2025学年度 第2学期 講義計画書(文化の理解)
■ 授業の概要および目的
本講義は「文化」について全般的な理解を目的とする。文化の概念を理解し、人類の歴史の中で展開されてきた文化の変化を学ぶ。また、文化研究(Cultural Studies)で扱う多様なテーマを検討する。最後に、韓国文化の特性を理解するため、韓国文化の保守性と特殊性を探求する。特に2025年現在の韓国文化の状況とそこに表れる争点について、全般的な理解を試みる。
■ 学習目標
「文化」という概念に対する学術的・全般的理解を深める。
文化研究で扱われる多様なテーマを検討する。
韓国文化の特性を探り、保守性や特殊性を考察する。
現代韓国文化における論争点を理解する。
■ 授業運営方式
授業形式:対面+非対面(並行運営)
非対面授業:リアルタイムZoom授業およびe-campus(動画・資料)活用
対面授業を原則とするが、事情によっては非対面授業に切り替える場合
| 理論講義 | 60% | 個人発表含む |
| 実習/実験 | 40% | - |
| 実技/設計など | 0% | - |
授業方法:
討論、特講・セミナー、チーム発表、個人発表、視聴覚教材、オンライン講義、e-campus活用など多様な形式で進行。
必要に応じて講義動画の視聴・録画講義の活用もあり。
| 評価項目 | 割合 | 備考 |
| ------- | --- | -- |
| 中間試験 | 20% | - |
| 期末試験 | 20% | - |
| 課題・レポート | 30% | - |
| 発表 | 20% | - |
| 出席 | 10% | - |
| **1週 (9/1〜9/7)** | 授業紹介、韓国文化学の特性紹介
| **2週 (9/8〜9/14)** | 韓国語の「文化」概念、文化の起源1
| **3週 (9/15〜9/21)** | 文化の起源2、「多文化」トピック討論および発表準備(映像視聴含む)
| **4週 (9/22〜9/28)** | 「多文化」発表・討論、英・現代文化研究所の事例分析
| **5週 (9/29〜10/5)** | 構造主義の方法論、日常生活と文化(食文化を中心に)
| **6週 (10/6〜10/12)** | 食文化・住宅文化に関する文化考察(京料理・アパート文化)
| **7週 (10/13〜10/19)** | フェミニズム文化研究1・2
| **8週 (10/20〜10/26)** | 中間試験
| **9週 (10/27〜11/2)** | 脱植民地主義、スマート文化発表準備
| **10週 (11/3〜11/9)** | 「スマート文化」発表・討論、「新宗教」理解
| **11週 (11/10〜11/16)** | 「消費文化」研究、韓国の宗教と文化1
| **12週 (11/17〜11/23)** | 家族文化、宗教文化(ユ교・仏教・キリスト教の役割)
| **13週 (11/24〜11/30)** | 大衆文化・メディア文化研究、韓国大衆文化の特性分析
| **14週 (12/1〜12/7)** | 「人工知能文化」トピック討論・発表
| **15週 (12/8〜12/14)** | オンライン文化、青年文化・世代文化研究
| **16週 (12/15〜12/20)** | 期末試験