月次報告書 2023-12
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
逃げすぎず、耐えすぎず

後期の授業も終わり、留学の終わりが近づいている。 今ブラジルは夏なので暑いし、日差しで肌がチクチクと痛む。こっちの夏は日本のようにジメジメとした暑さではないが、とにかく日差しが強い。サングラスをした方が良いのだが、いつも忘れてしまって、道路に出た時に気づく。強い日差しで日焼けをしているので日本に帰ったら冬とは思えない日焼けで季節に溶け込むことができなそうだ。 マルクスガブリエルの本を哲学の授業で読んだのだが、そこで存在するというのは意味の場に現れることだというような主張がなされているのだが、では意味の場は存在するのかという疑問が浮かぶ。おそらくその本をもっと読めばこの疑問に答える箇所はあるのだろうが。彼は世界、つまり、すべての意味の場を包摂するような意味の場は存在しないと言っているのだが、それでは意味の場は存在するのか、するとしたらどのように存在するのかということが気になる。この存在の仕方が意味の場とその他のものとで違うなら、そもそも存在するとは意味の場に何かが現れることであるという主張が正確ではないのではないかという考えもよぎる。もしくは意味の場の存在様式だけ例外的に他のものと異なるのか。もう少しこの本を読む必要がある。同時にベルクソンの精神のエネルギーという本も読んでいるのだが、この二人は生きている時代は全く違うが、問題として取り上げているものに共通点があるように思える。それはいわゆる科学主義的なものに対する批判である。科学的世界観というもののある程度はすでに哲学の範囲で語られているものであるといったような主張。 学期の最後として、寮の人たちの中の参加できる人でシュラスコをやった。前期の終わりと後期の始まりにやった時よりは年末ということもあり人が少なかったが、楽しかったし美味しかった。そこで会うのが最後になってしまう人もいたので、留学の終わりを感じた。

住居形態
学生寮
月額費用
ブラジル レアール
29.5989円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,113 32,944円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 40 1,184円
通信費 0 0円
食費・その他 3,000 88,797円
合計 4,153 122,925円
授業編
intoduction to the phylosophy
哲学入門
講義(地域言語)
440分
先月に引き続きマルクスガブリエルの「なぜ世界は存在しないのか」の読解を行なった。そして、最後にそれに関するテストを行なった。テスト形式は前回と同じで、与えられた五問の問題から二問選んで、それに対して記述を行うというものだった。難しかったが、一応文章にできたと思う。
spanish 1
スペイン語1
語学(スペイン語)
330分
授業の最初にプリントが配れ、それに沿って会話のテンプレートを作って、授業が進む。授業の最後に作文をして、それを先生に提出して授業が終わる、あるいは先生とその会話のテンプレートを使って会話をし、それを終えた人から帰っていく。最後に評価が言われ、合格していたら、最終日の授業は来なくて良いことになっている。
english writing 1
英語文語表現1
語学(英語)
440分
エッセイを書く練習を行なった。まず、グループでエッセイをかき、それを提出し、先生に添削してもらう。それが返却され、またグループで話し合い、添削してもらったエッセイを書き直す。そして、最後に個人でエッセイを書いた。これが最後のテストのようなもので、それを添削してもらったものを最後の授業時に返してもらった。
portuguese for the foreigner 2
外国人のためのポルトガル語2
語学(地域言語)
220分
今月で授業が終わり、最後にテストとお別れ会をした。テストは長文を読んでその内容について答えるものと指定された動詞の活用を利用した文を作るもの、作文があった。結構難しかったが、今学期の授業のまとめをすることができた。