留学成果報告書 2025-07
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
2年
専攻
中国語専攻
留学期間
2025-02-01 ~ 2025-07-31
留学種別
交換
総括編
上海外国語大学での半年

【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1949年12月 ・学生数 約12,700人(学部生約6,900人、大学院生約4,400人、留学生約1,300人を含む) ・設置学部 英語学部、日本語学部、ドイツ語学部、フランス語学部、ロシア語学部、アラビア語学部、スペイン語学部、朝鮮語学部、国際関係・公共事務学部、国際金融貿易学部、ニュースメディア・コミュニケーション学部、教育学部など(54言語以上をカバー) (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 中文学院/国际文化交流学院(中)  中国語学院/国際文化交流学院(日) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 留学前に中国語で学力テストを受け、その成績に応じて初、中、上級でクラスが分かれます。 そこでは、中国語の4技能に関する授業を受講します。(必修科目) また、必修科目は午前中のみであるため、午後に英語の授業やHSKに関する授業を受講することが可能です。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 言語留学のため不明。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 言語留学のため不明。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか 必修科目は午前中のみであるため、午後に英語の授業やHSKに関する授業を受講することが可能です。 基本的には受けることができないと認識しておいた方が良いです。例外がある可能性があるため、大学に直接問い合わせることをお勧めします。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 緑に囲まれた美しいキャンパスで学校生活を送れます。また、留学生が多いため、キャンパス内は様々な国籍の学生でいっぱいです。日本人の割合は全体の3割程度です。クラスによって違いますが初級のクラスに多くの日本人が在籍していました。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 全てクラスによって異なりますが、私がいた中級のクラスでは、課題はほとんど出ていませんでした。 (担当している教員が自分で復習し予習してやってこない人は自己責任というスタンスだったため) 週に2回程度書き取りテストがありました。試験は中間と期末に分かれており、KUISと大差はありません。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 全留学生が参加しているSNSグループチャットがあり、何か不明な点があれば、そこで聞くことができました。また、レスポンスも早いため、特に困ったことはありませんでした。留学生を担当しているオフィスには、日本語を話すことができるスタッフが常時いるため心配することはないと思います。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) オリエンテーションはありました。1年以上の留学の場合はオリエンテーションに加え健康診断もあります。 オリエンテーションでは校内での禁止事項、中国で禁止されていることなど法律を中心に現地警察が行いました。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 私が修了したプログラムには履修登録というものがなく。必修科目は勝手に時間割に組み込まれる形でした。しかし、任意の選択科目は授業開始一週間後に履修受付が開始し、早い者勝ちで受講することができました。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 現地でその言語を使わざるを得ない環境に身を置くことが、自分にとって最も成長できる方法だと考えていたからです。 (2) 留学先を選んだ理由 上海が中国の中で最も発展した都市である上に、外国語大学という自分の学習の目的に最適な大学であると考えたため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) KUISの授業を真面目に受けていれば苦労することはないと思います。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 決済方法 Alipayの使用方法やWeChat payの使用方法を事前に知っておくと生活で困ることはないと思います。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) クラスのグループワーク 自分でクラスメイトとの食事を企画し誘う (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 先生が優しく、ゲーム形式など楽しい要素を取り入れていたため、大変楽しかったです。 中国語を学ぶと同時に、中国文化を自然と学ぶことができた。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 特になし。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 参加していないためなし。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 外国の教育機関でこの語学プログラムを成績優秀で修了したこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 毎日欠かさず中国語に触れ、4技能のどれかに偏ることなく学習していきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 期限絶対厳守 融通はききません (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) なるべく余裕を持って申請した方が良いです。二週間程度かかりました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 航空会社のホームページから直接予約しました。 (4) 渡航したルート 羽田から上海での直行便(往復) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 大学に敷地内に学生寮があったため、徒歩で授業に向かいました。 空港から寮はタクシーで行きました。(約1時間半) (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 大学指定の学生寮の一つであったため。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 一人部屋と二人部屋を選ぶことができました。一人部屋は冷蔵庫やバスタブがついており、二人部屋にはそれがありません。ほぼ各フロアに共用の洗濯機とキッチンがあります。ドライヤーなどの備品は一切ないので現地で調達するのがお勧めです。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 洗濯ネット、物干し竿を持参することを強くお勧めします。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) Alipay 、WeChat pay 現金(現金を取り扱うことができない店舗が多数なので要注意) (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 以前中国に滞在したことがあるのでそのSIMカードを再利用 オリエンテーション後に全体に向けて希望者のみで携帯会社と契約することができます。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 特に不便に感じたことはありません。日本と変わりません。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 校内に医者が駐在しています。 (5) 日本から持っていくべきもの 風邪薬、洗濯ネット (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 上海は治安が良いので心配はしなくて良いと思いますが。嫌日がいる可能性もあるため、外で大声で日本語を話すことはお勧めしません。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 大学の学食で済ませていました。マラタンがあり、一食400円ほど (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 全てインターネット (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 一部ですが、日本を歴史的な理由で嫌う方々がいるので、気を悪くせず、聞き流すことが大切です。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) 現地で日本人留学生向けの職業説明会を受けました。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 現地の人と積極的に関わって、とにかく中国語をたくさん使うことが大事です。わからなくても恐れず、失敗を楽しむ気持ちで挑戦してください。

留学費用
中国 人民元
20.3741円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 71,160 1,449,821円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 1,500 30,561円
通信費 1,200 24,449円
食費・その他 2,700 55,010円
小計 76,560 1,559,841円
航空券
150,000
保険
80,000
ビザ関連費用
20,000
その他
0
合計 1,809,841 円