留学成果報告書 2025-12
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2025-09-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
総括編
Unika Atma Jaya

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年:1960年 ・学生数:約17,000人 ・設置学部:経済、経営、コミュニケーション、言語教育、技術、法、工学部、心理、バイオテクノロジー ・その他:キャンパスが3つある(Semanggi, BSD, Pluit)、留学生が通うのはSemanggi (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) ・外国人向けのインドネシア語コース(BIPA) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など:BIPA、英語 →英語の授業は受けられる予定だったが、結局無くなってしまった ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか → あったが、BIPAと被っている授業ばかりで履修が難しかった (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 ジャカルタの中心地に位置しているため活気があった。学生たちも都会の学生の雰囲気だった。日本からの留学生はKUIS生2人のみで、その他に学部留学生として台湾、ドイツ、フランスなどからも学生が来ていたが、関わる機会はほとんどなかった。日本人の駐在妻が多い。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題:とにかく多く、ほぼ毎日課題があった。授業後に夕方までカフェなどでやっても終わらない事が多く、家に持ち帰る事が多かった。特に、ニュース記事を読んで予習してくる課題は、わからない単語がほとんどで大変だった。予習・復習が大事。 試験:毎日しっかり復習していればそれなりに解ける印象だったが、難しい。プレゼンは、先生が練習時間を沢山設けてくれるのであまり心配ない。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 留学生向けの相談窓口として、インターナショナルオフィス(IO)が設置されており、出国手続き、住居、ビザ、授業、サークル活動などに関するサポートをしたりしてくれると事前に説明を受けていたが、実際には何度か問い合わせを行っても十分な対応が得られないことも多く、特に住居探しに関しては、自分たちで情報収集や手続きを進める場面が多くあった。 一方で、BIPAの先生方は、授業内容に関する質問だけでなく、日常生活で困ったことについても親身に話を聞いてくれるので、安心して相談できる。また、現地には日本人の駐在の方々も多くいるので、生活面や精神的な面で不安を感じた際には、具体的なアドバイスやサポートをいただくことができた。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) ダルマシスワ奨学金がなかったので、10月初めの頃に簡易的なオリエンテーションのみだった。今後の予定やビザに関する説明などを受けた。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 特になし 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 マランへの短期研修へ行ったときに、母国語以外の言語でコミュニケーションを取れる事の楽しさを実感した。そして、この短期研修で心残りも多かったため、さらに長い期間の留学で語学力を高めることはもちろん、より多くの人との関わりを通じていろいろなことを吸収し、自分自身の考え方や将来の選択肢を広げるきっかけにしたいなと思ったから。 (2) 留学先を選んだ理由 以前マランの大学を訪れた経験があり、地方都市とは異なる環境での留学も体験してみたいと考え、ジャカルタを留学先として選んだ。ジャカルタはインドネシアの中心都市であり、キャンパス周辺も活気があり、多様な人々が行き交う環境なため、日常生活の中でインドネシア語だけでなく英語を使用できる機会も多く、実践的に二言語を学べる点に魅力を感じた。また、都市部ならではのスピード感や価値観の違いに触れることで、語学力だけでなく、自身の視野や考え方を広げられると考え、この環境が自分にとって最適だと感じたため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) した準備:3年前期に、若者言葉の授業(Bahasa Gaul)を履修していて良かった。先生のインドネシア語は聞き取れても、ジャカルタの学生たちは、若者言葉をすごく使っていたので聞き取るのが難しいことも多かった。 しておけば良かったと思う準備:MULCで留学生とインドネシア語の会話練習をもう少ししておけば良かったなと思う。また、日本の文化や歴史もしっかり知っておいた方が良かったと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) した準備:私の場合、食があまり合わない事が事前にわかっていたので、日本食を沢山持って行って良かった。 しておけば良かったと思う準備:暑いと思ってショートパンツやTシャツを沢山持って行ったが、室内はエアコンが効きすぎていてとても寒かったので、羽織るものや長袖をもう少し持っていけば良かった。 薬は沢山持って行ったが、何故か風邪薬だけ持っていかず、風邪を引いた時に現地の薬を飲んだが、全く効かなかったので持っていくべきだった。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 🏫 学内 サークルは色々あったが、学内の改修工事のため、どのサークルもほとんど活動しておらず参加する事ができなかった。そのため、K3J(日本文化同好会)に所属している学生を先輩に紹介していただいて、遊びに出かけたりしていた。 🌱 学外 LPKという日本での技能実習を目指す人が通う機関で日本語の会話のボランティアをして、そこで仲良くなった先生や生徒と交流していた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業当初は、先生の話すスピードがとても速く、内容についていくのが大変で圧倒されることもあったが、授業の雰囲気は和気藹々としており、質問もしやすい空気感だったため、徐々に発言することへの抵抗はなくなっていった。先生方は話すことが好きで、生徒が話している途中でも気づくと先生の説明に切り替わることもあったが、その中でも根気強く、そして自信を持って話す姿勢が大切だと感じた。 留学初期は語彙力が不足していて、自分の伝えたいことを表現するのに苦労したが、授業や発言の機会を重ねるうちに、少しずつ使える語彙が増えていくのを実感できたことは大きな成長だと感じる。授業では、語幹の変化など文法を中心に学び、留学前には十分に理解できていなかった内容も、自分の言葉で説明することを求められる中で理解を深めることができた。特に印象に残っているのは、新聞記事を読む授業。新出単語が多く難しさもあったが、語彙力の向上につながっただけでなく、インドネシアの時事問題についても学ぶことができ、とても有意義な学習方法だと感じた。これらの授業を通して、語学力だけでなく、堂々と自信を持ってインドネシア語を話すこと、そして失敗を恐れず何事にも挑戦する姿勢の大切さを実感した。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 私は参加できなかったが、IOにサークルの一覧表をもらい、サークルのSNSから情報を得て代表者と連絡をとって登録すると参加できる。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 生まれた国が違うと文化はもちろん、考え方も多種多様であったり、遊びに出掛ける時も日本とは違う雰囲気で新しい発見があり、とても面白かった。また、私が困っている時にはすぐに助けてくれたり明るく話しかけてくれて、とても救われた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学を通して達成した最も大きなことは、何事に対しても受け身でいるのではなく、自分から行動する姿勢を身につけたこと。わからないことがあればすぐに聞くこと、少しでも興味があれば挑戦してみることの大切さを、実体験を通して強く実感した。日本では、言語や文化が共通している環境の中で、行動に移すことへの心理的なハードルは比較的低いが、言語も文化も異なる環境では、行動に移すことが簡単ではない。そのような状況の中で、失敗してもいいからとにかく挑戦してみるという経験を重ねたことで、自分に対する自信が大きく育ったと感じている。留学前と比べて、物事を待つのではなく、自ら考え、自ら動いてみる姿勢が身についたことは、自分にとって大きな成長だなと感じる。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか MULCに行き、先生や留学生とインドネシア語で会話練習をしたり、地元に帰省した時には積極的にインドネシア人と交流していきたい。新聞記事を読む授業が本当にためになるなと実感したので、引き続き続けていきたい。残りの大学生活で語学だけでなく、インドネシアの文化もしっかり勉強していきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 国際戦略部の指示に従い、必要書類はなるべく早めに出す。親からのサインが必要な書類もあるため、余裕を持って動く。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 国際戦略部と留学先大学からの指示に従う。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 航空会社のWEB (4) 渡航したルート 往路:NRT→CGK 復路:CGK→BKK→NRT (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 迎えはなかったため、自分でGrabタクシーで移動した。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 滞在先の住居については、IOから事前にKOSのリストが送付されると案内されていた。しかし、実際にリストが送られてきたのは出発の約2日前であり、事前に十分な検討や準備を行う時間はほとんどなかった。また、出発前に希望するKOSをIOへ伝えていたものの、確実に入居できるわけではなく、住居の確保については非常に不安定な状況であった。実際に現地へ到着した際には、デモが発生しており、外出が危険な状況であったにもかかわらず、IO側から十分なサポートは得られなかった。当初は、KOSを見学する際にIOのスタッフが同行すると説明されていたが、現地では「自分たちで行ってきてほしい」と対応が変更され、結果的に同行はなかった。そのため、到着後約1週間はホテルに滞在しながら、周辺地域を自分たちで歩いて回り、KOSを探すこととなった。治安が不安定な状況だったので、より丁寧な対応が必要であったと感じる。住居情報の早期共有や、現地到着直後のサポート体制については、改善してほしい。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 家賃:現金支払いのみ 設備:勉強机、ベッド、冷蔵庫、クローゼット、全身鏡、テレビ、エアコン、トイレ、シャワー、共有キッチン、ウォーターサーバー、WiFi (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) ・何か困った事があれば、コスの管理人さんに伝えれば対応してくれる。 →エアコンの水漏れ、雨漏りなど ・土日以外は毎日掃除が入るので、ノックに気づかないと鍵を開けて入ってきてしまうので注意。 ・洗濯物は出した次の日の夕方から夜に返ってくる事がほとんどだが、雨の日が続くと返ってくるのが遅い事がある。 ・家賃は支払い期限を超えると、1日ごとに料金が加算されてしまうので早めに払っておくのが良い。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 私の場合は一学期間の留学だったうえに、マイナンバーなどの書類も必要だったため、現地の口座は開設せず、日本で使っているデビットカードを利用していた。Plusマークがついているカードは、現地の銀行で引き下ろしもでき、どこでも使えるので便利だったが、時々支払いができなかったこともあったため、現地で口座開設した方が、QRコード決済も使えるので便利だと思う。 日本円の現金も持っていっていたため、レートの良い外貨両替所でその都度換金していた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 到着日に空港のTelkomselでSIMカードを購入して、GBがなくなり次第アプリからGBを購入していた。 到着して5日後くらいに、WiFiがないところで携帯が使えなくなってしまったが、Telkomselのお店に行くと無料で直してくれた。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) ・キャンパス内はWiFiが繋がる ・KosのWiFiは接続がいい時と悪い時があった ・ほとんどのカフェにWiFiがあり、パスワードを聞くと教えてくれる (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) かかっていないが、日本語が通じる病院が複数ある。 (5) 日本から持っていくべきもの 文房具、長袖、日本食 風邪薬、頭痛薬、整腸剤、ムヒ、サプリメント、日焼け止め (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 日本国大使館からのメールや、X、友人から聞いたりしてデモの状況などを把握していた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) ・学食 ・屋台 ・自炊 ・モールのレストラン (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) SNS、友人、先生、駐在妻の方々 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 ・外出時はティッシュやウェットティッシュを必ず持ち歩く。 ・貴重品は小さいカバンなどに入れて肌身離さず持っておくのが良い。 ・物の受け渡しで左手は使わない。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) ほとんど何もしていない。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか インドネシアに関わる仕事に就きたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学するか迷っている学生には、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいと思います。留学生活は楽しいことばかりではありませんが、日本では経験できない出来事や価値観に触れることができ、自分自身の成長を実感できる貴重な機会だと感じました。また、異なる環境で生活することで視野が広がり、将来の選択肢について考えるきっかけにもなります。 留学は、与えられた環境をどう活かすかによって、その充実度が大きく変わります。自分から行動し、挑戦する姿勢を大切にすることで、より実りのある留学になると思います!

留学費用
インドネシア ルピア
0.0093円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 18,800,000 174,840円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 12,534,300 116,569円
通信費 790,000 7,347円
食費・その他 12,500,000 116,250円
小計 44,624,300 415,006円
航空券
140,000
保険
46,410
ビザ関連費用
60,000
その他
0
合計 661,416 円