【授業の目的】
現代の経済理論の概要。経済学者や政策立案者が不確実な環境において、どのように経済モデルを現実世界に適用するかを理解できるようにすることを目的とする。学生に基本的なミクロ経済学およびマクロ経済学の概念を習得させ、理論モデルの実際的な応用を通じて、学生の動機を高め、正しく使用することを学ばせることを目指す。
【各回の授業の内容・計画】
第1部:序論
・4回の授業(理論クラス2回、ワークショップ2回)
・経済的思考と基本的な枠組みの導入。
第2部:ミクロ経済学
・14回の授業(理論クラス7回、応用授業5回、ワークショップ2回)
・希少性の状況下での意思決定と分散型経済の問題に焦点を当て、供給と需要モデルを分析。
第3部:マクロ経済学
・14回の授業(理論クラス7回、応用授業5回、ワークショップ1回)
・生産、価格、失業などの基本的なマクロ経済変数をカバーし、経済成長と貨幣経済に関する基本モデルを探求。
【テキスト・参考書】
基本テキスト
・MANKIW, N.G. および TAYLOR, M.P. (2021), Economics, 第5版, Cengage Learning.
・MANKIW, N.G., Principles of Economics(どの版でも可)。
・The CORE Project: Economics for a Changing World https://www.core-econ.org。
追加参考書
・BERNANKE, Ben S. および FRANK, Robert H. (2007): Principios de Economía, McGraw-Hill.
・SAMUELSON, Paul A. および NORDHAUS, W.D. (2004): Economics, McGraw-Hill.
・O’SULLIVAN, A. および SHEFFRIN, S.M. (2003): Economics: Principles, Applications, and Tools, Pearson-Prentice Hall.
・HARFORD, Tim (2007): The Undercover Economist, Oxford University Press.
・LEVITT, Steven D. および DUBNER, Stephen J. (2006): Freakonomics, Ediciones B.
【成績評価の方法】
継続評価
・中間試験(最終成績の80%)。
・授業での参加、発表、およびバーチャルクラスでの活動(最終成績の20%)。
・学生は10点満点中少なくとも5点の平均を取得する必要あり。
最終評価
・継続評価を選択しない学生は、理論および実践問題を含む最終試験を受ける。合格するには最低5点が必要。
特別評価
・不合格の学生は、中間試験と同じ形式の最終試験を6月に受けることができる。