【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1922年 ・学生数 15,000人(語学センター学生を除く) ・設置学部 文学部、理学部、教育学部、芸術学部、音楽学部、運動・レジャー学部、国際・社会科学部、テクノロジー・エンジニアリング学部、管理学部など (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 華語文学部、MTC語学センター (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 総合華語、現代華語、読み書き、リスニングなど語学系の授業の他にも、台湾の歴史なども選択可能。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 履修することはできるが、私はMTC(語学センター)の方の授業もあったため時間的に難しかった。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 華語文学部は学生も教授も明るく仲が良いため、心配ごとはほとんどなく授業も楽しく受けることができた。日本からの留学生も多い。他にも、ベトナム、タイ、韓国、オランダ、イギリスなど、様々な国からの留学生と交流することができる。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題の頻度は授業2回に1回ほどでKUISの中国語専攻と変わらないと感じた。小テストは1週間に1回ほどであったのでKUISより多いと感じた。しかし、課題も小テストも内容はそこまで難しくないので、しっかり復習していけば問題はない。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困ったときは華語文学部の学生や教授に直接聞くか、OIA(師範大学の国際戦略部のような場所)にメールをすることですぐに対応してくれた。留学生が多いためか、誰に聞いても優しく対応してくれるので悩むことはなかった。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 出国前にオンラインでビザなどの必要書類についてや履修方法についてのオリエンテーションがあった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 出国前に履修登録期間があった。KUISと同じように師範大学のサイトから登録する。しかし、交換留学生の場合、そこで登録ができない場合があるのでできない場合は、取りたい授業の初回授業に行き、そこで先生から登録コードをもらう。履修再登録期間があるので、その時にサイトでもらったコードを打ち込むと登録することができる。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 せっかく中国語を学んでいるから、現地でコミュニケーションを取ってみたい、新しい経験がしたい、という気持ちから留学を決意した。 (2) 留学先を選んだ理由 留学生は留学生のクラスに分けられてしまいがちで、なかなか現地の学生と交流する機会がない中、師範大学はバディ制度といって、現地の学生とペアになり交流できる制度があったためここを選んだ。また、繁体字を学ぶことでより中国語への理解が深まると思い、台湾を留学先に選んだ。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 大学での日々の学習にはしっかり取り組みましたが、それ以外には特別にした準備はない。2年生の2月から留学するのであれば、日常会話はできるように単語の数を増やしておいた方がいいと思う。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 寮にほとんど何もないので、初日でいろいろ買いに行かなくて済むようにお風呂セットなど、日本から持っていけるものは持って行った。しておけばよかったことは特にない。お店に行けば日本製品が多く売っているので、困ったら買いに行くことができる。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) クラスメイトとたくさん話したり、台湾大学の台日交流サークルに入ることで、台湾人ともほかの国から来た留学生とも交流を深めることができた。クラスメイトとは、授業終わりに一緒にご飯を食べに行ったりした。台日で出会った友達とは、ボードゲームカフェでの交流や台北観光といったイベントで仲良くなり、その後活動時間外でスケートやバドミントンをやったりもした。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 私が受けた授業はどれも、授業中に学生が発言できる機会が多く、自分も授業に参加しているという実感を持つことができた。そのため、有意義に学ぶことができた。特に、授業がすべて中国語で行われることから、留学に行く前と比べてリスニング力がかなり上がったように感じられる。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 台湾大学の台日交流サークルに参加した。1週間に1回ほど言語交換会、月に1回ほど、台北観光やパイナップルケーキ作りなどのイベントが開催される。申し込み方法は、インスタグラムの台日交流サークルのアカウントに新入生申し込みフォームがあるのでそれを送信するだけ。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと どんなことにも挑戦することで、成功も失敗も得られることがたくさんあるということを実感した。今まではあまりイベントなどに積極的に参加するタイプではなかったが、この留学で様々なことに参加することで、その挑戦による成功からも失敗からも学びがあったし、自分の強みや弱みを知ることができた。また、たくさんの価値観を持った人と交流することで、生き方の選択肢も広がった。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 4月の”国際文化節”で日本文化としてキャラ弁を販売したこと。どんなものを売るか、価格はどうするか、屋台のデザイン、ポスターまですべて自分たちで考えて形にした。どうすれば現地の学生が買いたいと思ってくれるかたくさん話し合いや試作を繰り返し、失敗も重ねながら作り上げた。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 単語の学習やリスニング練習は、本やYouTubeを活用して自分で学習し続けたいと考えている。また、この留学で仲良くなった友達とは今後も連絡を取り続け、日常会話を継続させたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 師範大学は、出願までの期間がほかの大学よりも短かった。それに加えて、出願志望動機のようなものも書かなければならないので、師範大学に出願を決めているのであれば、あらかじめ記入する内容をまとめておくのが良い。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 申請の際に入学許可書が必要なので忘れないようにする。ただ、入学許可書が送られてくるのが遅めなので、届いたらなるべくすぐに申請に行くことをおすすめする。申請から受け取りまでは1週間ほど。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) Trip.comで予約した。帰りがいつになるかはっきりしていなかったので、行きの便だけまず予約し、3月頃に予定がわかってから帰りの便を予約した。 (4) 渡航したルート 行き:羽田→桃園 帰り:桃園→成田 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の送迎サービスはないので、自分であらかじめ寮への行き方を調べて行った。荷物が多い場合はタクシーを使ってもいいと思うが、桃園空港からだと少し距離があるので、MRT(地下鉄)を使って寮の最寄りまで移動した。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学の寮に申し込んだ。大学から寮申し込みのメールが1月頃届き、そこから申請をした。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 費用は、請求書がメールで送られてくるので、それをコピーしてコンビニに持って行くと支払うことができる。部屋には勉強机といす、ベッド、タンスがある。寝具は自分でその日に購入しに行った。前学期に学生が部屋を出る際に、きれいに片付けられているか点検され、許可が下りてから退寮するはずだが、私の部屋は初めて入った時には前に生活していた人の生活用品が散乱しており、ごみも多かったので、掃除しなければならなかった。キッチン、電子レンジ、給水機は各階の共有スペースにある。トイレ、シャワールーム、ランドリールーム共同のスペースにある。4人部屋の場合は、部屋に洗面所はついていない。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 必要最低限のものしかないため、はじめはここで生活できるか不安だったが、1週間ほどですぐに慣れた。付近に飲食店やドラックストアなど、生活に必要なものはだいたいそろっているので、そこまで不便に感じることはなかった。ただ、枕元にプラグの差し込み口が無いので、スマートフォンでアラームを設定している人は延長コードを準備したほうが良いと思った。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 個人経営の飲食店では現金のみしか使えない場合が多かったので、セブンイレブンに設置されているVISAカード対応のATMで、自分の口座から直接台湾ドルでおろしていた。ただ円安や手数料によってそれなりに引かれてしまうため、コンビニやチェーン店などのカードが使えるお店ではカードを使っていた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 到着した際に、空港の中華電信で半年分のSIMカードを購入した。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパスや寮ではWi-Fiがあったため、それを使用した。基本的には問題なく使えるが、たまに繋がりにくいことがあるので、その場合はWi-Fiを切って使っていた。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 現地で病院に行く機会はなかった。 (5) 日本から持っていくべきもの 台湾は日本製品がたくさん売っているので、絶対に持って行くべきというものはない。しかし、シャンプー、ボディソープ、バスタオル、着替えなど、初日から必要になるものはある程度持って行った方が、初日に買い物をする負担を減らすことができる。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 日本と安全さはほぼ変わらない。MRTなどの交通機関を使う際に怪しい人に遭遇したときのために、ペッパースプレーを持ち歩いている人が多いという情報を先生から聞いたが、実際に怪しい人に出くわすことはなかった。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 大学内に学食、レストラン、コンビニなどがある。大学の近くにも小さな飲食店がたくさんあったため、そちらを利用するときの方が多かった。小さな飲食店であれば、70~130元(350~650円)ほどで食べることができる。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) ネットで調べることが多かった。または、現地の先生や学生がおすすめの店や場所を教えてくれた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 ごみ袋は毎日決まった時間にごみ収集車が来るので、その時間でごみ収集車に直接持って行かなければならない。小さなごみ(ペットボトルやタピオカドリンクのカップなど)は街中のごみ箱や寮にあるゴミステーションに捨てることができる。台湾の飲食店ではテイクアウトをする人が多いので、お店に入るとまず、店内飲食かテイクアウトか聞かれるので答えられるようにしておいたほうが良い。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職活動を始め、就職する予定。どんな業界に就職するかは未定。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地から、オンラインで日本の企業説明会に参加した。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 留学で得た学びと経験を自分の強みや自信とし、面接などで堂々と話せるようにしたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学生活では、ぜひ毎日いろいろなことにチャレンジしてほしいです。せっかく行ったのに、今までと同じような生活ではもったいなく終わってしまいます。チャレンジの日々は労力を使うと思いますが、数か月経って振り返ってみると、そこには初めて見る景色が広がっていると思います。
| 内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 家賃 | 17,300 | 87,711円 |
| 水道光熱費 | 65 | 330円 |
| 学費・教材費 | 3,056 | 15,494円 |
| 交通費 | 2,120 | 10,748円 |
| 通信費 | 0 | 0円 |
| 食費・その他 | 35,050 | 177,704円 |
| 小計 | 57,591 | 291,987円 |
| 航空券 |
130,000
円
|
| 保険 |
56,265
円
|
| ビザ関連費用 |
11,000
円
|
| その他 |
19,000
円
|
| 合計 | 508,252 円 |
|---|