留学成果報告書 2025-08
プロフィール
学科
英米語学科
学年
3年
専攻
留学期間
2025-03-01 ~ 2025-08-31
留学種別
推薦
総括編
充実した6ヶ月間

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1838年 ・学生数 3,574人 ・設置学部 文学部、科学・応用科学部、専門職学部、神学部 Faculty of Arts, Faculty of Pure and Applied Science, Faculty of Professional Studies, Faculty of Theology ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) EAP プログラム (English Academic Purpose) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など EAPプログラムには1000、2000、3000のクラスがあり3000クラスになると指定の学部授業を一つ受講することが可能。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか EAPプログラム卒業後は、通常の学部コースに編入可能。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか EAP3000のでは、指定された学部(もしくは夏期集中講座を自由選択可)授業を一つ受講することが可能。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学が中心となっている小さな町にあるため、学生のコミュニティーへの参加が積極的で地域との関わりも深い。2025年3月当初は、日本人留学生5人程度、留学生20人程度。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 1学期に2回程度プレゼン課題、ディスカッションテストあり。また、教科書を使用しての授業は、教科書のユニットが終わるたびに確認テストがある。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか カウンセラーが制度がある。先生方も、留学生が何に困っているかなど気にかけてくれる。また、Teams上に地域のバス、イベントなどのウェブサイトを掲載してくれる。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 授業で使うMoodle, Teamsなどの登録、自己紹介。私の場合は、クラス分けテストと同日にあった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) EAPプログラムでは、履修登録の必要はなし。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 大学入学前から、留学をしたいと考えていた。また、日本ではない場所で様々なことを体験して自分自身を成長させたいと思っていたから。 (2) 留学先を選んだ理由 少人数クラスを売りにしていて、先生方と気軽に話せると思ったから。アメリカも候補に入っていたが、円安や治安のこともあり、カナダにした。カナダ内でも他の候補があったが、トロントなどの都市部は、物価が高いと思い、Acadiaを留学先に選んだ。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 日常生活から英語を取り入れた。スピーキングの練習をしておけば良かったと感じた。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学が決まった時期から、留学に必要な書類の作成を始めた。(時間が必要な書類も多いため) (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) ホームステイ先に先に来ていた留学生に、友人を紹介してもらった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 少人数であったため、常に授業に集中することができた。先生たちは、親しく接してくれて話しやすかった。自分の意見をしっかりと発言すること、グループワークで進行役をすることが多くなった。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 地域のファーマーズマーケットのボランティアに参加した。(授業内での参加) (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと カナダで開催されているイベントに参加してわかったこととして、ジェンダーについての考えが日本と比較して、とても進んでいると感じた。また、地域と学生の関わりがとても深い。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学前は、自ら進んでなにかをするということが少なかったが、グループの進行役になったりなど、苦手だった役柄を進んでできるようになった。また、リスニング能力、スピーキング能力が上がったと感じる。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか TOEIC・TOEFLの学習と並行して、KUISの先生や留学生との交流を通じてスピーキング練習を継続していきたい。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) KUISの留学支援部職員の方から、出願方法を教えてもらえる。学費の振込が、最も大変だったので、早めに取り組むことを勧める。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 6ヶ月以内の滞在だったため、eTAで渡航可能。このビザは、ネットですぐに申請できる。6ヶ月以上だと時間がかかると思う。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) HIS (4) 渡航したルート 羽田からトロント経由でハリファックス (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) カナダ到着時は、Acadia大学側から無料でタクシーの手配有り。帰りは、自分でタクシーの申請をするか、ホストファミリーに送ってもらうかのどちらか。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) Acadia大学ウェブサイトから、ステイ先についてのページがあるので、そこからホームステイ申請のフォームに進む。フォーム提出1ヶ月後くらいに、担当の方からメールが届く。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 1ヶ月950ドルをホストファミリーに手渡し。1日は32ドル。 必要なものは大体揃っている。それ以外で自分が必要なものは近くのスーパーで買える。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 薬は海外のものは怖いので、私は多めに日本から持参した。ホストファミリーはとても優しく家族の一員のように扱ってくれるので、心配する必要はないと感じた。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) ほぼ全ての支払は、カードで払った。地域で開催されているイベントの物販は現金しか使えないところが多いので注意。現金の引き出しは、渡航前に作った海外ATM対応のデビットカードで、大学近くにある銀行ATMで引き出し。400ドルまで引き出し可能で、別途手数料が30ドルほどかかった。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 出発前にイエローモバイルというサイトでSIMを購入した。海外渡航中は、日本で使っているプラン(電話番号、メールアドレスなど)を休止しておくことをオススメする。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 大学内、ステイ先にはWi-FiともにWi-Fi完備。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) (5) 日本から持っていくべきもの 薬、ホストファミリーへのお土産 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 渡航前にたびレジの登録が、KUISより推奨される。近くで注意すべきことがおこるとメールが届くので、確認しておくと安心。私が行っていた期間は、特に危ないことはなかったが、気候の影響で山火事が多発していた。CBCニュースのアプリで、日頃の情報を確認するとより安心。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 平日は朝夕をホストファミリーが用意。昼は前日の余りやサンドイッチを弁当にして持参。土日は家の食材を自由に食べていた。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) CBCニュース (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 カナダは大麻が合法で、お菓子やスーパーで売っている食べ物にも入っていることがあるのでパッケージはよく読んだほうが良い。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 進学 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地にSPIの参考書を持っていった。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 周囲の人々が自分の地域を誇りに思う姿を見て、日本について意外と自分が知らないことに気づいた。観光業を志望する自分にとって、日本の魅力を訪日外国人に伝えたいという思いが強まった。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 日本にいるだけでは分からないことが多い。英語力だけでなく、文化であったり、自分についてもより深く知れた。留学に行けば自然に英語が話せるようになると思うかもしれないが、結局は自分次第で、積極的に行動することが大切だと感じた。

留学費用
カナダ ドル
107.0549円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 5,518 590,729円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 8,060 862,862円
交通費 70 7,494円
通信費 217 23,231円
食費・その他 396 42,394円
小計 14,261 1,526,710円
航空券
300,000
保険
10,000
ビザ関連費用
1,000
その他
0
合計 1,837,710 円