留学成果報告書 2025-12
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
4年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2025-09-01 ~ 2025-12-31
留学種別
推薦
総括編
UQAM 留学総括編

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1969年 ・学生数 40,000人 ・設置学部 人文、教育、言語コミュニケーション。政治経済、理学、社会、 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) École de language (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 自分の英語のレベルに合った授業をとりました。私は、Listening, Prononciation, Conversation そしてフランス語を学習したかったのでフランス語の授業を履修しました。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか できませんでした。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学は時々踊り場みたいな場所でイベントが開催されていたので活気があるように感じます。また、クラスには他にも留学生がたくさんいて、フランスなどのヨーロッパやアフリカ大陸から来た人が多いように感じます。年齢層もさまざまで、私よりも年上のお母さん世代や年配の方が多かったです。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) KUISよりも課題の量は少なかったと思います。ただ、毎週課題はありました。そして、フランス語のテストが難しかったので自主学習をたくさんするようにしていました。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 日本人留学生コーディネーターのかたがいたので、その方にLINEを通して相談していました。すごく親身になって相談を聞いてくれたのでとても心強かったです。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) ありませんでした。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前に事前に受けたプレースメントテストを元に、担当の方が私が取ることのできる授業をメールで送ってくれました。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 Kuis在学中に多様な価値観、文化を持った人達に出会い、もっと文化の違いを発見して日本の良さを再確認したいと思いました。また、今年が大学生最後の年だったので、有意義な時間にしたいと思いました。また、将来海外で住んでみたいと思っていたので、そのために海外で住むとはどんな感じなのか先に経験したいと思いました。 (2) 留学先を選んだ理由 カナダの中で唯一英語とフランス語の2言語が公用語で、カナダにいながらもヨーロッパの文化を学ぶことができることに魅力を感じ、この大学を選びました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) しておけば良かったと思う準備は、フランス語の学習です。思ったよりも全てフランス語で、大学のイベントの説明も全てフランス語だったので、フランス語をもっと理解することができていたら楽しかったと思います。また、人ともっと交流をすることができたと思います。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学のためにした準備は、どの地域が危険区域か把握しておくことです。ホームステイを選んでいたのでどこの家になるかわからなかったことから、なるべく治安については先に知っておこうと思いました。また、あったかい服を一年前の冬の時期から集めていました。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) クラスで一緒に授業を受けていた人と友達になったり、ホームステイ先で共同生活していたメキシコ人の友達つながりで知り合った人と友達になりました。色々とイベントが開催されていましたが、全てフランス語だったので、話せないと交友関係をイベントを通して広げるのは難しいと感じます。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業自体は特別難しいというものはなく(フランス語の授業を除く)、発音の授業では今まで習ってきた英語の基礎の発音の仕方をしっかり学ぶといったような内容でした。先生もとても優しく、成績について相談にのってくれたり、授業以外のこともたくさん話したりなど、距離が比較的近かったです。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 大学のAlloという組織が運営しているイベントに参加しました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 週に一度コーディネーターさんが観光に連れて行ってくれました。ケベックシティーに行ったりオメガパークに行ったり、クリスマスパーティーをしました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと いい意味で人よりも自分の意思決定を優先することができたことです。留学は語学学習はもちろん大切でしたが、それよりも自分との時間の過ごし方で生活が大きく変わってくることに気がつきました。なので、自分が経験したいこと、自分の考えを大切にして過ごすことを心がけました。そうしたことで人が何を考えているか気にするよりも、自分の生活に集中することができました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 英語を話すことで自分は単語などを覚えやすいということがわかったので、人と会話をしながら学習する勉強スタイルにしたいと思います。また、映画、音楽など日々英語脳を作れるような環境を自分で整えたいです。また、他の言語も来年から学んでいく予定なので毎日コツコツその言語に触れたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 選考があったり、たくさんの資料を提出しなくてはいけなかったりするので余裕を持って行動する事がいいと思います。特にテストが大変なので早めに受験をすることができればいいのかなと思います。 ※今回の留学で、どこの大学で留学したいのか決めるのはとても重要だと気づきました。この大学はほど全てと言っていいほど思ったよりもフランス語なので(大学の中の看板・標識・説明全てがフランス語で英語の表記がありませんでした)、フランス語をメインで学習したいという人におすすめです。逆に、英語をバリバリ学習したい!という人にはあまりおすすめできません。なぜなら、フランス語と英語が曖昧になってしまうからです。また、大学の立地もダウンタウンというさかえている所にあるので都会が苦手な人にはおすすめしません。言語、環境についてじっくり考えてから留学先を決めることをおすすめします。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 6ヶ月未満の留学だったので、etaを申請しました。eTAはすぐに申請完了メールが来ました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) Trip.comから予約しました。 (4) 渡航したルート NRT->YUL YUL->NRT (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) ホストマザーが迎えまできてくれて一緒に家まで向かいました (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) KUISから、寮かホームステイか選べると連絡があったので、ホームステイを選択し、Ms homestay というエージェントがホームステイ先を探してくれました。ホームステイを選択した後、自分の自己紹介を入力した後、ホームステイ先が決まるまで待ちの状態でした。留学に行く5日前にやっと決まったのでハラハラでした。ですが、私のホストマザー曰くMs homestayはいいエージェントだとのことです。(私のホストマザーは今まで90人以上近く留学生を受け入れていたので様々なエージェントと一緒に仕事をしていたそうです。) (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) クレジットカードで一括でオンラインで支払っていました。上限が20万円までのクレジットカードを持っていた方が安心だと思います。 私のホームステイ先はすごくいい場所でした。設備や備品は全て揃っていました。ベッド、タオル、ドライヤー、冷蔵庫、洗剤、炊飯器、洗濯機・乾燥機など必要なものは揃っていて、何かあったらすぐにホストマザーに伝え、用意してもらっていました。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) すごくいい生活をさせてもらっていました。設備も食べ物も全て揃っていて、体調を崩した時やアレルギーが出てしまった時はホストマザーに相談したら薬などを分けてもらってました。ただ、他の留学生も一緒の空間で生活していたので数十個ルールがあり、ルールブックに従いながら生活をしていました。時々気を遣って気まずくなってしまったこともありましたが、マザーや留学生に相談するようにしていました。正直に自分の意見や状況について話すことが大切だと学びました。なので、思ったことは相談する形ですぐに話す、お互いにリスペクトし合うことが大切だと思います。 持っていくべきもの…サランラップ(現地のものは使えはするが、切りずらい)、隙間時間に食べれそうなカロリーメイトなどのもの(現地のは大容量、高い)、ふりかけ、味噌汁のインスタント、シャンプー(現地のは高い)、レンチンで炊けるご飯の容器(ダイソーに売ってます)、カイロ 私のホストマザーは今まで90人の生徒を受け入れていたので、他のホームステイ先を探すためのエージェントについて色々教えてくれました。そのお話を聞いて、本当にホームステイは当たり外れが激しいのだとわかりました。ある家庭では夜8時以降は電気を使ってはいけないという制限があり生徒は真っ暗い部屋で過ごしていたと聞きました。なので、神田外語大学がどこの留学先大学のどこのエージェントにホームステイ先を頼んでいるのか知ってから寮かホームステイ先を選ぶといいのかなと思います。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) Visaカードを3枚使い分けていました。現金は現地のATMでクレジットカードを使って引き出しました。ホームステイ料金が高かったので、上限を超えてしまうとなった時は臨時支払いをするようにしてました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) イエローモバイルで買ったeSIMは携帯番号ももらう事ができたのでおすすめです! (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 大学の中では通信速度が遅くなることもなく、正常に使う事ができました。ホームステイ先で少し遅くなってしまうことはありました。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) かかりませんでした。 (5) 日本から持っていくべきもの お米、ふりかけ、お茶漬けなどを大量に持っていくと自炊がめんどくさい時に役に立ちました。お茶漬けをたくさん食べてました。お味噌汁、お米をレンジで炊くことのできるカップ(ダイソー)、日本のお菓子 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 比較的安全でしたが街中には少しヤバそうな人が結構いました。マリファナの匂いを1日に1回絶対に嗅ぐことになるとおもいます。また、大学の近くにホームレスの方が集っている道があったのでそこは注意かなと思います。また、Berri-UQAM駅は深夜になると危なくなるのでできるだけ早く家に帰ってました。Googleや現地の友達から情報収集してました。対策として、スマホのストラップをつける、斜め掛けの小さなバッグを体の前に持つようにした、バッグのなかに笛を忍ばせておく、鍵を持ち歩く。スリにあうのが本当に嫌だったので、おしゃれよりも安全なバッグの方を選びました。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) ホームステイのプランで、朝と夜は出る形で、夜ご飯は毎回量が多くて食べきれなかったので次の日の昼に回していました。ホームステイのルールとして料理してはいけないとあったので、夜ご飯を次の日の昼に回すことができない日は大変になってしまうのではと思います。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) Instagram を調べたり、現地の友達、ホストマザーに聞きました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 麺を啜る時に音を出さないこと。お店に入ったらBonjour と一言言うこと。お年寄りがいたらバスやメトロの席を譲ること。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) すでに卒業要件を満たしていました。また、就職先も決まっていました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか まず4ヶ月間トラブルや不安なことやいろんな起こりましたが生き抜くことができたという事実が自分に自信を持たせてくれました。なので、辛いことが起こったとしてもその時はこの留学経験を振り返って自信をつけなおすことができると思いました。この留学で、特に、自分との時間の過ごし方、人との距離感、言語の分野についてさらに学びを深めることができました。ワークライフバランスを大切にしつつ、仕事では心地よく思ってもらえる距離感を保ちつつ学んだ言語を活かして働いていきたいと思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 間違いなく人生の中で最も貴重な経験になると思います。迷っているのならその時点で一歩踏み出してください!私も一年前は悩んでいました。ですが今は勇気を出して本当に良かったと感じています。学んだことは言語だけではありません。周りの人との交流の仕方、自分の振る舞いかた、価値観の違いの受け止めかた、自分の軸など。行動次第ですが、得ることができるものは自分が想像しているよりも大きいと思います!!

留学費用
カナダ ドル
114.0771円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 6,124 698,608円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 91 10,381円
交通費 279.88 31,928円
通信費 221.87 25,310円
食費・その他 1,472 167,921円
小計 8,188.75 934,148円
航空券
310,840
保険
40,000
ビザ関連費用
2,000
その他
0
合計 1,286,988 円