【講義目標】
1.民俗の文化史的意味を知り、韓国の民俗文化を通じて韓国人の伝統的観念と生活文化を理解する。2.韓国民俗の伝統と近現代変化過程を知り、それによって現在を理解する観点を樹立する。3.韓国民俗に内在する象徴的意味を知り、これを背景に「韓国文化語彙」を明確に説明できる。4.領域別の民俗文化の特徴と教育的価値を理解し、これを教育現場で実践できる能力を備える。
【授業形式】
理論講義 70%
実験/実習 30%
【教材及び参考資料】
(1)韓国人はどうしてこのように食べるのか
(2)東アジアの遊び
(3)民俗学の第一歩
【評価方法】
・中間考査 0%
・期末考査 40%
・課題報告書 25%
・発表 5%
・出席 15%
・その他 15%
【週別講義内容】
・一周目 授業紹介
・二週目 歳時風俗:概念と特徴-歳時風俗の概念(季節性、慣習性、儀礼性)理解-正月と半月の祝日(大半月、流頭、百中、お盆)と陽水の祝日(三節、端午、中央節)-歳時風俗による食べ物と民俗遊びの特徴理解-ユネスコ人類無形遺産:江陵端午祭、強剛スル、綱引き、相撲、連灯会
・三週目 歳時風俗:持続と変化-歳時風俗の変化原因-現代歳時風俗の概念理解
・四週目 タブーと呪術の理解-日常生活のタブーと呪術を通じて文化圏別の特徴と違いの理解
・五週目 一生儀礼:出産儀礼と成年式の伝統と変化-伝統出産儀礼である信仰、胎夢、胎教、禁忌、三七日、百日、石の持続と変容-1970年代以降の病院出産の普遍化、1990年代の産後調理院の登場-伝統成年式の特徴と意味、現代社会における「成年」の意味
・六週目 一生儀礼:婚礼、礼、祭礼の伝統と変化-伝統婚礼の特徴及び1920年代の西欧式結婚式と新婚旅行の登場-伝統礼の特徴及び1919年共同墓地と火葬場制度導入過程-伝統祭礼の特徴及び1973年「家庭儀礼準則」の意味
・七週目 衣食住:義生活と主生活の伝統と変化-伝統一生の儀礼服の種類と象徴性-人類無形遺産「ハンサンモシ」-伝統主生活の基礎を知り、オンドルの文化的意味理解、引っ越し関連の俗神を知る
・八週目 衣食住:食生活の伝統と変化(1) - 韓国食文化の特徴
・九周目 衣食住:食生活の伝統と変化(2) - 近現代食文化の変化過程
・十周目 民間信仰:家信信仰、征服、風水の概念と特徴人間信仰の概念理解-家信信仰の特徴と神-征服と風水
・十一周目
民間信仰:村信仰とジャーマニズムの伝統-村信仰伝承を通じて見た共同体文化-ジャーマニズムの物質文化、食文化、神話-ユネスコ人類無形遺産済州島七頭堂ヨンヨングト」
・十二週目
具備文学:説話に投影された韓国文化の特徴-韓国神話の地域別特徴及び内容分析-孝行説話と原帰説話を通じて見た韓国文化の特徴
・十三周目
旧秘文学:パンソリと民謡に込められた世界性-パンソリを通じて孝と仕事、層を理解し、庶民の精神的・肉体的苦痛とその対応方式の把握-パンソリの舞台芸術としての意味と21世紀の創作パンソリ事例調査-人類無形遺産であるパンソリと民謡アリランの意義
・十四周目
民俗芸術:民俗劇の伝統と現在-仮面舞踏と山台劇など民俗劇の理解-現代祭りに再現された伝統民俗劇的要素を知り、伝統文化再創造の意味の議論
・十五週目
民俗芸術:民俗楽と舞踊、工芸の伝統-無形文化財制度と文化財保護法調査-人類無形遺産のチョヨンム、歌曲、綱渡り、テギョン、農楽
・十六週目 期末考査