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プロフィール
krn
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学先
スペイン
/
UNIVERSIDAD DE SEVILLA
留学期間
2024-09-01 ~ 2025-01-31
留学種別
交換
1~6件目 / 6件中
2025-01
留学成果報告書1月分
総括編
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1505年 ・学生数 70000人 ・設置学部 文学部、法学部、経済・経営学部、医学部、工学部、美術学部、建築学部、教育学部、心理学部、コミュニケーション学部 他 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Facultad de filosofía, grado en estudios de Asia oriental 哲学部、東アジア研究学科 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 他学部の授業も履修可能 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 哲学部、東アジア研究学科 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 無料で留学生向けのスペイン語の授業が履修ができる。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 東アジア研究学科の授業はアジアに興味がある学生が多いため、自然と友達が増える。日本人の留学生の割合は少ない。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 私が取っていた授業は、課題が全くなかった。しかし、試験に成績が全振りされるので、テスト勉強をしっかり行わないと単位を落としてしまう。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 特に困ったことがなかったため相談も何もしなかったが、神田から同じ大学に留学した友人とは助け合った。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) あった。キャンパスの案内や先生の紹介など。哲学部のインスタグラムをチェックする。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 留学前にネット上で履修登録をし、スペインについたらCentro Internacional の東アジア研究学科のオフィスに行き、そこで本登録する。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 スペイン語専攻を選んだからには、絶対に現地の雰囲気や大学生活を経験し、自分の糧にしたかったから。 (2) 留学先を選んだ理由 海外は好きだが、海外で働きたいという願望はなく、日本で就職活動をすることを視野に入れていたため、日本で役立つ勉強がしたかった。また、第三者目線から東アジアを考えてみたかった。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 文法を完璧にすること (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 文法、ビザの早めの準備、留学中に没頭できる趣味を増やす (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 日本語の授業に行き、お手伝いとして参加した。結構友達が増えた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 現地の学生は、全然授業に来ない。どれだけモチベーションを保てるかが重要かだと思った。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) サークルがそもそもなかった。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 自分の自由な時間をどれだけ有効の使えるか、考えすぎないでとりあえずやってみることが大切だと思った。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 自分の将来のビジョンが明確になった。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか ボキャブラリーを増やし、さらに難しいスペイン語の運用もできるようになりたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 特になし (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 早めに申請する。(スペイン大使館は発行までに時間がかかるため)書類不備があったらもう一回出直しになってしまうため、細かいところまでチェックし、持っていく。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) エールフランスで直接予約した。 (4) 渡航したルート 羽田空港〜パリ〜セビージャ (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) タクシーで移動した (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) Idealista を使った。大家さんがなかなか返信をくれないことが多いため、メッセージは数を打った方がいい。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 手渡し。夏場は特に、アリがいた (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 日本食があったら安心する。あまり妥協しない方がいい。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) ソニー銀行の海外対応のカードを使っていました。基本の支払いはクレジットカード。たまに現金しか使えないところもあるため、多少は持っておくと良い。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 半年だけだったのでeSIMを使っていました。しかし、電話番号が作れなかったのでたまに不便でした。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 特に不便はなかった。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 皮膚科に行った。予約すると1ヶ月は待つことになるので、緊急でなくても緊急外来にいくことをお勧めする。 (5) 日本から持っていくべきもの ご飯、日本のお菓子(現地の友達に配れる!) (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 特に危険は感じなかったが、物乞いが多かった。夜の9時以降は出歩かないようにしていた。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 自炊。砂糖と塩を間違えないようにする!月に使うお金の大半が食費だった。意識して節約しないと、かなりのお金を使ってしまう。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) インスタグラム (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 掃除の文化、掃除機を使わない、食文化の違い(ルームメイトとは特に) 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 音楽関係(エンタメ系)、航空業界への就職 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 特になし。2月に帰国したので、ギリギリ間に合った。しかし、現地で自分のやりたい職種はなんとなく定めていた。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 音楽業界だったら、グローバルマーケティング職を狙い、広い視野を強みとして活かす。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学に行く前と後では、自分のやりたい夢が大きく変わる。私も航空業界しかみていなかったが、留学を通して音楽関係に興味を持つようになった。
スペイン
UNIVERSIDAD DE SEVILLA
krn
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書1月分
最後の1ヶ月
留学生活最後となった1月は、今までの生活とは違い、ストレスが溜まりやすい1ヶ月でした。しかし、友達との別れを惜しんだり、美味しいご飯を食べに行くことが多かったり、テストがあったりと、今まで経験したことがない感情を感じることができて感慨深かったです。 【滞在先】 今まで特に不自由なくルームメイトとも上手くやっていたのですが、最後の最後で水回りの使い方が問題になり、デポジットが返してもらえなくなるかもという事件がありました。あと1ヶ月の滞在なので、できるだけキッチンを使わないようにして過ごしたり、綺麗に使った証拠の写真を撮ったり、少しストレスの溜まる生活でした。お風呂場がカビたり、自分の部屋も、換気をしないとすぐ窓が結露したり、部屋の環境を維持するのが大変でした。また、網戸がないので換気をするときに虫が入ってくるのも嫌でした。 【食事】 帰国間近に加え、ピソの水回り問題もあったため、最後の1週間は友人たちと美味しいご飯を食べに行くことが多かったです。住んでいるとなかなか外食をすることがなかったため、雰囲気の良いレストランで本場のスペイン料理を堪能することができ、最後の良い思い出になりました。 【クラス】 今月はもう授業がほとんどなく、家で自習をする日が多かったです。学校がないのでかなり暇でしたが、テスト勉強に追われていました。 【週末・年始】 年始は朝早くから川沿いを散歩して、中心街の方まで歩いて初日の出をみてみたり、ゆったりと時間を過ごし、心身ともに休めました。ルームメイトは故郷に帰っていたり、仕事でピソにいないことも多かったので、初めて1人で過ごす静かなお正月でした。日本で楽しそうに年末年始を過ごしている友達が正直羨ましかったです。しかし、こんなに静かなお正月もこれから先はあまり経験できないと思うので、これも良い経験になりました。 【テスト】 私はあいにくなことに、テスト一発で評価されてしまう授業のみ履修していたため、テスト勉強をできるだけたくさんしました。一回文章を理解しなければいけない工程があるため、一つのことを勉強するのに時間がかかりました。スペイン語のテストは文法問題というよりかはDELEのような雰囲気で、長文問題のみでした。難しかったです。 【気候】 12月より暖かく感じる日が増え、真冬のピークが過ぎ去ったように感じます。1月後半は特に、日中はダウンがなくても太陽の光だけで満足でした。ただ、朝晩は冷え込むことが多かったため、部屋の換気や掃除や買い物はできるだけ日中に終わらせるように意識していました。 【友人関係】 授業がなかったので、連絡をとって遊びに行ったり、私が日本に帰る1週間前は最後にあって、挨拶をしたり、別れを惜しむ時間が多かったです。
スペイン
UNIVERSIDAD DE SEVILLA
krn
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-12
月次報告書12月分
トキメキと不安が入り混じった12月
12月に入り、気温がグッと下がるかと思いきや驚くことに、20度近くまで上昇する日がほとんどです。さらにクリスマスや年末などのワクワクするイベントで街が明るく見え、いろんな意味で温かい1ヶ月でした。 セビージャのクリスマスは想像していたものよりこじんまりとしていたのですが、その中でもセビリア大聖堂の前の伝統工芸品のマーケットと街中の大きめのツリーが印象に残っています。大人たちはクリスマス仕様のカチューシャをつけたり、サンタさんやトナカイが描いてあるニットを着たり、子供たちはサンタさんのコスプレをしたり、場所を問わず堂々と身につけてクリスマスの雰囲気を楽しんでいました。日本のクリスマスとは少し違った楽しみ方がとても新鮮に感じました。 【授業】 クリスマス・年末のワクワク感とは程遠く、テストに追われた1ヶ月になりました。哲学のテストはとても難しく不安だったのですが、たくさん勉強した甲斐があり先生から「よく出来ていた」と褒められ、1月のテストを受けなくても単位認定するとおっしゃってくださいました。さらに今後の授業への参加は任意となりました。テスト形式は記述式だったのですが、A4用紙2枚分をぎっしり文章で埋めることができ、自分のスペイン語の上達を感じたテストでした。世界遺産の授業は、1月のテストに向けた模擬試験が行われました。形式は実際のテストとは異なり、1つのものに対してクラスメイトみんなで意見を出し合う形式でした。1月のテストまで残り少ない時間ですが、さらに勉強します。 【週末(クリスマス・年越し!)】 12月は、クラスで友達になった子と遊びに行くのはもちろんのこと、テスト勉強に時間を充てることが多かったです。また長い冬休みを使ってイタリアに行ったり、家の近くの川沿いを散歩してみたり、充実した時間を過ごすことができました。旅先ではホテルのトコジラミに悩まされたり、クリスマスには薬局も飲食店も営業していなかったり、年の瀬ではあまりにもうるさくて怖い爆竹の騒音に悩まされたり、様々なハプニングがありましたが、全て日本だと体験できないことなので良い経験をしたとポジティブに受け止めています。コインランドリーに行ってみたり、クリーニング屋に行ってみたり、知らない場所を散策したり、初めての経験もした12月でした。 【滞在先】 距離を感じていたルームメイトと、年末の大掃除をきっかけに仲良くなれました!あまり話さない性格なのかなと思っていたので、とても嬉しいです。 「クリーニング店(tintorería)に行く」と伝えようとしたところ、tontería(馬鹿)と言い間違えてしまったのですが、大笑いしてくれました。言い間違えには気をつけようと思います。 【食事】 先月の報告書では自炊のメニューが偏ってしまっていると書いたのですが、今月は作れるメニューが増えました!調味料は満足するまでなかなか揃えられないのですが、砂糖と醤油さえあればかなりの数の献立が作れることに気づきました。このことも実家暮らしの日本では気づけなかったので、留学に来て良かったなと再確認しました。確実に8月の自分とは違うなと感じます。 【気候・服装】 空気が乾燥しているなという印象です。日本の冬よりかは断然に暖かいと感じます。スペインの人は寒さに慣れていないのか、暖かいのにかなりの厚着をしている人が多い傾向にあるので、外を歩いている人の服装を見てコーデを決め、いざ外に出てみると、暑いです。セビージャはスペインの中でも1年を通して暖かい地域なので冬のひんやりした空気が好きな私は、少し日本が恋しくなりました。 【その他】 病院に行きたくて12月中旬に予約をしたのですが、1番早くても1月後半の予約でした。また、私が入っているスペインの保険会社を受け入れてくれるクリニックが少なく、私の検索の仕方が悪いのか、それともこれが普通なのか、どっちにしても医療系の体制は日本の方が良いなと感じました。予約の日にちまでに治ってしまいそうです。
スペイン
UNIVERSIDAD DE SEVILLA
krn
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-11
月次報告書11月分
日本が恋しくなった11月
11月のセビージャは、10月より晴れの日が多く、爽やかな秋晴れを全身で感じられました。天気がいい日はまだまだ半袖でも過ごせるくらい暖かい気温で、散歩をしながら登下校していました。 暖かい気候とは裏腹に、クリスマスへの準備が早く、ハロウィンが終わる前から準備されていた街中のクリスマスツリーやイルミネーションが点灯したり、メルカドーナではトゥロンが置かれ始めたり、少し早いですがクリスマスへのワクワクが感じられる1ヶ月でした。 そして、留学生活の折り返しになる月でもあり少し名残惜しく感じる反面、家族が会いに来てくれて、日本が恋しくなる月でもありました。 【気候】 太陽が出ている日はとにかく暖かく、半袖で過ごしている人も見かけます。しかし反対に、ものすごく暖かいのに真冬用のダウンを着ている人もいたり、少し肌寒いのにタンクトップで過ごしている人もいたり、季節感がよくわからなくなっています。 【滞在先】 日本から持ってきたドライヤーが、残り2ヶ月で帰国なのにも関わらず壊れてしまいました。節約生活をしているのでドライヤーを買うのも惜しいです。新調するまでは、韓国から来た隣の部屋のルームメイトに借りています。心優しく貸してくれて助かっています。自炊をするルームメイトが多く、調味料を置く場所が無くなってしまったので大家さんが新しい箱を買ってくれました。おかげでキッチン周りがスッキリし、快適な空間になりました。 【食事】 相変わらずピソでの自炊の日々が続いています。どうしても体力的にも精神的にもキツい日は、学校付近にあるタコベルでお持ち帰りしています。お気に入りのメニューもでき、長い間スペインで生活していることをじんわりと実感しました。自炊メニューが偏ってきてしまい、またこれを食べるのか、、と落ち込んでしまう時もあります。残り2ヶ月、自炊のバリエーションを増やせるように工夫をしていきたいです。 【携帯電話】 使っているネット口座が、日本の携帯番号でしか本人認証が出来ないため困っています。一度だけ主回線に切り替えて、本人認証をしようと思っています。その他は変わらず使えています。 【クラス】 哲学のクラスは生徒の参加率がとてつもなく低く、教室まで行ったのに授業がなくなったり、私を含めた二人で授業を受けたり、KUISで受けていた授業とは圧倒的に違うと感じます。世界遺産の授業はいつもいるメンバーが決まっています。しかし、たまに来る子がぼちぼちといたり、出席確認をしないのでとても自由です。 【週末】 今月は休暇を使ってバルセロナに行き、日本から遊びにきてくれた家族との時間を楽しみました。久しぶりの再会だったので感動したと共に、心も身体もリフレッシュできた時間になりました。主に言語面では私がサポートしていたため、家族を案内できるまで話せるようになったことに少しだけ自信を持てるようになりました。家族と一緒にサグラダファミリアを実際に見たことが、今月のハイライトです。一年前はガウディ展で写真を見ていただけなのに、ついに自分の目で見に来れたことに感動しました。「息を呑む」という表現がぴったりでした。 【衣服】 秋冬服を探していくうちに、スペインはティーン向けのプチプラブランドの店舗展開がしっかりしてるイメージだなと感じました。 日本にティーン向けのプチプラブランドがあるかどうか考えた時、私も含め周りの人はあまり思い浮かばないというのが正直な答えです。強いて一つ挙げるとしたらGUだと感じます。日本でオンラインショッピングが主流になりつつある理由は、ティーン向けのブランドの数があまりないことか関係してるのではないかと思います。 スペインでも、オンラインショッピングが主流になりつつあるのかもしれないですが、ティーン向けのブランドがしっかり店舗を展開していて、オンラインではなく、実際に店舗に出向いてショッピングする人が多い気がします。実際に私も、ルームメイトたちがネットを使って物を買っているのを見たことないです。 逆に古着に対する意識は全然違い、日本では「古着」っていう若者向けの一つのファッションジャンルになりつつありますが、スペインでは老若男女構わず古着を着ています。スペインの古着屋さんの客層は、日本のセカンドストリートやフリーマーケットにいる年齢層より幅が広いと感じます。若いおしゃれな人から、おじいさん、おばあさんまで満遍なく、年齢層も偏りなくいて、日本より古着を着てる人の幅がすごい大きいと思います。 日本の若い人の中で古着が流行ってるのは、もしかしたら日本のティーン向けのブランドがあまりないのも関係しているのかもしれないと思いました。 水道光熱費は4ヶ月に1回の支払いでした。今回の26ユーロは9月、10月分です。
スペイン
UNIVERSIDAD DE SEVILLA
krn
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-10
月次報告書10月分
雨のセビージャ
10月になり一気に秋に近づきました。9月の晴天が信じられないほど今月は天気が悪い日が多く、気持ちも下がる日が多かったです。しかし街に出かけてみると雨の中でもテラスでコーヒーを飲んでいる人がいたり、本屋に人が集まっていたり、水たまりに反射する建物が綺麗だったり、時間がゆったりと流れていて、晴れの日とはまた違った趣を感じられました。 【滞在先】 今月の半ばに隣の部屋のフランス人が他のピソに移動しました。音楽が好きなルームメイトで、会うたびに爽やかに挨拶してくれたので、別のピソに行ってしまったのが少し悲しいです。スペイン語が話せないルームメイトだったので英語でコミュニケーションを取っていました。しかし他のルームメイトは英語が話せないので、そのフランス人と他のルームメイトの通訳を私がやっていたのですが、英語とスペイン語の通訳は初めての経験だったのでうまく言葉が出てこないことが多かったです。しかし難しさ以上に学べることがあり、とても良い経験になりました。新しいルームメイトは優しい韓国人で、お互いにプライベートの話をしたり、良好な関係を築いています。 大家さんがピソの共用部分の様子を抜き打ちでチェックしに来ます。今月はお風呂場の排水溝の髪の毛を指摘されました。私の他にもう一人女の子がいるのですが、お互いに髪の毛が長いので、お風呂に入るときはなるべく髪の毛を落とさないようにし、床に落ちる髪の毛に気をつけようと思います。 【食事】 ボカディージョを食べにいったら、一緒に食べに行った友達たちが翌日から胃腸炎になってしまい、外で食べる食べ物には十分に気をつけなければならないと思いました。ピソで自炊をする時は、特に卵の食べ方には十分に気を遣っています。たまに贅沢をするときはお店で美味しいものをたくさん食べます。タコとパエージャは本当に衝撃を受ける美味しさでした。 【通学】 基本的にバス(tussam)を使っています。しかし、時間通りに来ないことがあるので、余裕を持って家を出ています。うるさすぎることもなく、快適です。 【週末】 今月はCoria del Río というセビージャから少し離れた日本にゆかりのある場所で、日本文化のお祭りに参加しました。日本から何キロも離れたこの場所で、日本文化に関心を持っている人がこんなに多いとは思わず、胸がいっぱいになりました。名字が“Japón“ の人がいたり、街に鳥居があったり、お店の名前が日本語で書いてあったり、街の人が日本語で「こんにちは」と挨拶してくれたり、温かい場所でした。 他の週末は、授業で仲良くなった友達とカフェに行って過ごしました。日本語を勉強している友達だったので日本語で話してみたり、ゲームのお店に行ったり、楽しく過ごしました。 しかし、日曜日は基本的にどのお店も営業していないので、お家で過ごすことが多かったです。 【気候】 10月になり、9月と比べて一気に気温が下がったように感じます。曇りの日は結構寒く、上に何か羽織って過ごしていましたが、太陽が出ている日は半袖で過ごすことが多かったです。同じ気温でも太陽が出ている日とそうで無い日では体感温度が全く違い、服装を決めるのが難しかったです。そして太陽の重要性を感じました。 【衣類】 肌寒く感じる日が予想より意外と早く来ました。日本から長袖類を全然持ってきていなかったので、もっと持ってくれば良かったと後悔しています。長袖類を求める日々が続いています。人によるとは思うのですが、個人的には10月上旬は半袖、中旬から下旬にかけては半袖の上に羽織るものがあるとちょうど良いと感じます。
スペイン
UNIVERSIDAD DE SEVILLA
krn
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2024-09
月次報告書9月分
初めてのスペイン生活!
8月31日、羽田空港からスペインに飛び立ちました。フランス経由の便で、セビージャまでは丸1日のフライトでした。初めての機内泊・ロングフライトでワクワクする半面、あいにくの雨&台風の接近で1時間近くの遅延。しかし、なんとかフランスまで到着しました。フランスでも機体トラブルの影響で遅延、搭乗ゲートの突然の変更、預け荷物がなかなか出てこなかったりと、セビージャに着くまでにトラブルの連続で、心身ともに疲労を感じました。しかし、目的地付近までスーツケースを一緒に持ってくれたり、地元の人が親しく話しかけてくれたり、人の温かさも感じられるようなフライトでした。 【滞在先】 フランス人(1人)、コロンビア人(2人)とのシェアハウス。大家さんが親しみやすい性格で、ピソに着いた日は滞在先付近を案内してくれた。過ごしやすいが、小さいアリが出るのと、エアコンが無いのが欠点。特にセビージャは暑いのにもかかわらず、エアコンを使わない場所が多くあるように感じる。そのため、暑さに慣れてないと9月上旬はきついと感じた。 【食事】 基本的には自炊。近くのメルカドーナでお米も売っているので、ピソにある鍋を使って炊いている。お米は少しパサつきがあるが、別に気にならない程度。他の食事でも特に困ることはない。外食しても、どこのお店も美味しいです! 【大学】 私が通うセビージャ大学は市内に多数のキャンパスがある。昨年までの履修方法と大きく変わってる点が多く手こずってしまい、哲学部のキャンパスとアジア研究学部があるキャンパスを何回も往復することになってしまったため、履修登録を終らせるのに1週間もかかってしまった。自分が所属している学部を言うときは「アジア研究学科」まで言わなければ哲学部の方に案内されてしまうので、これから気をつけようと思う。大学の職員の方々は自由な方が多く、Horario 通りに伺ってもカフェに行っていたり、席を外していることが多いため、タイミングを狙って行った方がいい。 【友人関係】 日本語の先生がキャンパスで声をかけてくださり、日本語の授業に参加したところ、友達ができた。週末はその授業で知り合った友達と出かけたり、日用品を揃えに行ったり、セビリア市内を観光した。東アジア研究学科の授業では、アジアに興味を持っているクラスメイトが多く、自然と会話が弾む。 【気候】 9月は暑い。しかし日本のように蒸し暑いのではなく、日差しが強く暑いため、日陰に行くと涼むことができる。朝と夜は長袖でもいいんじゃないか?と思うくらいかなり涼しい日が多く、日本より1日の寒暖差が激しい。また陽が落ちるのが遅いため、暑く感じる時間も長い。9月下旬になり、バルセロナやマドリードに留学している友達が長袖を着ているのに対し、セビージャはまだまだ半袖で過ごせるくらい暑い。
スペイン
UNIVERSIDAD DE SEVILLA
krn
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
1~6件目 / 6件中