留学成果報告書 2023-12
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
総括編
留学とは何か

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1962年 ・学生数 21,044人 ・設置学部 109 ・その他 人柄は基本的に優しくて、困ったことがあると助けを求めれば助けてくれる。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) departamento de historia 歴史学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 履修希望の授業を学期始めにUnBに提出して、そこで履修可能かどうか判断される。大体の授業は履修可能。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか どんな学部学科の授業でも履修できる。実際私も歴史学部に所属していたが、哲学、ポルトガル語、英語など色々な授業を履修した。留学生の中には手話の授業を履修している人もいた。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) できる。申し込み方法は普通の授業と同じで、履修登録時に登録するだけで、別途料金がかかることはない。授業は週に2回。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 留学生に慣れているという感じで、優しい。困っていたら、助けてくれる人が多い。日本からの学生は知っている限りは6人くらい。留学生はアジアからの留学生が多くて、ポルトガル語の授業では韓国人、中国人、日本人がほとんどだった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題の量はあまり変わらないように感じた。特にきついと感じたことはない。試験は記述がメインで、時間以内に与えられたテーマについて論じるというようなものが多かった。先生によっては留学生は別のテストを用意してくれることもあるが、基本的には他の学生と同じテストを受ける。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困った時は国際教務課のようなところに行くと相談に乗ってくれた。履修登録でミスがあったが、それも彼らに相談したら、すぐに解決してくれた。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) オリエンテーションはある予定だったが、他の留学生との予定が合わなくて、なくなった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 前期の履修登録は渡航前にlearning agreementを用いて提出する。その用紙に希望の授業を書いて提出するだけで履修登録完了。後期も同様にlearning agreementを出して履修登録をする。前期の授業が終わってからすぐに後期の履修登録が始まるので、注意が必要。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 そもそも大学を選んだ理由の大部分はブラジル留学に行くことだったので、大学に入ってから新たに決意したことはない。何か立派な理由があったわけではない。ただただブラジルに行きたかったから。 (2) 留学先を選んだ理由 ブラジリアを選んだのはブラジルの中でも比較的安全だし、寮が大学の近くにあって便利そうだったから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 語学を習得するためには余程の天才ではないかぎり、コツコツ学習するのが、一番早いと思った。語彙は文章を読む時より会話している時に必要性を強く感じた。文章を読むときも語彙は必要だが、文章を読む時は時間をかけることができるので、必要性は強くは感じない。しかし、会話はその場ですぐに語を使えなくてはいけないので、そういった意味で、会話の時の方がより語彙を求められる。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 当たり前だが、日本の生活で必要なものは必要。生活にこだわりがないのであれば、ブラジルのスーパーで買えるので何ら問題はない。ブラジルに人が住んでいるのだから、人が住むためのものは全てブラジルにある。ただ、生活スタイルの中でこだわりがあるのなら、それを日本から持っていったらいいと思う。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 日本語学科の人は積極的に話しかけてくれる人が多いので、友達になりやすい。他の授業でも困ったことを聞けばそこから仲良くなることもある。寮があるので、そこで友達ができる。ショッピングに行ったり、サッカーをしたり日本で友達と遊ぶのと変わらない。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 学生が積極的だった。しかも純粋に疑問に思っていることを質問しているので、質問しなくてはという強迫観念も、逆に質問しづらいと思うこともなかった。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 日本祭りの手伝いをした。申し込み方法は特になく、大使館の方から誘われたので参加した。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 私は浴衣を着て、イベントに来た人と写真を撮るということをした。見せ物になった気分を味わえる。楽しく手伝える人もいるかもしれないが私には向いていなかった。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 約1年間日本以外の国で生活したこと (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 興味のままに勉強を続けていきたい。ポルトガル語はやはり難しいので、もっと話せるように頑張りたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 提出する際に書類に不備がないようにする。提出期限を守る。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 早めに準備に取り掛かると良い。申請から発行までは一ヶ月くらいかかった気がするので、それを考慮して良き頃に申請すればいいと思う。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) HISのウェブサイトで予約をした。ウェブサイトの中で、安そうで乗り継ぎの時間が短そうなものを選んだ。 (4) 渡航したルート 行きは日本→フランクフルト→サンパウロ→ブラジリア 帰りはブラジリア→サンパウロ→スイス→日本 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大使館の方が迎えに来てくれた。着いてからそのあとすぐに市内観光をした。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 日系の寮があったので、そこに滞在した。その寮は神田外語から紹介されたもの。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 支払い方法はいろいろあるが、私は現金で払った。pixで払う人もいる。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) ルームーメイトが愉快な人だったので楽しかった。持ってくればよかったと後悔したものは特にない。大体揃っているし、足りないものがあれば、買えば良いと思う。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) ブラジルではほとんどカードで支払っていた。現金はVISAの使えるATMが大学の近くにあったのでそこから引き出した。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) ルームメイトが手伝ってくれて、SIMカード関係のことは大体やってくれた。まとめてギガを買うプランにしたので、ギガがなくなったら、追加で買い足していた。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス、寮では快適にインターネットが繋がる。アマゾンや国境近くに行かなければインターネットは快適に使える。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 現地の病院にかかっていないのでわからない。 (5) 日本から持っていくべきもの 日本での生活の中でこだわりのあるものは持っていった方が良い。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) ブラジリアは比較的安全で、特に危険だと思う場面には遭遇しなかった。しかし、街中を歩くときは後ろを振り返って、安全を確認しながら歩いた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 基本的には朝は寮の朝食、昼は大学の学食、夜は寮のご飯を食べた。朝ごはんは無料、昼は6レアル、夜は11レアル程度 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 特に書籍やガイドブックなどは買っていない。気になったら、その時にウェブで調べた。ウェブのリンクを保存していないので、どのウェブサイトかはわからない。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 基本的にオープンな性格なので、自己開示が苦手な人は会話するときに少ししんどさを感じるかもしれない。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 国内の哲学科の大学院に進学希望 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 各大学院のホームページなどから募集要項などを確認し、院試に必要なものを確認にそれに向けて準備をした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 日本以外の国で暮らした経験が思考する時に私に影響を確実に与える。今現時点でそれを実感している。だから、意図的に留学経験を活かすというよりは思考の中で、それらの経験が自然に要請され、活用される。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学に行きたくて、そして実際に行ける状況にいるのなら、その状況に感謝して留学に参加した方がよい。留学中もっとも大切なものはお金なので、お金を支援してくれる人に感謝して自分の思う全力で楽しめばきっといい留学になる。

留学費用
ブラジル レアール
29.8294円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 10,379 309,599円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 789 23,535円
通信費 318 9,486円
食費・その他 41,473 1,237,115円
小計 52,959 1,579,735円
航空券
370,000
保険
128,967
ビザ関連費用
13,000
その他
0
合計 2,091,702 円