【授業概要】
多文化の概念と多文化社会の社会文化現象を理解する。
* 韓国のメディアで取り上げられる多文化コンテンツの動向を把握し、その特徴を分析する。
* メディアリテラシーまたはコンテンツリテラシー教育を通じて多文化コンテンツに対するリテラシーを育てる。
* 国内外の多文化コンテンツの限界を補完できる新しいアイデアを反映した企画案を作成する。
* 企画案をもとに1回分のショートフォーム映像を制作する。
【授業目標】
文化多様性の概念および望ましい多文化社会に対する理解を土台に共同体的疎通を指向する多様なコンテンツを経験し理解する。 相手の文化を文化コンテンツを通じて間接的に経験し、共感を形成する過程は、単にグローバル時代の現実を理解することを越えて、様々な文化の融合を通じて生成される新しい文化生産の刺激剤として機能することができる。 このような科目の受講を通じて、多文化社会をリードしていく実践的なグローバルリーダーと専門家に必要な資質と態度が何なのか悩む。
【教科書】
1 文化の理解と多文化教育 キム·ジュンスン疎通 2010
2 多文化社会と多文化教育 キム·ギョンシク 2018
3 以上の本をもとに講義資料を提供
【評価方法】
中間テスト20%
期末試験20%
課題報告書20%
発表20%
出席10%
その他 10%
【講義内容】
1週 9/1~9/7
講義紹介及び概要
- 講義の紹介
- 多文化に対する理解点検と経験共有
2週 9/8~9/14
多文化主義に対する理論的理解
- 文化と多文化の概念理解
- 多文化へのさまざまなアプローチ
3週 9/15~9/21
韓国社会の多文化理解
- 韓国多文化社会の背景と特性理解
第4週9/22~9/28
ポスターによる多文化コンテンツの探索:
- ポスターへの理解
- 多文化認識改善
* ポスター公募作品の分析
- 受賞作を参照にグループポスター制作
5週 9/29~10/5
UCCによる多文化コンテンツの探索
- UCCに対する理解
- 多文化認識改善UCC公募作品の分析
- 受賞作を参照して期末課題のテーマと形式に関するアイデア探索
6週10/6~10/12
コンテンツリテラシー
- 多文化コンテンツ情報の質の判断
- メディアプラットフォームのメカニズム理解
- 倫理的な規範を守るコンテンツリテラシー識別訓練
7週 10/13~10/19
ステレオタイプと文化コンテンツ
-ステレオタイプの概念
-文化コンテンツからステレオタイプを読み取る
8週10/20~10/26
中間試験
9週 10/27~11/2
映画を通じた多文化コンテンツ探索 1
- 正常と非正常という二分法と他者性の連結
10週11/3~11/9
映画を通じた多文化コンテンツ探索2
- 韓国映画の中の多文化を読むこと
- 移住労働者、結婚移住女性、移住民2世の映画の中の再現
11週 11/10~11/16
バラエティ番組を通じた多文化コンテンツ探索1
- 「非正常会談」の成功要因の話
- 期末課題アイデア導出
12週 11/17 ~ 11/23
バラエティ番組を通じた多文化コンテンツ探索 2
-<いらっしゃい~> 韓国は初めてでしょう>の構成把握
-プログラム構成分析による韓国人の「見せる」欲望分析
13週 11/24 ~ 11/30
ドキュメンタリーによる多文化コンテンツの探索
-『多文化古阜列伝』の繰り返しのプロット把握
-番組の伝統的イデオロギー再現認識
第14週 12/1~12/7
自国の多文化コンテンツの紹介
-自国のメディアで多文化を取り上げている番組の紹介
-一学期の間、多文化コンテンツを探索しながら持っていた様々な問題意識を発表に適用してみる
15週 12/8 ~ 12/14
映像ストーリーボードの作成と発表
-ChatGptを利用してストーリーボードを構想
-韓国放送広告振興公社のAISACプログラムを通じてストーリーボードを作ってみる
16週 12/15~12/20
【その他】
課題
期末課題-多文化を素材に自由な形式のSHORTS映像を製作する。