みなさん、こんにちは。 タイトルはスペイン語の格言で経験は知恵の母という意味です。 今月は祝日やストライキで思わぬ休日が多く、Valencia と Sevilla への旅行、コンサート、クリスマスツリーの点灯式など、イベント盛りだくさんのまさに経験に投資しまくる1ヶ月を過ごしました。 まず、日本人ジャズピアニストのコンサートに行きました。 日本ではなかなかチケットが取れない人気ピアニストの公演なので、とても楽しみにしていました。 日本と違ってコンサート中もあまり静かではないですが、おじいちゃんおばあちゃんもノリノリで体を揺らしており、とても素敵な空間でした。隣の席に座っていたおじいちゃん達に日本で有名なピアニストを聞かれたのですが、スペイン語では詳しい説明が中々できずとても悔しかったです。もっと勉強します。 Valenciaでは、芸術科学都市を訪れ、近未来的なデザインのオペラハウスや博物館などを見た後、Oceano Grafícoというヨーロッパ最大級の水族館へ行きました。敷地がとても広く、さまざまな地域の生き物が展示されており、シロイルカが3匹もいて甚く興奮しました。ただ、日本のエリアのパネルに謎の日本語が書いてあったり、わさびの模型が水中に設置してあり、個人的には非常にツボだったのですが、修正してほしいですね。 イルカショーは日本のものより少し物足りなく感じましたが、環境保護のメッセージ性が非常に強く、改めてゴミの分別を意識しようと思うきっかけになりました。 また、サンタマリア大聖堂など歴史的建造物も巡りました。友人たちは「教会は全部同じに見えて飽きてくる」などと言っていましたが、私は見るたびに圧倒され、美しさに心を奪われます。 さらに、バレンシアはパエリア発祥の地であるため、勿論 paella valencianaを食べました。パエリアは海鮮のイメージが強いですが、本家はインゲン豆や鶏肉、うさぎ肉など山の幸が中心でした。美味でした。 Sevillaでは同じくKUISから留学しているK君に会いに行きました。前日のお願いにも関わらず、寝床の提供から街の案内までお世話になりました。Real Betisの試合を観戦。スタジアムもファンもいい意味で荒れており、私好みでした。街では自転車や電動キックボードで移動する人が多く、普段マドリードで電車とバスばかり使っている私には大きなギャップでした。また、Andalucía らしく、街のおじいちゃんの会話や店員さんのスペイン語がとんでもなく速かったり、s や d を発音しない方言を聞けたりと、貴重な経験になりました。 マドリードのクリスマスツリー点灯式にも足を運びました。大きなツリーに加え、街全体が鮮やかにライトアップされ、とても美しいです。ただ、人が多すぎて帰り道が毎度激混みなのは本当に勘弁してほしいです。 勉強面では、今月はテストがなく大きな負担はありませんでしたが、授業中に発言を求められる場面が増え、毎回間違いを指摘されまくり、憂鬱になることもあります。それでも成長のためだと思い、頑張ります。 来月は UAM で開催される日本語能力試験のお手伝いをさせていただけることになりました。貴重な経験になると思うので、しっかり努めたいです。
| 内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 家賃 | 691.3 | 124,806円 |
| 水道光熱費 | 69 | 12,457円 |
| 学費・教材費 | 0 | 0円 |
| 交通費 | 10 | 1,805円 |
| 通信費 | 10 | 1,805円 |
| 食費・その他 | 709 | 128,001円 |
| 合計 | 1,489.3 | 268,874円 |