留学成果報告書 2024-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
総括編
留学成果報告書 Universitas LIA

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1999年9月9日 Sekolah Tinggi Bahasa Asing LIA 設立 2023年 Universitas LIA 改名 ・学生数 256名 ・設置学部 Bahasa Inggris, Bahasa Jepang, Informatika, Bisnis Digital, Sistem Informasi, Desain Komunikasi Visual (2) 所属した学部、コース、プログラム等 BIPA(外国人向けのインドネシア語学習プログラム) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 現地の学生たちと一緒に授業の受講が可能(日本語学科や英語学科の授業など) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか あり (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 学部数が少ないため他大学に比べ生徒の数が少ない。アットホームな雰囲気。専攻や学年を超えて仲良しな印象。 留学生の割合:日本人3名(KUIS生2名、他大学1名)、エクアドル人1名 (5) 課題や試験 学習内容のレベルが徐々に上がっていく。難易度が高いと感じることもあるが、段階を踏んで学習できるためついていける。 課題:次の授業までに提出する。授業内で終わらせるものもあった 試験:授業で扱った内容から出題 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 国際事務局の方に出入国、VISA、KITAS、住居など様々な手続きをしてもらった。 (7) オリエンテーション 授業日、科目の説明、教室、先生、学校での服装の決まりなどの説明があった。 (8) 履修登録 BIPAの授業と並行し、英語の授業と日本語学科の授業を選択した。国際事務局で受講したいということを伝え、履修手続きを行う。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 現地で文化や生活に触れ、生きた言語を学びたい、言語運用能力を向上させたいと思ったため。 視野を広げるため。 (2) 留学先を選んだ理由 日本語専攻や英語専攻など言語の学部がある部分はKUISとの共通点だと思い、興味が湧いた。 日本語専攻の生徒たちがどのように学習しているのか気になったため。また、アットホームな雰囲気という部分にも惹かれた。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 単語学習。また、留学前に若者言葉や略語を学んだことがとても役に立ったと感じている。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) ・ワクチン接種(沢山打つため早めが楽) ・カーディガンやパーカーなど羽織れるもの(室内のエアコンが寒いことが多い) ・日焼け止めや帽子 ・虫刺され薬(日本から一つ持っていくと安心) ・風邪薬や胃薬など ・自分が普段使っている化粧水や乳液 (5) 留学中の交友関係 留学生をサポートする係になっている学生が2名いた。食事や住居のことを常に気にかけてくれたり遊びに誘ってくれた。また、BIPA以外の授業に参加するようになると更に学生との交流が広がり、一緒にご飯を食べるようになった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと BIPAの教科書は三段階にレベル分けされていて、徐々に難易度が上がった。出てくる単語や文章が難しくなるとテストへの不安があったが、先生方は常に私たちに理解できているか確認しながら丁寧に進めてくれた。 文化の授業では、習ったものを実際に食べたり、校外学習にいくことがあり、学んだことがより身近に感じて楽しかった。 (7) 授業外で参加した活動 LPK harenohi、Elite Academy (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 日本語で会話練習をする相手役として参加した。会話練習ではいくつかのグループ分かれ、好きなことや食べ物、観光地などいろいろな話をした。日本語を話すことができるレベルが人によって違うため、大人数でどのようにしたら楽しく会話できるかを考えることが少し難しかった。言語以外の細かな意思疎通の取り方の違いに気づき学ぶことができた良い機会となった。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 現地の人々と同じような暮らしを経験し、イレギュラーや変化を楽しみ適応する力が身についたと思う。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 留学でできた人との繋がりを大切にしたい。異文化への配慮あ理解しようとする気持ちを忘れず、これからも向上心を持って学習していきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 必要書類が沢山あるため何度も確認しながら進める。 (2) ビザ申請 国際戦略部の指示に従い、書類を提出する。その後e-visaが発行される。 (3) 航空券を予約した方法 行き:シンガポール航空で予約 帰り:トリップドットコムを使い予約(ガルーダインドネシア航空) (4) 渡航したルート 行き:HND→SIN→CGK 帰り:CGK→HND (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 空港到着後はダルマシスワのオープニングセレモニーに参加するため、現地スタッフによるバスの送迎。 ホテルからコスまでは大学の先生の送迎。 (6) 滞在先住居を探した方法 リア大学の国際事務局の方がKITAS(一時滞在許可)なしで住むことができるコスをいくつか探してくれた。 その中から選び3ヶ月程住んだ。KITASを取得後、引っ越したいと伝え再び探してもらった。 (7) 滞在先住居についての詳細 最初に住んでいたコスでは、国際事務局の方に仲介してもらい、家賃と電気代を支払った。 次に住んだコスには管理人の方が一緒に住んでいたため、家賃と電気代は現金で直接支払っていた。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス ・学校の近くであること(徒歩圏内) ・Wi-Fiが強いところ ・机や椅子があるところ、 ・洋式トイレがあるところ ・共同キッチンがあるところ ↑二つのコスを体験し、上記は必須項目だと感じ、内見することも大切だと思った。 また、男女問わず管理人が同じコスもしくは近くに住んでいることをお勧めしたい。困ったことがあるとなんでも聞くことができ、安心して暮らすことができた。女性専用のコスも安心点が多い。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 現金とVISAのデビットカード、Masterのクレジットカードを使って支払いをした。カードの支払いは主にモールの中。屋台のご飯は現金で支払った。 PLUSマークやMasterが書かれているカードを使って、自分の日本の口座から現地通貨を引き出すことができる。 (2) 携帯電話 入国の際にIMEI登録がきちんとできず、Wi-Fiをテザリングするために現地で安いスマホを購入。 (3) インターネット キャンパス内:階や建物ごとにWi-Fiが違うため、一つずつ登録する必要があった。 住居:時々トラブルがあったが、概ね問題なく使うことができた。人が少ないコスではWi-Fiが強い可能性が高い。 (4) 医療 風邪や腹痛で病院にかかった。ジャカルタにあるタケノコでは、診察時に通訳の方がつくので安心してかかることができた。 (5) 日本から持っていくべきもの 日本食(インスタントスープやお菓子など) お気に入りのもの、食べ慣れていうものなど少しでも持っていくと心が落ち着くと思う。 また、回復食を調達することが難しかったため、ゼリー飲料やお粥などを持っていくと役立つ。 (6) 治安状況 在インドネシア日本国大使館からのメールでデモの状況、事件、危険なエリアなどを随時確認していた。 また、夜間に出歩くことや、連絡先をむやみに交換しないことにも気をつけていた。 (7) 食事 大学の食堂(200円くらい) 屋台(130円くらい〜) モール内のレストラン(700円くらい〜) (8) 情報の入手 現地の方、先生、友人、SNSなど (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 イスラム教の人が過半数を占めるため、街全体にアザーンが響き渡る。ものの受け渡しや挨拶など基本的に右手を使う。水や油、生ものに注意。辛い食べ物が多い。 蚊に刺されないように対策する(長袖の着用や虫除けを塗るなど) 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 オンラインで説明会や面接に参加していた。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか インドネシアに関わりのある企業に就ければと思う。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 慣れない環境に飛び込むことは勇気がいることだと思います。留学を通して現地の文化だけでなく、日本のことも学ぶことができます。日常の見方が変わる気がします。 うめく話すことだできるか不安な方も日常生活を送る中でどんどん使うので話せるようになります! 今後の自信にきっとなると思うので是非挑戦してみてください☺︎

留学費用
インドネシア ルピア
0.0099円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 17,695,000 175,181円
水道光熱費 1,040,000 10,296円
学費・教材費 0 0円
交通費 4,930,000 48,807円
通信費 2,385,000 23,612円
食費・その他 22,100,000 218,790円
小計 48,150,000 476,686円
航空券
120,000
保険
100,000
ビザ関連費用
0
その他
0
合計 696,686 円