【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1946年 ・学生数 16,496人 ・設置学部 教育學院,理學院,文學院,科技與工程學院,藝術學院,運動與休間學院,音樂學院,國際與社會科學院,管理學院,跨域科技產業創新研究學院 ・その他 中国語とフランス語の語学学校があります。 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 華語文教學系,國語教學中心 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 華語文教學系の場合、正規留学生の1年生の授業に参加する形になります。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 取ろうと思えば何でも取れると思います。また、台湾師範大学だけでなく、台湾大学と台湾科技大学の授業も履修できます。実際にルームメイトは台湾大学の授業も履修してました。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) MTC(語学学校)の授業を無料で受けることができます。内定が決まったあとにオンラインで再度申し込むのですが、その際に申し込むと履修できます。週に2回ありました。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 正規留学生は東南アジアの人が多かったです。交換留学生の場合は私のクラスは日本人と韓国人が多かったです。欧米から来た学生も多かったです。大学は色々な活動が日々行われていて、校内に模擬店がある日が多かったです。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 作文の課題が多かったです。試験については、1番下のクラスだったからかあまり難しくはなかったです。ただ、繁体字で書かなければいけなかったため、そこが少し難しかったです。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか OIAの事務所に行って毎回相談してました。日本語が話せる方がいるにはいるみたいなのですが、出会えず、毎回中国語と英語で相談してました。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) オンラインでのオリエンテーションがありました。通学方法や校内についての案内がありました。全て英語で説明されました。学期が始まったあともオリエンテーションがありました。台湾師範大学の生徒とのバディ制度があるのですが、このオリエンテーションではバディと交流することがメインだと思います。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 授業を受ける際に履修登録用のコードが貰えるので、そのコードを履修登録用のウェブページで入力して履修登録してました。学期が始まる前に華語文教學系の交換留学生用の時間割が送られたので、その時間割を参考に決めました。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 日本で中国語を学ぶことに限界を感じたためです。特にスピーキングの能力が伸びる気がしなく、日本語が通じない中国語圏での生活をしたら上達することができると考え留学を決意しました。 (2) 留学先を選んだ理由 本当は中国に行きたかったのですが、両親に反対され台湾に行くことに決めました。ですが、台湾にして正解だったと今は思っています。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) もっと中国語の勉強をしてから行けばよかったと今でも後悔してます。華語文教學系の場合は、クラスを決めるテストが学期が始まる前に行われ、そこでクラスが決まるので、本当に後悔してます。また、英語の勉強をすることも強くお勧めします。語学留学が目的ではない交換留学生も沢山いて、そういった学生たちとは英語で話すことが多かったので、英語も勉強して行くのをお勧めします。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特にないです。ただ、かなりの大きな荷物を抱えて行ったため、寮を退出するときが本当に大変でした。荷物は最小限にすることをお勧めします。また、2月~3月は寒い日が多かったため冬用の上着を準備することをお勧めします。ただ、持っていくとなるとかさばるので、現地調達がお勧めです。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) クラスが一緒の学生と仲良くなるにつれて、自然と交流関係が広がりました。韓国人の友達に誘われてKCafeという活動に参加したのですが、そこに参加したことでも交友関係が広がりました。ルームメイトとも仲良く楽しく一緒に生活できたので、交友関係を広げられるか心配な方は寮に住むことをお勧めします。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 全編中国語だったので最初は聞き取れないことも多く苦労しましたが、最後の方はぼーっとしてても聞き取れるようになったので、リスニングが上達したことを実感できました。中国語での独特な表現方法など知らなかった中国語を授業を通してたくさん知ることができました。授業中に先生方は中国との関係を度々口にしていて、やはり台湾では切実な問題となっていることを強く実感しました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ICLという、台湾の小学生とオンライン上で文化交流をするという台湾大学が行っている活動に参加しました。オンラインで行われたオリエンテーションの際に、案内があったので、その案内通りにICLのウェブサイトで申し込みました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 様々な国から来た学生と接することで、自分が知らなかったその国の実情や、日本に対するイメージなどを知ることができたので、そこがとても有意義だったと感じています。また、外国語で外国人とコミュニケーションを取るという経験が沢山できたことも嬉しかったです。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 日中韓英の四か国語を使って生活したいという留学前に立てた目標を達成できたことです。割と毎日四か国語を使って生活していたので、自分が留学前に思い描いていたよりもかなり有意義な時間を過ごせました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 自分の国の実情を説明する際に、自分が日本のことを全然知らないせいで割と困ることが多かったので、日本の文化や政治をもっと深く理解しようと思います。また、留学で培った語学力を無駄にしないように、継続して勉強することを心がけようと思います。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 派遣前の準備がとても大変でした。申請書だけでなく、中国語か英語で800~1000文字のStudy planを書かなければならなかったので、それが本当に大変でした。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 書類の不備があったせいで、2回も代表処に行く羽目になったので、書類の確認は怠らないようにするのをお勧めします。また、なぜか90日のビザしか貰えず、台湾でビザの更新をする際にとても苦労したので、90日しか貰えなかった場合はビザを延長する時期に気を付けてください。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) JALのホームページから予約しました。帰りのチケットの日付を自由に変えることができたので、そこがとてもありがたかったです。 (4) 渡航したルート 往路便、復路便ともに台北松山空港と羽田国際空港です。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の出迎えサービスは何もなく、私はタクシーで移動しました。台湾のタクシーは日本と比べるととても安いのでおすすめです。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) オンラインで出願する際に、同時に寮の申し込みもできるので、そこで申し込みました。先着順と記載されていたので、申し込む時期に注意してください。寮に入れない可能性もあると記載されていたので、保険としてPAPAGOを使ってアパートも契約してました。寮に住む可能性もあると伝えたら、契約金を半分にまけてくれたのですが、結局寮に滞在したので、痛い出費になりました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 寮費は私の場合は寮の1階にあるコンビニで支払ったのですが、クレジットカードや台湾の銀行口座、郵便局からでも支払いできたと思います。寮は新築で綺麗でした。ただ、身の回りの生活用品は一から揃えなければいけなかったため、その買い出しが最初のほうは大変でした。また、寮の部屋がカビだらけになって大変だったので、カビないように換気を怠らずにすることを強くお勧めします。門限は全くなかったです。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) ルームメイトと生活習慣がびっくりするほど違ったのですが、それでも仲良く暮らしていけたので、夜中に騒音を立てるなどの大きな迷惑になる行為に注意さえすれば、割と仲良く生活していけると思います。日用品については、割高ですが日本の製品沢山売っているので、現地調達でも問題ないと思います。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 主に現金で支払っていました。現金はデビットカードを使ってATMから引き出していました。送金についてはソニー銀行の口座に直接振り込んでもらっていました。割とどこでもクレジットカード対応していましたが、夜市や飲食店では対応していないところが多かったので、現金をある程度は持ち歩いて生活することをお勧めします。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 空港で購入しました。手続きの際に入学許可証を提示しなければならず、そこが少し面倒くさかったです。中華電信のSIMカードを使っていました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 寮ではWi-Fiが使えました。インターネットの接続は問題なしです。どこでも繋がります。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 行かなかったです。 (5) 日本から持っていくべきもの 日本の製品が沢山売られているので、割となんでも現地調達できます。薬は持っていくことをお勧めします。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 特に何も対策してなかったです。犯罪に会ったという話は一切聞かなかったため、治安は良いと思います。ただ、台湾の人は運転がかなり荒いので、交通ルールには気を付けてください。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 昼休みのときは学食で食べることが多かったです。夜ご飯や休日などは友達と出かけて一緒にご飯を食べることが多かったです。コンビニで済ませることも多かったです。食事の物価は日本よりかなり安いです。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) インターネットで調べて入手してました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 トイレの汚さには目をつむることをお勧めします。習慣については日本よりもおしゃれをして着飾って学校に行く生徒がかなり少なかったです。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 公務員 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) インターンシップの応募を台湾からしてました。授業と並行してエントリーシートなどの準備をしていたため、そこが少し大変でした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 留学の経験を活かして多文化共生を支援する仕事に就きたいと考えています。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学に行くか悩んでる場合は留学に行くことを強くお勧めします。日本では勇気が出せずできなかったことを留学中に沢山経験できたので、留学に行くという決断をした過去の私をほめたたえたいです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 17,800 | 81,844円 |
水道光熱費 | 312 | 1,435円 |
学費・教材費 | 1,417 | 6,515円 |
交通費 | 2,200 | 10,116円 |
通信費 | 2,300 | 10,575円 |
食費・その他 | 75,475 | 347,034円 |
小計 | 99,504 | 457,519円 |
航空券 |
100,000
円
|
保険 |
60,000
円
|
ビザ関連費用 |
6,000
円
|
その他 |
0
円
|
合計 | 623,519 円 |
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