留学成果報告書 2025-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学期間
2025-02-01 ~ 2025-06-30
留学種別
交換
総括編
4か月の台湾留学を終えて

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1946年 ・学生数 約11000人 ・設置学部 教育学部、文学部、理学部、芸術学部、科学技術及び工学、スポーツ及びレジャー学部、国際及び社会学部、音楽部、マネージメント学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 国際及び社会学部華語系、國際教師學程-華語文 (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 所属学部は自由に選択可能。しかし、華語系は台湾人のクラスと多国籍の学部があり、基本的に留学生は留学生用の華語系に参加する。他学部の授業も履修可能。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 選択した学部以外の授業も履修できる。留学生の場合、必修以外の華語系の授業は人数が多かったり、レベルが違ったりすると履修が許可されない。本科生が優先的に参加できる。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学コースは併用可能。語学コースのクラスは週2回で、火曜日、金曜日と月曜日、木曜日の授業があり曜日が異なる。どちらか希望できるが、希望が通らない可能性がある。さらに通常授業より決まるのが遅いため、通常授業を履修する際には、その時間を考慮して授業をとる必要がある。しかし、後ほど語学コースの担当の先生に相談すれば、クラスや日にちを変えることができる。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学内は、新しくはないが歴史を感じられるキャンパスである。リノベーションされている教室もあるが、私のクラスは机とイスは木製で、日当たりはあまりよくなかった。しかし、授業はスクリーンも用いられていたため、見やすく分かりやすかった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 授業数はKUISほど多くなかったが、ほぼ毎回単語ききとりテストがあったり、提出物(宿題)がある。試験は、授業により異なるが、三回に分けて行っている授業もあり、範囲はそこまで広くなく負担は少なかった。しかし、他の授業は中間テストと期末テストの二回しかないため、普段から復習をすることが重要である。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか OIA(Ofiice of Interational Affairs)の担当の先生がメールか、直接訪ねると答えてくれる。しかし、基本的に対応が遅い。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) オリエンテーションは、渡航前にオンラインで行われた。内容は、VISAや保険などの手続きや、キャンパスの場所、近くの交通機関などについてだった。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前に、オリエンテーションに添付されているリンクからログインし、自分の取りたい授業を選択する。詳細は、資料に記載されている。渡航後でも、修正期間内に削除や追加できる。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 大学の授業だけでは、実践の機会が少なく異文化理解や交流ができないと感じたため。現地に実際に行ってネイティブと関わることで、自分の語学力を伸ばすとともに、様々な人たちと関わることで自分の視野を広げ、自身を成長させたかった。 (2) 留学先を選んだ理由 台湾の中心部の台北にあるため、交通や生活面で便利であると考えたため。台湾でも知名度があり留学生も多く在籍している学校だったため、様々な国からの留学生と国際交流ができ、留学生への学習環境が整っていると思ったから。また、大学の授業とは別にMTCという語学学校の授業を受けることができたため、さらなる語学力向上を目指せると考えたから。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 台湾は繁体字なたため、軽く勉強しておけばよかったと感じている。クラスが始まる前に、クラス分けてテストがオンライン上で行われるため、それに向けて少し復習するべきだった。また、クラスには様々な国からの留学生がいるが、仲良くなるためには、やはり英語力が必要だったと感じている。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 日本の製品は高いので、日本製がいいものは持っていくべきだと思う。また、さまざま種類の薬や体温計計は、すぐ使えるように持っていくことを推奨する。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 積極的に校外活動に参加したり、友達の友達とご飯を食べに行ったりして交流を深めた。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業全般は難易度が高かったように感じる。しかし何回か受けていくうちに慣れてきて、最終的にはやりがいと達成感を感じられたため、受けてよかったと思った。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 日台交流団に参加した。友人からの紹介で、初回のミーティングに参加した。また、学校から送信されるメールでも、様々なイベントの通知が来るので、そのメールに添付されているフォームから申し込む。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 授業外の活動では、台湾の伝統的な祝日について知れたり、同年代の台湾人と交流することで、授業では学べない現在の台湾での流行りなどを知ることができた。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 語学力向上と、海外で生活したり、人脈が広がったりしたことで自身がついたこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 留学で得た知識を忘れないように、資格の勉強をしつつ、復習をする。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 願書は英語か中国語で書く必要がある。現地の大学で何がしたいのか、どのように勉強するのかを明確にすることが重要であると感じる。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) ビザ発行には時間に余裕をもって早めに発行した方がよいと思う。また、混んでる可能性あるので時間に余裕がある日に行くことをおすすめする。台北駐日経済文化代表処といういところに行き発行の手続きをする。平日の16時までなので、注意が必要である。また、ホームページでは取得に約一週間かかると記載があるが、実際は2日ほどで取得できた。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) Trip.comというサイトで予約した。 (4) 渡航したルート 航空券の予約が直前だったため、沖縄経由で乗り換えし、渡航した。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 荷物がとても多かったので、空港からタクシーを利用した。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 渡航の1か月から2週間前に、メールで寮の申し込みのフォームが送られてくる。ただし寮には限りがあるので、早いもの順だった。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 費用は、コンビニや郵便局で支払う。4人部屋と2人部屋を選ぶことが出来る。2人部屋は4人部屋より費用が高いが、部屋に風呂とトイレがついている。4人部屋では、シャワールームは部屋外にある。ベットの寝具は用意されていないので、自分で購入しなければならない。寮の廊下や共通シャワールーム、共有キッチンなどは、平日は毎日清掃が入る。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 寮生活の場合、生活音に気を使わなければならない。また、湿気でカビが生えやすいため、除湿剤を設置するとよい。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 私の口座は日本のものだが、現地のATMから台湾ドルに変換してお金を引き出すことが出来た。ルームメイトは、日本ですでに台湾ドルに変換して、現地に持ってきていた。また、クレジットカードも使用できることが多いため、現金がなくなったときはクレジットで払っていた。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 日本で1か月分のeSIMをネットで購入し、生活に慣れたら購入した。日本人の中国語が話せる先輩についてきもらい、携帯ショップで購入した。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内にも、宿舎でもWi-Fiを使うことができた。街中でも困ることはなかった。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 現地で複数回風邪をひき、発熱した際に病院に行った。保険会社を通じて日本語対応の病院を紹介してもらったので、治療費も無料で、対応もよかった。 (5) 日本から持っていくべきもの 薬、体温計、現金 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 治安は割と良く夜も出歩ける。しかし、バイクの交通量がとても多いので、周りをよく見る必要がある。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 寮の1階に食堂があるため、よく利用していた。バイキング形式で量によるが、だいたい350円ほどだった。しかし、午後6時30分ごろまでなので、コンビニもよく利用していた。約400円ほどだった。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 学校のホームぺージや、インスタグラム等を利用した。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 台湾人は、日本人ほど身なりを気にしない。女性だと毛の処理や、化粧をしない人が多い。また、湿気が多いため、除湿剤は必須である。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 中国語を活かせるグローバルな企業に就職したいと考えている。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) マイナビをチェックし、合同説明会や、企業の説明会にオンラインで参加した。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか エントリーシートや面接などでは留学生活で得たものをアピールし、就職後はグローバルな人材として自身の成長を目指す。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 異国の地で生活することに不安を感じることも多いかと思いますが、留学先ではたくさんの貴重な体験をすることができ、素敵な心強い仲間たちと出会うことができます。一生に一度ともいえる留学生活後悔のないよう、思いきり楽しんで、色々な経験をしてください!応援しています!

留学費用
台湾 台湾ドル
4.9472円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 18,600 92,018円
水道光熱費 433 2,142円
学費・教材費 2,940 14,545円
交通費 2,340 11,576円
通信費 3,251 16,083円
食費・その他 44,971 222,481円
小計 72,535 358,845円
航空券
82,220
保険
36,440
ビザ関連費用
7,700
その他
8,000
合計 493,205 円