【授業概要】
デジタルメディアとしての写真の役割は、現代視覚メディアで最も重要な分野とも言える。写真は対象(被写体)をどのように見るべきかに対する方法と技術を学習する学問だ。毎週写真基本理論を学習し、該当理論は各週撮影課題(HW)を通じて写真技法に対する実技を遂行する。デジタル暗室に対する学習はフォトショッププログラムで、各週授業課題(CW)を通じて実習し、実技課題物に適用する。視覚言語としての写真に対する興味を高めるために、多様な写真分野(純粋、広告、ファッション、ドキュメンタリー....)について紹介し、写真的構図、アングル、表現方法の多様さを学ぶことで、各自写真撮影実技プロジェクトをポートフォリオに完成する。
【授業目標】
1. 写真を学習する最も根源的な目標である光と構図に対する理解を土台に写真を撮影することができる
2. 各自の持つ撮影装備(携帯電話含む)を運用してシャッターの活用に対する技術的な写真表現ができる
3. 各自の持つ撮影機材(携帯電話含む)を運用して、絞りの活用についての技術的な写真表現ができる
4. デジタル暗室1-写真解像度の概念を理解し、フォトショッププログラムを通じて写真解像度を変更、修正することができる
5. デジタル暗室2-写真の適正露出をフォトショッププログラムを通じて調節できる
6. 写真の多様な視覚的表現方法を拡大することで、視覚言語としての写真を理解することができる。
7. 個人別に一つのテーマを決めて10枚の写真で撮影し、視覚芸術表現に符合するポートフォリオを製作することができる
【教科書】
1 深くて充実した写真講義 バーバラロンドン 2020
2 写真の歴史 ボーメント·ニューホール 2021
3 おいしいデザインフォトショップCC 2024 ユン·イサラ/ キム·シネ
【評価方法】
中間テスト20%
期末試験20%
課題報告書30%
発表0%
出席20%
その他 10%
【講義内容】
1週 9/1 ~ 9/7
1.教科目オリエンテーション及びアンケート調査
2。写真(Photography)とは何か?
-教科目の目標と概要、教材、評価基準などについての説明
-カメラの保有、出力条件、写真に対する関心度などに関するアンケートを作成
-写真(Photography)とは何かについて各自個人の主観的な考え方をしてみる
- 私の携帯の中に一番多く保存された写真は何だろう?
2週 9/8 ~ 9/14
1.写真の定義と人物を演出する
-写真用語の概念的定義(写真(Photography)とは?)
-デジタル写真とアナログ写真
-写真の発明から今日のマルチメディアにおける写真の役割と活用
2.人物に対して視覚的認知ができる。
- 人物を造形的に構成することができる。
- 多様な撮影環境による視覚的演出および企画ができる。
3. 光の多様性による人物写真の表現
3週 9/15 ~ 9/21
1.カメラSLRとDSLR
-手動カメラの活用法を中心にカメラの種類と特徴
-DSLRとMIRRORLESSの違い
2.デジタルカメラの特性
-デジタルカメラの構造
- ISO 感度を理解する
3.人物フレミングを構成する (HW-Self potrait02 撮影フィードバックを通じた人物写真学習)
-フレーム内での基礎造形要素による構成ができる
4週 9/22 ~ 9/28
1.デジタルカメラの焦点と露出設定
2. 絞り(被写界深度)を利用してアウトフォーカス、ファンフォーカス写真を撮影することができる。
-被写界深度と曇り(絞りに対する理解)
-絞りを作動させて適正露出を見つけることができる
-AV(絞り優先式)カメラモードを活用する
3. カメラシャッター速度を活用した同感表現と瞬間捕捉できる。
-シャッターを作動させて適正露出を見つけることができる
-シャッタースピードに対する理解
-テレビ(シャッター優先式)カメラモードを活用する
5週 9/29~10/5
1.カメラで光を調節する装置と装備を調べる
- 絞り、シャッター速度、感度など光を調節する写真装置の組み合わせ方法を熟知して適用することができる。
- 光の属性と写真メカニズムの理解を通じた適正露出設定ができる。
- 撮影対象や環境に応じた露出補正ができる
6週 10/6 ~ 10/12
ハングルの日 祝日 休講
7週 10/13 ~ 10/19
1.光と露出
-適正露出とは何か?
-露出ブラケッティング(Bracketing)
-露出に影響を与える要素
-シャッターと絞り数値の変化による露出を求める
-各自の撮影装備から適正露出とブラケティング露出を探す
2.写真の解像度を理解する(フォトショッププログラムを通じた解像度理解-実技)
-デジタル写真の解像度に関する概念を身につける
-解像度による写真活用用途の理解。
3. 私の携帯写真の用途と解像度の変更3. 私の携帯写真のサイズを減らす
4. フォトショップで自動化機能を活用(PDFポポル作り)
8週10/20~10/26
中間テスト
9週間 10/27 ~ 11/2
1.デジタル暗室I - フォトショップ活用
-フォトショップを活用してファイルを整理する
-アクション機能を使用してファイルサイズを変更する
-密着印画作り
10週 11/3~11/9
1.デジタル暗室II-フォトショップ活用
デジタル画像補正
-レッドアイ修正
-写真粒子修正
-写真明るさ修正
-写真カラー修正
11週 11/10 ~ 11/16
1.撮影、撮影技法と構図に対する理解
-様々な構図の種類と構成方法
-横フレーム、縦フレーム
-ハイアングル、ローアングル
2.カメラレンズ
-レンズの焦点距離 標準焦点距離、長焦点距離(望遠レンズ)、短焦点距離(広角レンズ)
-カメラレンズの焦点距離と画角
-レンズの基本的な特性
-その他のレンズ
12週 11/17 ~ 11/23
1.様々な写真の表現I
超現実主義の写真とは?
作家紹介
01マンレイ (Man Ray 1890-1976)
02 ジェリー·ユルスマン (Jerry N. Uelsmann, 1934~)
03 メジ·テイラー (Maggie Taylor, 1961~)
04 サンディ·スコグランド (Sandy Skoglund, 1946~)
05 エリック·ヨハンソン (Erik Johansson、1985~)
2. 連作写真とは?
-デュアン·マイケルズの写真の世界
-連作写真作り
13週 11/24 ~ 11/30
1.被写体に対する認識と発見
-何かを発見するための目標を持つ撮影者の視線はカメラアイになる
-どう見るかが被写体に対する新しい解釈になる。
-見掛けない新しい発見
-よく見ないと見えないということに対する認識
2. 様々な写真の表現 II
人物写真作家の紹介
01 ユーサーフ·カシュ (Yousuf Karsh, 1908~2002)
02 アーノルド·ニューマン (Arnold Newman, 1918~2006)
03 リチャード·アベデン (Richard Avedon, 1923~2004)
04 ヘルミュート·ニュートン (Helmut Newton, 1920~2004)
05 シンディシャーマン(Cindy Sherman、1954年~)
05 オ·ヒョングン(Heinkuhn Oh、1963年~)
14週 12/1 ~ 12/7
1. 様々な写真の表現III
-ドキュメンタリー写真作家の紹介
-Photo Story
-Photo Essay
01 ロバート·フランク(Robert frank、1924~2019)
02 セバスチャン·サルガド (Sebastiao Salgado、1944~)
03 マーティン派(Martin Parr、1952~)
04 出したゴルディン (Nan Goldin、1953~)
05王称賛 (Wang Qingsong、1966~)
15週 12/8 ~ 12/14
1. 様々な写真分野 IV - 写真の歴史を中心に
- 純粋写真
- 広告写真
- ドキュメンタリー写真
-ファッション写真
- デジタル写真
2.筆記試験(クイズ形式)
16週 12/15 ~ 12/20
期末試験
【その他】
課題
すべての撮影課題はデジタルデータ(JPGファイル)でE-CAMPUSに提出し、提出した写真はすべて一緒に鑑賞します。授業時間に提出する課題(CW-Class Work)と宿題として提出する課題(HW-Home Work)をよく区分してE-Campusにアップロードしてください。
授業時間に提出する課題(CW)提出締め切りは授業時間内です。 遅刻の提出は許可されていません。
宿題として提出する課題(HW)提出締め切りは、来週の授業開始前の12時(正午)までです。 遅刻提出が許可され、再提出や修正提出が可能です。
授業案内事項
DSLRまたはミラーレス、その他のカメラを持っているか、携帯電話を活用して携帯電話で撮影課題を提出できなければなりません。
-授業資料と課題提出は慶熙大学e-campusを通じて行われます。
-学期末の期末試験は、各自のポートフォリオで10枚の写真をプリントして提出します。 個別費用(1万ウォン相当)が発生します。