こんにちは、マリです。 とうとう最後の月になりました。 雪がしっかり積もるようになりました。急に温度が下がり前日の服装では耐えられないということが多々ありました。 12月に入ると授業もほぼまとめの内容になるので今回は期末や補講、またこの大学ならではのパートナーシップ制度について書こうと思います。 まずは授業ですが、補講期間の1週間はこの学期に祝日と授業日が被った日や先生の都合が合わなかった日があった場合この期間に授業が行われます。語学堂は関係なく通常授業がありました。この期間に期末をする授業は最後の週には授業がありませんが基本的には期末は最後の週に行われました。 成績は相対評価です。教授から日本人の留学生が同じ授業を受けるとA+を取れないのということでやる気を失う生徒が多いことと、韓国人学生は成績に卒業がかかっているため譲ってあげてくれと言った内容のカカオトークが届き衝撃を受けました。話を聞いたところ今までの日本人の交換留学生は承諾してくれていたとのことでした。なんとなく断れず結局折れてしまいましたが嫌だったら拒否して大丈夫だと思います。 留学した初め頃に「パートナーシップ制度」について少し言及していたのですが細かく説明できていなかったので改めて説明します。金剛大学校の留学生たちは韓国人の学生と1:1もしくは1:2でパートナーを組み活動する制度に参加することができます。週に4時間パートナーと言語交換をし、報告書を作成することで奨学金が受け取れます。英語を使う留学生たちは英語と韓国語の交換をしていましたが、日本人は日本語と韓国語の交換でした。コロナ前は学生数も多く日本語を学ぶ学科もあったのですが今は学生数自体少なく学科も無くなっているので今後も日本人がこの制度に参加できるかはわかりません。日本語を学びたい韓国人学生がいれば参加できるようです。 この制度のおかげで韓国人の学生と話せて最近の流行を知ったり韓国語を学ぶ上での疑問をすぐに解決できたり、街中やお家に遊びに行ったりできました。 私の場合交換留学で奨学金目的にこの大学を選んだわけではありませんでしたが、他の留学生は奨学金があるためここにきているといった感じでした。期末の直前に今年度をもって奨学金が減額すると急に発表があり、留学生たちは語学堂の授業を中断し抗議していました。減額の決定が覆らなかった場合留学は続けられないと言う留学生も多数いたため、もしかしたら来学期から留学生同士の交流やパートナーシップ制度がなくなるかもしれません。 奨学金の最後の振り込みが12月末だと言われたのですが、私は20日には帰国し銀行から引き出せなくなると事務室に言いにいったのですが個別に先に渡すことはできないし日本の口座に振り込むとなると高額の手数料がかかるので、別の日本人留学生の口座に一回振り込むのでそちらから受け取ってほしいと頼まれました。もう1人の日本人の留学期間が同じだったり信頼できない人だったら不可能な方法ですし、今でもあまり納得していませんが帰国前に気づいてまだよかったと思っています。大学側は私たちの立場を理解して動いてはくれないので自分の身の回りの管理は徹底することをお勧めします。また、この四か月の間寮では予告もなく部屋の鍵を授業でいない間に勝手に開けられ掲示を貼られていたことがあったり土日は学校及び寮の職員と連絡が取れませんでした。プライバシーがないとは現地の学生さんから話を聞いていましたが実際にそう感じた出来事が何回かありましたので鍵があるからと部屋に貴重品をわかりやすいところに置かないようにしましょう。保健室もなく事務室では薬がもらえるだけなので急病になった時どうしたらいいのか最初に確認しておいてください。 かなりひどい環境で初めはやって行けるか不安でしたがなんとか4ヶ月終わりました。 部屋に山の大きな害虫が出たり共用部のテレビが壊れていたり冷蔵庫がある部屋とない部屋があったり、常に品薄のコンビニは午前だけで閉まったりと都会の大学では考えられない環境でしたが生きていく力は身についたなと確信しています。 何もないからこそ外に出たり自分で行動できたのだと思います。この短い期間の間に7つもの市に行けたと言うだけでも自信につながります。 語学だけではない経験が沢山できた貴重な4ヶ月でした。 ここまで読んでいただいてありがとうございました。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 16,625 | 1,829円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 243,810 | 26,819円 |
通信費 | 57,384 | 6,312円 |
食費・その他 | 400,600 | 44,066円 |
合計 | 718,419 | 79,026円 |