月次報告書 2025-10
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2025-10-01 ~ 2026-02-28
留学種別
交換
生活編
Perugia per prima volta🇮🇹

この1ヶ月に起きたことがとても濃い内容ばかりで、長く感じた1ヶ月でした。 ①ペルージャについて 今月からイタリアのペルージャという街に約5ヶ月間滞在することになりました。私が住むペルージャは中央街で、ペルージャのシンボルである噴水があります。 気候は基本的に晴れが多いです。標高が高いため少し寒いですが、上着を着ていればまだ問題ない気候です。 どこを歩いても急な坂が多く、足が鍛えられます。 近くにはCoop, pam, umbroという三つのスーパーがあり、買い出しはそのスーパーで済ませています。 交通網としては、バス、電車、他には中央街からペルージャ駅までのミニメトロ(日本でいうモノレールやロープウェイに近いもの)があり、それを使用して駅まで移動することができます。支払いはカードです。駅の近くに券売機があり、チケットを買うこともできます。また、バスのチケットはTabacchi(日本語ではたばこ屋だが、日本のコンビニのような場所)で購入できます。 現地での支払いはほとんどカードです。現金で払うこともできますが、カード支払いが一番手っ取り早いです。 ②人生初の一人暮らし イタリアで人生初の一人暮らしを始めました。 大家さんはもちろんイタリア語で話すので、単語しか聞き取れなくて、まだ会話が成立しているとは言えません。帰国するまでには大家さんとイタリア語でたくさん話せるようになることが目標の一つです。 食事は基本的には自炊を行い、それ以外は近くのpizzeria, たまにレストランで済ませています。 自炊をたくさんするようになったので、レパートリーもどんどん増えていて料理が楽しいです。 たまにアジア料理が恋しくなるので、近くの中華料理店で済ませたり、ペルージャ駅の近くのアジアンスーパーで食材を購入し、調理しています。最近ではカレーを作りました。 ③ペルージャ外国人大学 現在、ペルージャ外国人大学という大学に通い、イタリア語を勉強しています。 コースは下からA1、A2、B1、B2、C1、C2があり、それぞれ3クラスずつに分かれています。 最初に私が配属されたクラスがB1.3というクラスでした。クラス分けテストの点数が運よく高かったのか、自分の実力よりかなり上のクラスに配属され、内容がかなり難しかったので、学生課に行ってクラスを下げてもらい、最終的にはA2.2というクラスに所属しました。 クラスには年齢層幅広いメンバーがいます。私たちと同年代だけでなく、50~70代の方もいらっしゃいます。基本的に英語が第一言語ではない人が多いため、基本的にはイタリア語で会話します。会話に詰まった時は英語で会話します。50~70代の方々とアジア圏の生徒と日本人の生徒が何人かいるのでよく話し、時々一緒に食事に行きます。日本人の人も基本的にはイタリア語で話そう、という人が多いので日本語だけでなくイタリア語でも会話しています。 ④今月訪れた場所 この1ヶ月、Assisi、Roma, Firenze, Napoliに行ってきました。 FirenzeとNapoliではそれぞれウフィツィ美術館と国立考古学博物館に行きました。かの有名なボッティッチェリの「プリマヴェーラ」と「ヴィーナスの誕生」が見ることができ、「教科書に載っていた絵だ」という気持ちになりました。展示されているものが多く、閲覧するのに1時間かかりました。 一番印象に残っているのはフィレンツェでの食事。フィレンツェ1日目にして、ぼったくりに会いました。 広場の景色のいいところで美味しいフィレンツェのステーキをいただいたのですが、食事後レシートを見ると記載された値段より5倍の値段が記載されており、血の気が引きました。これからは口コミをしっかり見てからレストランに行こうと決心しました。 ⑤アクシデント発生 イタリアに滞在して3週間経った頃、フィレンツェから帰宅した次の日。夕食の片付け途中に、目の前が急に真っ暗になり、私の家の電気がつかなくなりました。 大家さんに連絡するも旅行中でいなかったため、緊急連絡先に連絡しても反応がなく、1時間後やっと連絡が取れたかと思いきや、大家さんの娘さんから、「車で行ける距離だが車が壊れてない。また、家のまえでイベントがやっていてどっちにしろいけない」と言われ、テスト前日ということもあり、かなり焦っていました。とりあえず、近くに住んでいる同い年の日本人の友人に連絡をとり、一時的に滞在させてもらい一夜を過ごしました。結局、次の日の朝に大家さんにきてもらい、一応電気は復旧しました。いまだに原因はよくわかっていません。

住居形態
その他 レジデンスホテル
無線LAN(Wi-Fi) その他 SIMを購入し使用した。
月額費用
EU ユーロ
177.6514円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 570 101,261円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 40 7,106円
通信費 29 5,152円
食費・その他 700 124,356円
合計 1,339 237,875円
授業編
Competenze linguistiche di base
イタリア語(文法)
語学(地域言語)
2160分
主にイタリア語の文法について学ぶ。私の所属したA2.2では、直接代名詞、間接代名詞、Neの使い方、過去分詞(passato prossimo)、半過去(imperfetto)について学んだ。指名されて発言する機会もあるが、ほとんどは自分から発言する雰囲気なので、自分から発言するといい。
Lab. pronuncia e grafia
発音・書記法演習
語学(地域言語)
480分
A2.2では基本的なイタリア語の発音練習やリスニングを行う。クラスの人数が多かったため、本授業では2クラスに分かれて授業を行った。(私が参加したgruppo Bは10人ぐらい。)教室には机一つずつにヘッドホンが置いてあり、それを使いながら練習を行う。また、早口言葉やいくつかの正誤問題を行った。先生がとても明るく話しかけてくれるので、発言の機会も多い。
Sviluppo delle abilità
オーラル演習(会話)
語学(地域言語)
1200分
A2.2のクラスに所属した。こちらのクラスも、人数が多かったため2クラスにわかれた。(私が参加したgruppo Bは10人ぐらい。)基本的には会話練習を行い、イタリアの文化や日常について、YouTubeや先生が作成したドキュメントを使用しながら学ぶ。先生が積極的に生徒を指名するので全体の前で発言する機会が多い。発言する内容としては、「週末に何したか」「(授業で取り扱った一つのテーマについて)自分の国について」がメインとして聞かれる。辿々しいイタリア語であっても最後まで聞いてくれる。文法上の間違いがあった場合でもその場で指摘してくれるのでいい学びになる。最終授業では各国の文化(テーマはなんでもいい)について一人ずつ発表した。