月次報告書 2023-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
待ちに待った4年ぶりのメキシコ

7月27日、トラブルなく成田空港から無事メキシコシティ国際空港に到着することができた。持病のクローン病の薬をスーツケース1個分持っていったが、特にチェックされることなく税関を通れた。 空港にはHelloTalkで知り合った4年前からのメキシコ人の友達に迎えに来てもらい、タクシーを使い滞在先へ向かった。 滞在先はCopilco駅から徒歩5分の団地内の学生向けシェアハウス。僕が住む部屋にはベッド、テレビ、シャワートイレ、wifiと有線のネット、棚などが備わっている。事前に、薬を保存するために冷蔵庫が欲しいと相談していたため、オーナーの方にミニ冷蔵庫まで設置していただけた。洗濯機、乾燥機、キッチン、冷蔵庫は共有。10部屋あり、かなりの人数の学生が住んでいる。ほぼメキシコ人で、1人コロンビア人の学生がいた。 最初の頃は食事面は持病のため相当気をつけていたが、油っこい食べ物を食べた際に、お腹を壊してしまった。料理が全然できないので朝はサンドイッチを作り、昼夜は外食や宅配などを使いやり過ごした。食費がかさむので、これからは料理にもチャレンジしたい。 大学の一週間目がストライキにより無くなり、2週目から学期がスタートした。履修登録時に取りたい科目の枠がなかったり、学生証発行の連絡が全然来なかったりと、様々な不便があり、僕含め留学生は相当不満が溜まったと思う。しかし、こういう不便さを感じながらメキシコ人の学生も生活しているので、受け入れるしかないのだ。 授業は人類学と民族学をとっているが、そもそもの人類学の知識がないので、ついていくのに大変だ。クラスメイトや先生に頼って何とか頑張ろうと思った。 メキシコシティは昼は暑いが夜は相当寒く、持ち込んだヒートテックに加え、現地で脚用のヒートテックを買った。それでも寒いのでAmazonで電気毛布を購入した。また、地面が凸凹していて歩きにくく、歩くだけで相当疲れる。寒暖差と標高など様々な原因から疲れている日が多く、あまり外に出かけられなかった月だった。体をしっかり休めて、九月はメキシコシティをさらに散策したい。 休日にメキシコシティの中心地を散策した。Templo Mayor博物館でCoyolxauhquiの石版を見ることができた。次は国立人類学博物館とテオティワカンに行きたい。他には、3年半遠距離恋愛をしていた彼女と初めて会うことができ感動した。ケレタロに住んでいるため毎週会うことは出来ないが、2、3週間に1度会いに行った。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
メキシコ ペソ
8.5871円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 4,500 38,642円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 1,550 13,310円
通信費 300 2,576円
食費・その他 10,000 85,871円
合計 16,350 140,399円
授業編
Ethnography, Mesoamerica and Northern Mexico
メソアメリカとメキシコ北部の民族学
講義(地域言語)
600分
50人ほど履修者がおり、席が足りないため、地面や窓枠に座わり授業を受けている人がいる。今月はKirchhoffのMesoaméricaを読み、それに対する意見を書く課題が出された。 先生のパワーポイントで学んだり、課題に対する先生の講評を聞いたりした。生徒は積極的に先生に質問している。 月曜日と木曜日に2時間づつ 2時間×6日 計12時間 1日先生の都合で休講
Mexican Antropology
メキシコ人類学
講義(地域言語)
840分
履修者36人の授業。授業毎に読み物の課題が出されるが、40ページや50ページのものをだされると、さすがに2日や3日間では読み切れないので、読めずに授業に参加している。 最初は、メキシコの人類学者の先駆者と言われるサアグンの功績について議論した。人類学の知識や、主義、理論が出てくるため、人類学の知識のない僕にとっては新しいことだらけで大変だった。 月曜日と木曜日に2時間づつ 2時間×7日 計14時間