留学成果報告書 2024-06
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
総括編
総括

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1499年設立 ・学生数 28000人ほど ・設置学部 建築学部、理学部、経済・経営・観光学部、哲学・文学部、法学部、教育学部、薬学部、医学部・健康科学部があります。 ・その他 アルカラ大学はスペインのマドリード郊外に位置し、歴史的な建築や文化的な重要性を持つ大学です。特に人文学や言語学の分野で知られています。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 哲学・文学部(Facultad de Filosofía y letra)、歴史学科(Grado en Histria) 語学学校(Alcalingua) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 制限なくどの学部の授業でも履修可能です。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 履修可能です。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 並行履修可能です。申し込みはアルカリングアホームページの申込書をメールで提出で可能です。費用は有料で、交換留学生は250ユーロのコースに申し込みことができます。 前期後期ともに2ヶ月間、月曜日から水曜日の3日間で、各90分です。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか ありませんでした。。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 学部授業に関しては、イングリッシュフレンドリーの授業は留学生の受講者が多かった印象です。日本からの交換留学生は私含めて2人でした。 語学学校に関しては、日本の大学によってはアルカリングアへの語学留学コースがあるようで、日本人の学生は20人ほどいました。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) KUISと比べて全体的に課題の負担は大きかったように感じます。スペイン語を使用しての課題だったことを除いても、普段の課題や期末のレポートなどに費やす時間は少なくありませんでした。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困ったときはクラスメイトや授業の先生に聞いたりしていました。学部によって留学生課が存在するので、そこにメールをしたり面談を予約して対面で相談することもできます。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) オリエンテーションはなかったが、学期が始まる前に留学生課の先生との面談があり、オンラインクラスルームの扱い方や履修登録についての説明を受けました。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 仮履修登録を渡航前に国際戦略部を通じて行いました。渡航後の留学生課の先生との面談で、おすすめの授業や選び方を教えていただいたのち、メールで申請しました。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 実際にスペインで用いられる自然で実用的なスペイン語を経験し、身につけることを目的としていました。 決意した理由としては、自分の周りに留学に行く人が多かったことも少なからず影響したと思います。 (2) 留学先を選んだ理由 アルカラの街全体ののどかな雰囲気から、落ち着いて勉強に集中することができると思ったからです。 また、語学学校があることも留学先を選ぶ上で自分にとって魅力でした。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) スペイン語の勉強、基礎をもっと固めておけばよかったと感じました。知らない単語が出てきても、文法がわかっていれば、文章中の何がわからないかを明確にすることができます。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) クレジットカードを何枚か用意しておくこと。Visaのみ、Mastercardのみでは困る状況が1回はあります。どちらも使えなかったこともありました。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 寮に住んでいたので、初めの1ヶ月は食堂などで話しかけたりかけられたりして関係が広がっていきました。寮で定期的にイベントがあるので、それに参加したこともあります。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 全般的な感想としては、難しかったです。授業内で宗教的なテーマに触れることが少なからずあり、その度にクラスメイトの知識の深さに驚かされました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 特になし。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 特になし。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 自分に自信がついたことです。渡航してから、買い物や友達とのコミュニケーション、何をするにしても上手く行ったときに達成感が得られます。その成功体験が積み重なるほど、自分を信頼することができました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 今までより高いレベルの参考書などを用いて学習したい。具体的には、現地で働くために求められるC1レベルまで取得したいと考えています。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 私の場合、留学先大学から送られてくる入学許可証に記載のある留学期間が間違っており、何度か再送していただくことになりました。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 追加提出がある場合ビザの発行が遅れてしますので、書類の不足がないように気をつけてください。 私の場合は申請から発行まで約1ヶ月と20日かかり、受け取りは出発の3日前でした。ビザの申請は早ければ早いほど良いと思います。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 行きはカタール航空のホームページから、帰りはイベリア航空のホームページから予約しました。 (4) 渡航したルート 行きは成田発でカタール乗り継ぎのマドリード着、帰りはマドリード発でロンドン乗り継ぎの羽田着でした。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学、寮の出迎えサービスはありますが、私は利用しませんでした。 マドリードの空港でRenfeに乗りAtocha駅で乗り換え、Alcalá de Henares駅まで向かいました。駅からは歩いて15分で寮に着きます。空港からの所要時間は合計で1時間半ほどです。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申し込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 語学学校の申し込みのやり取りをしている最中に、担当の方から学生寮を紹介していただきました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテナンスの状態など) 滞在先は大学の学生寮でです。私の場合は渡航前に10ヶ月分の家賃を海外送金で支払いましたが、1ヶ月ごとの支払いもできるようでした。 寮の部屋の備品は部屋のグレードによって異なります。私の部屋にはトイレ、シャワー、冷蔵庫、電子レンジなどは置いてありました。洗濯機、乾燥機は有料、アイロンは無料で使用可能です。 寮の共用スペースに大型テレビ、自動販売機、ビリヤードなどの娯楽も用意されています。体育館、ジム、中庭などでスポーツをすることもできます。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 感想としては、とても満足のいく生活ができたと振り返ります。学生寮なりに安全も保障されています。 食事の時間も決まっていて、娯楽も充実しているので、不自由ない生活を送ることができました。 家賃は高いです。自炊するのが面倒でなければPisoに住むことをおすすめします。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 主に日本から持っていったクレジットカードで支払いしていました。カードはVISAとMastercardを1枚ずつ。クレジットカードにキャッシュカードの機能が付属しているため、手数料で7€ほどかかりますが、街中のATMで現金を引き出していました。 日本からの送金は行いませんでした。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) AmazonでVodafoneのSIMカードを購入していきました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 学内ではWi-fiを利用可能です。寮でも同じく可能です。特にインターネットのスピードで困ることはありませんでした。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 友達に頼まれ付き添いで行きました。対応がどうだったかというのが判断できないほどスペイン語がわかりませんでした。 (5) 日本から持っていくべきもの 薬など (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) アルカラは私が訪れた場所で1番と断言できるほど治安はいいです。 対策としては、電車でドア付近に立たないことや、貴重品を見えるところで所持しないことなどを意識していました。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 食事は寮で提供があるため、基本的に寮で食べていました。 外食は1回2500円で済んだら良いほうだと思います。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 渡航前はインターネットで情報を集めていました。先輩の留学報告書や、留学生のブログを参考にしました。 現地ではスペイン人の友達や寮のスタッフの方々に色々聞いて回ることもありました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 基本的に14時から17時、シエスタのため、お店が開いていないところが多いです。SIMカードの支払いやビザの申請で利用するお店の営業時間を事前に調べておくことが必要です。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 就職活動は行いませんでした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 勉強に力を入れるのはとても大事なことですが、それと同じくらい、スペインでの生活を楽しむことが大切です。学生のうちにしかできないこと、スペインにいるうちにしかできないことを思い切り楽しんできてください。

留学費用
EU ユーロ
170円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 9,999 1,699,830円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 250 42,500円
交通費 1,168 198,560円
通信費 160 27,200円
食費・その他 4,086 694,620円
小計 15,663 2,662,710円
航空券
349,990
保険
215,250
ビザ関連費用
5,000
その他
0
合計 3,232,950 円