【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1888年 ・学生数 約5547名 ・設置学部 College of Arts & Humanities College of Education & Human Services College of Science, Health & the Environment ・その他 Graduate studies (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Audio production and entertainment management, School of Media Arts, Design & Entertainment, College of Arts & Humanities 人文科学部メディアアート・デザイン・エンターテイメント学科オーディオプロダクション・エンターテインメントマネジメント専攻 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 特に制限なし。どの授業も履修可。ただし、対面の授業で最低12単位取得する必要がある。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 可。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 不可。留学生の語学力をサポートするコースはない。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 小規模のため、かなりアットホームな雰囲気。留学生は約157名。日本人学生は約10名。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 読んで理解しなくてはならない予習課題が多い。1週間の授業の回数も多いので、かなり読むスピードを上げなくてはならない。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 留学生としての手続きで困った時はGlobal engagement officeで対応してくれる。2025年現在は日本人の職員の方がいらっしゃるので、本当に困ったときは日本語で対応してもらえる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 入国して最初の1週間はオリエンテーション期間だった。最初の3日間は留学生だけでビザや留学生に関わる規定等の説明を受け、次の1週間は大学全体でキャンパスツアーや学部ごとの説明を受ける。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 秋学期の履修登録は渡航前に行う。eServiceと呼ばれる学生用のウェブサイトがあり、そこから授業を閲覧して履修科目を決める。一般学生は同ウェブサイトから履修登録ができるが、交換留学生はGlobal engagement officeに取りたい授業のリストをメールで提出する。春学期は10~11月にアカデミックアドバイザーと相談した上で、秋学期と同様に希望する授業のリストを提出する。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 大学に入学する前から英語が好きで学んできたが、実際にその英語を海外で使ってみるという経験をしたことがなかったから。英語力を試して向上させるだけでなく、一度海外で生活してみることは自分の視野を広げることができると思ったし、これからの人生の糧になると思ったから。 (2) 留学先を選んだ理由 元々エンターテインメント業界の翻訳や通訳に興味があった。MSUMではKUISでは学べないエンターテインメント業界の問題や法律についての授業が履修できるということが決め手になった。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) SALCのLPP(Language practice partners)を活用して、最低でも週一回は留学生と英語で交流した。自然な英会話の練習に加え、留学前にアメリカで暮らす友達を作ることもできた。ただ、LPPは一人と集中して会話をするが、現地ではグループディスカッションなど複数人と話す機会も多数存在する。そうなると、話すスピードも会話の内容が移り変わっていくスピードも全く異なってくるので、留学前に複数のネイティブスピーカーとの会話も練習しておけばよかったと思った。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) (3)で述べたとおり、積極的にLPPを利用して留学前にアメリカの友達を作った。同じ大学ではなくとも、留学に行く前から「あの国には友達がいる」と思うだけで心の支えになった。留学中は冬休みなどの長期休暇を利用して、KUISでできた友達とアメリカで再会することもできた。もっとやっておけばよかったこととしては、日本の文化に関することを少しでも説明したり、実際にできるようにしておいたりすることが挙げられる。例えば、日本のちょっとした料理や伝統文化(書道、折り紙など)ができると話の種になる。現地の学生やほかの国からの留学生と話をしていると、「じゃあ日本はどうなの?」と聞かれることも少なくない。少しでも日本の文化を理解して実演したり、英語で説明したりできるようにすることは大切だと思う。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) まず最初の留学生向けのオリエンテーションでほかの留学生と仲良くなれた。サークルにも参加してアメリカ出身の友達も作れるようにした。また、学内で毎月行われている様々なイベント(ビンゴ、音楽専攻のコンサート、東南アジアや日本、ヒスパニックなどの特定の文化を紹介するイベントなど)に参加することで、さらに交友の輪を広げることができた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと まず、読む課題が本当にたくさんあった。私が履修した授業はどれもKUISの授業よりも短く代わりに週に何回もあるものが多かった。細かい文字で20ページくらいの予習として授業前に読み終わらなくてはならないものが、毎授業課題として出されるので本当に大変だった。ただ、そのおかげで英語を読んで理解するスピードは上がったと思う。授業内では、やはり自発的に発言する学生がとても多いと感じた。一つ一つの授業も講義というよりは教授との会話に近く、板書がされないものも多かった。ただ知識を詰め込むというよりも、自分で考えることに重きを置いているように感じた。それもあってか、授業内で自分では気づかなかった視点に気づくことも多かったように感じる。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 合唱系のサークルに参加した。秋学期の初めに簡単なオーディションに申し込んで入部した。オーディションは寮に掲示してあったポスターで知った。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと アメリカ現地の学生と仲良くなれる良い機会だった。同じ世代でも留学生が話す英語とネイティブが話す英語は異なるので、その差を知ることもできたし、自分の耳を慣れさせることもできた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 様々な人との繋がりを持てたこと。アメリカで生まれ育った人、ほかの国で生まれたけどアメリカで長い間暮らしている人、ほかの国で生まれ育った人、両親がほかの国で生まれたけど自分はアメリカで生まれ育った人、理系専攻の人、文系専攻の人、2度目の大学生活を送っている人、少し早く大学に入学した人など、本当に多種多様な背景を持つ人たちと繋がることができた。自分とは全く違う世界を見てきた人たちと会話をしたり、何かを一緒に経験したりすることはとても刺激的で、日本で暮らしているだけではなし得ないことだったと思う。自分とは違う人を受け入れられる大きな器を育てることができたように思う。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか エンターテインメント業界への就職を視野に入れつつ、英語と日本語間の通訳翻訳の学習をしていきたい。もっと言語や言葉について学んでいきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 高校の成績を提出するような自動送信メールが届く可能性があるが、提出する必要はない。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 3月にMSUMに出願を完了し、1ヶ月ほどでDS-2019がメールで送られた。その後、DS-160という書類をウェブサイトで作成し、アメリカ大使館で面接を受けた。面接は面接官によって日本語か英語で行われるか異なるようだった。おそらく平日に予約した方が待ち時間はほぼ無しで面接を受けられる。2~3週間後にビザが発行され、パスポートが自宅に郵送された。郵送するか自分で取りに行くかは選択することができる。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) HISの旅行代理店で往復分の航空券を購入した。 (4) 渡航したルート 羽田空港→オヘア国際空港(シカゴ)→ヘクター国際空港(ファーゴ) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学の出迎えサービスがあった。渡航する前にそのサービスを申請するフォームが届く。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 渡航前に大学の寮に申し込んだ。5月の終わり頃に寮の申し込みに関する案内がメールで送られてきた。寮のポータルサイトから申し込み、後日eServiceから秋学期分の費用をクレジットカードで支払った。ルームメイトもそのサイトから確認したり、申請できる。一応そのポータルサイトで条件が自分と合いそうな人に連絡してルームメイトの交渉ができるが、通知が来ないこともしばしばなので、寮を申し込んだ際はこまめにサイトを確認しておいた方がいい。また、正式な入居日よりも前、退去日よりも後に寮に滞在していると一晩$15の追加料金がかかる。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) eServiceのBillingという項目でミールプランなどと一緒に渡航前にクレジットカードで支払った。ダブルルームだったので、部屋には高さが調節できるベッド、机、椅子、クローゼット、引き出しがついた収納棚が二つずつ、暖房が備え付けられていた。冷房はない。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 8~9月は日本より乾燥しているとはいえ、まだまだ暑い。John neumaier hallを除いて寮の部屋には冷房設備がないため、ハンディファンや半袖の服などの暑さ対策をしていくべき。対して冬は千葉の冬と比べ物にならないくらい寒い。しっかりとしたコートやヒートテックなどの寒さ対策も万全にしていく必要がある。コートは現地でも購入できるが、キャンパスから簡単に買い物に行くことができないので個人的には日本で買って持っていくほうがいいと思う。また、文房具も持って行った方が良いと思う。特にこだわりのない人はいいが、ボールペンの替え芯などはまず店頭には並んでいないし、ネットで買ったとしてもかなり高価になる。ハサミも何かと必要なので持って行った方がいいと思う。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 主にVISAのデビットカードを使用していた。日本のカードだったので、奨学金などはそのカードの口座に送られるようにしていた。現金は渡航前に5万円ほど両替して持って行ったが、ほとんどデビットカードで支払っていたのでほぼ使わなかった。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) airaloというアプリで毎月電話番号付きのeSIMを購入した。アプリの操作のみで渡航後すぐに現地で使うことができた。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパスにはフリーWifiがあるので、パソコンなどの作業は問題なく行える。ただ、場所によっては繋がりにくいところがある。街中でインターネットは問題なく使える。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 幸い現地で病院に行く事態にはならなかった。出願の際に求められる10年以内のMMRやt-dapのワクチンの接種は、留学期間中も持つようにしておいた方がいい。履修登録の際に求められるため、秋学期は平気でも春学期っきに再提出を求められる場合がある。友人がワクチンを打つために現地の病院を予約しようとした際、なかなか予約できずたらい回しにされていて大変そうだった。 (5) 日本から持っていくべきもの 十分な量の夏服、厚手のコートなどの-30℃の気候に耐えられそうな冬服、ハサミやボールペンの替え芯などの文房具、インスタント味噌汁や米などの日本食、リュックサック。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) バスなどの公共交通機関に乗っているとたまに変な人に遭遇する。可能であれば車を持っている友人に買い物に連れて行ってもらったり、複数人でバスを利用したりした方がいい。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 学食の無制限のミールプランに入っていたため、基本的に毎日3食学食で済ませていた。Thanksgiving breakや冬休みなどは学食が閉まるため、友達と一緒に自炊をした。Grantham hallとNelson hallには共用のキッチンに冷蔵庫がないので、部屋用の冷蔵庫を借りるのがおすすめ。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 主に大学のウェブサイトで情報を確認した。また、オリエンテーション後はMSUMのメールアドレスが配布されるので、そこからお知らせを確認していた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 州によっては大麻を合法で娯楽に使用できる。ミネソタ州も数年前に合法で使用できるようになった。すぐ隣のノースダコタ州では違法。特に旅行などで大きな都市に行く場合は、街中で普通に吸ってる人もいるため、気をつけた方がいい。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) いくつかオンラインの個別企業説明会に参加した。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 留学経験で培った英語力を強みとして活かせるようにする。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 渡航前に会話の練習は、個人複数人に関わらずたくさんこなしておいた方がいいと思う。日本で聞く英語と現地で使われている英語はかなり異なるため、LPPなどのSALCのサービスを最大限活用してネイティブの英語に少しでも慣れておいた方がいいと思う。また、現地では部屋に閉じこもらずに、イベントやサークルに参加するなどして積極的に他の人と交流した方がいいと思う。自分の英語に自信がなかったとしても、伝えようという気持ちがあれば相手は助けてくれるし、親身になって理解してくれようとするから問題はない。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 10,513 | 1,523,402円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 2,007.36 | 290,880円 |
交通費 | 194 | 28,112円 |
通信費 | 207.52 | 30,071円 |
食費・その他 | 3,219.66 | 466,550円 |
小計 | 16,141.54 | 2,339,015円 |
航空券 |
585,000
円
|
保険 |
391,636
円
|
ビザ関連費用 |
71,248
円
|
その他 |
41,926
円
|
合計 | 3,428,825 円 |
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