後期の授業も終わり、留学の終わりが近づいている。 今ブラジルは夏なので暑いし、日差しで肌がチクチクと痛む。こっちの夏は日本のようにジメジメとした暑さではないが、とにかく日差しが強い。サングラスをした方が良いのだが、いつも忘れてしまって、道路に出た時に気づく。強い日差しで日焼けをしているので日本に帰ったら冬とは思えない日焼けで季節に溶け込むことができなそうだ。 マルクスガブリエルの本を哲学の授業で読んだのだが、そこで存在するというのは意味の場に現れることだというような主張がなされているのだが、では意味の場は存在するのかという疑問が浮かぶ。おそらくその本をもっと読めばこの疑問に答える箇所はあるのだろうが。彼は世界、つまり、すべての意味の場を包摂するような意味の場は存在しないと言っているのだが、それでは意味の場は存在するのか、するとしたらどのように存在するのかということが気になる。この存在の仕方が意味の場とその他のものとで違うなら、そもそも存在するとは意味の場に何かが現れることであるという主張が正確ではないのではないかという考えもよぎる。もしくは意味の場の存在様式だけ例外的に他のものと異なるのか。もう少しこの本を読む必要がある。同時にベルクソンの精神のエネルギーという本も読んでいるのだが、この二人は生きている時代は全く違うが、問題として取り上げているものに共通点があるように思える。それはいわゆる科学主義的なものに対する批判である。科学的世界観というもののある程度はすでに哲学の範囲で語られているものであるといったような主張。 学期の最後として、寮の人たちの中の参加できる人でシュラスコをやった。前期の終わりと後期の始まりにやった時よりは年末ということもあり人が少なかったが、楽しかったし美味しかった。そこで会うのが最後になってしまう人もいたので、留学の終わりを感じた。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 1,113 | 32,944円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 40 | 1,184円 |
通信費 | 0 | 0円 |
食費・その他 | 3,000 | 88,797円 |
合計 | 4,153 | 122,925円 |