【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1974年 ・学生数 18000 ・設置学部 ABT Applied Business Technology ACTA Activity Assistant ADED Adult Education ADT Architectural Drafting AGRI Agriculture AH Art History ANTH Anthropology ARTS Arts ASTR Astronomy AV Aviation BIO Biology BIOC Biochemistry BISC Business, Industry, Sales, and Communication BSB Bookkeeping for Small Business BUS Business Administration CCP College and Career Preparation CHEM Chemistry CIS Computer Information Systems CIVI Civic Studies CMNS Communications COMP Computing Science COOP Co-operative Education CRIM Criminology/Criminal Justice CSM Critical Analysis and Study Methodology CYC Child and Youth Care DENT Dental Assisting DMFG Digital Manufacturing EAP English for Academic Preparation ECE Early Childhood Education ECON Economics ECP Education and Career Planning EDUC Education ELTR Electronics ENGL English ENGR Engineering ENPH Engineering Physics ENV Environmental Studies ESL English as a Second Language EXCH Exchange Studies FAM Family Child Care FD Fashion Design FILM Film FNST First Nations Studies FREN French GD Graphic Design GDS Global Development Studies GEOG Geography GERM German HALQ Halq'eméylem HCA Health Care Assistant HIST History HLTH Health Related HSC Health Sciences HSER Human Services IDS Interdisciplinary Studies INCS Indo Canadian Studies IPK Indigenous Peoples Knowledge JAPN Japanese JRNL Journalism KIN Kinesiology LAS Latin American Studies LIBT Library and Information Technology LING Linguistics MACS Media and Communication Studies MAND Mandarin MATH Mathematics MBTL Mindfulness-Based Teaching and Learning MC Migration and Citizenship MEDA Media Arts MENN Mennonite Studies MGMT Management MUSC Music NURS Nursing PACS Peace and Conflict Studies PHIL Philosophy PHYS Physics PLAN Planning PLMB Plumbing and Piping PNUR Practical Nursing PORT Portfolio POSC Political Science PR Public Relations PREV Program Evaluation PRLG Paralegal PSYC Psychology PUNJ Punjabi RLST Religious Studies RM Records Management RSS Reading and Study Skills RUSS Russian SJGS Social Justice and Global Stewardship SOC Sociology SOCA Scholarship of Creative Arts SOWK Social Work SPAN Spanish STAT Statistics STT Short Term Training TASK Training in Attitudes, Skills, and Knowledge for the Workplace (TASK) TECH Technology in the Workplace TEFL Teaching English as a Foreign Language TESL Teaching English as a Second Language THEA Theatre UNIV University Studies VA Visual Arts WMST Women's Studies (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) College of Arts、Graphic + Digital Design 人文科学部、グラフィックデザインおよびデジタルデザイン課程 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 基本的には100番台の授業の履修が推奨されますが、Pre-requirement を満たしていれば(KUISで履修済の単位が認定されることもある)200〜300番台も履修可能です。また、稀にですが、インターナショナルオフィスのスタッフに相談したり、取りたい授業の先生に直接メールを送ることで融通してくれたりする場合もあるため、Pre-requirementを満たしていないからといってすぐに諦める必要はないです。なお、1学期目は9単位〜12単位(1クラス平均3単位)の範囲で履修することが推奨されています。授業の難しさによっては、9単位分のクラスのみの履修で、週の授業が少ない場合でも忙しいので、多くても12単位までにするなど取りすぎないように注意しましょう。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 基本的に留学生は、100番台(1年生向けのクラスに与えられる授業番号)であればどんな授業も履修可能です。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学コースも学部コースと並行して履修可能です。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学の雰囲気は、神田外語大学を少し広くしてより自然を豊かにした感じでしょうか。とにかく時間がゆっくりと流れていて、晴れている日は大学の芝生でピクニックしている学生がいたり、犬の散歩をするローカルの子連れ家族がいたりするほどです。身の危険を感じたことはなく、夜間もキャンパス内を警備員の人が巡回しています。留学生の割合ですが、文系の授業は留学生が多い印象で、理系の授業はカナダ人の学生が多い印象です。中でも特にインド人の留学生が多く、インド人の学生がいなかったクラスはないほどでした。留学生の過半数はインド人の学生だったと思います。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 個人的には、留学に行く前でのKUISの学生生活と留学中の学生生活の大変さはそんなに変わらないと感じました。ただ、私のKUISでの学生生活は、学期につき必ず24単位分の授業を履修した上で(最高30単位ほど取っていました)、ほぼ全ての授業でA+を取り、かつアルバイトも最低週3日の1日8時間で入っていたので、相当忙しかったようには思います。それを踏まえた上で、UFVの生活はそんなに変わらない忙しさだったと感じているので、これを忙しいと取るか、そこまでハードではないと取るかは読み手の皆さん次第だと思います。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 私は困り事があった時は、ほぼ毎回インターナショナルオフィスに行っていました。インターナショナルオフィスは交換留学生を含む、海外からの学生を対象として設けられている窓口であるため、留学生に対して親身に相談に乗ってくれます。私の場合は、履修登録に関する相談、MSPというカナダの健康保険の加入方法と支払い方法の問い合わせ、UFVに誤って支払ってしまった費用の返金手続きなど、あらゆるジャンルの困り事を解決してもらいました。もちろん、インターナショナルオフィスで解決できない困り事もありますが、そんな時はどこに行ってどのような手続きを踏めばいいかという説明を丁寧にしてくれるので、困ったらとりあえずインターナショナルオフィスに相談に行くのが良いと思います。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 留学生向けのオリエンテーションや大学寮に住む学生のためのオリエンテーション、また、学部・学科ごとのオリエンテーションもありました。基本的にはそれぞれのオリエンテーションで大学、寮、学科に関する大まかな説明や、覚えておいた方がいい役立ち情報などに関する説明があったと思います。ただ、一番記憶に残っているのは全てのオリエンテーションでフリーミール(主にピザ)が振る舞われ、最初の1、2週間は自炊することなく過ごせたことでしょうか。ピザを食べながら友達を作ることもできますし、UFVに留学した際はできる限り多くのオリエンテーションに出るといいのではないでしょうか。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 秋学期(1学期目)は授業開始の約3ヶ月前、まだ日本にいるときに、冬学期は(2学期目)は 授業開始の約1ヶ月前、まだ秋学期の授業を受けているときに、MyUFVというサイトから履修登録しました。どちらも履修時期になるとUFVからメールが来ますので見逃さないようにしましょう。履修登録は基本的に早い者勝ちであるため、自分の履修時間が始まったらすぐに登録しないと、次の日にはほとんどの授業でwaitlist入りになってしまいます。事前に履修したい授業をセットしておける機能があり、それを利用すれば履修登録開始とともにボタンひとつで複数の授業を一括で履修登録できますのでぜひ活用してみてください。なお、履修の仮登録は好きなだけできるため、多めに取っておいて、後から履修しない授業を落とこともできます(初回授業の週が終わるまでにとらない授業を落とさないと罰金されるので注意してください)。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 元々、全く留学するつもりはありませんでした。ただ、大学3年生になる前に、このまま流されるまま進級していいのだろうかと不安に思い、一度立ち止まりたいと休学を決心しました。それから数ヶ月悩んだのち、親や周りの大人の方のアドバイスもあり留学に行くことを決心しました。ただ、そこで留学に行くことが明確になっただけで、昔から海外には興味があったため、なんとなく留学に行くタイミングを意識していたのだとは思います。 (2) 留学先を選んだ理由 最初は「留学といえばアメリカでしょ」という単純な理由から、漠然とアメリカの協定校に出願しようとしていました。ただ、アメリカは治安がそんなに良くなかったり、円安の影響で留学費用が工面できない可能性があったりと不安要素はいくつかあったというのが正直なところです。ある日カナダのことを少し調べてみたことをきっかけに、不安に思っていたことが全て解消されたのでカナダに留学することを決めました。また、カナダの中でもなぜUFVを選んだかについては、大学寮が一人部屋であったこと(一人部屋が与えられる寮は意外と貴重)、グラフィックデザインの授業も履修できたこと(留学前からwebデザイナーの仕事に興味があった)、何よりも雰囲気が良かったことの3つがありました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) できる限り英語力は上げていった方が最初から留学が楽しめていいと思います。また、もし神田外語大学でも取れる内容の授業と関連した授業をUFVで取ろうと考えているのであれば、できる限り神田外語大学で該当する授業を履修しておくと、それが予備知識となり、UFVでの授業も受けやすくなります。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) その国に留学に行ったことがある人の体験談をブログやVlogなどからたくさん見ておきましょう。現地で気をつけるべきことなどがわかりますし、良い点・悪い点含め、事前にある程度その国の現実を知っておくと、過度な期待を持たずに済み、カルチャーショックを経験しにくくなります。また、費用面で不安がある方は最低でも1年前から奨学金について調べ申し込むのがいいと思います。私は基本的には奨学金と自分の貯金で工面し、足りない分だけ親にお金を借りましたが、もっと早くから動いていればより給付額が多い奨学金に申し込めたと後悔しています。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 基本的には、オリエンテーション中に知り合った友人から交友関係が広がっていきました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 私は基本的にグラフィックデザインの授業をメインで撮っていましたが、それまで全くアート系の経験がなかったにも関わらず、あまり苦労なく取り組めたなという印象でした。仕事になるレベルまでは学べませんでしたが、それでも本の表紙や缶バッチのデザインはできるようになり、これから先、グラフィックデザインについてより深く学ぶための土台はできたと感じています。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) Japanese Culture Clubという日本文化クラブに参加していました。クラブのインスタグラムをフォローし、そこでアナウンスされた日時に合わせて実際にクラブの活動に赴き、気に入ればDMから名前・学籍番号・Eメールアドレスなどの個人情報を送るというのが、加入までの流れです。 また、日本語の語学クラスでのボランティアもしました。加入の際は、日本語クラスを担当する先生のメールアドレスに連絡して(UFVのサイトから教授陣のメールアドレスは調べられます)2人と軽く面談をします。なお、面談とはいえ軽く雑談するだけなので、加入の際には軽い気持ちで行ってみてください。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと Japanese Culture Clubについて:カナダでできた親友の中にはこのクラブで知り合った日本好きなカナダ人もいます。また、現地で正規生として学ぶ日本人学生が代表を務めているのですが、その子にカナダで生活する上で役立つ知恵をたくさん教えてもらいました。 日本語クラスについて:基本的には授業に参加し、授業内アクティビティで現地生の会話の練習相手になるだけです。そこでも何人かと友達になり帰国した今でも連絡をとっています。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 履修したグラフィックデザインの授業全てでA-以上の成績を取れたことです。あるクラスでは私のデザインを高く評価していただき、次の学期から、同じ授業のシラバスに模範例として私の作品を掲載していただきました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 今回の経験から、将来はグラフィックデザイナーとして食べていきたいと考えるようになったため、現在は卒業後グラフィックデザインの学校に進学するためアルバイトでお金を貯めています。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 出願書類の一つに、IELTSやTOEFLなどの英語テストの成績表がありますが、TOEFLは公式の成績表を自宅に送ることができないため、必要書類を準備する際にPDFを取ることができず出願できません。そのため、英語力証明にはIELTSを受けることを強くお勧めします(IELTSは公式な成績表を自宅に郵送することが可能なため)。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) Visa申請の際、銀行の残高証明が必要になります。9月あたりから留学開始の場合はVisaの申請をする時期がちょうどゴールデンウィークと被ってしまい、銀行の残高証明などの公的書類の発行に時間がかかってしまいますので、なるべく早い準備がお勧めです。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) トラベルコという航空券の比較サイトを使用し一番安い航空券を買いました。留学の1ヶ月前には安価な航空券がなくなってしまうため、遅くとも2ヶ月前から様子を見ておき、条件のいい航空券が無くなる前に購入することをお勧めします。日程を変えられる航空券であれば、まだカナダへの渡航日が正式に決まっていなくても後から変えることもできますので、とにかく早めに買いましょう。なお、特に2学期間留学の場合、高確率で帰国日を変更することになるため、航空券の日程を変更するために手数料がいくら必要なのかは要チェックです。 (4) 渡航したルート 行き NRT - YVR (成田/バンクーバー) Air Canada エアカナダ 帰り YVR - NRT(バンクーバー/成田) Air Canada エアカナダ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 私は空港からUberを使い100ドル程かかりました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 私は大学寮に滞在しました。メールにてUFVから案内が来たタイミングで、メールに記載のURLから寮に申し込みました。寮は人気ですぐに埋まるため、案内が出たらすぐに申し込むのがいいと思います。実際、寮に入りたかったが申し込みをしようと思った時にはもう空きがなく、泣く泣く学外で住居を探したという友人も多くいました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 私は2学期間留学だったので、前払い一括で60万程度を日本のクレジットカードで支払いました。寮はルームシェアですが、個人のベッドルームがあり、勉強机とシングルベッド、Wi-Fiルーターが備え付けられていました。リビングルームは共有で、風呂、トイレ、シンク、冷蔵庫、レンジがあります。室内で火が出るものは禁止なのでコンロは使えないのですが、共有キッチンにはオーブンと4つ口のIHコンロがあります。より詳しい内容は、私の過去の留学レポートをご覧ください。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 留学先に行く前は、英語ネイティブのルームメイトに当たればいいなと考えていましたが、留学中唯一ひと息つける寮の部屋は人種や英語力に関わらず、相性がいい人であることに越したことはありません。特に2学期間留学の場合は2学期目からルームメイトを変えることができ、また、その際寮内に気の合う友人がいれば、その人を次のルームメイトに指名することもできます。実際、私の友人の中には2学期目から日本人同士でルームメイトになる申請をしていた人もいました。正直なところ、英語力は自分の努力次第です。割り切って、寮の自室は過ごしやすい場所にすることをお勧めします。なお、何を持っていくべきかに関しては、私の過去の留学レポートに詳しく書いてありますので、そちらを参照してください。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 渡航前: 渡航前にカナダドルを現金で300ドルほど準備しました。私が調べた範囲では、ネット上で事前に購入した分の外貨を自宅まで郵送してくれるサービスが、手数料含め最も安かったです。他の外貨両替サービスとは異なり外貨が手元に届くまで少し時間がかかりますが、余裕を持って外貨を購入すれば心配ありません。 渡航後: 私はカナダでクレジットカードを主に使用していました。VISAのクレジットカード2枚を持っていきましたが、特に問題なく過ごすことができました。ただ、コストコなどマスターカードしか使えない店舗もあるため、欲を言えばマスターカードのクレジットカードも1枚あると安心です。なお、クレジットカードが1枚だけだと予想外の出費(カナダでPCが壊れて新しいものを買う必要があるなど)で限度額を超えてしまう恐れがあるため、最低でも2枚は持っていきましょう。クレジットカードかデビットカードだけあれば基本支払いには困らないカナダですが、ごく稀に現金が必要なときもあります。私の場合は、現金の引き出しに「Sony Bank Wallet」というソニー銀行のデビットカードを使用していました。ソニー銀行は外貨預金ができるネット銀行で、事前に外貨建てしていたカナダドルを現地のATMから引き出すことが可能です。口座にあるカナダドルからそのまま引き出すため、為替手数料がかかりません。前述の通り、渡航前は外貨配達サービスを利用していましたが、渡航後はソニー銀行サイトからカナダドルを事前購入し、それを現地ATMで引き出して現金を用意していました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 海外に慣れている人は現地調達でもいいと思いますが、私は初めての海外だったので渡航前に日本でイエローモバイルという代理店を通してカナダのSIMカードを購入しました。イエローモバイルには、5G通信が使えるプランと、4G通信しか使えないが国際通話・国際テキストが無料のプランがあります。使用しているクレジットカードやデビットカードが急に止まってしまったり、日本の保険会社に連絡する必要があったりと、何かと日本に電話しなければいけない機会が多いため、特に理由がない限りは、国際通話が無料のプランをお勧めします。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内や寮にはもちろん、学外のカフェなどにもほぼ確実にWi-Fiがあります。つながりやすさも抜群です。カナダはWi-Fi大国ですので、そこは心配する必要はないと思います。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 風邪をひいた時も自力で治していたためわかりません。ただ、友人によるとカナダの病院は十中八九長時間待たされるそうなので(友人は夕方に病院に行き、自宅に帰れたのは朝方だったそうです)、予防を徹底し病気にならないのが一番です。 (5) 日本から持っていくべきもの 過去の留学レポートに詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。※そこに書き忘れてしまったのですが、新型コロナウイルス及びインフルエンザの検査キットも持っていくといいと思います。基本もう誰も新型コロナウイルスを気にしていないカナダですが、それでも気にする生徒や先生が一定数いるため、自宅で判別できるキットがあると安心です。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) カナダの中でもアボッツフォードは非常に治安がいいです。ただ、それでも夜出歩くのは危険なため、控えましょう。また、ホームレスが多い国なので、その人たちには声をかけられても無視をする、そもそも目すら合わせないようにするなど注意が必要です。お願いされて、親切心からお金を渡してしまったりすると逆に自らの身を危険に晒すことにつながるため、そこは非情になりましょう。なお、バンクーバーは特にホームレスの数が多く、ヘイスティングストリートという通りは現地の人でも近づかないほど危険な通りです。絶対に近づかないようにしましょう。ただ、基本的に危険なことをしない、危険な場所に近づかない、危険そうな人は無視するなど当たり前なことを徹底すれば全く危険には遭遇しないので、必要以上に心配しないでくださいね! (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 基本的に自炊をしていました。学食は費用が高いのに加え、メニューもハンバーガーなど健康的ではないものが多かったため自炊するに落ち着きました。なお、ミールプランもありますが入学後に加入することもできるため、学食を実際に訪れて様子を直接見てから加入を検討した方がいいと思います。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 渡航前:カナダ留学経験者のブログやVlogを多数見ました。 渡航後:現地でできた友人や先輩学生が教えてくれたり、逆に質問したりしました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 カナダは日本と違い街中にトイレがあまりなく、あっても汚いことが多いです。遠出をするときは、たとえ尿意や便意がきていなくてもなるべくトイレに行けるタイミングで行くようにしましょう。また、街中で綺麗なトイレを見つけた際は場所を覚えておくのがいいと思います。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) KUIS卒業後にUFVに再入学し、グラフィックデザインについてより勉強したいと考えています。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 私は進学に目標が変わったため、就職活動はしませんでした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 今回の留学中にUFVで取った単位は再入学後も有効とのことでした。また、グラフィックデザインの学部に入学する際に、ポートフォリオ(作品集)の提出が求められるのですが、そこに今回の留学中授業で制作した課題を入れていいとのことでしたので、この1年間の成果は主にUFV再入学の際に活用しようと思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 まだ、留学に少し興味があるが、具体的には何も準備をしていない人も多いと思います。しかし、あとで留学に行きたいと気持ちが変わった時のために、大学1年時からできる限りKUISで授業を取りそこでなるべくいい成績を収めること、貯金をしておくこと、英語学習を継続しておくことの3点はやっておきましょう。結局留学しないことになったとしても、授業を早くから多く取っておけば3、4年生で就職活動に専念できますし、英語力もそこで役に立ちます。貯金だって、しておくと卒業旅行で奮発できますよ。要は上記の3点はやっておいて損はないので、将来の選択肢を増やすために早くから取り組んでおきましょう。なお、今留学を悩んでいる人は、上記の3点が不十分だからといって留学を諦める必要は全くないです。人間追い込まれると英語力もすぐ上がりますし、直前で思わぬ人が助けてくれたりします。もし迷っているくらいなら先に留学に申し込んで、行かないという選択肢を潰してしまいましょう。人生意外とどうにかなるものです。最後に、もうすでに留学が決まっているという人は、とにかく難しいことは考えずに全力で留学生活を楽しんでください!
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 5,600 | 630,773円 |
水道光熱費 | 168 | 18,923円 |
学費・教材費 | 310 | 34,918円 |
交通費 | 596 | 67,132円 |
通信費 | 270 | 30,412円 |
食費・その他 | 6,450 | 726,515円 |
小計 | 13,394 | 1,508,673円 |
航空券 |
500,000
円
|
保険 |
100,000
円
|
ビザ関連費用 |
50,000
円
|
その他 |
300,000
円
|
合計 | 2,458,673 円 |
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