月次報告書 2024-04
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2024-03-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
ストライキ開始…

気づいたら2ヶ月の歳月が経過してしまった。 今月に入り大学内で教師の給与増額を求めるストライキが始まった。ストライキにより、教室や図書室、バスなどの施設は利用できないが、学食は稼働しており、大学キャンパスへの出入りは可能となっている。キャンパス内では、教師が楽器を利用してストライキに関する訴えを行ったり、入り口にはストライキのポスターが貼られている光景が見受けられる。今回のストライキに賛同しない教師は授業を継続しており、生徒たちの受講状況は一様ではない。私は現在、「外国人のためのポルトガル語」の授業が継続中であり、その授業は単位として認定される。また、いくつかの事務所的な機関はストライキに加わっているが、留学生をサポートする機関は作動しており、必要があればそこに頼ることができる。授業のない日々が続くため、友人の留学生と共にポルトガル語の勉強を行っているが、図書室の利用が難しいため、大学の休憩スペースや中心街のカフェを利用して行っている。 時間に余裕があったため、市場や植物園、美術館など様々な場所を訪れることができた。市場は毎週土曜日の午前中に寮の近くの小道で開催されている。そこでは屋台が立ち並び、野菜などが手ごろな価格で購入することができた。日曜日の朝には中心街近くでも市場が開かれている。少し遠くはなるが、土曜日の市場よりも規模が大きく、活気にあふれている。市場では日本の方も出店しており、焼きそばや肉まんなどが販売され、多くの人々が訪れていた。また、植物園や美術館はどちらも緑豊かでとにかく広かった。公営施設のため、どちらも無料で利用することができる。美術館では偶然友人に出会い、館内のツアーを行ってくれた。丘の上に位置し、長期間の改装工事を経て新しく美しい美術館であった。これらの場所を訪れる際は運動靴が好ましい。長距離を歩き、でこぼこした道が多いため、私は厚底の靴で出かけてしまったため後悔した。 今月はこの街の歴史や文化に触れる機会が多く、多くのことを学ぶことが出来た。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
29.7699円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 20,839円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 47.45 1,413円
通信費 30 893円
食費・その他 848.61 25,263円
合計 1,626.06 48,408円
授業編
Português para estrangeiros
外国人向けポルトガル語
語学(地域言語)
720分
ストライキの影響で通常利用している教室が使えなくなり、代わりの場所で授業を行っている。そのため、次の時間に教室を使う予定の人がいないため、30分ほど授業が延長することが多い。 先月よりも受講人数が増え、計7人となった。そのため授業内ではポルトガル語以外にも英語やフランス語など、さまざまな言語が用いられる。