【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1949年(旧称 Los Angeles-Orange County State College として創立) ・学生数 学位課程の在籍は学部・大学院あわせて数万人規模 ・設置学部 The Arts/Business/Education/Engineering/Health & Human Services/Liberal Arts/Natural Sciences & Mathematics/College of Professional & Continuing Education(CPaCE)。 ・その他 国際教育の中核:CIE(Center for International Education)が入学・在留・留学を一元支援。 (2) 所属した学部、コース、プログラム American Language Institute (ALI), Intensive English Program (IEP) 運営母体:CPaCE(College of Professional & Continuing Education) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 学部留学の場合:語学コースの並行履修 併修可否は所属スキーム次第。ALIの上位レベル(L5/6)ならOpen University経由で大学科目を並行受講できる(有料。空き・許可が必要)。 学部留学の場合:選択学部外の授業 SA@B は基本的に学部横断での履修申請が可能だが、前提科目・学科許可・空席などで制限あり(一般的規定) 語学留学の場合:学部科目オプション 上記のとおり、IEP L5/6で条件充足時に大学科目受講可。 *学部履修や編入にもTOEFLやIELTSなどの定められた基準を越えないと最終的にいくことはできないです。また学部で行われる試験なども高得点をとり常にA以上を目指さないと厳しいです。また、留学前から資格の証明書の提出もあります。留学前から勉強してから出願が理想だそうです。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大規模総合・多文化で「The Beach」というニックネームの通り開放的。100+か国の留学生が在籍と大学は発信。 California State University Long Beach 多様性:CSULB はHSI/AANAPISI指定校(ヒスパニック/アジア系・太平洋諸島系学生が多い)。 California State University Long Beach 日本人の人数:年次で変動(公的に固定値は未掲示)。体感としては適度にコミュニティがあるが大多数ではない。規模も大きく有名な大学だが日本人留学生は基本的に多くはないがぼちぼちいると先生が仰っていました。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題量はコース次第。Canvasでの小テスト・ディスカッション掲示板・エッセイ・期末が典型. KUISと比べれば課題の多さや小テストの回数プレゼンテーションなどは非常にCSULBの方が多く大変に感じた。 試験は日本と同じ中間と期末試験にファイナル試験がある感じでした。不正ができないように徹底して全ての試験を行うシステムです。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 窓口はALIの学部のオフィスや担当の先生もとても親切でいつでも相談に乗ってくれます。 (7) オリエンテーション 各先生の自己紹介や学部紹介そしてキャンパスツアーなどがありました。さらに現地の在籍している学生さんもお手伝いで来てくれているので仲良くなるきっかけにもなります。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 小学生の頃からアメリカが大好きでそこから英語にも興味を持ち始めたのがきっかけです。 中学や高校でも英語の成績だけは非常によく英語の先生からも留学や海外インターンも進められてからさらにアメリカに行きたいと思い大学に一旦進学をしてから決意を決めてアメリカのカリフォルニア州に留学しました。 (2) 留学先を選んだ理由 勉強面だけで場所を選ぶと息抜きなどが中途半端になりやる気も下がると思ったのでカリフォルニア州にしました。また留学先でもカリフォルニアは非常に人気で気候も良く観光もできるので総合して選びました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 留学前は文法は一旦捨てて日常で使う単語やフレーズをとにかく覚えていろんな面で使ってみる練習が一番だと思います。ただし中学レベルの文法がない場合は留学の一年前くらいから徹底的に行うのがおすすめです。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 色々持ってくものがありましたが意外と必要のないものが多かったので必要最低限(約一か月分)だけ持っていくので良かったと感じています。食器などの現地購入必須なものは日本で買って持っていくほうが安く節約になります。味噌は日本から持っていって非常に良かったなと思いました。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 家がシェアハウスとホストファミリーが合体したような家だったので最初から比較的に友達は作りやすかったです。大学ではとにかく最初に自分から自己紹介をして話すきっかけを作って仲良くなりました。どこにいくにも一旦誘ってみる精神で声をかけると自然にうまく行きます!(レストラン、カフェやトイレでも) 先生も同様にとにかく自分から話しかけたり質問したりすることで仲良くなり気にかけてもらえるようになりました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 英語での授業はKUISで慣れていたので問題ないと思っていたが現実は非常に厳しく大変でした。周りも英語話者なうえに先生のスピードも早いので慣れるまでは非常に難しいと思います。授業内容も全体的に中級レベル以上で分野によっては厳しい部分もありました。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 私は参加はしてませんでしたがサークルや活動系の見学などは行きました。 実際に参加して申し込むタイプとインスタなどでDMする方式やキャンパスのサイトから申し込むものまで多くあります。また先生に聞けば教えてくれました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 多文化理解力や共感方法や自国との比較など。多くの国の文化や価値観も学べました。自分の知らないことや驚くことでいっぱいで毎日が新しい学びになる生活です。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 英語での発表・討議に抵抗がなくなり、初対面でも積極的に話せるようになったこと。新しいことへの挑戦や意欲の向上も上がりました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか アメリカなどで生活が送れるくらいの英語力を維持しながらさらに英語力を向上していきたい。また単語不足などもわかったので単語力も強化しながら日常的に英語を聞くようにする。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 各エージェントや大学から指定された日にちまでに必ず書類を用意して提出することです。また、物によっては1ヶ月近くかかる書類もあったので注意してください。(早め早めの準備が大事です)。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 申請から発行までにかかった期間は約3週間から四週間ほどです。自分自身で最初から申し込み申請をする形式と代理店等に頼んで行う方法があります。私は留学エージェントから紹介された代理店を通して申請をしました。VISA申請で約12万円ほどで代理費用で三万円ほどでした。初めてで不安な人は代理店で申請する方がいいと思います。あと自分で行う場合はミスをすると間に合わないとかがあるので気をつけてください。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) エージェントを通している場合はこの時間までに到着してくださいとあるのでそれまでに着くように自分で飛行機を予約しました。おすすめはTrip.comというアプリから航空券を取りました。自動チェックインもあるので一人で飛行機乗る人にもやさしいと思います。 (4) 渡航したルート 羽田空港の第三ターミナルからLAXロサンゼルス空港まで直行便で行きました。 行きは約9時間半で帰りは10時間半くらいでした。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) エージェントが手配してくれていたので行きはタクシーで住居まで向かいました。 大学は自宅近くのバス停から乗車し大学前で下車です。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) A、正確にはわかりませんが4つから5つほどの住居があり自分の希望を最初に出せるのですが物価や人数調整など空きによって異なるので自分で手配しない場合はランダムに決められます。(手配代もかかる)また、大学にも寮はありますが基本的に空きがない場合も多いので時期に注意が必要です。初めての留学の方はエージェントに任せるのがいいと思います。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 支払いは基本的には一括払いです。備品はほとんど揃っていました。清掃やメンテナンスも月に2回以上は必ずあるので安心です。ハウスルールもしっかりしていました。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) しっかりといく州や地域の文化やルールを尊重しながら安全に生活することが一番だと思います。事前にネットなどで調べておくといいかもです。公共交通機関は日本とは全然違うので特にバス使う場合は念入りに乗り方などを調べておくと役に立ちます。バスや電車は日本みたいな行き先の案内や時間などが正確、丁寧ではないので注意してください。(慣れるまではマップを見ながらなど) 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) A、現金は$300くらい持っていきましたが十分でした。(半年間)現金は友達との割り勘やカードを使いたくない時に使うくらいでした。ほとんどがクレジットカードです。私は限度額の制限がなかったので困りませんでしたが学生は15ー20万円が限度額が多いのでドルから円に変換してさらにそれぞれのカード会社の海外利用手数料も2〜3%持ってかれるので常に計算が必要だと思います。また、VISAは必ず持っていくことです。私はVISAとAMEXの2枚を持っていきました。(JCB、Masterは使えないところあります)。現金の引き出しはATMのVISAマーク等のある機械で出来ますが、手数料が高いATMもあるので安いのを探すのがいいと思います。(コストコは高いので注意です。) (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 現地では直接Tーmobileなどの会社をネットで検索してSIMを購入すると電話番号ももらえるのでおすすめです。(現地の番号がないと不便なことも結構あると思います。)私は現地の番号で先生や友達とも繋がっているので今でもアメリカの番号は保持しています。購入先は各会社のインターネットから購入できます。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 私の大学と住居には無料のWi-Fiがありました大学では初回のオリエンテーションで説明してくれます。 街中には施設以外にはWi-Fiはないがネット状況は基本的には良好でした。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 私は通院をしたり専門医にもいきました。必ず日本の保険と現地の保険のダブルで入ることがおすすめです。(値段が非常に高いため)。通訳がいないので英語で症状を伝えたり薬の説明は非常に難しかったです。 また専門医は紹介状がないと基本的にはいけません。さらに効率化を優先している病院が多いので基本的には電話やネットでの予約をしていきます。 (5) 日本から持っていくべきもの お味噌汁だと思います。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) カリフォルニア州のLA付近でしたが治安は比較的良かったです。大使館やニュースなどからの情報を見るのが一番です。対策は深夜には出かけないことやなるべく路地を通らない一人で行動しないことです。(リュックなども要注意です)観光客などと思われないような服装や堂々としている態度をとるのがいいと友達から聞きました。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 夜ご飯は基本は自炊でしたがたまにウーバーしてました。お昼は大学の学食で食べてました。$8〜15以内で一食食べれます。夜ご飯の残りをお弁当にする人もいました。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) A,ひたすらインターネットで検索していました。 【進路について】 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 現時点では就活はしておらず業界も未定です。私は卒業後一年間アメリカにインターンシップで渡航しようと考えています。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) A、特にしていないです、また、留学中に就活する時間は基本的になくする方がもったいないと思うのであまりお勧めはしません。留学に集中するべきだと思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学は自分自身の成長や価値観、考え方も大きく変わるチャンスだと思います、たくさん挫折したりイライラしたりすることは多いですが全て自分のためですし自分を知るいい機会とも言えます。もちろん楽しいこともたくさんあります!そして日本以外の国も知り生活することは今後のキャリアにも必ず役に立つ上にガクチカにもなります。留学でしか経験できないことはたくさんあるのでぜひ自分の学びたい場所や言語で国などを選んでください。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 7,750 | 1,162,500円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 1,800 | 270,000円 |
交通費 | 210 | 31,500円 |
通信費 | 200 | 30,000円 |
食費・その他 | 5,420 | 813,000円 |
小計 | 15,380 | 2,307,000円 |
航空券 |
270,000
円
|
保険 |
250,000
円
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ビザ関連費用 |
150,000
円
|
その他 |
1,000,000
円
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合計 | 3,977,000 円 |
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