一ヶ月間の冬休みを終えて、今月のレベル8は前回のレベル7の復習から始まりました。以前二ヶ月かけて接続法をしっかりと固めたので、文法的な説明からではなく、実際に会話やレポートの中で応用していく内容がほとんどでした。私が未だに伸び悩んでいるところはcondicionalで、時制や可能性によって表現が変わっていくので、いざ自身でレポートに書き出そうとしても一度悩んでからでないとスラスラ書けないので、まだまだ自身の課題であると実感しています。 　最近はExpresiones Idiomáticas というLiteralmente に考えたら全く理解できないフレーズですが、会話の中に取り入れることでより現地の人と同じような感覚で会話ができるので、現在自身の研究テーマに沿って学習しています。やはりメキシコのスペイン語なのでスペインや他の国ではあまり使用されることがないものが大半ですが、DELEの試験にも時たま出題される内容なので無駄だとは思わず一つ一つ会話の中に取り入れながら覚えていけたらいいなと思います。

　今月のレベル8の会話の授業ではpretéritoとimperfecto(本来であればレベル2で学習する内容)を勉強しました。なぜ今この授業内で?と疑問に思っていたのですが、UAGのスペイン語の先生たちが私たち留学生と普段会話を交わす際、レベル問わず全体的に点過去と線過去の使い分けが未だできていないということで、学校側の判断でもう一度全クラスにおいて復習することが決まったそうです。確かにいざ小テストをしてみると、不正解ばかりでレベル8にいながらも全く身に付いてはいませんでした。現在本来であればDELEの試験に向けた対策授業であるはずなのに、ここで点過去と線過去ができていないとなるとなかなか前には進めません。普段の会話の中で常に意識し、2月の1週目までに完璧にしたいと思います。

　今期も英語の授業を取りましたが、今期からはレベル5からのスタートでした。前期の授業とは違って週5回の中で2、3回家庭学習の時間(休み)が設けられ、WhatAppに教材が送られ、自主学習という日がほとんどです。教室で授業の際は宿題やわからなかった箇所の確認や、総まとめのテストが主な内容です。レベルとしては中学英語レベルなので、多少簡単と感じますが、やはり現地の学生と受ける授業なので発言する際は流暢で理由も明白に答えられるくらいが求められます。最近はスペイン語に慣れてきたので英語のわからない意味も日本語ではなくスペイン語で理解することができます。ただ、現地の学生に比べまだまだ発言が足りないので、同時に英語力も伸びるよう、積極的に参加していきたいとおもいます。

　今期から社会心理学を学部の授業に参加して取り始めました。メキシコ人と私を含めて20人ほどで、火曜日と水曜日1時間ずつと金曜日2時間の計週3回の4時間です。内容として今月学習したのは、企業内のリーダーはどういう人材であるべきか、様々なpersonalidadがあるなかで、部下たちの心理状況は一体どういったものかというのをグループワークをメインに学びました。また、政治やマーケティングのなかでのコミュニケーションは何のためにするかなど2回のプレゼンテーションを通して、この1ヶ月間学習しました。全てスペイン語で、特にプレゼンテーションの際は暗記で発表したものの、緊張でセリフが一気に飛んでしましましたがクラスメートが随時助けてくれたので、わからないまま授業を終えることが一度もなく興味深く楽しい授業です。