月次報告書 2024-09
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-01-31
留学種別
交換
生活編
初めてのスペイン生活!

8月31日、羽田空港からスペインに飛び立ちました。フランス経由の便で、セビージャまでは丸1日のフライトでした。初めての機内泊・ロングフライトでワクワクする半面、あいにくの雨&台風の接近で1時間近くの遅延。しかし、なんとかフランスまで到着しました。フランスでも機体トラブルの影響で遅延、搭乗ゲートの突然の変更、預け荷物がなかなか出てこなかったりと、セビージャに着くまでにトラブルの連続で、心身ともに疲労を感じました。しかし、目的地付近までスーツケースを一緒に持ってくれたり、地元の人が親しく話しかけてくれたり、人の温かさも感じられるようなフライトでした。 【滞在先】 フランス人(1人)、コロンビア人(2人)とのシェアハウス。大家さんが親しみやすい性格で、ピソに着いた日は滞在先付近を案内してくれた。過ごしやすいが、小さいアリが出るのと、エアコンが無いのが欠点。特にセビージャは暑いのにもかかわらず、エアコンを使わない場所が多くあるように感じる。そのため、暑さに慣れてないと9月上旬はきついと感じた。 【食事】 基本的には自炊。近くのメルカドーナでお米も売っているので、ピソにある鍋を使って炊いている。お米は少しパサつきがあるが、別に気にならない程度。他の食事でも特に困ることはない。外食しても、どこのお店も美味しいです! 【大学】 私が通うセビージャ大学は市内に多数のキャンパスがある。昨年までの履修方法と大きく変わってる点が多く手こずってしまい、哲学部のキャンパスとアジア研究学部があるキャンパスを何回も往復することになってしまったため、履修登録を終らせるのに1週間もかかってしまった。自分が所属している学部を言うときは「アジア研究学科」まで言わなければ哲学部の方に案内されてしまうので、これから気をつけようと思う。大学の職員の方々は自由な方が多く、Horario 通りに伺ってもカフェに行っていたり、席を外していることが多いため、タイミングを狙って行った方がいい。 【友人関係】 日本語の先生がキャンパスで声をかけてくださり、日本語の授業に参加したところ、友達ができた。週末はその授業で知り合った友達と出かけたり、日用品を揃えに行ったり、セビリア市内を観光した。東アジア研究学科の授業では、アジアに興味を持っているクラスメイトが多く、自然と会話が弾む。 【気候】 9月は暑い。しかし日本のように蒸し暑いのではなく、日差しが強く暑いため、日陰に行くと涼むことができる。朝と夜は長袖でもいいんじゃないか?と思うくらいかなり涼しい日が多く、日本より1日の寒暖差が激しい。また陽が落ちるのが遅いため、暑く感じる時間も長い。9月下旬になり、バルセロナやマドリードに留学している友達が長袖を着ているのに対し、セビージャはまだまだ半袖で過ごせるくらい暑い。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
163.3186円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 380 62,061円
水道光熱費 79 12,902円
学費・教材費 6.82 1,114円
交通費 30 4,900円
通信費 24 3,920円
食費・その他 240 39,196円
合計 759.82 124,093円
授業編
Patrimonio Artístico De Asia Oriental
東アジアの遺産
講義(地域言語)
720分
授業は多い日でも10人前後。留学生は私だけだがアジアに興味を持っている生徒が多く、話かけてくれたり、手助けしてくれるような優しいクラスメイトが多い。東アジアにある遺産(主に中国・日本)を、歴史と紐つけながら学んでいくような授業内容。KUISでは、美術史の授業を多く履修していたため、とても興味が湧く授業内容。
Hispanic Thought
ヒスパニック系の思想
講義(地域言語)
720分
多い日でも5人前後しか授業に参加していない。留学生も私しかいない。先生は資料を全く使わず、口頭で授業を進めるため、先生のスペイン語を聞き取りながら内容を理解するのに必死の1ヶ月だった。重要事項の話が全く分からないときは、近くのクラスメートに声をかけて、なんとか情報を得ている。評価方法は全体の6割を筆記試験が占めているため、とても不安だが、努力してやり切るしかない。
Español B2
スペイン語B2
語学(地域言語)
180分
9月の最後の週から授業が始まった。最初はB1の授業に参加していたが、先生に相談したところ、もっと会話の練習をした方が良いとアドバイスを受けたため、B2のクラスに移動した。1つ上のクラスであるため不安であったが、1つのトピックに対してグループディスカッションを行い、クラスで意見を交換しながら文法や単語を学べる授業形態が自分に合っていると感じたため、B2の受講を決めた。日本では割と、他のクラスメートに対して積極的に話すことができるタイプだと思っていたのだが、そんなことなかったのだなと、この授業を受けて気づいた。また辞書を使わないクラスメートが多く、とても良い影響を受けた。分からない単語があったら辞書で調べるのではなく、まずはスペイン語を使い、周りに分からない単語について説明するという過程がコミュニケーション能力を高める一つの要素だと感じた。