていることは知っておいた方がいいと思います。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 就職予定。 (2) 現地での就職活動や進学準備 留学前に説明会やインターンシップに参加し、就職活動についてある程度理解を深めたため、現地では就職活動は行わなかった。時差が大きく、日本時間に合わせようとすると、現地の大学生活と両立することは難しかった。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 自分について考える時間が増えたため、自己理解が深まった。その分析を活かして自分がやりたいことを明確にしながら自分に合った企業を見つけ、"自分"を言葉にして伝えていきたい。留学という大きな挑戦をしたことを自信に変えて堂々と自分をアピールしていきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 知らない国での生活は正直楽しいことばかりではありません。しかし、だからこそ成長できる機会になるし、必ず自分に自信がつきます。留学させてくれる環境があるのなら飛び込んでみてください。毎日の積み重ねが大切なので、日本にいるうちから授業に真剣に取り組んで、資格勉強も頑張ってください。 応援しています!
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 4,314.07 | 822,511円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 4,500 | 857,960円 |
交通費 | 107.2 | 20,439円 |
通信費 | 50 | 9,533円 |
食費・その他 | 603.55 | 115,072円 |
小計 | 9,574.82 | 1,825,515円 |
航空券 |
298,000
円
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保険 |
10,000
円
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ビザ関連費用 |
0
円
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その他 |
0
円
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合計 | 2,133,515 円 |
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