留学成果報告書 2024-01
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
ベトナム語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2024-01-31
留学種別
交換
総括編
報告書

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1959年 ・学生数 約23000人程 ・設置学部 経営学科、観光学科、国際学科、また中国語、韓国語を始めとした10言語の学部(アジア圏の言語だけでなく、ヨーロッパ圏や英語圏の言語を学べる) ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) ベトナム語学部1VTH23クラス(留学生専用クラス) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など ベトナム語学部内の語学クラスのみ受ける事ができる。A1ーC2級の範囲で選べる。(Cが難易度が高い) ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 無い。案内されていなかった。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 時期、クラスによって変動する。私がいたクラスでは、少ない時は自分を含めて2人程、多い時は8人程いた。また大学によっては団体で留学している者達もいたため、日本人留学生は留学生の人数の割合にしては意外と少なくないと感じた。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題は基本はないが、試験がクラスによって違う。私のクラスは全2回で授業最終日(2日かけて行った)とその1ヶ月前にあった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 相談する際は、InstagramやZALOというベトナムで使われているLINEの様なチャットで先生の個人アカウントやクラスチャットで相談できた。先生によると思うが、全体的に1生徒をしっかりと気にかけていてくださる方が多いと思う。また教室がある棟の3階ー4階には各言語の学部の窓口のようなものがあるため、(ベトナム学部は3階)そこでも授業やイベント関連の質問を聞けたり、相談ができる。さらに、各寮の一階には管理室や事務室があり、彼らに頼めば寮関連や生活関連のサポートを受ける事ができる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 入学式や新入生歓迎会(大学内でのビュッフェとスピーチコンテスト)、卒業式、大学主催のツアー(ハノイ観光)、大学支援のツアー(ニンビン、ハロン湾)等といったイベント事があり、非常に充実していた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前に受けたテストを元に、渡航1週間後に渡航直後に案内されたチャットで案内されたクラスで点呼を取られて授業が始まったため、自分から履修登録をする事はないと思われる。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 5年前コロナ渦となる直前、高校の修学旅行でシンガポール・マレーシアを訪れた。その際、隣り合った国でも文化が全く違うことに驚き、それからアジア圏の文化に興味を持ったことが留学のきっかけである。中でもベトナムは食文化や国民性などが日本と類似する点が多く、近年ベトナム経済が発展してきている事も相まって、実際ベトナムを訪れて人々と交流をしたいと思い、大学もベトナム語学科を選び留学を決めた。 (2) 留学先を選んだ理由 ベトナム文化の中でも水上人形劇をはじめとしたハノイの文化に興味があったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 現地で会話する度に単語不足を痛感したため、単語をもっと学べば良かったと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) ほぼ全てのものが現地調達できるのでほぼ無い。むしろ持ってきたものは渡航早々壊れたり、失くなったりしたため、役に立たなかった。強いていうなら業務用の味噌汁が私を癒した。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 日本語クラブや行きつけの店、授業しているクラスをはじめとして交友関係が広がった。主に食事をしたり、遊びに行ったりした。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 同じ単語でも国籍によって発音に差があると気づき、面白いなと感じた。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 日本語クラブに参加していた。オリエンテーション時に名前とメールアドレスを伝えて申し込むようだ。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 意外と日本に興味を持ってくれている人が多いなと感じた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと ハノイをはじめとしたベトナム南北横断の旅。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 引き続き単語を覚えていき、同時にその単語の発音を理解するような学習をしていきたいと思う。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 資料をよく読んだ方がいいと思う。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) HPを読み、必要な書類をしっかり用意する。時間は約半日である。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) ベトナムエアラインの公式ホームページからインターネット予約をした。 (4) 渡航したルート 成田空港からノイバイ空港の直通ルートを使用した。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の出迎えサービスは一応あったが、急遽失くなったためタクシーを利用した。空港で手配して貰った時は3000円程だが、行きつけの店員に紹介された方は1700円ほどだった。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 渡航11か月前に大学からクラスルームに案内が来ていたためその際に寮の種類を選択し、支払った。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 支払い方法は事前にアメリカドルでの口座振り込みか渡航当日にベトナムドンでの現金支払いの2種類である。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 自炊より外食やテイクアウトの方が安く住む場合が多いのでお勧めである。また大学内に店があり、食品をはじめとした電化製品や生活雑貨等があるので利用した方が良い。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 基本現金やQRコード決済。QRコード決済は現地の口座を持っている事が条件であるため、使えなかった。大型のスーパーやコンビニ、海外系列の店ならクレジット決済可能である。またお金を送金、引き出す際はクレジットカードを利用してATMを利用する事ができる。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) viettelやvinaphoneをはじめとしたSIMカード店が数多くある。個人的にはコンビニでチャージできるeSIMがお勧め。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 寮内や近くの飲食店に無料Wi-Fiがある。寮内のWi-Fiはかなり強い。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 風邪を引いたため、一度だけ病院に行った。非常にフレンドリーで丁寧な対応を取っていただいて安心できた。 (5) 日本から持っていくべきもの 強いていうなら業務用の味噌汁や日本食。他の留学生達やベトナムの学生達に非常に喜ばれる。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 比較的安全。行きつけの店員達やインターネットで情報収集した。また対策として荷物を置いて席を外したり、持ち歩く荷物を限りなく減らしていた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 基本は外食やテイクアウト。大学内、大学の周りにはカフェや学食が多くあり、店によるが100−250円程が多い。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 基本インターネット。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 基本的に真面目で人当たりが良い。しかし日本と比べ大雑把な部分がある。お釣りがないと言われる事があるため、大きい紙幣(100000以降)は使わない方が良い。また日本ではキリの良いお釣りを貰えるように端数分を支払っている人がいるが、まとまった紙幣を渡されなかったり、勘違いして多く金額を出されたと判断され返される事があるため、お勧めしない。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 私はこの恐れずに行動、挑戦していく事で培ってきた経験を活かして何事にも恐れずに挑戦し、様々な人に話しかけていこうと思う。また一人旅を行った事で計画して行動する力や臨機応変に対応する力が多く身についたので、この経験を活かして将来はなりたい自分を叶えていきたいと考えている。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) オンラインのインターンシップ、説明会、面接に参加した。会社によっては録画面接もあるので、住む場所を探す時はWi-Fiをはじめとした環境を重要視した方が良い。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか この経験で得た行動力と柔軟な発想を活かしていきたいと思う。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学は何事にも変え難い経験だと思うので頑張ってください。

留学費用
ベトナム ドン
0.006円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 36,000,000 216,000円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 480,000 2,880円
交通費 9,242,520 55,455円
通信費 3,940,000 23,640円
食費・その他 72,118,809 432,713円
小計 121,781,329 730,688円
航空券
110,000
保険
68,285
ビザ関連費用
20,000
その他
50,000
合計 978,973 円