科目情報
Fundamentos de Economía y Turismo
Fundamentos de Economía y Turismo
Fundamentos de Economía y Turismo
経済学と観光学の基礎
講義(地域言語)
【目的】 1. 観光という複雑な現象の経済的側面を理解する。 2. 経済理論の基本的なツールを扱う。 3. 市場に介入するエージェントの意思決定をミクロ経済学の観点から分析する。 4. マクロ経済学的アプローチを導入し、観光産業における経済の概要を理解する 【授業内容・計画】 **経済と観光 ― 観光市場の進化** 1.1. 序論 1.2. 経済学的な考え方 1.3. 観光活動の範囲を定める 1.4. 観光活動の進化的性格 1.5. 観光フローの地理的側面 1.6. インターネット革命と観光への影響 1.7. 格安航空会社 1.8. ツアーオペレーター(TTOO)と旅行代理店が直面する課題 1.9. 観光企業の統合プロセス 1.10. 経済学のモデル ― 生産可能性フロンティア(FPP)モデル **需要・供給・市場** 2.1. 経済学のモデル:市場とセテリス・パリブスの仮定 2.2. 観光市場の需要  2.2.1. 需要曲線  2.2.2. 需要関数の数学的表現 2.3. 観光供給  2.3.1. 供給曲線  2.3.2. 供給関数の数学的表現 2.4. 観光市場 2.5. 市場における厚生  2.5.1. 消費者余剰  2.5.2. 生産者余剰  2.5.3. 社会的余剰と市場の効率性 **観光市場の変化** 3.1. 比較静学 3.2. 需要の価格弾力性 3.3. 需要の価格弾力性の計算 3.3. 需要の価格弾力性と市場の総収入 3.4. その他の需要の弾力性 3.5. 供給の価格弾力性 **市場における政府の介入** 4.1. 価格統制政策  4.1.1. 最高価格の設定  4.1.2. 最低価格の設定 4.2. 税金  4.2.1. 税負担の分配と弾力性  4.2.2. 税の社会的厚生への影響  4.2.3. 税金:どこまで、どの程度まで? 4.3. 補助金 **市場の失敗** 5.1. 外部性  5.1.1. 生産における外部性  5.1.2. 消費における外部性  5.1.3. 外部性が厚生に与える影響 5.2. 外部性への解決策  5.2.1. 私的解決策:コースの定理  5.2.2. 公的解決策    ・汚染排出権取引制度    ・ピグー税・補助金 5.3. 公共財とコモンリソース(共有資源) 5.4. 非対称情報  5.4.1. 逆選択  5.4.2. モラルハザード 5.5. 独占力 **マクロ経済学と観光** 6.1. 経済のマクロ的視点 ― 所得循環モデル 6.2. 失業  6.2.1. 人口の分類  6.2.2. 失業の測定 6.3. 生産の測定 ― 国内総生産(GDP)  6.3.1. GDPの計算方法  (a) 支出(需要)による方法  (b) 供給(付加価値)による方法  (c) 所得(要素コスト)による方法  6.3.2. GDPの変動  6.3.3. 国民総生産(GNP)と国民総所得(GNI)  6.3.4. GDPと闇経済(非公式経済) 6.4. 物価の変動  6.4.1. 消費者物価指数(CPI)、インフレーションとデフレーション  6.4.2. ハイパーインフレーションとデフレーション  6.4.3. 国際価格比較 6.5. 観光とマクロ経済指標  6.5.1. 観光と失業  6.5.2. 観光とGDP  6.5.3. 観光とインフレーション 【評価方法】 部分テスト(6回):各10%、合計60%。Apto=1点、No apto=0点。 期末試験:40%。数値演習・グラフ・論述を含む。 補足テスト(オプション):最大6点。部分テストより成績が良ければ置き換え可能。 特例:追試や高回数受験では最終試験100%も選択可。
Grado en Turismo