月次報告書 2022-03
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2022-03-01 ~ 2022-07-31
留学種別
交換
生活編
初めてのアルゼンチン、初めての留学

 コロナやロシアとウクライナの情勢により相次ぐ飛行機の欠便がありましたが、なんとか日本を出発し、3月3日にブエノスアイレスに到着しました。空港のあるブエノスアイレスの中心からラプラタまではタクシーで移動しました(所要時間約30分、料金8000円程)。着いてから1週間は慣れない生活が続きましたが、大体二週間もすれば慣れてきます。   街の様子:ラプラタ地域は治安があまり良くはありません。夜は一人で歩かない方が良いでしょう。日中も街中で物を売る人にお金をせがまれることがよくあるので、気をつけた方が良いかもしれません。歩道はあまり整備がされていない所が多いです。また街中の建物にて『VENDE』の文字が多いです(経済状況が伺えるかもしれません)。 (補足:CABA(ブエノスアイレス中心街)に一度行きましたが、頻繁にデモなどが行われている様子でした。特にフェミニズムの運動が盛んな様子です。) 生活:寮の近くにはいろいろな店があるので、あまり遠くまでいく必要はなさそうです。近くにはVEAというスーパーがあります(りんご四つで90円くらい、ひき肉500gで350円くらい)。食品は安いですが、生活用品は少し高めです(トイレットペーパー四つで300円くらい)。 大学:学期が始まって二週間経ちますが、与えられる情報(大学のシステムなど)がとても少なかった印象です。なので授業が始まって、どうやって資料を見るか、などが分からなくとても苦労しました。先生たちは優しい方も多いですが、少し雑で不親切な方も多少いらっしゃる様子です。授業内のスペイン語はとても難しく、まだ理解するのが難しいです。授業前に資料を何度も読んで、ある程度内容を理解してから授業に行き頑張ってます。 (補足:大学の授業は一つの科目につき、Teórico(講義形式)と practico(実践)があります。) まだまだ授業に苦労して、不安だらけの日々ではありますが、頑張ります。 以上。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アルゼンチン ペソ
1.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 35,000 38,500円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 20,000 22,000円
合計 55,000 60,500円
授業編
Introducción a la filosofía otro teórico
哲学概論 理論
講義(地域言語)
360分
中世哲学、現在はデカルトに関する哲学を学んでいる。 授業目的:デカルトから始まった中世哲学における存在論、認識論についての概論を学んでいく。 具体的内容、授業計画(現在):デカルトの存在認識論などについて、文献などをもとに考察していく。 参考書:特に購入しなければいけないものはなく、教授の作るPDFやパワーポイントを使いながら授業を進める。 成績評価の方法:この授業は理論の授業のため、成績などには関わらない(行くか行かないかは自由)が、成績の関わる実践の授業の理解には必要不可欠である。
Literatura Argentina 1 teórico
アルゼンチン文学1 理論
講義(地域言語)
600分
アルゼンチン文学の代表的作品について当時の政治状況、歴史と絡めて考察していく。 授業目的:ガウチョ文学初期の成り立ちとその特徴を理解する。 具体的内容(現在)、計画:Literatura Gauchesca (ガウチョ文学)に関して、代表的作品(El Gaucho Martin fierro)などと共に、他のガウチョ文学に関する文献を参考にし考察する。そしてその文章の内容や形式などが、当時の政治状況や、ヨーロッパの新聞、ジャーナリズム(特にFolletín)とどのように関係してるか、影響があるかなどを学ぶ。 参考書:購入しなければいけないものはなく、教授陣が作ったサイト(rosadovero)にて書籍や文献を閲覧する。 成績評価の方法:この授業は理論の授業のため、成績などには関わらない(行くか行かないかは自由)が、成績の関わる実践の授業の理解には必要不可欠である。