留学成果報告書 2024-03
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2023-06-01 ~ 2024-03-31
留学種別
交換
総括編
チェンマイ大学での留学

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1964年 ・学生数 2万4000人 ・設置学部 17学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) คณะมนุษยศาสตร์ 人文学部 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 所属学部:人文学部または教育学部      人文学部の場合、履修制限なし      教育学部の場合、教育学部の授業のみ履修可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 履修可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 不可 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 不可 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 施設、生徒数、イベント全てにおいて大規模 各学部に留学生が1割ほどいる 社会学部にはミャンマー人が多く英語圏からの留学生も多い 人文学部には中国の正規留学生や日本からの短期プログラムでやってきた人が多い 1年間の交換留学できている人は自分たちを除いて、あまりいませんでした。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題がとにかく多い(個人課題、グループ課題ともに) 創作課題(映像)なども頻繁にある 言語科目、講義科目関係なく課題が必ず出る 試験の前に1週間リーディングウィークという自習期間が設けられる(中間のみ) その間授業はなく、詰め込んで勉強できるため普段から試験の心配をする必要がない (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 一人ずつに日本語学科からバディをつけてもらえる そのバディ繋がりでたくさん友達ができて、本当に何度も助けてもらった 人文学部の留学生を担当する事務員さんや日本語学科の先生も会いに行ったら助けてくださる 特にアドバイザーの先生(タイでは生徒に必ずアドバイザーの先生が割り当てられる)には 何度もお世話になった。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 人文学部全体でのオリエンテーション→チアリーダーによるの応援披露(タイではとても有名なやつ)                   学部の紹介、ご飯配給 日本語学科でのオリエンテーション→一年生歓迎会                  日本語の文字クイズや文化クイズ                  チーム戦でのゲーム                  名前を覚えるためのネームカードを使ったゲーム                  ご飯配給                  自分のバディ探し                  (タイでは1年生に2年生から一人一人バディが決められる) (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 授業(新学期)が始まる2週間ほど前から履修登録可能〜最初の1週間が終わるまで CMUのウェブサイトまたはアプリから自分のアカウントに入り履修登録画面上で行う 留学生担当の事務員さんになんの教科を取りたいか記入したドキュメントを事前に送り、教科担当の先生に留学生がその授業を取ることの許可を得る必要がある。科目によっては事前に基礎授業をとっていないと取れないものもあるので、事務員さんを通して話しておくと許可がおりる。(例:英語を使った講義科目、英語の基礎授業をとっていないと履修できないが留学生はTOEICで一定のスコアを所持していれば履修可能) 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 入学当初から留学をすることが目標で、2年生の夏に実際にチェンマイ大学に足を運び雰囲気や人当たりの良さを肌で感じ、ここで勉強したいと強く感じたため。 (2) 留学先を選んだ理由 神田大学にはない日泰の通訳・翻訳の授業があること。また、自然が多く、人当たりもいいため過ごしやすいと先輩方から聞いていたため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 特になし (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特になし (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) バディが多くの知人を紹介してくれた。 1年生歓迎会に参加し多くの新入生と仲良くなることができた。 教育学部に短期留学している他の神田大生を通じで教育学部の学生とも仲良くなった。 授業を通してさまざまな学部生や留学生と通じることができた。 韓国語を使ったミュージカルサークルに参加し、韓国語学習者と仲良くなれた。 友人を通して知り合った牧師さんの教会に行き、そこで韓国語を学ぶ生徒さんたちと知り合った。 また、同協会に慈善活動で韓国の教会からくる韓国の方々とも知り合えた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 他の講義は自分の実力不足による難しさを感じていましたが、英語に関しては神田外語大学よりも全体的にレベルが高いと感じました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ボラサークル(韓国語のミュージカルサークル) ポスターを見て韓国語センターに直接足を運び先生に参加したい旨を伝えた。 韓国塾での臨時講師(ボランティア) 先生に直接頼まれて、1週間に2回臨時講師を務めた (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 多くの活動に参加すればするほど、より幅広い分野のたくさんの人と知り合える。 自分の世界が広がる感じがする。個人的には教会に通うことで韓国の方々の宗教観を知ることができて大変興味深かった。 (9) 留学で達成した最も大きなこと ずっと受けてみたかった日泰の通訳・翻訳の授業を受けることができた。 また、自分が思っていたより人とコミュケーションをとることが好きであると気づき、就職先として観光サービス業を考えるようになった。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 英語、タイ語ともにビジネスで使っていけるよう、日常的な学習を継続したい 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 就航前日に高校の成績表が必要と言われ、時間などを考慮して「無理です」とはっきり伝えた。 私の学校での成績が知りたいということだったので、大学のGPAをFDF化して送った。 相手がなんの資料を欲しがっているのかしっかり確認して交渉することも大切。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 手続きの時間は約30分ほど(混み具合にもよる) 1週間後に提出したパスポートがビザ付きで郵送返還される (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) Trip.com (4) 渡航したルート 成田→バンコク→チェンマイ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の送迎あり (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学に提示された人文学部が運営する学内のホテルに入居 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 支払い方法:バーコード支払いによる振り込み 設備:共有スペース→電子レンジ、コップやお皿、一通りのカトラリー、ウォーターサーバー    自分の部屋→机、椅子、ラック、シングルベッド、ユニットバス(洗面台、トイレ、シャワー) メンテナンス:1週間に一回部屋のクリーニング+ベッドメイキング        共有スペースは毎日清掃が入る        電気盤のトラブルで自分の部屋だけ1週間電気が入らなかったことがある        水道に関して、朝方6−9は水圧が極端に弱くなる(チョロチョロレベル) (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 自分が常時服用する薬(頭痛薬や生理痛に効く薬など) そのほかはある程度のものは現地で揃う(日本食含め) 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) ショッピングモールではクジッとカード使用可 普段の食事は大学周辺の屋台→現金かQR支払い QR支払いは現地の銀行でアカウントを開設して銀行口座から直接引き落とされるシステム 前期は持っている日本円をタイバーツに換金してから銀行に振り込んでいた 後期は自分の現地の口座に日本から海外送金してもらっていた (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 入国してすぐに空港でAISのSIMカードを1年契約で一括購入 データは制限なしの使い放題 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内(学内寮も同様)では学生アカウントを使ってWi-Fi使用可 一度火災による接続不良があったものの、その工事期間以外は特に問題なし 街中では基本Wi-Fiはない、もしくはフリーWi-Fiがあっても危険な場合が多いので データを使用→繋がりにくいことはほぼない 一度AIS(携帯会社、日本でいうDocomo的な)利用者全員回線が使えなくなったことがある →2時間ほどで復旧した (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 6月末、新型コロナ感染症になり発熱、嘔吐などの症状あり→自宅療養 11月、持病の慢性副鼻腔炎の症状悪化→近くの総合病院に通院3週間、薬を処方してもらう 同11月、歯の虫歯悪化→大学の歯医者で治療を受ける、通院3回 総合病院では日本語通訳さんがいらっしゃり、治療の間ずっと同行してもらった。 歯医者では自力で治療の説明を聞かないといけないため、専門用語が理解できなかった。 (5) 日本から持っていくべきもの 常備薬 (必要な場合)度付きのコンタクト (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 特になし 基本安全だった (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 朝食、昼食:学部ごとに食堂があったり一階にフードトラックが何台かある 30〜60バーツ 夕食:大学周辺の屋台 40〜80バーツ (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 基本わからないことがあればGoogleで調べた (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 車に気をつけること トイレの蓋は開けて出ることがマナー 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職 就職先→未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 夏の間は授業の隙間時間にオンラインで合同説明会などに参加していた 3月に入り、キャリアセンターを利用して進路相談や、リクルートアプリで説明会の参加、ESの提出を行なった。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 言語をそのまま活かせる職につきたいと考えている。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 大変なことがあったら、とにかくいろんな人に話してみてください。私も初めは一人で抱え込んでましたが、一緒に留学に行った友人が相談してくれたおかげで自分も心の内を話すことができました。こんなことで悩んでるのおかしいかなって思うこともあるだろうけど、意外とみんな同じことで悩んでたりします。現地の学生も親身になって聞いてくれるし、現地の人に言いずらかったら日本にいる友人や先輩でもいいです。とにかく話してください。

留学費用
タイ バーツ
4.1991円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 85,200 357,763円
水道光熱費 1,693 7,109円
学費・教材費 20,904 87,778円
交通費 9,167 38,493円
通信費 0 0円
食費・その他 136,785 574,374円
小計 253,749 1,065,517円
航空券
60,000
保険
250,000
ビザ関連費用
49,800
その他
0
合計 1,425,317 円