ずっと楽しみにしていた上海留学がついに始まった。出発日が近づくに連れて不安に思うことが増えたが、いざ着いてしまうと忙しすぎてそんな事を感じる暇がなかった。浦东空港まで中国方の叔母に迎えに来てもらい、もう1人同じ上海外国語大学に留学に来た渡辺美佳さんと一緒に上海外国語大学に向かった。 着いてまずは私たちが住むことになった上外迎賓館に行き、1学期分の寮費を支払った。ここはホテルとても使われているため、比較的綺麗で設備もTV、給水器(熱湯も出る)、エアコン、シャワー、浴槽、トイレなどがありなかなか良い。しかし、日本と比べるとどうしても劣って見えるので多少の妥協は必要。あと、給水器の水は水卡というカードをフロントで買わなければならない。洗濯機、乾燥機、電子レンジ、冷蔵庫はそれぞれの階に1つずつあり、軽くだったら料理することも可能。洗濯機は洗衣卡というカードをフロントで買えば、複数回使用することが可能。 その後、2号館で学生証を発行したり保険料を支払ったりなどの留学生としての手続きをしに行くと、そこには様々な国の留学生がいた。この中に同じクラスなる人がいるかもしれないと思うと、これからが楽しみに思えて来た。そして一通りの手続きが終わり安心したのも束の間、不意打ちのクラス分けテストを行った。まさか初日に行うとは思わず完全に油断しており何も復習していなかったが、それでも7割は取れた。 その後、中国工商銀行の口座を作りにいった。やっと大量の現金が手持ちにあると盗まれた時に悲惨な事になるので口座は作った方がいい。しかも、口座がないと支付宝(アリペイ)が登録できないので使いたいのであれば作るべき。 次の日、クラス分けの口頭テストがありどんなものかと思っていたら、テストとは名ばかりで、先生とどのレベルの教科書にするか中国語で話し合っただけだった。その後、学生ICカードを作りに行った。このカードは図書館に入る時や食堂の支払いの時に必要で、食堂でICカードの中にいくらかチャージして買うというシステムだった。 その後、学校から徒歩10分くらいの所の家乐福(カルフール)に行き、足りないものを買い出しに行った。それが終わると、美佳さんの家族と一緒に上海タワーのある外滩に行った。フェリーにも乗せてもらい、ライトアップされた上海タワーを間近に見ることができた。夕ご飯もご馳走してくれてさすがに申し訳なかったが、こんな豪華な食事はなかなかできないのでお言葉に甘える事にした。最先の良いスタートが切れたと思えた2日間だった。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 17,500 | 286,825円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 23 | 377円 |
通信費 | 0 | 0円 |
食費・その他 | 889 | 14,571円 |
合計 | 18,412 | 301,773円 |